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1.事件を解決した翌朝、奇妙な村で ★
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宿の扉をくぐって外に出た。見上げた空は快晴。旅の再開に絶好の天気だ。
遠くで、白い風車がゆっくりと羽を回していた。山からの気持ちのいい風が頬を撫でていく。家々はひっそりとしていた。皆、日常の仕事に戻ったのかもしれない。
静かで平和な光景だった。俺は多分もう二度と触れない今朝の空気を、思い切り胸に吸い込み、吐き出した。
「いろいろあったけど、終わりよければ何とやらだな」
満足感と一緒に、村での日々を回想していると、ひとつ、足音が近づいてきた。
「もう、出発の準備は出来たのですか?」
眼鏡をかけた村の薬屋だった。
「ああ。俺はな。他の奴らを待ってるんだ」
答えはしたけれど、表情は苦笑いになってしまった。初めて会ったときから、男の雰囲気が苦手だった。
それには気づかないのか、薬屋は爽やかな笑顔を向けてくる。
「そうでしたか。でしたら、ちょうど良かった」
並ぶと、男のほうが身長が高い。俺は少し見上げる格好になる。それも俺にとっては少し癪だった。
別に身長にコンプレックスがあるわけではない。彼に目の前で見下ろされるのは、なんだか落ち着かなかった。まるで、教師とでも向かい合っている気分になるからだ。
「よければ、少し付き合ってもらえませんか?」
男は村の歩道を示した。
「歩きながら話しましょう」
旅を再会すればまた会えるかどうかも解らない。それに今回の件で世話になったのも確かだった。
「ああ、いいけど」
俺が頷くと、男は微笑んで歩き出す。俺はその隣に並んで、村の通りを歩き始めた。
「あなたを騙して、すみませんでした」
歩き始めて数分、男は謝罪の言葉を口にした。
しかし、頭を下げて起き上がると、肩を竦め、微笑んだ。眼鏡がきらめく。
「切羽詰ってしまうと、手段を選ばない性質なんです」
「……そういうの、笑いながら言うなよ」
とはいえ、俺は彼の行動を責める気持ちはなかった。今回の件は村全体の問題でもあった。彼1人の責任とは言い切れない。
それに、もう事件はサッパリ解決したのだ。
「んーまあ、仕方なかったんじゃないか? 呪いの腕輪の効力もあったわけだしさ」
「ええ、本当に、僕はどうかしてました」
前を向いた男の横顔は、真剣な表情に見えた。
「魔術を扱う端くれとして、もっと慎重になるべきだったんです」
「その様子なら、村はもう大丈夫そうだな」
励ますつもりで言葉を挟む。
「ええ。そうなるよう精進します」
男は微笑し、言葉を続けた。
「ですから、これまでに作った薬を、1度全て処分してしようと思いまして」
男の言葉で、彼の店の光景を思い出す。壁一面の瓶詰めの薬。あれを全部処分するつもりなのだろうか ?
