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48.友人Aの失恋
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放課後、教室の窓から校門を見下ろすと見覚えのある2人が帰っていくのが見えた。不二君と、九頭谷先輩。私は窓に軽くもたれて2人が遠ざかっていくのをこっそり見送った。最近、不二君と九頭谷先輩はよく一緒に帰っているようだった。広瀬君も、不二君の自立を見守ることにしたようで特に止めに入る様子はなかった。私だって、わざわざ間に入って邪魔をするような野暮な人間ではない。
素直な感情を言うと、寂しい、という感じだ。
怪力無気力不二君と、弱小ヤンキー九頭谷先輩のBLにたまたま巻き込まれた友人Aだったけれど、2人がくっついたので私は無事お役御免ということだろう。
「ふー・・・」
と自然とため息が出てしまった。この空虚さはもちろん今に始まったことではない。わかっている。これが、私の友人Aたる運命なのだから。でも、2人が離れていくことに対して少しさみしく思ってしまうほどには私のなかで2人の存在が大きくなってしまっていたことは確かなんだろうな、とも思う。
掃除を終えて、帰路についた。
いつも通りの帰り道を歩いて帰って、自宅の付近で「あ」と思わず声を出してしまった。
「ケンちゃん?」
私の声に反応して男性が振り返った。懐かしい人がいた。ケンちゃん――6歳年上の、私の初恋の人だ。5年前に大学進学とともに上京した。それ以来会っていなかった。軽くパーマなんか当てて、すっかり垢ぬけて都会の男という感じで大人びている。
彼が初恋の人で、ケンちゃんに彼女ができたときは相当ショックを受けた。この時から、自分の失恋記録は始まっている。よく考えれば、ケンちゃんが私と同じ年齢だったころ私は小学生で、彼の恋愛対象になるはずなんてなかったよね・・・。
「とも!久しぶり!」
とケンちゃんは言い、少し私を眺めてから「大きくなったなあ」と笑った。覚えていてくれたんだ。
「どなた?」とケンちゃんの後ろから声がした。ショートカットのカッコいい女性が顔を出した。誰だろう。
「近所で小さいころから仲良くしていたとも。こっちは、今度結婚する予定の佳奈さん。」とケンちゃんが紹介した。
「そうなんですか!おめでとうこざいます!!」
あんまり結婚報告をされた経験がないので、こういうときに言うべき言葉って何かあったっけ、と不安になるが、まあなので多少は許されるだろう。
「コイツってば、こんなだけど、今度お父さんになるんだよー」とおなかを軽くさすりながら佳奈さんが言った。あ、なるほど、できちゃった婚。おめでたいことだ。
「なあ、とも、明日とか、空いてない?俺、今度東京戻るとしばらく帰ってこないし、ちょっと久しぶりに話そ。」
とケンちゃんが言う。地元の女と2人きりで話すって、彼女さんから見てどうなのかな?と思って少し佳奈さんの方をちらりと見たが特に訝しんでいる様子もなく微笑んでいるので、私が変な意識をしてどうする、と思い直す。近所の子供にしか見られてないか。
「あ、いいですよ。放課後なら!」
「おっけー。家に迎えに行くー」
小学生のころはため口で話していたと思うけど、5年もたった今どう話すのが正解なのかわからず、とりあえず敬語になってしまった。とりあえず敬語でいいか。無難にいこう。
次の日、放課後、今日はケンちゃんと会わなければならないので、さっさと帰る。何話そう、話すことなんて別にないけどな。のろけ話を聞かされたりして。・・・まあ、友人Aの役目があるならやるしかないか。
帰り際、下駄箱で不二君が気合いを入れて帰ろうとしている私を見つけ「・・・影山さん、なんかご機嫌だね。」と言ってきた。
ちっともご機嫌じゃないので
「・・・空元気だよ・・・」
と不二君を軽くにらんで言ってやった。ふーんだ、このリア充め!完全に八つ当たりである。
「え・・・」と戸惑う不二君。どいつもこいつも恋愛だ結婚だと!いいねえ!うらやましいね!
