決めてない

文字の大きさ
1 / 1

双子

しおりを挟む
ある所に双子の男の子と女の子がいました。
2人は人を信用することはなく、2人はだけの世界観の中で生きてきました。
2人だけの言葉を作り、殺人、誘拐、情報提供などの仕事でお金を稼いでました。
そんな2人にある一通の手紙が届きました。

『こんにちは
私は君達の保護者的なものだ
怪しいとは思うけど、この手紙を捨てないでくれ
君達に依頼があってこの手紙を出した
君達の師匠を殺した者を殺してほしい
どうだ?やるか?
君達はお金に困ってないと思うんだが、この手紙を読み切ったら100万、
師匠を殺したものを事故死させたら1億。全て日本でやれ
読み切ったら銀行に行け  保護者的なものより』

「どうする?」
「どうしよっか」
「俺は、、殺したい。師匠を殺した奴。でも、あいつら政府に雇われてる。政府の犬を殺すってことは政府に喧嘩売るってことだ」
「政府に喧嘩売るのが怖いの?」
「いや、それは怖くない」
「じゃぁ、何が怖いの?」
「俺の大事な者たちがなくなるのが怖い。この家も、お前も。……俺はもう、何も失いたくない」
「大丈夫。私はあんたより先に死なないし、この家は師匠の森の中にあるから大丈夫だよ。いっぱい罠あるし。死んだって地獄で会えるよ。それでも怖い?」
「ううん。さっきより怖くなくなった。ありがと」
「どういたしまして。さ、この手紙どうしよっか。私も殺すのは賛成だよ」
「とりあえず燃やすか」
「そだね。マッチ持ってくる」
ビリ、ビリビリビリビリビリビリ、ビリビリビリビリビリビリビリビリ、ビリビリビリビリビリビリ
「破っといたよ」
「ありがとう」
「……火、ついた?」
「うん」
ボッ!
フライパンにちぎった紙を入れ、マッチを入れた。
「紙と盗聴器とナイフと手榴弾」
「追跡機とお金と防弾下着と服とカバン」
「かっこいい系」
「おっけ」
「50万?」
「うん」
フライパンに蓋をしてそれぞれ違う部屋へ歩き出した。
5分もしないうちに戻ってきた2人は持ってきたものを身に着けだした。
服の下にはナイフ、銃、防弾下着が隠されている。
カバンの中は1人25万も入っているように見えない程の小さいサイズだ。
見た目は顔立ち、体系良しの完璧だ。
服も流行に乗ってるから違和感はないだろう。
「うし、行くか」
「うん」
そう言い森を抜けるために走り出した。
「多分、というか絶対相手には顔がバレてる。だから堂々と行こう」
「わかった。銀行に着いたらとりあえずハッキングするから、お兄ちゃんは一応みんなの気を引いていて。1秒くらいでいいから」
「わかった。盛大に転ける」
「草」
「真顔で言うなよ(笑)」
「…………相手、誰だと思う?」
「手紙の人?俺は師匠の知り合いか、普通に恨んでる人」
「師匠を殺したやつを恨んでる人なんていっぱいいるでしょ」 
「あいつ等の名前決めよ」
「Aでよくない?」
「それはそう。じゃあAで」
こういう話をしたいたら森を抜ける道が見えてきた。
「誰かいる?」
「いなさそう」
「おっけ。じゃぁこのまま走ろ」
「あい」
「………暇だしさ、師匠の良いとこ言ってくゲームしよ」
結構な距離を走ってきたが疲れが全く無いのかゲームを提案した。
「いいよ」
「師匠といったらイケメン」
と、ノリながら言った。
「かわいい」
「天才」
「スタイルいい」
「顔面国宝」
「優しい」
「人望ある」
「運動神経いい」
「性格いい」
「お酒好き」
「ちょっと待って。それ良いとこ?」
「いいとこでしょ。あ、じゃぁお酒強いにする」
「おっけ」
「お兄ちゃん」
「あぁ」
猛スピードで走っていた2人は急に歩き出した。
「あら~可愛い双子ねぇ~」
「そうね~こんな所にこんな可愛い子いたかしら~?」
「xxxxxxxxxx」
「うん??なんて言ったのかしら~」
「日本以外の国の子じゃないかしら。よくわからない言葉を話していたからねぇ~」
「そうね」
「『ありがとうございます』って言っただけなんだけどな」
「私たちの言葉で言うからよ。日本語で言わないと」
「え、今日本語で言ったつもりなんだけどな」
「お兄ちゃん、日本にきた理由は?」
「大阪を観光したくて」
「この地域にいる理由は?」
「景色がすごい綺麗だから」
「わかった?人に聞かれたらこう言うってちゃんと思い出して!」
と、怒られた兄は「は~~い」と落ち込んで言った。「森を抜けたら日本語で話すって約束したのに」と怒りながら呟いた。
「さっきまでは日本語だったろ?無意識だったんだよーそんな怒んなよ」
「お兄ちゃん、なんて?ごめんね。ちょっと聞こえなかった」 
「口しか笑ってないぞ。目が、目が怖い」
「そんなことないよ?」
「そんなことないよ?」
「あるんだよ」
「え?」と目が笑ってない笑顔で言われた兄は「ごめん。もうしない」と謝った。
「最初っからそれでいいんだよ。で?どこの銀行行く?」
「どうしよっか。とりあえずいつもの銀行行ってみよ」
「おっけ。じゃぁ後5キロか」
「電車、バス、タクシー、徒歩」
「タクシー」
「よし、捕まえてくる」
「すぐそこにタクシーいるよ」
「まじ?………ほんとだ」
