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第149話 カウンタースナイプ
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砂煙を上げながら東園寺、和泉、人見の三人がこちらに走ってくる。
「みんなぁ! この子が密猟者に撃たれたの! 助けて!」
と、私は矢の刺さったテロビアうさぎを示しながらみんなに助けを求める。
「なにっ、襲われたのか!?」
「キミは大丈夫だったのか、ナビー!?」
「やつらはどこに行った!?」
みんなが周囲を警戒しながら走ってくる。
「私は大丈夫! あいつら逃げてった! それよりもこの子、彰吾、お願い助けて!」
と、私は人見の回復魔法を期待して彼の名前を叫ぶ。
「わかった、すぐに行く!」
人見がスピードを上げ先頭に立ち、一目散に駆けてくる。
そして、
「うっ!?」
その言葉とともにスピードは落ちる。
「な、に……?」
二歩、三歩と足を出すけど、そこで足が止まる。
「な、なんだ……?」
脆く崩れやすい砂に埋まっていく……。
「流砂か!?」
そのすぐうしろを走っていた和泉が沈む足をとっさに引き抜き、後方に大きくジャンプして難を逃れる。
「な、なんだ、これは!?」
しかし、人見はもう遅い、すでに膝まで砂に埋まっており、歩くことはもちろん、足を引き抜くことさえ不可能になっていた。
「ああ!? すっかり忘れてた! 虫がいる砂場だ! 彰吾、早く逃げて!」
「む、虫ぃ!?」
でも、時既に遅し、人見の周りに虫が動き回る軌跡、砂の盛り上がりが無数に出来上がる。
「彰吾!?」
虫共が飛びかかってくる。
「うおおおおおお!!」
その瞬間、東園寺が大きく一歩踏み出し、人見の腕を掴み、強引に彼を砂の中が引きずり出し、その勢いのまま渾身の力で後方にぶん投げる。
「うぎゃあああああ!?」
人見は宙を舞い、
「ぶべっ」
と、頭から地面に落ちる。
「いて……」
手をつき身体を起こそうとする……、が、顔をぺたぺた触り……、
「ない……」
メガネをしていなかった。
「メガネ、メガネ……」
と、四つん這いでメガネを探し始める。
「メガネ、メガネ……」
砂の中を一生懸命探す。
「なんだ、こいつらは!?」
和泉が飛び出してきた虫共に応戦し、何匹かの虫を斬り殺す。
「東園寺!?」
片足が埋まって動けない東園寺に遅いかかる虫を斬る。
「すまん、和泉」
と、勢いをつけて足を引き抜く。
「退避だ、きりがない」
「ああ、和泉」
二人は安全なところまで避難する。
「メガネ、メガネ……」
人見は相変わらず、四つん這いでメガネを探している……。
「人見、ここだ……」
と、東園寺が人見のメガネを拾い、彼に渡してあげる。
「あ、ああ……、ありがとう……」
急いでメガネを受け取りかける。
「ころぴー」
「いぴろー」
「ほろぽー」
虫共が追うのを諦め、砂の中に帰っていく。
「でかい虫だな……、あのガルディック・バビロンほどではないが、1メートル近くはあったか……?」
和泉が斬った虫の死骸も他の虫共が回収しており、辺りには何も残っていなかった。
「しかも、凶暴、襲いかかってきた……」
人見が人差し指でメガネを直しながら砂場を見る。
「ああ、あそこに入るは危険だ……」
東園寺もそれに同意する。
「あうあ……、あうあー……」
私の腕の中にいるテロベアうさぎが苦しそうに身じろぎする。
「ああ、どうしよう……」
みんながこっちにこれない……。
距離は……、30メートルくらいある……、どこが道で、どこが虫共のいる砂場かわからない……。
「さて、どうしたものか……」
和泉が歩きながら砂場を観察する。
そして、足元の石を拾い、それを砂場に投げ入れる。
「ころぴー!」
すると、それに反応した虫が飛び出し、その石をくわえてすぐさま砂の中にもぐる。
「ほう……」
和泉が目を細める。
「ナビー、すぐに行くから、そこで待ってて」
私を見て優しく笑う。
「ハル……?」
意図がわからず、眉間にしわを寄せて彼を見る。
「いいから、黙って見てて……」
と、和泉がその辺に落ちている石を拾い始める。
「このくらいでいいか……」
10個以上は拾っただろうか……。
「じゃぁ、行くよ」
和泉が砂場に振り返る。
「何をする気なの……?」
彼が砂場に向かって走り出した。
しかも、全力疾走。
「ええっ!?」
もしかして、走り抜ける気なの!?
