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五がんばり目~ヤンデレ君にご注意~
第55話 接触
しおりを挟む(今日は何もしないのかな…?)
いつもであれば既に快楽漬けにされている時間だが、その日小野寺は森本を膝に乗せてソファに座りただ映画を眺めているだけだった。
様子が変だと心配になった森本は小野寺の顔を覗き込んでみたがぎゅっと優しく抱き締められ結局何も分からないまま声をかけることも出来なかった。
ブーッブーッ
その時小野寺のスマホが鳴り、そのまま森本の前へと差し出された。
「出て」
「え…?」
「早く」
「も、もしもし…」
『………空汰!!』
「へ?折戸くん!?」
急かされるままに電話に出たが聞き覚えのある声に驚いた。
『良かったー、ほんとに空汰だ』
「あれ、なんで涼真くんの?あれ?」
状況が理解できない森本は疑問が口からこぼれていた。
折戸はいつも通りの素直な反応に安心して自分が聞いた経緯を話し始める。
『マッツーから聞いたけど、小野寺ってやつの面倒見てるんだって?
そうならそう言ってよ。俺めちゃくちゃ心配したんだぜ』
「…ご、ごめん」
自分が居なくても大事になっていない理由をなんとなく察した森本。
ここで本当のことを話せばもしかしたら外に出られるかもしれない。
そんな考えが頭をよぎったが、口に出たのはただの相槌だった。
『…まあいいや、今度デートしてくれたら許してやるー』
「へ、デート!?」
『だって俺、まだちゃんと空汰とデート出来てないんだぜ?』
「折戸くんが、その、俺のこと好きだったのは女装してたからでしょ…?」
『分かってないなぁ…俺は』
「っ!涼真、くん…?」
折戸がまだ何かを言っている途中でスマホを取られ、電源を切られてしまった。
驚いて小野寺の方を見上げる森本だったが、長い前髪のせいで表情が読めない。
「わっ!」
突然小野寺に体をくるりと反転させられソファの背もたれに手をつく。
「?、?、?」
訳が分からず目を白黒させていると腰を持ち上げられ、何もまとっていない下半身が小野寺の目前へ晒される。
恥ずかしさに顔を赤くしながら森本は片手で体を支えながら、もう片方の手でシャツの裾を引っ張り隠そうとした。
「ど、どうしたの、いきなり…」
しかし小野寺はそんな行動を無視し、無遠慮にアナルを舐め始める。
「ひあっ!なに、んん!」
小野寺に監禁されてから毎日弄られ続けたそこは簡単にほぐれて舌を誘い込むように収縮する。
その様子をとても満足気な表情で小野寺は見つめ、反応し始めた自身に玩具を取り付けた。
カチッ
「っ!? これ、やだよお!」
森本は装着音でコックリングが付けられたことが分かると涙ながらに懇願した。
前にこれを付けられた時、射精が出来ず辛い思いをした上にいざ解放されたとしても今度は止まらない射精に苛まれたのだ。
そんな記憶を思い出し、最近は小野寺からの行為に慣れてきた森本だったがそれだけは酷く嫌がった。
「安心して、今回はこれ付けたままイけるようにしてあげるから」
「っ…」
その言葉を聞き血の気が引いていく森本を、小野寺は笑顔で見つめていた。
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