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ヴィルside3
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「名前は?」
「アリアン・カスティーヌと申します」
「俺はヴィルドルフ・アルンフォルトだ」
彼女は綺麗なカーテシーをした
「ずっと花を見ていたようだけど、気に入った花があるのかい?」
「どれも綺麗ですわ。時間がありましたのでゆっくり見ていただけです」
そう言って恥ずかしそうに笑った
なんて可愛らしいんだろう
目が離せなかった
「一番好きな花は?」
「白い薔薇です」
「へぇ、令嬢は皆赤い薔薇が好きかと思っていたよ」
「赤い薔薇は人気ですものね。そういう方が多いと思います」
「俺もこれからは白い薔薇が一番好きになるよ」
「えっ?」
彼女は俺を見上げて頬を赤く染めた
なんて可愛らしいんだ
「茶会に出席しなかったのはなぜ?」
あの空いた席はきっと彼女の席だ
「それは‥申し訳ございません。
体調が優れなかったもので‥失礼いたします」
小さくカーテシーをして駆け出して行ってしまった
彼女を傷つけてしまったのだろうか
頭の中はアリアンでいっぱいになってしまった
自分の初めての感情に戸惑いながらも、もっと話がしたいと強く思っていた
ブルボマーナの滞在期間は一ヶ月
その間に何とかアリアンの心を開きたい
アリアンを側におきたい
自分でも驚くほどに欲望がわいてきた
俺は恋に落ちたのだ
母にすぐに相談した
女性のことは女性に聞いた方がいいのかと思い、アリアンに一目惚れしたことを告げた
今まであんなに令嬢を嫌だと思っていた自分が、こんなにも頭がいっぱいになるなんておかしい話だ
母は嬉しそうにニッコリ笑って
「アリアン・カスティーヌは側妃の娘で第二王女よ。私も一緒に会いましょう。
ただし、王妃と側妃の仲を刺激することはできないわ。ローズ王女も何とかしなければ‥
母に任せておきなさい」
翌日、スペンサー国王から近くの視察に同行するように言われた王妃とローズ王女は朝早くから王宮を出た
「母上、ありがとうございます」
「ヴィル、母はいつもあなたの味方ですよ。さぁ離宮へ向かいましょう」
側妃とアリアン王女は、王宮の後ろにある離宮に住んでいた
離宮は白く美しい建物で、金の装飾があり品があった
離宮はアリアンの雰囲気によく合っていた
「アリアン・カスティーヌと申します」
「俺はヴィルドルフ・アルンフォルトだ」
彼女は綺麗なカーテシーをした
「ずっと花を見ていたようだけど、気に入った花があるのかい?」
「どれも綺麗ですわ。時間がありましたのでゆっくり見ていただけです」
そう言って恥ずかしそうに笑った
なんて可愛らしいんだろう
目が離せなかった
「一番好きな花は?」
「白い薔薇です」
「へぇ、令嬢は皆赤い薔薇が好きかと思っていたよ」
「赤い薔薇は人気ですものね。そういう方が多いと思います」
「俺もこれからは白い薔薇が一番好きになるよ」
「えっ?」
彼女は俺を見上げて頬を赤く染めた
なんて可愛らしいんだ
「茶会に出席しなかったのはなぜ?」
あの空いた席はきっと彼女の席だ
「それは‥申し訳ございません。
体調が優れなかったもので‥失礼いたします」
小さくカーテシーをして駆け出して行ってしまった
彼女を傷つけてしまったのだろうか
頭の中はアリアンでいっぱいになってしまった
自分の初めての感情に戸惑いながらも、もっと話がしたいと強く思っていた
ブルボマーナの滞在期間は一ヶ月
その間に何とかアリアンの心を開きたい
アリアンを側におきたい
自分でも驚くほどに欲望がわいてきた
俺は恋に落ちたのだ
母にすぐに相談した
女性のことは女性に聞いた方がいいのかと思い、アリアンに一目惚れしたことを告げた
今まであんなに令嬢を嫌だと思っていた自分が、こんなにも頭がいっぱいになるなんておかしい話だ
母は嬉しそうにニッコリ笑って
「アリアン・カスティーヌは側妃の娘で第二王女よ。私も一緒に会いましょう。
ただし、王妃と側妃の仲を刺激することはできないわ。ローズ王女も何とかしなければ‥
母に任せておきなさい」
翌日、スペンサー国王から近くの視察に同行するように言われた王妃とローズ王女は朝早くから王宮を出た
「母上、ありがとうございます」
「ヴィル、母はいつもあなたの味方ですよ。さぁ離宮へ向かいましょう」
側妃とアリアン王女は、王宮の後ろにある離宮に住んでいた
離宮は白く美しい建物で、金の装飾があり品があった
離宮はアリアンの雰囲気によく合っていた
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