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番外編 クリスマス⑦
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伊月さんの運命の番専用抑制剤を売らない宣言に、ミアと呼ばれた女の子の父親が「それは困る!」と慌て、母親に至っては顔面蒼白で震えが大きくなっている。
「おいおい、これ以上は事が大きくなるから他で話せよ」
いつの間にか近くに来ていた良規さんに言われ女の子家族と伊月さんで別室に移動する。もちろん子供達を神楽に頼み、俺も付いて行く。
別室は建物と同じ中世のインテリアが置かれ、猫脚のソファーに向かい合わせで座る。その頃には女の子も落ち着いていたが、母親の方は今だに顔が青い。
『ハナノミヤ、娘が失礼な事を言ってすまない!どうか抑制剤を売ってくれ!』
『パパ⁉』
女の子は知らないのだろうが、『運命の番専用抑制剤』は祐善薬品で専売していて、伊月さんがメインの開発者という事は知られている。だから伊月さんが「売らない」と言えば買う事が出来なくなるのを両親は知っているのだろう。
『娘には話していなかったが、私は運命の番が近くにいるんだ。抑制剤を飲まなければ運命にとらわれ妻や娘を捨ててしまう!』
詳しく聞くと、旦那さんの運命の番は奥さんの従姉妹らしく、運命の番専用抑制剤を飲んでなかった従姉妹が旦那さんを「運命」と認識してしまい、大変だったらしい。旦那さんは愛しているのは妻だからと拒否したが、従姉妹は納得せず付きまとい夫婦の寝室に侵入、運命の番専用抑制剤を捨てようとした所を捕まってメンタルケア専門の病院で入院し、ケアを受けているそうだ。
なるほど。母親が真っ青になって震えている理由が分かった。抑制剤を飲まなければ旦那を従姉妹に取られるんだもんな。そりゃ抑制剤を売らないって言われたら悲鳴も上げるよな。むしろよくパニックを起こさなかったよ。
それに有理に抑制剤無しで会って欲しいと願い出て断られたらあっさり引いたのも納得だ。自分達が運命を拒否しているからな。
でも娘は違った。一途と言えば聞こえは良いが、運命を理由にグイグイ行き過ぎて有理を怒らせた。という事は椿にも被害がくるわけで。それで伊月さんは怒っているんだよな。
『運命って良いものじゃないの?』
父親の話を聞いて女の子は不安そうに聞いている。多分一般に広まっている運命の番に会ったら幸せになるという話を信じてたようだ。
『もちろん出会って幸せになる人もいっぱいいるさ。ただパパは良い出会いではなかったんだよ。だからパパはね、ママとミアを愛しているから「運命」を拒否して抑制剤を飲んでいるんだよ。それっておかしいかな?』
奥さんを安心させるように肩を抱き腕を擦りながら娘に問う。女の子は少し考え『おかしくないと思う』とポツリ。
『だってパパは運命よりミアとママを選んで抑制剤を飲んでるんだよね?ありがとうパパ、大好き』
『ミア……!』
感涙した父親が女の子を抱き締め頭にキスをしている。母親も少し安心したようで顔色が良くなっている。
まあこれで抑制剤を飲むのは理解しただろう。後は有理の事だな。女の子は有理を「運命の番」と思い込んでいるようだし。
『ねえミアちゃん、有理の事なんだけどミアちゃんは何で有理を運命だと思ったのかな?』
急に俺から話しかけられキョトンとした後、『初めて見た時に「この人だ!」って思ったから』と会った日の事を思い出しうっとりとしながら話してくれた。
『……確か会ったのって今年の始めだよね?その時体に異変……熱くなるとか、本能……頭の奥から響くものとかあったかな?』
『うーん……無いかな?』
『今日抑制剤飲んでも無かったんだよね?有理に会ってどう感じた?』
『格好良い!って思った』
『そっかあ』
伊月さんを見ると頷いている。やっぱりそうだよな。