和泉が砂場に入る直前に手にした石の一つ砂場に投げ入れる。
すると、それに群がるように、虫共が飛び出してくる。
「石を囮にして駆け抜けようというの!?」
そんな無茶な!
忍者じゃないんだから、絶対途中で足を取られるよ!
と、思ったら……、和泉が助走をつけて思いっきり空を飛んだ……。
空中でまた石を投げる。
「ころぴー!」
そして、虫の上に足をつき、また飛ぶ。
「ころびー!」
また虫を足場にして飛ぶ。
「ころぴー!」
石を投げ入れ、虫が飛び出してきたところを足場にする。
そうやって、こっちに向かってくる。
「な、なんて、デタラメな……」
私は呆れたようにポカーンと口を開けたまま彼が走ってくるのを見つめる。
「おまたせ、ナビー……、心配かけたね……」
そして、無事に渡りきり、私の肩を抱いて優しく言う。
「ハル……」
彼の顔を見上げる。
「うん」
と、和泉は軽くうなずき微笑む。
「あうあー……」
ほっとする間もなく、腕の中のうさぎがか細く鳴く。
「あ、でも、ハルじゃ駄目、彰吾じゃないとこの子の治療は出来ない……、どうしよう……」
私はうさぎを見ながら泣きそうな顔で話す。
「大丈夫、ちょっと待ってて……」
と、和泉が私の肩を離してなにやら作業を始める。
「ハル……?」
彼は腰に付けていたロープを手に取り、その先に石を巻き付けている……。
さらに、ロープを何本も繋げ長くする……。
「よし」
作業が終わったのか立ち上がる。
「ナビー、危ないからちょっと下がってて」
「うん……」
彼の指示通り、数歩後退する。
和泉が先に石を付けた長いロープをくるくると回し始める。
「東園寺!」
そして、それを砂場の対岸にいる東園寺目掛けて投げる。
「あーん……」
ロープは取り付けられた石とともに空高く舞い、放物線を描き、東園寺目掛けて飛んでいく。
東園寺は石ではなくロープを掴む。
すると、石は東園寺の手を基点として回転し、その手にくるくると巻き付いていく。
「和泉、いいぞ」
巻き付いたところでロープを引き、ピーンと張る。
「よし」
和泉は腰の剣を抜き、その柄にロープを巻き付け結ぶ。
それを地面に突き刺し、さらに足の裏で踏み付け鍔、ガードの部分まで砂の中に突き入れる。
「東園寺、いいぞ!」
「おう」
東園寺が力強く両手で引っ張りロープが張られる。
和泉は剣が抜けないように足に力を込め体重を乗せる。
「もしかして、そのロープで渡ってこようと言うの……?」
「うん、そうだよ、ナビー……、よし、人見、渡ってこい、これなら虫共に襲われない!」
和泉が大きな声で対岸の人見に向かって叫ぶ。
「え、うそ、マジでか……?」
でも、人見は予想外だったのか、尻込みする。
「行け、人見、この方法しかない」
「あ、ああ……、わ、わかった……」
東園寺の言葉に渋々了承する。
おそるおそる張られたロープによじ登る。
「くっ、くっ……」
そして、ロープの上に立ち上がる。
「うっ、うっ、はっ、ふっ……」
と、腕を回しながらバランスを取る。
「はっ、はっ、ひっ!? ふぅ……」
震える足でバランスを取る……。
「早く行け、人見……、結構きつい……」
その腕でロープを固定している東園寺が早く行くように催促する。
「あ、ああ……、す、すまん……、よっ、よっ……」
よろよろと歩きだす。
ゆっくり、ゆっくり、進む……。
「ふぅ……」
やっと真ん中くらいまで来ただろうか……。
「人見……、まずい……」
額に汗を浮かべた東園寺が言う。
「なに……?」
人見が振り返る。
「う、腕が限界だ……」
「えっ!?」