そう言うとタクシーはで普通の速度で走って行った。
「すみませーん。お兄さん、wff銀行までお願いします」
「はい。分かりました…………すいません、お金は持ってますか?」
「あ、はい。持ってます」
「私達が未成年に見えました?これでも一応二十歳なんですけどね」
「え、あ!すいません!」
「いえいえ。大丈夫ですよ。いつもの事なんで」
「ありがとうございます。wff銀行ですね」
「はい。…………あ、出来れば急いでいってほしいです」
「分かりました。では、シートベルトを締めてください」
「はい」
「では、急いで向かいます」
そう言うとタクシーの運転手はいつもよりちょっと速いスピードで向かった。
「xxxxxxxxxxxxxxx」
「xxxxx」
「xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx」
「xxxx」
(…………………………何語だ?ロシアでも中国でも北朝鮮でもない)
「あ、すみません。ここで大丈夫です」
「え、でも。wff銀行まで後3キロはありますよ?」
「用事ができたので」
「それに知り合いが近くにいるしね」
「そうですか。では、950円です」
「お釣りは大丈夫です」
と言い千円を渡して降りた2人はとりあえず近くの自動販売機に寄った。
「どう?」
「まだ見てる」
降りてからもタクシーの運転手は2人をずっと見ていた。
「これ、つけられるよ」
「うん。撒こうと思ったらできるけど、怪しまれるよね」
「ストーカーかよ。xx」
「おい、『死ね』とか言うな」
「ごめん」
「悪口は?」
「敵にしか言わない」
「敵だよ。どーせ。ストーカーしてる時点で敵じゃん」
「そーだけどさ?………………あ、誘惑作戦いく?」
「え、私がやるの?やだよ?気持ち悪い」
と本気で嫌がってる顔で言った。
「はぁ、、、、しょうがない。俺がやるよ」
「やったね!」
2人は近くにあった服屋さんで白のワンピースを買ってトイレに向かった。
障害者用のトイレに入った2人はカバンからカツラを出し、さっき買ったワンピースを着て、それぞれ性別を変えた。
さっきのタクシーに向かって「すみません、やっぱりwff銀行までお願いします」そう言い助手席に座った兄はタクシー運転手を誘惑しにいった。
「あの、さっきはごめんなさいね。兄が冷たく接してしまって」
「いえ、大丈夫ですよ。ところで、服変えたんですね」
「あ、はい。どうですか?似合ってますか?」
「はい。お客様にとてもお似合いですよ」
「おい、早く出発させろ」
と言い運転席を蹴った。
「あ、はい。すいません。すぐに」
「ちょっとお兄ちゃん!もうちょっと優しくしてあげてよ」
「うるせぇ。黙ってろ」
「もう、。ごめんなさい」
「いえ、大丈夫ですよ。発進するのでシートベルトをして頂けると」
「あ、そうですよね。ごめんなさい。……………………あれ?シートベルトが出来ないわ。どうしてだろ?あの、、運転手さん、シートベルト締めてもらってもいいですか?」
「あ、、、はい。前、失礼します」
「は~~い。ごゆっくり~」
ゴキッ
「殺った?」
「殺ってない。意識飛ばしただけ」
「そ。じゃぁその人後ろに」
「これ、個人タクシーでよかった」
「そうね。後ろに置いたら上に乗ってるやつ取って」
「はいはい」
そう言い運転手を後ろに投げて、屋根の上にあるタクシーランプを取って後ろの席に投げた。
その間に運転席に移動して運転できるか見て「うん、私出来ない。電車とバイクとぜんぜん違う」そう言い助手席に座った。
「お兄ちゃん、運転して」
「わかった」
「……あ、待って。水買ってくる。お兄ちゃんも水でいい?」
「うん」
自動販売機に寄って水を2本買ってきて「よし、いいよ」と言いシートベルトを締めた。
「なるはやね」
「うん」
そう言うと車を発信させた。
「……誘惑じゃないやん。誘導しただけ(笑)」
「それはそう。まぁ、気ぃ失ったし、いいやん」
「確かに」
「てか何で水買ったん?」
「え、普通に喉乾いたのと、あいつが目覚めたら睡眠薬飲ませるため」
と、バックミラーで運転手を見ながら言った。
「あね。てかさ、さっきから関西弁やけどいいん?」
「うーん。車乗ってる間はいいんちゃう?」
「まぁ、お前がいいんやったらええけど」
「後何分で着く?」
「飛ばしたら20分」
「おけ。じゃぁ作戦言うで」
「うい」
「銀行着いたら服着替えて、二十歳になる」
「うん」
「ハッキングするからお兄ちゃんは盛大に転ける。転けながら怪しい奴いるか見といて」
「うい」
「ハッキングしたらどーやって百万もらうか考えよ」
「りょ~か~い」
「じゃぁ作戦はそれで」
「はーい」
「はぁ、」
「どしたん?溜息ついて」
「……………………………大阪行きたい」
「まじそれな~?」
「音楽つける」
そう言うとスマホの音楽アプリで音楽を流し始めた。
「車に繋げへんの?」
「面倒くさいし、面倒くさい」
「あ、、そう」
と、納得したように言った。
_____________
                                                 ____________