『ミアちゃんいいかい?ミアちゃんくらいの年齢で初めて運命に出会うと体が熱くなったり、発情期を起こしたりする。そこに例外は無い。今日抑制剤を飲まないで有理に会って発情期にならないという事はミアちゃんの運命は有理ではないんだよ』
『じゃあユーリを好きっていう気持ちは何⁉』
『多分ミアちゃんは有理に一目惚れしたんじゃないかな?運命の番とは違うけどそれも一つの運命だと思うよ』
『一目惚れも運命……』
『そうだよ。僕も15の時に瀬名に一目惚れしたんだ』
ゆっくり優しい声で伊月さんが諭すように話す。運命の番の出会いって本人にしか分からない感覚だから説明しづらいんだよな。その点伊月さんは運命に会ってるから話しに重みがある。
『運命の番は別にいたけど君のパパと一緒で好きな人がいたから拒否したんだ』
茶目っ気を出しウインクすると、ミアちゃんがポッと赤くなる。40過ぎても相手を赤くさせるなんて罪な顔面だな。
『分かった!ユーリは私の運命じゃないけど好きだからアタックし続けるわ!だって今より魅力的になれば運命より私を選んでくれるかもしれないでしょ?』
おっと、運命の番じゃないのは理解してくれたみたいだけど、それとは別に彼女の恋心に火を着けてしまったようだ。
『そ……ソウダネ』
恋する乙女は暴走列車と同じ、止められない止まらない。すまんな有理、椿。後は2人で乗り越えてくれ。
◇◇◇◇◇
その後抑制剤の売る売らないは和解し、会場に戻ったがもう疲れたという事で帰宅、椿と有理に事の顛末を簡単に話し説教タイムに突入。勝手に抑制剤を飲まず運命の番かを確認した事についてだ。
伊月さんの運命の話を知っていた2人の言い分も分かるが、親に黙って確認するのはいただけない。何かあったらどうしたんだよ。
「だって運命に否定的だと思ったから」
クリスマスケーキを突きながらぼそぼそと有理が言い訳をしている。その隣で椿が黙々と食べて頷いている。
「その気持ちは分かるぜ、でも伊月の例は特殊事例だ。全てがソレじゃねぇ。現に俺と神楽はお前達の年齢より下で運命だって気づいたからな」
「「「「えっ⁉」」」」
「あれ?言ってなかったっけ?俺と神楽は運命だって」
「「聞いてない!!」」
当たり前すぎて有理と麗羅に言ってなかったんだろうな、2人が勢いよく立ち上がり文句を言っている。
「ま、そういう事だ。それより隠れて確認すんな。椿に発情期が来たらどうする気だったんだよ」
「抱く」
「「だろうな!」」
おっと、良規さんと被ったちゃったよ。そうなってたら大変だったぞ。椿他人事のように「へー」とか言ってんじゃない!
2人が運命ならもう抑制剤は飲まなくていいという話から今度は椿に発情期がきたらどうするかの話に移っていく。
「俺としては初めての発情期は1人で過ごしてもらいたいんだよなぁ」
「えー俺がいるのに?」
「不満そうだなおい。そうは言っても一度どれだけ辛いか1人で体験しといた方がいい。初めから相手がいるといない時の発情期が耐えれなくなるし、知ってたら対処もし易いからな」
「そうだよ。椿を大切に思っているなら見守ってあげて」
こればかりはαには分からない部類だからな。Ωの俺達がしっかり教えておかないと。
「なーに、2回目の発情期からは止めねぇよ。ただ椿がいいって言うならな」
「そうだよ。たかだか1回の発情期、僕や良規は7年お預けだったんだから」
「7年も⁉」
「伊月さん、ちょっと誤解がある言い方しないでよ。俺達は父さんの研究の被験者になってたからしてなかっただけだろ!」
子供達が7年に驚いてたけど、父親の研究の話をしたら納得した。本当は被験者の話が子供達にも来てたんだけどなぁ……無理そうだな。伊月さんは桜花にはさせる気みたいだけど。
それにしても今年のクリスマスは色んな事がありすぎて疲れた。1日に凝縮しすぎだろ。
「明日は遠野家でクリスマスパーティーでしょ。帰って休もう」
「へーい」
そうだった。毎年どちらかの家でクリスマスパーティーしてたんだった。明日はうちと神楽家族だけだしトラブルなんてないよ……な?
