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女神に頼まれたので村を復興させてみた
復興計画書
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一言に復興と言っても様々だ。特に一翔は以前の姿を知らないのだから何をすれば良いのかの判断がつかないのが現状だ。
これを打開するには以前の姿を知る者、もしくは今後この村をどのようにしていきたいか、方針が決まってる者との相談が不可欠だ。
「てことで、そうなるとお前が適任なんだわ」
「突然開店前に来たと思ったら…。前も言いましたけど一応売れっ子なんですよ?」
「そもそも俺をここに連れてきたのは誰だ?」
そこに触れられるとぐうの音も出ない。何を隠そう一翔をここに連れてきた本人は彼女自身であることは何よりも本人が一番理解している。
「わかりました、今日は開店時間を遅らせましょう。それで、なんでしたっけ?」
「一言に復興って言ってもゴールが決まってないんじゃ何をしていいかがわからないだろう?」
「なるほど。あまり昔話はしたくないんですがね、かつてのこの村の話でもしましょうか」
この世界に悪魔が訪れるよりも前の話、この村は神話の舞台として人々に愛されながらも昔ながらの伝統を受け継ぎ、護り続けてきた。女神の加護を信じる冒険者らはこの村で一日を過ごし、女神に祈りを捧げてからから目的地へ向かうのが一般的だったとされる。
「一部要約っと。こんな感じですね」
「なんだ…それ」
「ん?あぁ、これですか?最近出版された本です。あの一件の後、何が起きていたのかという考察本や、過去と現在を比べる本が増えまして」
その中でも彼女のお気に入りが今読んでいたこれだそうだ。なんでも、わりと事実に近いことが書いてあって凄い。らしい。
「今さらっと読んでたけど伝統ってなんなんだ?聞いたことないけど」
「あぁ、大したものじゃないですよ?女神の伝説伝わりし土地であるならば、片時も女神の加護を忘れることなく、誠実に生きよ。とか、女神の加護に愛された者が住まう場所。必要以上な変化はいらぬ。みたいなくっだらないやつです」
それを女神本人がくだらないと言って良いのかは疑問ではあるが、村の復興をするに当たって気にするような事では無さそうだ。言ってしまえば心の持ち方、つまりは志というやつに触れる部分だ。
「あ、でも村で一日を過ごしってのは役に立ったぞ。そう言えば宿屋が無い。というか村作りの時点で参考にすべきだったものがある…」
「ほう?そんな素晴らしい教本があるんですか?」
「教本じゃない、ゲームだ。勇者が世界を救う系のやつには大体村がある。あれをイメージすれば良かったんだ」
「よくわかりませんけど、なんかやる気が出るものが見つかって良かったです」
さすがにゲームはミライには伝わらなかったらしく、微妙な反応をされてしまった一翔。某ゲームを参考にするのであれば必要なのは宿屋、道具屋、武器屋辺りになる。最後のものは確実にいらないだろう。
しかし宿屋が無いのは致命的だ。何故今の今までその問題を放置してきたか、それは単に忘れていただけではない。宿屋を切り盛りする者がいないのだ。
バンは畑仕事が減ったぶん手は空くが宿屋で働くにはやや力が余る。リカは機織りの仕事があるので無理だろう。ミライは見ての通りカフェを経営している。移り住んで来たのは皆老人だ。もう働くには遅すぎる。
「ま、深刻な人手不足ですかね。私がカフェなんて開かずに宿屋やってれば解決してましたけどね!」
得意気に言うミライの頬をつねりながら、やや黒い声で同意を示す。有り体に言えば怒りながらそれに応えている状態だ。
「いだい、いたいいたい!何するんですかぁ…」
「顔が腹立った」
「理不尽!?」
「とにかく、宿屋をやってくれるような人を探そう。他には…」
「そちらで言うところの道具屋ってやつもほしいですね。住んでて痛感します」
「そ、そうか。じゃあそれも追加で…」
完全に人間視点の女神に同様しつつも今後の方針をまとめていく。村に必要なもの、簡単なようで全く思い浮かばないそれに二人は頭を悩ませる。
「そもそもさ、何も無いから村なんじゃないか?」
