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女神に頼まれて村作りをしてみた
プロローグ
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「あー、疲れた疲れた。はやく寝たい」一翔は力なく布団に倒れ混んだ。この土日寝るまも惜しんである作業をしていた。
今は昼間。時計を見る余裕もなく一翔は眠りについた。
「……さん、ず……さん!一翔さん!」聞いたことない声に呼ばれて一翔は恐る恐る瞼を開ける。
「あ、やっと起きましたね…。こんにちわ」そこには見たこともない同い年位の女の子が立っていた。
「あ、こんにちわ…。で、なんで俺は広大な大自然の上で寝ていてしかも見たことない人に起こされてるんでしょうか」
「実は貴方に頼みたいことがあります。村を作ってください」
「いやいやいや…。まずここはどこであんたが誰なのかを説明してもらわないと」少し強めに言葉を放つ。やや顔を強ばらせて続けた。
「こ、ここは貴方の世界で言うところの異世界です。私はミーア、この世界で女神をしています」
「異世界?は?俺死んだの?」
「死んでないです。なんというか…夢を見てる感じでお願いします」説明が下手くそだ。一翔はそんな顔をしながら期待せずに続ける。
「で…村を作れってどこに?」
「少し先に貴方と共に村を作ってくれるこの世界出身の人が居ます。その方と…やってもらえると」おどおどしながら遠目に見える建物を指差しながら言う。
「断ったら?」
「さっき凄く女神らしく"汝が望む者を送りましょう。そして村を完成させなさい──。って言っちゃったんです、それだけはやめてください」目をうるうると輝かせながら一翔にすがる。
「あぁ、ちゃんと女神してるのね」
「失礼ですね!この世界では女神として信仰されてるんですよ!」涙目で言っても説得力がない。
「できれば俺の前でも女神をしてほしかったんだけど…」
「良いじゃないですか。たまには素に戻れる相手が居ても」村を作る以外にもめんどくさい仕事の予感を抱えながら一翔が最後の質問をする。
「なんで日本語で会話できてるのかと帰れるのかを教えてくれ」
「私は女神なのである程度の言語なら喋れます。この世界の言葉は女神の神秘的な力でどうにかできます。元の世界には…その…」
「帰れないのか?」
「はい。細かく言うと帰れるんですよ?ただ、終わるまでは帰ってもらうとここに繋ぐだけでも大変なので…すみません」変わらず涙目で縮込む。
「いや、もう諦めた。それでここにいる間俺の本体はどうなるの?」
「時間が止まってるので戻ったら徹夜明けの布団の上に戻ってます」
「なら良いや。さっきは強く言い過ぎてごめんな」流石に申し訳なく感じて謝る。
「い、いえ。本来女神である私がこのような見苦しい─」
「よ、よし。もう大丈夫だ。あそこに行けば良いんだな?」長くなると確信した一翔は話を進めた。
「はい、そうなります。あ、良ければワープで村の近くまで送りますよ」
「してもらえるならしてもらいたい」
「わかりました。では、あの村を……この世界をよろしくお願いします」世界ってどういう事なんだ?と聞こうとした瞬間に目の前が歪んだ。
「いや言うほど村の近くでもないぞここ…」
今は昼間。時計を見る余裕もなく一翔は眠りについた。
「……さん、ず……さん!一翔さん!」聞いたことない声に呼ばれて一翔は恐る恐る瞼を開ける。
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「異世界?は?俺死んだの?」
「死んでないです。なんというか…夢を見てる感じでお願いします」説明が下手くそだ。一翔はそんな顔をしながら期待せずに続ける。
「で…村を作れってどこに?」
「少し先に貴方と共に村を作ってくれるこの世界出身の人が居ます。その方と…やってもらえると」おどおどしながら遠目に見える建物を指差しながら言う。
「断ったら?」
「さっき凄く女神らしく"汝が望む者を送りましょう。そして村を完成させなさい──。って言っちゃったんです、それだけはやめてください」目をうるうると輝かせながら一翔にすがる。
「あぁ、ちゃんと女神してるのね」
「失礼ですね!この世界では女神として信仰されてるんですよ!」涙目で言っても説得力がない。
「できれば俺の前でも女神をしてほしかったんだけど…」
「良いじゃないですか。たまには素に戻れる相手が居ても」村を作る以外にもめんどくさい仕事の予感を抱えながら一翔が最後の質問をする。
「なんで日本語で会話できてるのかと帰れるのかを教えてくれ」
「私は女神なのである程度の言語なら喋れます。この世界の言葉は女神の神秘的な力でどうにかできます。元の世界には…その…」
「帰れないのか?」
「はい。細かく言うと帰れるんですよ?ただ、終わるまでは帰ってもらうとここに繋ぐだけでも大変なので…すみません」変わらず涙目で縮込む。
「いや、もう諦めた。それでここにいる間俺の本体はどうなるの?」
「時間が止まってるので戻ったら徹夜明けの布団の上に戻ってます」
「なら良いや。さっきは強く言い過ぎてごめんな」流石に申し訳なく感じて謝る。
「い、いえ。本来女神である私がこのような見苦しい─」
「よ、よし。もう大丈夫だ。あそこに行けば良いんだな?」長くなると確信した一翔は話を進めた。
「はい、そうなります。あ、良ければワープで村の近くまで送りますよ」
「してもらえるならしてもらいたい」
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「いや言うほど村の近くでもないぞここ…」
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