帰って行く遠野一家を見送りながらついネガティブな事を考えてしまう。
次の日のクリスマスパーティーは終始和気あいあいと終わったが、途中桜花の「レイちゃんに弟か妹を作ってあげて!」の一言が無ければなお良かった。
良規さんと神楽が飲み物吹き出してた。神楽は真っ赤になるし、良規さんは張り切り出すしでちょっとカオスだった。
来年遠野家に家族が増えているかは……うん、想像するのはやめておこう。
「おいおい、これ以上は事が大きくなるから他で話せよ」
いつの間にか近くに来ていた良規さんに言われ女の子家族と伊月さんで別室に移動する。もちろん子供達を神楽に頼み、俺も付いて行く。
別室は建物と同じ中世のインテリアが置かれ、猫脚のソファーに向かい合わせで座る。その頃には女の子も落ち着いていたが、母親の方は今だに顔が青い。
『ハナノミヤ、娘が失礼な事を言ってすまない!どうか抑制剤を売ってくれ!』
『パパ⁉』
女の子は知らないのだろうが、『運命の番専用抑制剤』は祐善薬品で専売していて、伊月さんがメインの開発者という事は知られている。だから伊月さんが「売らない」と言えば買う事が出来なくなるのを両親は知っているのだろう。
『娘には話していなかったが、私は運命の番が近くにいるんだ。抑制剤を飲まなければ運命にとらわれ妻や娘を捨ててしまう!』
詳しく聞くと、旦那さんの運命の番は奥さんの従姉妹らしく、運命の番専用抑制剤を飲んでなかった従姉妹が旦那さんを「運命」と認識してしまい、大変だったらしい。旦那さんは愛しているのは妻だからと拒否したが、従姉妹は納得せず付きまとい夫婦の寝室に侵入、運命の番専用抑制剤を捨てようとした所を捕まってメンタルケア専門の病院で入院し、ケアを受けているそうだ。
なるほど。母親が真っ青になって震えている理由が分かった。抑制剤を飲まなければ旦那を従姉妹に取られるんだもんな。そりゃ抑制剤を売らないって言われたら悲鳴も上げるよな。むしろよくパニックを起こさなかったよ。
それに有理に抑制剤無しで会って欲しいと願い出て断られたらあっさり引いたのも納得だ。自分達が運命を拒否しているからな。
でも娘は違った。一途と言えば聞こえは良いが、運命を理由にグイグイ行き過ぎて有理を怒らせた。という事は椿にも被害がくるわけで。それで伊月さんは怒っているんだよな。
『運命って良いものじゃないの?』
父親の話を聞いて女の子は不安そうに聞いている。多分一般に広まっている運命の番に会ったら幸せになるという話を信じてたようだ。
『もちろん出会って幸せになる人もいっぱいいるさ。ただパパは良い出会いではなかったんだよ。だからパパはね、ママとミアを愛しているから「運命」を拒否して抑制剤を飲んでいるんだよ。それっておかしいかな?』
奥さんを安心させるように肩を抱き腕を擦りながら娘に問う。女の子は少し考え『おかしくないと思う』とポツリ。
『だってパパは運命よりミアとママを選んで抑制剤を飲んでるんだよね?ありがとうパパ、大好き』
『ミア……!』
感涙した父親が女の子を抱き締め頭にキスをしている。母親も少し安心したようで顔色が良くなっている。
まあこれで抑制剤を飲むのは理解しただろう。後は有理の事だな。女の子は有理を「運命の番」と思い込んでいるようだし。
『ねえミアちゃん、有理の事なんだけどミアちゃんは何で有理を運命だと思ったのかな?』
急に俺から話しかけられキョトンとした後、『初めて見た時に「この人だ!」って思ったから』と会った日の事を思い出しうっとりとしながら話してくれた。
