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第9部 倒錯のイグニス
#161 偵察③
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「杏里、どうしたの?」
駆け寄ろうとしたルナの上半身に、バシャバシャと体液の雨が降り注ぐ。
「ああああああっ!」
杏里は乳を揉みしだきながらガラステーブルの上に転がると、片手を股の間に突っ込み、腰を跳ね上げ、狂ったようにのたうち回る。
5本の指が乳房を揉むたびに、乳首から淫汁が母乳よろしく勢いよく噴き上がる。
股間も同じで、断続的にしぶく透明な液が、テーブルの上に広い水たまりをつくり始めている。
濃厚な女の匂いが、部屋の中にスープのように充満していた。
発情した雌の性腺から発散される、麝香のような刺激臭である。
杏里の体液を頭から浴び、そのフェロモンを鼻孔一杯に吸い込んだルナにも、異変が生じ始めていた。
「いや…。何、これ…?」
右手が勝手に動き、胸をまさぐっている。
左手はいつのまにかジーンズの中に潜り込み、ショーツの上から秘所を弄っている。
「やだ…」
懸命に首を打ち振るルナ。
その彫りの深い顔に、焦りの色が現れている。
意志に反して、指はセーターをもどかしげにたくし上げ、ブラジャーから乳房を引きずり出そうとしている。
もう一方の手は、すでにショーツの隙間から股間に侵入し、小さな肉の芽を探り当てていた。
「だめ、だめだったら…」
口では抵抗を示すルナだったが、その声も徐々に弱々しくなっていくようだ。
目が、テーブルの上の杏里の痴態に吸い寄せられて、1ミリたりとも逸らせなくなってしまっているのだ。
杏里の快感が、濃密なフェロモンのスープを介して、ルナの肌に伝播したかのような感じだった。
股間に指を突き入れ、乳房を弄びながら、部屋の隅にしゃがみこむルナ。
初めてオナニーを知った時のように、やめたくてもやめられなくなってしまっている。
杏里はルナの目と鼻の先で、全身から淫汁を飛び散らせ、海老のように跳ねている。
目は完全に裏返り、半開きの唇が真っ青になって痙攣していた。
「ちょっと、何やってんのよ、あんたたち」
そこに、ドアが開いてもっくんの巨体が現れた。
「ほうら、いわんこっちゃない! もう、待ってなさいよ!」
いったん引っ込むと、今度はポリバケツを提げて戻ってきた。
「目を覚ましなさい!」
杏里、ルナと、順に水をぶっかけてきた。
「きゃっ!」
杏里の動きが止まった。
のろのろとテーブルの上に身を起こすと、茫漠とした表情でもっくんを見た。
「…ひどいよ」
唇を尖らせ、不服そうに言う。
「いきなり、水をかけるなんて…。私たち、犬じゃないんだからね」
駆け寄ろうとしたルナの上半身に、バシャバシャと体液の雨が降り注ぐ。
「ああああああっ!」
杏里は乳を揉みしだきながらガラステーブルの上に転がると、片手を股の間に突っ込み、腰を跳ね上げ、狂ったようにのたうち回る。
5本の指が乳房を揉むたびに、乳首から淫汁が母乳よろしく勢いよく噴き上がる。
股間も同じで、断続的にしぶく透明な液が、テーブルの上に広い水たまりをつくり始めている。
濃厚な女の匂いが、部屋の中にスープのように充満していた。
発情した雌の性腺から発散される、麝香のような刺激臭である。
杏里の体液を頭から浴び、そのフェロモンを鼻孔一杯に吸い込んだルナにも、異変が生じ始めていた。
「いや…。何、これ…?」
右手が勝手に動き、胸をまさぐっている。
左手はいつのまにかジーンズの中に潜り込み、ショーツの上から秘所を弄っている。
「やだ…」
懸命に首を打ち振るルナ。
その彫りの深い顔に、焦りの色が現れている。
意志に反して、指はセーターをもどかしげにたくし上げ、ブラジャーから乳房を引きずり出そうとしている。
もう一方の手は、すでにショーツの隙間から股間に侵入し、小さな肉の芽を探り当てていた。
「だめ、だめだったら…」
口では抵抗を示すルナだったが、その声も徐々に弱々しくなっていくようだ。
目が、テーブルの上の杏里の痴態に吸い寄せられて、1ミリたりとも逸らせなくなってしまっているのだ。
杏里の快感が、濃密なフェロモンのスープを介して、ルナの肌に伝播したかのような感じだった。
股間に指を突き入れ、乳房を弄びながら、部屋の隅にしゃがみこむルナ。
初めてオナニーを知った時のように、やめたくてもやめられなくなってしまっている。
杏里はルナの目と鼻の先で、全身から淫汁を飛び散らせ、海老のように跳ねている。
目は完全に裏返り、半開きの唇が真っ青になって痙攣していた。
「ちょっと、何やってんのよ、あんたたち」
そこに、ドアが開いてもっくんの巨体が現れた。
「ほうら、いわんこっちゃない! もう、待ってなさいよ!」
いったん引っ込むと、今度はポリバケツを提げて戻ってきた。
「目を覚ましなさい!」
杏里、ルナと、順に水をぶっかけてきた。
「きゃっ!」
杏里の動きが止まった。
のろのろとテーブルの上に身を起こすと、茫漠とした表情でもっくんを見た。
「…ひどいよ」
唇を尖らせ、不服そうに言う。
「いきなり、水をかけるなんて…。私たち、犬じゃないんだからね」
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