「………天才ですか?」
「だって栄えてたら町じゃん。街ってやつだよ!」
「それもそうですね!じゃあもうこれ終わりじゃないですか」
「いやじゃあどうすんだよ。必要最低限の人数集めて終わりってか?」
「そうなりますね。あとはのんびりこっちでの生活を楽しんでいただく感じでどうですか?」
どうですか?では無い。わざわざここまでして喚ばれたにも関わらずまとめてみればやることがほぼ無い。これには一翔も本心からポンコツ女神と出てしまう。
「ひっどぉい、ちょ、ポンコツってあります?ポンコツですよ?」
「お前に対する最適な言葉だろう?どこも変じゃない」
「私これでも主神なんですけど?ポンコツはないんじゃないですか?」
「じゃあなんだ?出来損ない女神か?」
「はー、よく言ってくれましたね?あーもー良いですよ、良いです。怒りましたから」
お互い本気という訳では無い。これも立派なコミュニケーションの一つなのだ。どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、二人の中ではなんとなくそれが共有できている。
ふとカウンターテーブルの上に置いていた紙に目を向ける。いつの間にか逆さまになっており、ペンもミライが使った後のような配置になっていた。
よく見てみると、一翔の書いた覚えのない字が足されていた。
みんながわらって暮らせるような場所
これが彼女の本音だろう。女神としてではなく、一人の少女としてミライはそう願っていたのだ。
「第一、一翔さんだって人の事言えな…ってどうしたんです?まじまじと紙を見て……あ、」
一翔の視線の先の正体に気付きミライは赤面する。本人の中ではバレない予定だったらしい。
「あー、そのえっと。あれです、あれ。あれ……です」
それらしい言葉が浮かばなかったらしく照れくさそうに下に視線をやる。
「そう、だな。これが一番大切だよな」
リカの言っていた巫女の勤め、それをミライがどう思っているのかはまだわからない。正確にはまだ聞く勇気がない。
それでも、ミライの心はきっと一翔同じだ。そう信じるに値する言葉がそこには記されていた。
なによりも大切なこの場所で、皆が笑って暮らす事ができれば、それは何よりも幸せな事だろう。
これを打開するには以前の姿を知る者、もしくは今後この村をどのようにしていきたいか、方針が決まってる者との相談が不可欠だ。
「てことで、そうなるとお前が適任なんだわ」
「突然開店前に来たと思ったら…。前も言いましたけど一応売れっ子なんですよ?」
「そもそも俺をここに連れてきたのは誰だ?」
そこに触れられるとぐうの音も出ない。何を隠そう一翔をここに連れてきた本人は彼女自身であることは何よりも本人が一番理解している。
「わかりました、今日は開店時間を遅らせましょう。それで、なんでしたっけ?」
「一言に復興って言ってもゴールが決まってないんじゃ何をしていいかがわからないだろう?」
「なるほど。あまり昔話はしたくないんですがね、かつてのこの村の話でもしましょうか」
この世界に悪魔が訪れるよりも前の話、この村は神話の舞台として人々に愛されながらも昔ながらの伝統を受け継ぎ、護り続けてきた。女神の加護を信じる冒険者らはこの村で一日を過ごし、女神に祈りを捧げてからから目的地へ向かうのが一般的だったとされる。
「一部要約っと。こんな感じですね」
「なんだ…それ」
「ん?あぁ、これですか?最近出版された本です。あの一件の後、何が起きていたのかという考察本や、過去と現在を比べる本が増えまして」
その中でも彼女のお気に入りが今読んでいたこれだそうだ。なんでも、わりと事実に近いことが書いてあって凄い。らしい。
「今さらっと読んでたけど伝統ってなんなんだ?聞いたことないけど」
「あぁ、大したものじゃないですよ?女神の伝説伝わりし土地であるならば、片時も女神の加護を忘れることなく、誠実に生きよ。とか、女神の加護に愛された者が住まう場所。必要以上な変化はいらぬ。みたいなくっだらないやつです」
それを女神本人がくだらないと言って良いのかは疑問ではあるが、村の復興をするに当たって気にするような事では無さそうだ。言ってしまえば心の持ち方、つまりは志というやつに触れる部分だ。