「あなたが口にした薬も含め、やや成分が怪しいので」
「……え?」
「ああ、大丈夫です。残存はしませんし、毒ではありません」
毒ではないといわれても、不安になる。元々怪しい薬だったからな。
俺の不安を感じとったのか、男はおもむろに視線を上げ、太陽光に目を細めた。
「……おや、今日は暑いですね」
男は日差しを避けて建物の影に入る。
照りつける日差しが強くなっていて、少し歩くとじんわり汗ばんだ。
俺も続いて日陰に入り、壁に背を預ける。
「成分って?」
残存はしないと言われて少し安心したが、気になって尋ねてみた。
「禁止されている材料をいくつか使っています。大きく違うのは付加効果ですね。この数日、体調の変化などありませんでしたか?」
「んー……?」
「何もないなら結構です。しかし、その手の物が欲しい方には喉から手が出る逸品ですよ。下手に置いておくのも危険かなと思いまして」
「で、処分するのか」
「ええ。それぞれ手をかけた作品ばかりですけど、やむ終えません」
薬作りには材料集めから煮詰めるまで長い過程がある。特に長いレシピでは完成までに何年もかかる薬も存在するらしい。全て処分するのは、気の重い作業だろう。
「それで、処分するのに手を貸していただきたくて」
「俺に?」
正直、瓶の山を想像して気が萎えた。
が、考えてみれば、非合法な薬ならなおさら、事件の事情をよく知っている者が手伝うべきだ。誰かれ構わず頼むわけにもいかないだろう。
「出発までの間なら、構わないけど。世話になったしな」
「ありがとうございます、助かりますよ」
男はニコリと微笑んでみせる。
「では、早速……」
「え?」
言いながら懐から取り出した小瓶を、目の前で煽る。そして口に含んだまま、壁に手をつく。
嫌な予感がした時には、手遅れだった。不意をつかれて逃げ損ねる。すぐ目の前に男がいる。
「待っ」
彼は微笑んで、鼻先まで顔が近づいて、
「……ぅ、ん……っ」
唇が触れる。酒の味が仄かにして、口内にトロリとした液体が流れこんでくる。飲み込むまいと努力したけれど、男の執拗なキスに耐えかね、喉を通す。
そうしてようやく解放された。
「ほんとに……っ……手段選ばないなアンタ……!」
「こうでもしないと、素直に飲んでもらえないと思いまして」
睨んだが、目の前の相手は怯みもせず、腕を回して抱きすくめる。細い舌が首筋を這う。
「……っ……!」
「この薬だけは捨てられなくて。どうしてもアナタに飲んで欲しかったんです。ずっと機会を窺っていたのに、そのチャンスがありませんでしたから」
体が重い。頭の奥がジンと痺れるようで、間近の男の声もエコーがかかって聞こえた。痺れたこめかみに、熱がたまっていく。纏わりつく男の体を払いのけて走り出したいのに、そうできない。
「何を、飲ませた」
すぐ側で、微笑む気配だけを感じた。
男の手が体を壁へと押し付け、上着を引き上げていく。
「……っ……やめろ」
男の腕を掴むけれど、動かない。
むき出しにされた腹と胸とを男の指先が撫でていく。
「やめろって、言ってんだろ……」
蹴り上げようと上げた膝を、手で受け止められ、外側へ押しやられる。
「……ッ……」
男の手が、開いた股のほうへと伸び、
「そこまでにしておいてもらおうか」
聞きなれた声に視線をやると、仲間の魔術師が立っていた。
「おやおや」
男は微笑んで魔術師を見やる。
「出発するぞ。とっとと来い」
「他の方の姿が見えませんが?」
「宿で待ちくたびれてる」
魔術師はスタスタと歩いてくると、俺の腕を引いた。
「ほら、行くぞ」
「待ってください、まだ彼に話が」
魔術師は男の言葉に振り返るが、無言で手の平を俺の背中につける。
