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第9部 倒錯のイグニス
#296 西棟攻略⑮
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重人に肩を貸して教室から連れ出すと、杏里は階段の踊り場に重人を座らせ、壁に背をもたせかけた。
重人の下半身は、じっくり見るまでもなく、酷いありさまだった。
まったく陰毛の生えていない股間から垂れさがったペニスは平たく潰れ、尿道口から鮮血を溢れさせている。
「ひどい…」
重人の股の間にしゃがみこむと、杏里はそのペニスを手に取り、痛ましげに眉根を寄せた。
3年生たちに踏みにじられたせいで、重人のペニスは海綿体を破壊され、芯のないコンニャクのようだ。
このまま放っておいては、二度と使い物にならなくなるのは目に見えていた。
「今、手当してあげるから、よくなるまで重人はここで待ってて。大丈夫。タナトスの治癒力が、外部の対象にも有効なのは、あなたもよく知ってるでしょ? 由羅なんて、私が何度治してあげたことか」
でも、その由羅も最後は間に合わなかった…。
ちらっと頭の隅を嫌な思い出がかすめたが、さすがにそれは口に出さなかった。
がっくりと首を落としたまま、重人は答えない。
気を失っているのか、あるいはあまりの激痛に意識が混濁しているのか、死んだみたいにひと言もしゃべらない。
「最後まで一緒に行きたかったけど、でも、私のことなら、心配ないから。あと、残すは2年生と先生だけだし、何とでもなるよ」
努めて明るく言うと、重人が小さく「ごめん…」とつぶやいた気がした。
「じゃ、やるよ」
重人の上半身を抱き、床に仰向けに寝かせた。
その開いた足の間にうずくまると、杏里は重人の股間に顔を寄せて、血まみれのペニスを口に含んだ。
唾液をたっぷり溜め、舌で傷ついた海綿体と亀頭に、まんべんなく塗りつけていく。
タナトスの治癒能力には、即効性がある。
特にその中でも、百戦錬磨の杏里の能力はトップクラスだった。
ただ、それも他者が相手の場合は、効果がかなり減退する。
杏里自身が負った傷なら数分で治るところが、その何十倍とかかるのだ。
重人の場合も、例外ではなかった。
治る自信はある。
でも、完治するまでに、どれだけかかるかまではわからない。
重人はここに置いていくしかなかった。
残りは自分ひとりで片づける。
それしかないのだ。
萎れたペニスに唾液をたっぷりまぶすと、今度はその上にまたがり、ゆっくりと腰を沈めていく。
ずらした下着の間からは、半ば口を開けた陰部が覗いている。
媚薬の効果と美咲との絡みで、そこはまだ十分濡れていた。
その愛液を、仕上げとして重人の患部に塗りつけてやるつもりなのだ。
杏里の熱く湿った肉襞に包み込まれて、目を閉じていた重人がかすかにうめいた。
その反応に勇気を得て、杏里はおもむろに腰を前後にスライドさせ始めた。
重人の下半身は、じっくり見るまでもなく、酷いありさまだった。
まったく陰毛の生えていない股間から垂れさがったペニスは平たく潰れ、尿道口から鮮血を溢れさせている。
「ひどい…」
重人の股の間にしゃがみこむと、杏里はそのペニスを手に取り、痛ましげに眉根を寄せた。
3年生たちに踏みにじられたせいで、重人のペニスは海綿体を破壊され、芯のないコンニャクのようだ。
このまま放っておいては、二度と使い物にならなくなるのは目に見えていた。
「今、手当してあげるから、よくなるまで重人はここで待ってて。大丈夫。タナトスの治癒力が、外部の対象にも有効なのは、あなたもよく知ってるでしょ? 由羅なんて、私が何度治してあげたことか」
でも、その由羅も最後は間に合わなかった…。
ちらっと頭の隅を嫌な思い出がかすめたが、さすがにそれは口に出さなかった。
がっくりと首を落としたまま、重人は答えない。
気を失っているのか、あるいはあまりの激痛に意識が混濁しているのか、死んだみたいにひと言もしゃべらない。
「最後まで一緒に行きたかったけど、でも、私のことなら、心配ないから。あと、残すは2年生と先生だけだし、何とでもなるよ」
努めて明るく言うと、重人が小さく「ごめん…」とつぶやいた気がした。
「じゃ、やるよ」
重人の上半身を抱き、床に仰向けに寝かせた。
その開いた足の間にうずくまると、杏里は重人の股間に顔を寄せて、血まみれのペニスを口に含んだ。
唾液をたっぷり溜め、舌で傷ついた海綿体と亀頭に、まんべんなく塗りつけていく。
タナトスの治癒能力には、即効性がある。
特にその中でも、百戦錬磨の杏里の能力はトップクラスだった。
ただ、それも他者が相手の場合は、効果がかなり減退する。
杏里自身が負った傷なら数分で治るところが、その何十倍とかかるのだ。
重人の場合も、例外ではなかった。
治る自信はある。
でも、完治するまでに、どれだけかかるかまではわからない。
重人はここに置いていくしかなかった。
残りは自分ひとりで片づける。
それしかないのだ。
萎れたペニスに唾液をたっぷりまぶすと、今度はその上にまたがり、ゆっくりと腰を沈めていく。
ずらした下着の間からは、半ば口を開けた陰部が覗いている。
媚薬の効果と美咲との絡みで、そこはまだ十分濡れていた。
その愛液を、仕上げとして重人の患部に塗りつけてやるつもりなのだ。
杏里の熱く湿った肉襞に包み込まれて、目を閉じていた重人がかすかにうめいた。
その反応に勇気を得て、杏里はおもむろに腰を前後にスライドさせ始めた。
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