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第9部 倒錯のイグニス
#288 西棟攻略⑦
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「きゃははははは! もうこれ、使いものになんないね!」
少女が甲高い笑い声を上げながら、重人のペニスからシャープペンを抜いた。
「ぐふっ」
激痛のあまり、嘔吐する重人。
「げ、きったねえなあ!」
叫んで、その小さな体を大柄な男子ふたりが床に無造作に投げ出した。
無様に股を開いて尻もちをついたところを、上履きでぐいぐい踏みにじる。
「やめて! 痛い! 痛いったら!」
勃起して長くなったペニスを足で踏みつけられ、重人が涙と鼻水で顔をぐしょぐしょにして泣き叫ぶ。
「うざいんだよ! このガキが!」
もうひとりの男子が、いきなりむき出しの睾丸を蹴り上げた。
「ぎゃあああっ!」
股間を抱えて重人がのたうち回る。
「重人…」
杏里は茫然とつぶやいた。
腹の底が冷たくなるような恐怖感。
由羅の最期を看取った時に感じたのと同じ、ぞっとするような戦慄が杏里の動きを封じてしまっていた。
「ひーひひひひっ! さあ、今度はあんたの番だよ! あたしさあ、素行も成績も悪くて、行く高校なくて困ってたんだ。でも、あんたのクリちゃんからリングはずすだけで、行きたい高校、どこへでも行かせてもらえるんだろ? だったら、こんなラッキーなことないじゃんね! こうなったら、あたし、ガチで頑張るからね。そのための準備もばっちりだし。ほら」
少女が指差したのは、壁際にキングサイズのベッドのように並べられた机である。
その上に乗っている小道具をひと目見て、杏里は嫌な気持ちに襲われた。
ペンチ、カッターナイフ、ドライバー、千枚通し、釘抜き、のこぎり…。
まるで大工道具のセットである。
大人の玩具のほうが、まだましな気がした。
この女、私を切り刻んで、バラバラにするつもりなんだ…。
冷たい汗が腋の下を伝って落ちた。
「でもまあ、あたしだけいい目を見るのはいくらなんでも不公平だからさあ、まずはクラスのみんなに十分楽しんでもらおうと思うんだ。特に男子は、みんなあんたとやりたくてウズウズしてんだよ!」
へらへら笑って少女が言った。
「じゃ、お言葉に甘えて」
重人のペニスと睾丸を足でにじりつぶしたふたりが、ゆっくりと前に進み出た。
2対の腕が伸び、杏里のコスチュームにつかみかかる。
「さ、脱げよ。たっぷり可愛がってやるからさ」
ふたりの後ろに、下半身裸の男子生徒たちがあたかも順番を待つように並んでいる。
「わかったから、放して」
その手を振り払い、杏里は言った。
心の中は、怒りで煮えくり返っている。
よくも重人を…。
が、ここは冷静にならなければ。
怒りは快感を阻害する。
敵を屠るには、まず杏里自身が快楽に身をゆだねる必要があるのだから…。
少女が甲高い笑い声を上げながら、重人のペニスからシャープペンを抜いた。
「ぐふっ」
激痛のあまり、嘔吐する重人。
「げ、きったねえなあ!」
叫んで、その小さな体を大柄な男子ふたりが床に無造作に投げ出した。
無様に股を開いて尻もちをついたところを、上履きでぐいぐい踏みにじる。
「やめて! 痛い! 痛いったら!」
勃起して長くなったペニスを足で踏みつけられ、重人が涙と鼻水で顔をぐしょぐしょにして泣き叫ぶ。
「うざいんだよ! このガキが!」
もうひとりの男子が、いきなりむき出しの睾丸を蹴り上げた。
「ぎゃあああっ!」
股間を抱えて重人がのたうち回る。
「重人…」
杏里は茫然とつぶやいた。
腹の底が冷たくなるような恐怖感。
由羅の最期を看取った時に感じたのと同じ、ぞっとするような戦慄が杏里の動きを封じてしまっていた。
「ひーひひひひっ! さあ、今度はあんたの番だよ! あたしさあ、素行も成績も悪くて、行く高校なくて困ってたんだ。でも、あんたのクリちゃんからリングはずすだけで、行きたい高校、どこへでも行かせてもらえるんだろ? だったら、こんなラッキーなことないじゃんね! こうなったら、あたし、ガチで頑張るからね。そのための準備もばっちりだし。ほら」
少女が指差したのは、壁際にキングサイズのベッドのように並べられた机である。
その上に乗っている小道具をひと目見て、杏里は嫌な気持ちに襲われた。
ペンチ、カッターナイフ、ドライバー、千枚通し、釘抜き、のこぎり…。
まるで大工道具のセットである。
大人の玩具のほうが、まだましな気がした。
この女、私を切り刻んで、バラバラにするつもりなんだ…。
冷たい汗が腋の下を伝って落ちた。
「でもまあ、あたしだけいい目を見るのはいくらなんでも不公平だからさあ、まずはクラスのみんなに十分楽しんでもらおうと思うんだ。特に男子は、みんなあんたとやりたくてウズウズしてんだよ!」
へらへら笑って少女が言った。
「じゃ、お言葉に甘えて」
重人のペニスと睾丸を足でにじりつぶしたふたりが、ゆっくりと前に進み出た。
2対の腕が伸び、杏里のコスチュームにつかみかかる。
「さ、脱げよ。たっぷり可愛がってやるからさ」
ふたりの後ろに、下半身裸の男子生徒たちがあたかも順番を待つように並んでいる。
「わかったから、放して」
その手を振り払い、杏里は言った。
心の中は、怒りで煮えくり返っている。
よくも重人を…。
が、ここは冷静にならなければ。
怒りは快感を阻害する。
敵を屠るには、まず杏里自身が快楽に身をゆだねる必要があるのだから…。
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