「こちとら失恋が重ねてやってきてんだよ。・・・不二君たちと違って。」
最後の方はなるべく聞こえるか聞こえないかの声量で言う。いまだに本人たちの口からは付き合っていることを聞かされていない。
「何?どしたの?話聞くよ?」と珍しく不二君が興味を持ってくる。くっそー!リア充の余裕が憎い!!
「いーいー!あっ、ほら、先輩待ってんじゃん!!」校門の方で九頭谷先輩が立っているのが見えたので指さして言った。
さっさと歩き出し、先輩にニコニコと声をかけた。
「九頭谷せんぱーい、お疲れ様でーす」
「おー、友子ちゃ・・」スタスタとスピードを緩めずに歩いたので先輩が言い終わる前にすれ違ってしまう。これも完全に八つ当たりである。
家に帰って、制服を脱いで適当なワンピースに着替える。服装のコンセプトはダサすぎずオシャレ過ぎずというラインを狙う。ただの近所の子だけれども、まあ、隣にいても害のない程度の身なりがいいだろう。
しばらくすると、インターホンが鳴った。玄関の方で、「あらーケンちゃんじゃない~。久しぶりね~。」なんて言うお母さんのまったりした話し声が聞こえてくる。
「友子ー!ケンちゃんよー!!」とお母さんが声を張って私を呼ぶ声が聞こえてきたので、「はーい」と返す。
軽く駆け足で、階段を下りていくと、ケンちゃんが手をひらひら振った。
「お持たせしましたー!」というと「じゃ、とも、ちょっと借りますね!」とケンちゃんがお母さんに言った。
特に行く当てもなかったので、近所の神社に行くことになった。ケンちゃんとも昔来たことがある。お互い小学生のころだ。近所の小学生だと、たまたま一緒に居合わせたメンバーでかくれんぼや鬼ごっこが知りありとか知り合いじゃないとか関係なく始まる。共通する目的はただ遊ぶこと。
私が小学1年生、ケンちゃんは6年生。唯一の同じ学校に通った1年だ。あの頃は「何歳だからこう」とか年齢に対する偏見なんて持ってなくて、もちろん偏見を持てるほどの経験や知識もなかったから、ただただその人の言動がその人に関するすべてだった。ケンちゃんは面倒見がよくって、例えばかくれんぼで隠れる場所に困ってウロウロしていたら一緒の隠れ場所に入れてくれたりした。それだけで近所の優しい好きなお兄ちゃんだった。でもそのうち、制服を着て中学校に行きはじめて、遊ぶこともなくなって歳の差を実感した。小さいの頃の6歳差は特に大きかった。たまに見かけて、手を振ったり話したりすることがとても幸せだった。
・・・甘酸っぱ。我ながら切ない恋をしていたよ。
「変わらないなー、懐かしいなー」とケンちゃんが神社の境内を眺め、ベンチに腰を掛けながら言った。
「ですね~」と私も隣に座って答える。
「・・・ともは、変わったかな?」
と、妙な間をおいてケンちゃんが言う。・・・は?
どういう意図かと思い、隣を見るとしっかりと私の目を捉えているケンちゃんがいたので、ちょっと引いてしまった。
「・・・変わりましたかね?」とへらっと笑っておく。
なんだこの空気。嫌味か?変わった、変わってないを人に判断されんのってなんか腹立つな。私は、ずっと私のままだし、変わったのならそれなりに理由があるはずだし、それを知るはずもない人にどうこう言われても・・・。
「綺麗になったよ」
「あ、ほんとですか??うれしいです」
おっと、あまり容姿を褒めらることがないので、単純に照れる。
「ともは、俺のこと好きだったよね」
・・・!??唐突にケンちゃんが言うものだから、凝視してしまった。えっ!?ば、ばれてたの???