ロープの張りが緩み、その反動で人見がバランスを大きく崩す。
「う、うそ!? 落ちる、落ちる!」
人見がバランスを取ろうと腕をぐるぐる回す。
「人見、走れ! 早く! 落ちたら終りだ、虫共の餌食になるぞ!」
和泉が叫ぶ。
「うそだろぉおお!?」
その言葉に従い人見は走り出す。
「うおぉおおおおお!」
必死の形相でロープの上を走ってくる。
「うおぉおおおおお!」
そして、最後は飛び込むように、ズザァアア、と、私たちのところにやってくる。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
うずくまって呼吸を整える。
「やれば出来るじゃないか……、人見……」
と、対岸の東園寺がロープを緩め、額の汗を手の甲で拭う。
「じ、自分でも、驚いている……」
人見は手をつき、身体を起こそうとする……、けど、その動作は途中で止まり、顔をぺたぺたと触り出す……。
「メガネ……」
メガネをかけてなかった……。
「メガネ、メガネ……」
そのまま、四つん這いで砂の中を探し出す。
「メガネ、メガネ……」
砂の中を一生懸命探す……。
「みんなぁ! この子が密猟者に撃たれたの! 助けて!」
と、私は矢の刺さったテロビアうさぎを示しながらみんなに助けを求める。
「なにっ、襲われたのか!?」
「キミは大丈夫だったのか、ナビー!?」
「やつらはどこに行った!?」
みんなが周囲を警戒しながら走ってくる。
「私は大丈夫! あいつら逃げてった! それよりもこの子、彰吾、お願い助けて!」
と、私は人見の回復魔法を期待して彼の名前を叫ぶ。
「わかった、すぐに行く!」
人見がスピードを上げ先頭に立ち、一目散に駆けてくる。
そして、
「うっ!?」
その言葉とともにスピードは落ちる。
「な、に……?」
二歩、三歩と足を出すけど、そこで足が止まる。
「な、なんだ……?」
脆く崩れやすい砂に埋まっていく……。
「流砂か!?」
そのすぐうしろを走っていた和泉が沈む足をとっさに引き抜き、後方に大きくジャンプして難を逃れる。
「な、なんだ、これは!?」
しかし、人見はもう遅い、すでに膝まで砂に埋まっており、歩くことはもちろん、足を引き抜くことさえ不可能になっていた。
「ああ!? すっかり忘れてた! 虫がいる砂場だ! 彰吾、早く逃げて!」
「む、虫ぃ!?」
でも、時既に遅し、人見の周りに虫が動き回る軌跡、砂の盛り上がりが無数に出来上がる。
「彰吾!?」
虫共が飛びかかってくる。
「うおおおおおお!!」
その瞬間、東園寺が大きく一歩踏み出し、人見の腕を掴み、強引に彼を砂の中が引きずり出し、その勢いのまま渾身の力で後方にぶん投げる。
「うぎゃあああああ!?」
人見は宙を舞い、
「ぶべっ」
と、頭から地面に落ちる。
「いて……」
手をつき身体を起こそうとする……、が、顔をぺたぺた触り……、
「ない……」
メガネをしていなかった。
「メガネ、メガネ……」
と、四つん這いでメガネを探し始める。
「メガネ、メガネ……」
砂の中を一生懸命探す。
「なんだ、こいつらは!?」
和泉が飛び出してきた虫共に応戦し、何匹かの虫を斬り殺す。
「東園寺!?」
片足が埋まって動けない東園寺に遅いかかる虫を斬る。
「すまん、和泉」
と、勢いをつけて足を引き抜く。
「退避だ、きりがない」
「ああ、和泉」
二人は安全なところまで避難する。
「メガネ、メガネ……」
人見は相変わらず、四つん這いでメガネを探している……。
「人見、ここだ……」
と、東園寺が人見のメガネを拾い、彼に渡してあげる。