そのまま3度、叩いた。
最後の1度を叩いた瞬間、急に体が軽くなり、妙な熱が吹き飛んだ。詠唱無しで魔法を使ったんだろう。
「悪いが、急ぎの旅なんでな」
俺が歩き出すと魔法使いは俺の腕を離し、先に立って歩き始めた。
「お前は人を見る目が無さすぎる」
男から遥かに遠ざかってから、振り向きもせずに魔術師は呟く。
「変態属性は腕輪の人格だと思ってた。……あん時は俺も性別違ってたし」
「穢れのない人間に、あんな面倒な魔道具がタダでとり憑くと思うか?」
言われてみれば、そうかもしれないと思う。
「1発、殴ってやればよかったな」
「……」
魔法使いは立ち止まって振り向くと、盛大に溜め息をつく。
「なぜ、俺が攻撃系の魔法で乱入しなかったか、わかるか」
「手抜き?」
「阿呆。魔法戦を避けたんだ。アイツが魔術師だと忘れたか」
「……そうでした」
「魔術師はロクな奴がいない。覚えとけ」
「お前、自分の事を棚に上げてないか」
「……フッ」
我らが魔術師はそのまま宿まで歩き続け、ようやく俺達は旅を再開できた。
この時はもう、村に関する全てにケリがついたと思っていた。
遠くで、白い風車がゆっくりと羽を回していた。山からの気持ちのいい風が頬を撫でていく。家々はひっそりとしていた。皆、日常の仕事に戻ったのかもしれない。
静かで平和な光景だった。俺は多分もう二度と触れない今朝の空気を、思い切り胸に吸い込み、吐き出した。
「いろいろあったけど、終わりよければ何とやらだな」
満足感と一緒に、村での日々を回想していると、ひとつ、足音が近づいてきた。
「もう、出発の準備は出来たのですか?」
眼鏡をかけた村の薬屋だった。
「ああ。俺はな。他の奴らを待ってるんだ」
答えはしたけれど、表情は苦笑いになってしまった。初めて会ったときから、男の雰囲気が苦手だった。
それには気づかないのか、薬屋は爽やかな笑顔を向けてくる。
「そうでしたか。でしたら、ちょうど良かった」
並ぶと、男のほうが身長が高い。俺は少し見上げる格好になる。それも俺にとっては少し癪だった。
別に身長にコンプレックスがあるわけではない。彼に目の前で見下ろされるのは、なんだか落ち着かなかった。まるで、教師とでも向かい合っている気分になるからだ。
「よければ、少し付き合ってもらえませんか?」
男は村の歩道を示した。
「歩きながら話しましょう」
旅を再会すればまた会えるかどうかも解らない。それに今回の件で世話になったのも確かだった。
「ああ、いいけど」
俺が頷くと、男は微笑んで歩き出す。俺はその隣に並んで、村の通りを歩き始めた。
「あなたを騙して、すみませんでした」
歩き始めて数分、男は謝罪の言葉を口にした。
しかし、頭を下げて起き上がると、肩を竦め、微笑んだ。眼鏡がきらめく。
「切羽詰ってしまうと、手段を選ばない性質なんです」
「……そういうの、笑いながら言うなよ」
とはいえ、俺は彼の行動を責める気持ちはなかった。今回の件は村全体の問題でもあった。彼1人の責任とは言い切れない。
それに、もう事件はサッパリ解決したのだ。
「んーまあ、仕方なかったんじゃないか? 呪いの腕輪の効力もあったわけだしさ」
「ええ、本当に、僕はどうかしてました」
前を向いた男の横顔は、真剣な表情に見えた。
「魔術を扱う端くれとして、もっと慎重になるべきだったんです」
「その様子なら、村はもう大丈夫そうだな」
励ますつもりで言葉を挟む。
「ええ。そうなるよう精進します」
男は微笑し、言葉を続けた。
「ですから、これまでに作った薬を、1度全て処分してしようと思いまして」
男の言葉で、彼の店の光景を思い出す。壁一面の瓶詰めの薬。あれを全部処分するつもりなのだろうか ?