『……確か会ったのって今年の始めだよね?その時体に異変……熱くなるとか、本能……頭の奥から響くものとかあったかな?』
『うーん……無いかな?』
『今日抑制剤飲んでも無かったんだよね?有理に会ってどう感じた?』
『格好良い!って思った』
『そっかあ』
伊月さんを見ると頷いている。やっぱりそうだよな。
『ミアちゃんいいかい?ミアちゃんくらいの年齢で初めて運命に出会うと体が熱くなったり、発情期を起こしたりする。そこに例外は無い。今日抑制剤を飲まないで有理に会って発情期にならないという事はミアちゃんの運命は有理ではないんだよ』
『じゃあユーリを好きっていう気持ちは何⁉』
『多分ミアちゃんは有理に一目惚れしたんじゃないかな?運命の番とは違うけどそれも一つの運命だと思うよ』
『一目惚れも運命……』
『そうだよ。僕も15の時に瀬名に一目惚れしたんだ』
ゆっくり優しい声で伊月さんが諭すように話す。運命の番の出会いって本人にしか分からない感覚だから説明しづらいんだよな。その点伊月さんは運命に会ってるから話しに重みがある。
『運命の番は別にいたけど君のパパと一緒で好きな人がいたから拒否したんだ』
茶目っ気を出しウインクすると、ミアちゃんがポッと赤くなる。40過ぎても相手を赤くさせるなんて罪な顔面だな。
『分かった!ユーリは私の運命じゃないけど好きだからアタックし続けるわ!だって今より魅力的になれば運命より私を選んでくれるかもしれないでしょ?』
おっと、運命の番じゃないのは理解してくれたみたいだけど、それとは別に彼女の恋心に火を着けてしまったようだ。
『そ……ソウダネ』
恋する乙女は暴走列車と同じ、止められない止まらない。すまんな有理、椿。後は2人で乗り越えてくれ。
◇◇◇◇◇
その後抑制剤の売る売らないは和解し、会場に戻ったがもう疲れたという事で帰宅、椿と有理に事の顛末を簡単に話し説教タイムに突入。勝手に抑制剤を飲まず運命の番かを確認した事についてだ。
伊月さんの運命の話を知っていた2人の言い分も分かるが、親に黙って確認するのはいただけない。何かあったらどうしたんだよ。
「だって運命に否定的だと思ったから」
クリスマスケーキを突きながらぼそぼそと有理が言い訳をしている。その隣で椿が黙々と食べて頷いている。
「その気持ちは分かるぜ、でも伊月の例は特殊事例だ。全てがソレじゃねぇ。現に俺と神楽はお前達の年齢より下で運命だって気づいたからな」
「「「「えっ⁉」」」」
「あれ?言ってなかったっけ?俺と神楽は運命だって」
「「聞いてない!!」」
当たり前すぎて有理と麗羅に言ってなかったんだろうな、2人が勢いよく立ち上がり文句を言っている。
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「なーに、2回目の発情期からは止めねぇよ。ただ椿がいいって言うならな」
「そうだよ。たかだか1回の発情期、僕や良規は7年お預けだったんだから」
「7年も⁉」
「伊月さん、ちょっと誤解がある言い方しないでよ。俺達は父さんの研究の被験者になってたからしてなかっただけだろ!」
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「へーい」
そうだった。毎年どちらかの家でクリスマスパーティーしてたんだった。明日はうちと神楽家族だけだしトラブルなんてないよ……な?
帰って行く遠野一家を見送りながらついネガティブな事を考えてしまう。
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