「あ、ああ……、ありがとう……」
急いでメガネを受け取りかける。
「ころぴー」
「いぴろー」
「ほろぽー」
虫共が追うのを諦め、砂の中に帰っていく。
「でかい虫だな……、あのガルディック・バビロンほどではないが、1メートル近くはあったか……?」
和泉が斬った虫の死骸も他の虫共が回収しており、辺りには何も残っていなかった。
「しかも、凶暴、襲いかかってきた……」
人見が人差し指でメガネを直しながら砂場を見る。
「ああ、あそこに入るは危険だ……」
東園寺もそれに同意する。
「あうあ……、あうあー……」
私の腕の中にいるテロベアうさぎが苦しそうに身じろぎする。
「ああ、どうしよう……」
みんながこっちにこれない……。
距離は……、30メートルくらいある……、どこが道で、どこが虫共のいる砂場かわからない……。
「さて、どうしたものか……」
和泉が歩きながら砂場を観察する。
そして、足元の石を拾い、それを砂場に投げ入れる。
「ころぴー!」
すると、それに反応した虫が飛び出し、その石をくわえてすぐさま砂の中にもぐる。
「ほう……」
和泉が目を細める。
「ナビー、すぐに行くから、そこで待ってて」
私を見て優しく笑う。
「ハル……?」
意図がわからず、眉間にしわを寄せて彼を見る。
「いいから、黙って見てて……」
と、和泉がその辺に落ちている石を拾い始める。
「このくらいでいいか……」
10個以上は拾っただろうか……。
「じゃぁ、行くよ」
和泉が砂場に振り返る。
「何をする気なの……?」
彼が砂場に向かって走り出した。
しかも、全力疾走。
「ええっ!?」
もしかして、走り抜ける気なの!?
和泉が砂場に入る直前に手にした石の一つ砂場に投げ入れる。
すると、それに群がるように、虫共が飛び出してくる。
「石を囮にして駆け抜けようというの!?」
そんな無茶な!
忍者じゃないんだから、絶対途中で足を取られるよ!
と、思ったら……、和泉が助走をつけて思いっきり空を飛んだ……。
空中でまた石を投げる。
「ころぴー!」
そして、虫の上に足をつき、また飛ぶ。
「ころびー!」
また虫を足場にして飛ぶ。
「ころぴー!」
石を投げ入れ、虫が飛び出してきたところを足場にする。
そうやって、こっちに向かってくる。
「な、なんて、デタラメな……」
私は呆れたようにポカーンと口を開けたまま彼が走ってくるのを見つめる。
「おまたせ、ナビー……、心配かけたね……」
そして、無事に渡りきり、私の肩を抱いて優しく言う。
「ハル……」
彼の顔を見上げる。
「うん」
と、和泉は軽くうなずき微笑む。
「あうあー……」
ほっとする間もなく、腕の中のうさぎがか細く鳴く。
「あ、でも、ハルじゃ駄目、彰吾じゃないとこの子の治療は出来ない……、どうしよう……」
私はうさぎを見ながら泣きそうな顔で話す。
「大丈夫、ちょっと待ってて……」
と、和泉が私の肩を離してなにやら作業を始める。
「ハル……?」
彼は腰に付けていたロープを手に取り、その先に石を巻き付けている……。
さらに、ロープを何本も繋げ長くする……。
「よし」
作業が終わったのか立ち上がる。
「ナビー、危ないからちょっと下がってて」
「うん……」
彼の指示通り、数歩後退する。
和泉が先に石を付けた長いロープをくるくると回し始める。
「東園寺!」
そして、それを砂場の対岸にいる東園寺目掛けて投げる。
「あーん……」
ロープは取り付けられた石とともに空高く舞い、放物線を描き、東園寺目掛けて飛んでいく。
東園寺は石ではなくロープを掴む。