何それ、恥ずかしすぎる。
「はは、図星だ。」
ケンちゃんいたずらっぽい顔でニヤリとした。
「仕方ないよね。感情は、抑えられないものだから」
と言いながらふいにケンちゃんが私の髪の毛を撫でたので、ぞわあ・・・と鳥肌が立ってしまった。
な、えっ、あの、仕方ないって、何が??!!
素直な感情を言うと、寂しい、という感じだ。
怪力無気力不二君と、弱小ヤンキー九頭谷先輩のBLにたまたま巻き込まれた友人Aだったけれど、2人がくっついたので私は無事お役御免ということだろう。
「ふー・・・」
と自然とため息が出てしまった。この空虚さはもちろん今に始まったことではない。わかっている。これが、私の友人Aたる運命なのだから。でも、2人が離れていくことに対して少しさみしく思ってしまうほどには私のなかで2人の存在が大きくなってしまっていたことは確かなんだろうな、とも思う。
掃除を終えて、帰路についた。
いつも通りの帰り道を歩いて帰って、自宅の付近で「あ」と思わず声を出してしまった。
「ケンちゃん?」
私の声に反応して男性が振り返った。懐かしい人がいた。ケンちゃん――6歳年上の、私の初恋の人だ。5年前に大学進学とともに上京した。それ以来会っていなかった。軽くパーマなんか当てて、すっかり垢ぬけて都会の男という感じで大人びている。
彼が初恋の人で、ケンちゃんに彼女ができたときは相当ショックを受けた。この時から、自分の失恋記録は始まっている。よく考えれば、ケンちゃんが私と同じ年齢だったころ私は小学生で、彼の恋愛対象になるはずなんてなかったよね・・・。
「とも!久しぶり!」
とケンちゃんは言い、少し私を眺めてから「大きくなったなあ」と笑った。覚えていてくれたんだ。
「どなた?」とケンちゃんの後ろから声がした。ショートカットのカッコいい女性が顔を出した。誰だろう。
「近所で小さいころから仲良くしていたとも。こっちは、今度結婚する予定の佳奈さん。」とケンちゃんが紹介した。
「そうなんですか!おめでとうこざいます!!」
あんまり結婚報告をされた経験がないので、こういうときに言うべき言葉って何かあったっけ、と不安になるが、まあなので多少は許されるだろう。
「コイツってば、こんなだけど、今度お父さんになるんだよー」とおなかを軽くさすりながら佳奈さんが言った。あ、なるほど、できちゃった婚。おめでたいことだ。
「なあ、とも、明日とか、空いてない?俺、今度東京戻るとしばらく帰ってこないし、ちょっと久しぶりに話そ。」
とケンちゃんが言う。地元の女と2人きりで話すって、彼女さんから見てどうなのかな?と思って少し佳奈さんの方をちらりと見たが特に訝しんでいる様子もなく微笑んでいるので、私が変な意識をしてどうする、と思い直す。近所の子供にしか見られてないか。
「あ、いいですよ。放課後なら!」
「おっけー。家に迎えに行くー」
小学生のころはため口で話していたと思うけど、5年もたった今どう話すのが正解なのかわからず、とりあえず敬語になってしまった。とりあえず敬語でいいか。無難にいこう。
次の日、放課後、今日はケンちゃんと会わなければならないので、さっさと帰る。何話そう、話すことなんて別にないけどな。のろけ話を聞かされたりして。・・・まあ、友人Aの役目があるならやるしかないか。
帰り際、下駄箱で不二君が気合いを入れて帰ろうとしている私を見つけ「・・・影山さん、なんかご機嫌だね。」と言ってきた。
ちっともご機嫌じゃないので
「・・・空元気だよ・・・」
と不二君を軽くにらんで言ってやった。ふーんだ、このリア充め!完全に八つ当たりである。
「え・・・」と戸惑う不二君。どいつもこいつも恋愛だ結婚だと!いいねえ!うらやましいね!