「あ、でも村で一日を過ごしってのは役に立ったぞ。そう言えば宿屋が無い。というか村作りの時点で参考にすべきだったものがある…」
「ほう?そんな素晴らしい教本があるんですか?」
「教本じゃない、ゲームだ。勇者が世界を救う系のやつには大体村がある。あれをイメージすれば良かったんだ」
「よくわかりませんけど、なんかやる気が出るものが見つかって良かったです」
さすがにゲームはミライには伝わらなかったらしく、微妙な反応をされてしまった一翔。某ゲームを参考にするのであれば必要なのは宿屋、道具屋、武器屋辺りになる。最後のものは確実にいらないだろう。
しかし宿屋が無いのは致命的だ。何故今の今までその問題を放置してきたか、それは単に忘れていただけではない。宿屋を切り盛りする者がいないのだ。
バンは畑仕事が減ったぶん手は空くが宿屋で働くにはやや力が余る。リカは機織りの仕事があるので無理だろう。ミライは見ての通りカフェを経営している。移り住んで来たのは皆老人だ。もう働くには遅すぎる。
「ま、深刻な人手不足ですかね。私がカフェなんて開かずに宿屋やってれば解決してましたけどね!」
得意気に言うミライの頬をつねりながら、やや黒い声で同意を示す。有り体に言えば怒りながらそれに応えている状態だ。
「いだい、いたいいたい!何するんですかぁ…」
「顔が腹立った」
「理不尽!?」
「とにかく、宿屋をやってくれるような人を探そう。他には…」
「そちらで言うところの道具屋ってやつもほしいですね。住んでて痛感します」
「そ、そうか。じゃあそれも追加で…」
完全に人間視点の女神に同様しつつも今後の方針をまとめていく。村に必要なもの、簡単なようで全く思い浮かばないそれに二人は頭を悩ませる。
「そもそもさ、何も無いから村なんじゃないか?」
「………天才ですか?」
「だって栄えてたら町じゃん。街ってやつだよ!」
「それもそうですね!じゃあもうこれ終わりじゃないですか」
「いやじゃあどうすんだよ。必要最低限の人数集めて終わりってか?」
「そうなりますね。あとはのんびりこっちでの生活を楽しんでいただく感じでどうですか?」
どうですか?では無い。わざわざここまでして喚ばれたにも関わらずまとめてみればやることがほぼ無い。これには一翔も本心からポンコツ女神と出てしまう。
「ひっどぉい、ちょ、ポンコツってあります?ポンコツですよ?」
「お前に対する最適な言葉だろう?どこも変じゃない」
「私これでも主神なんですけど?ポンコツはないんじゃないですか?」
「じゃあなんだ?出来損ない女神か?」
「はー、よく言ってくれましたね?あーもー良いですよ、良いです。怒りましたから」
お互い本気という訳では無い。これも立派なコミュニケーションの一つなのだ。どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、二人の中ではなんとなくそれが共有できている。
ふとカウンターテーブルの上に置いていた紙に目を向ける。いつの間にか逆さまになっており、ペンもミライが使った後のような配置になっていた。
よく見てみると、一翔の書いた覚えのない字が足されていた。
みんながわらって暮らせるような場所
これが彼女の本音だろう。女神としてではなく、一人の少女としてミライはそう願っていたのだ。
「第一、一翔さんだって人の事言えな…ってどうしたんです?まじまじと紙を見て……あ、」
一翔の視線の先の正体に気付きミライは赤面する。本人の中ではバレない予定だったらしい。
「あー、そのえっと。あれです、あれ。あれ……です」
それらしい言葉が浮かばなかったらしく照れくさそうに下に視線をやる。
「そう、だな。これが一番大切だよな」
リカの言っていた巫女の勤め、それをミライがどう思っているのかはまだわからない。正確にはまだ聞く勇気がない。
それでも、ミライの心はきっと一翔同じだ。そう信じるに値する言葉がそこには記されていた。
なによりも大切なこの場所で、皆が笑って暮らす事ができれば、それは何よりも幸せな事だろう。
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