すると、石は東園寺の手を基点として回転し、その手にくるくると巻き付いていく。
「和泉、いいぞ」
巻き付いたところでロープを引き、ピーンと張る。
「よし」
和泉は腰の剣を抜き、その柄にロープを巻き付け結ぶ。
それを地面に突き刺し、さらに足の裏で踏み付け鍔、ガードの部分まで砂の中に突き入れる。
「東園寺、いいぞ!」
「おう」
東園寺が力強く両手で引っ張りロープが張られる。
和泉は剣が抜けないように足に力を込め体重を乗せる。
「もしかして、そのロープで渡ってこようと言うの……?」
「うん、そうだよ、ナビー……、よし、人見、渡ってこい、これなら虫共に襲われない!」
和泉が大きな声で対岸の人見に向かって叫ぶ。
「え、うそ、マジでか……?」
でも、人見は予想外だったのか、尻込みする。
「行け、人見、この方法しかない」
「あ、ああ……、わ、わかった……」
東園寺の言葉に渋々了承する。
おそるおそる張られたロープによじ登る。
「くっ、くっ……」
そして、ロープの上に立ち上がる。
「うっ、うっ、はっ、ふっ……」
と、腕を回しながらバランスを取る。
「はっ、はっ、ひっ!? ふぅ……」
震える足でバランスを取る……。
「早く行け、人見……、結構きつい……」
その腕でロープを固定している東園寺が早く行くように催促する。
「あ、ああ……、す、すまん……、よっ、よっ……」
よろよろと歩きだす。
ゆっくり、ゆっくり、進む……。
「ふぅ……」
やっと真ん中くらいまで来ただろうか……。
「人見……、まずい……」
額に汗を浮かべた東園寺が言う。
「なに……?」
人見が振り返る。
「う、腕が限界だ……」
「えっ!?」
ロープの張りが緩み、その反動で人見がバランスを大きく崩す。
「う、うそ!? 落ちる、落ちる!」
人見がバランスを取ろうと腕をぐるぐる回す。
「人見、走れ! 早く! 落ちたら終りだ、虫共の餌食になるぞ!」
和泉が叫ぶ。
「うそだろぉおお!?」
その言葉に従い人見は走り出す。
「うおぉおおおおお!」
必死の形相でロープの上を走ってくる。
「うおぉおおおおお!」
そして、最後は飛び込むように、ズザァアア、と、私たちのところにやってくる。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
うずくまって呼吸を整える。
「やれば出来るじゃないか……、人見……」
と、対岸の東園寺がロープを緩め、額の汗を手の甲で拭う。
「じ、自分でも、驚いている……」
人見は手をつき、身体を起こそうとする……、けど、その動作は途中で止まり、顔をぺたぺたと触り出す……。
「メガネ……」
メガネをかけてなかった……。
「メガネ、メガネ……」
そのまま、四つん這いで砂の中を探し出す。
「メガネ、メガネ……」
砂の中を一生懸命探す……。
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毎回楽しみにしてますーw
みっちー様、ご感想ありがとうございます!
頑張って続きを書きます!
待ち侘びてトロけておりまする。
更新をplz!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ああ! しばらくぶりに来てみれば! 読まれている方がいらっしゃる!
私が言っているのは現地人である少女とナビーの会話についてです。
その他の文章構成に関しては問題ありません。
とても面白いので、これからも読ませていただきます。
それはよかったです!
落ち込んでいました!