「とうちゃーく」
「イェ~イ」
「テンション高(笑)」
「お兄がテンション高く『とうちゃーく』って言うから(笑)」
「あ、俺のせい?」
「うん」
「ごめんやん」
「いーよー」
「駐車場ってトイレあるっけ?」
「銀行やからあるんちゃう?」
「そやんな。………じじい起きた?」
「いや?」
「そのまま死んだらいいのに」
「人殺しになるから死んでほしくない(笑)」
「草。元から人殺しやって(笑)」
「殺してるの悪い奴らやもん。一般の人殺したら本物の人殺しになる」
「どーゆーわけかた(笑)」
「悪い奴らは殺していい。悪いからね。けど、一般の人は悪くないかもしれない」
「あーね?」
と納得したような感じで言った。
「はよ行こ」
「うん」
「トイレ……トイレ…」と、探してるときに兄は昔、師匠とした会話を思い出していた。

『師匠ぉ~?こいつうざいから殺していい?』
『だめだ。一般人だろ?』
『うん。そうだけど。なんで一般人だったら殺したら駄目なの?』
『一般人は悪いやつじゃないかもしれないだろ?普通の人生を歩んできて、家族がいる。そんな幸せ奴が死んだら家族が悲しむかもしれない。
悪いやつは無関係の一般人を殺したり、悪いやつを殺してても人を殺したら駄目だから悪いやつは殺していいんだ』
『ちょっと何言ってるかわかんない』
『んーと、、、だから、一般の人を殺したら本物の人殺しになるってこと!』
『そっか!わかった!』
『…………………これ、5歳児に言うことか?』
『師匠?どうしたの?』
『いや、なんでも』


「…!お兄!お兄ちゃんってば!ちょっと!聞いてる?」
と不機嫌そうに言った。
「あ、ごめん。なに?」
「ちゃんと聞いていてよ?トイレ、あったよ」
「まじ?じゃぁはよ行こ」
「うん」
そう言いトイレに入って二十歳っぽく見える服に着替えて銀行の中に入った。
「お兄ちゃん」
「うん」
そう言いカバンの中からスマホを取り出した。
「いいよ」
そう言われて盛大に転けるために歩き出した。
バターーーン
「いったぁ~~~!!!!」
みんなの視線が兄に向けられた。
「うわ~恥ず~最悪」
と、まぁまぁ大きい声で自然に言った。
「大丈夫ですか?」
と、一人の女性が手を差し出し声をかけた。
「………………はい、大丈夫です。ありがとうございます」
そう言い女性の手を取った。
「そうですか。良かったです」
「ちょっと!!お兄ちゃん?!!何してるの?この人に変な事してないでしょうね?」
と、兄の顔をまじまじ見て怪しんだ。
「え、とぉ~?」と言いながら目を逸した。
「ふふ。あなたのお兄さんに転けそうになったところを助けてもらったの」
「そうなの?」
「あ、うん!そうそう!」
「ほんとぉ~?」
「本当だって!」
「ふーん?ほんとに助けたならよくやったわ」
「じゃぁ、私はこれで」
そう言い銀行を出ていった。
「あ、はい!」
「早く座るよ」
近くに座った2人は誰にもバレないように声を出さずに声に出さずに会話を続けた。
(あの女にGPSと盗聴器つけられたから外してあの女につけていた)
(うん。見てた。ありがとう。で、百万どうする?)
(どうしよっか。なんかいい案ある?)
(ない。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

むしゃくしゃしてやった、後悔はしていないがやばいとは思っている

F.conoe
ファンタジー
婚約者をないがしろにしていい気になってる王子の国とかまじ終わってるよねー

いまさら謝罪など

あかね
ファンタジー
殿下。謝罪したところでもう遅いのです。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

大好きなおねえさまが死んだ

Ruhuna
ファンタジー
大好きなエステルおねえさまが死んでしまった まだ18歳という若さで

処理中です...