「あなたが口にした薬も含め、やや成分が怪しいので」
「……え?」
「ああ、大丈夫です。残存はしませんし、毒ではありません」
毒ではないといわれても、不安になる。元々怪しい薬だったからな。
俺の不安を感じとったのか、男はおもむろに視線を上げ、太陽光に目を細めた。
「……おや、今日は暑いですね」
男は日差しを避けて建物の影に入る。
照りつける日差しが強くなっていて、少し歩くとじんわり汗ばんだ。
俺も続いて日陰に入り、壁に背を預ける。
「成分って?」
残存はしないと言われて少し安心したが、気になって尋ねてみた。
「禁止されている材料をいくつか使っています。大きく違うのは付加効果ですね。この数日、体調の変化などありませんでしたか?」
「んー……?」
「何もないなら結構です。しかし、その手の物が欲しい方には喉から手が出る逸品ですよ。下手に置いておくのも危険かなと思いまして」
「で、処分するのか」
「ええ。それぞれ手をかけた作品ばかりですけど、やむ終えません」
薬作りには材料集めから煮詰めるまで長い過程がある。特に長いレシピでは完成までに何年もかかる薬も存在するらしい。全て処分するのは、気の重い作業だろう。
「それで、処分するのに手を貸していただきたくて」
「俺に?」
正直、瓶の山を想像して気が萎えた。
が、考えてみれば、非合法な薬ならなおさら、事件の事情をよく知っている者が手伝うべきだ。誰かれ構わず頼むわけにもいかないだろう。
「出発までの間なら、構わないけど。世話になったしな」
「ありがとうございます、助かりますよ」
男はニコリと微笑んでみせる。
「では、早速……」
「え?」
言いながら懐から取り出した小瓶を、目の前で煽る。そして口に含んだまま、壁に手をつく。
嫌な予感がした時には、手遅れだった。不意をつかれて逃げ損ねる。すぐ目の前に男がいる。
「待っ」
彼は微笑んで、鼻先まで顔が近づいて、
「……ぅ、ん……っ」
唇が触れる。酒の味が仄かにして、口内にトロリとした液体が流れこんでくる。飲み込むまいと努力したけれど、男の執拗なキスに耐えかね、喉を通す。
そうしてようやく解放された。
「ほんとに……っ……手段選ばないなアンタ……!」
「こうでもしないと、素直に飲んでもらえないと思いまして」
睨んだが、目の前の相手は怯みもせず、腕を回して抱きすくめる。細い舌が首筋を這う。
「……っ……!」
「この薬だけは捨てられなくて。どうしてもアナタに飲んで欲しかったんです。ずっと機会を窺っていたのに、そのチャンスがありませんでしたから」
体が重い。頭の奥がジンと痺れるようで、間近の男の声もエコーがかかって聞こえた。痺れたこめかみに、熱がたまっていく。纏わりつく男の体を払いのけて走り出したいのに、そうできない。
「何を、飲ませた」
すぐ側で、微笑む気配だけを感じた。
男の手が体を壁へと押し付け、上着を引き上げていく。
「……っ……やめろ」
男の腕を掴むけれど、動かない。
むき出しにされた腹と胸とを男の指先が撫でていく。
「やめろって、言ってんだろ……」
蹴り上げようと上げた膝を、手で受け止められ、外側へ押しやられる。
「……ッ……」
男の手が、開いた股のほうへと伸び、
「そこまでにしておいてもらおうか」
聞きなれた声に視線をやると、仲間の魔術師が立っていた。
「おやおや」
男は微笑んで魔術師を見やる。
「出発するぞ。とっとと来い」
「他の方の姿が見えませんが?」
「宿で待ちくたびれてる」
魔術師はスタスタと歩いてくると、俺の腕を引いた。
「ほら、行くぞ」
「待ってください、まだ彼に話が」
魔術師は男の言葉に振り返るが、無言で手の平を俺の背中につける。
そのまま3度、叩いた。
最後の1度を叩いた瞬間、急に体が軽くなり、妙な熱が吹き飛んだ。詠唱無しで魔法を使ったんだろう。
「悪いが、急ぎの旅なんでな」
俺が歩き出すと魔法使いは俺の腕を離し、先に立って歩き始めた。
「お前は人を見る目が無さすぎる」
男から遥かに遠ざかってから、振り向きもせずに魔術師は呟く。
「変態属性は腕輪の人格だと思ってた。……あん時は俺も性別違ってたし」
「穢れのない人間に、あんな面倒な魔道具がタダでとり憑くと思うか?」
言われてみれば、そうかもしれないと思う。
「1発、殴ってやればよかったな」
「……」
魔法使いは立ち止まって振り向くと、盛大に溜め息をつく。
「なぜ、俺が攻撃系の魔法で乱入しなかったか、わかるか」
「手抜き?」
「阿呆。魔法戦を避けたんだ。アイツが魔術師だと忘れたか」
「……そうでした」
「魔術師はロクな奴がいない。覚えとけ」
「お前、自分の事を棚に上げてないか」
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