「こちとら失恋が重ねてやってきてんだよ。・・・不二君たちと違って。」
最後の方はなるべく聞こえるか聞こえないかの声量で言う。いまだに本人たちの口からは付き合っていることを聞かされていない。
「何?どしたの?話聞くよ?」と珍しく不二君が興味を持ってくる。くっそー!リア充の余裕が憎い!!
「いーいー!あっ、ほら、先輩待ってんじゃん!!」校門の方で九頭谷先輩が立っているのが見えたので指さして言った。
さっさと歩き出し、先輩にニコニコと声をかけた。
「九頭谷せんぱーい、お疲れ様でーす」
「おー、友子ちゃ・・」スタスタとスピードを緩めずに歩いたので先輩が言い終わる前にすれ違ってしまう。これも完全に八つ当たりである。
家に帰って、制服を脱いで適当なワンピースに着替える。服装のコンセプトはダサすぎずオシャレ過ぎずというラインを狙う。ただの近所の子だけれども、まあ、隣にいても害のない程度の身なりがいいだろう。
しばらくすると、インターホンが鳴った。玄関の方で、「あらーケンちゃんじゃない~。久しぶりね~。」なんて言うお母さんのまったりした話し声が聞こえてくる。
「友子ー!ケンちゃんよー!!」とお母さんが声を張って私を呼ぶ声が聞こえてきたので、「はーい」と返す。
軽く駆け足で、階段を下りていくと、ケンちゃんが手をひらひら振った。
「お持たせしましたー!」というと「じゃ、とも、ちょっと借りますね!」とケンちゃんがお母さんに言った。
特に行く当てもなかったので、近所の神社に行くことになった。ケンちゃんとも昔来たことがある。お互い小学生のころだ。近所の小学生だと、たまたま一緒に居合わせたメンバーでかくれんぼや鬼ごっこが知りありとか知り合いじゃないとか関係なく始まる。共通する目的はただ遊ぶこと。
私が小学1年生、ケンちゃんは6年生。唯一の同じ学校に通った1年だ。あの頃は「何歳だからこう」とか年齢に対する偏見なんて持ってなくて、もちろん偏見を持てるほどの経験や知識もなかったから、ただただその人の言動がその人に関するすべてだった。ケンちゃんは面倒見がよくって、例えばかくれんぼで隠れる場所に困ってウロウロしていたら一緒の隠れ場所に入れてくれたりした。それだけで近所の優しい好きなお兄ちゃんだった。でもそのうち、制服を着て中学校に行きはじめて、遊ぶこともなくなって歳の差を実感した。小さいの頃の6歳差は特に大きかった。たまに見かけて、手を振ったり話したりすることがとても幸せだった。
・・・甘酸っぱ。我ながら切ない恋をしていたよ。
「変わらないなー、懐かしいなー」とケンちゃんが神社の境内を眺め、ベンチに腰を掛けながら言った。
「ですね~」と私も隣に座って答える。
「・・・ともは、変わったかな?」
と、妙な間をおいてケンちゃんが言う。・・・は?
どういう意図かと思い、隣を見るとしっかりと私の目を捉えているケンちゃんがいたので、ちょっと引いてしまった。
「・・・変わりましたかね?」とへらっと笑っておく。
なんだこの空気。嫌味か?変わった、変わってないを人に判断されんのってなんか腹立つな。私は、ずっと私のままだし、変わったのならそれなりに理由があるはずだし、それを知るはずもない人にどうこう言われても・・・。
「綺麗になったよ」
「あ、ほんとですか??うれしいです」
おっと、あまり容姿を褒めらることがないので、単純に照れる。
「ともは、俺のこと好きだったよね」
・・・!??唐突にケンちゃんが言うものだから、凝視してしまった。えっ!?ば、ばれてたの???
何それ、恥ずかしすぎる。
「はは、図星だ。」
ケンちゃんいたずらっぽい顔でニヤリとした。
「仕方ないよね。感情は、抑えられないものだから」
と言いながらふいにケンちゃんが私の髪の毛を撫でたので、ぞわあ・・・と鳥肌が立ってしまった。
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