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第9部 倒錯のイグニス
#331 ラストステージ⑥
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大山の言葉が終わるか終わらぬかのうちだった。
逆さ吊りにされた杏里を取り囲むようにして座っていた生徒や教師たちが、一斉に立ち上がった。
まるで、砂糖に群がる蟻だった。
四方八方から手が伸びてきて、杏里の身体のあちこちを撫でまわし、弄り始めた。
特に狙われたのは、股間だった。
杏里は鈍角に脚を開いたまま、吊り下げられている。
そのせいで、ボンテージスーツの局部に入ったスリットが左右に開き、性器が剥き出しになってしまっている。
そこに、集まってきた生徒や教師たちがやにわに指をつっこみ、中をかき回し始めたのだ。
「あああ…」
すさまじい快感に痙攣する杏里。
クリトリスが引き出され、指で嬲りものにされているのがわかる。
誰かが強引にリングを引き抜こうとしているのだ。
が、杏里のクリトリスは、再生の過程でリングを一部組織に取り込んでしまっている。
クリトリスごと切除しないと、取れないようになっているのだ。
指でつままれ、強く引っ張られて、クリトリスが大きく伸びる。
元から肥大していた杏里の肉の芽は、今や容赦ない刺激を受けて、あり得ないほどのサイズに勃起している。
膣内からしとどに蜜があふれ出し、クリトリスをこねまわす指先を濡らしていく。
ほかの者の指が陰唇を左右に押し開き、そこにまた別の指が伸びてきて、杏里の膣口のなかを攪拌する。
ほとばしる愛液の量に比例するように、杏里の全身に快感のパルスが奔った。
2種類の媚薬の効果で、杏里はただでさえ感じやすくなっている。
しかも、タナトスの防御機能が痛みを遮断し、すべて快感に転換する作用を働かせているため、何をされても激しく感じてしまうのだ。
最終ステージにたどり着いた者たちは、一部の教師を除いて、一度は杏里と相まみえた者ばかりである。
そのせいか、あまり余計なことはせず、リングの摘出に重きを置いている者がほとんどのようだ。
攻撃が性器に集中していることからも、それとわかる。
が、幸いなことに、ビニル手袋やコンドームでガードしている者はいなかった。
職員室で出会った教師たちの残党がいないせいだろう。
そのため、杏里の性器を弄んでいる者に影響が現れるのも、早かった。
膣口から間欠泉のように噴き上がる淫汁を顔面に受けた者は、それが眼や口から体内に吸収されると、その場で昏倒した。
だが、攻撃はいっこうに止もうとしない。
ひとりが倒れると、その後ろから新たな挑戦者が現れ、杏里のクリトリスを弄り出す。
爪を立ててくる者、前歯で噛み千切ろうとする者、やり方はさまざまだ。
鋏を持ち出し、クリトリスをつけ根から切断しようとする者もいたが、一定時間杏里の愛液に触れていたせいで、実行の直前にくず折れた。
そうして、身体に群がる残党が半数ほどに減った時である。
逆さまになった杏里の視界に、にわかには信じ難い光景が飛び込んできた。
全裸で群がる人垣の間に、見覚えのある顔が見え隠れしている。
髪の長い、悲しそうな瞳をした青ざめた顔の少女が、人混みの間からじっと杏里を見つめているのだ。
驚きのあまり、全身を覆う快感が遠のくのがわかった。
そんな、ありえない…。
心の中で、杏里はつぶやいた。
あれは、唯佳だ。
紅白戦の直前、外来種に殺されたクラスメイト…。
杏里は思い出した。
焼却炉に向かって伸びた血の帯。
渡り廊下の窓に突然現れた、血まみれの唯佳の首。
美穂にすり替わった変異外来種。
それが、あの時、何の罪もない唯佳を殺したのだ。
その唯佳が…死んだはずの唯佳が、すぐそこにいる…。
「みんな、逃げて!」
己の性器を無言で弄り回す凌辱魔たちに向けて、杏里は叫んだ。
「逃げないと、みんな、殺されちゃう!」
逆さ吊りにされた杏里を取り囲むようにして座っていた生徒や教師たちが、一斉に立ち上がった。
まるで、砂糖に群がる蟻だった。
四方八方から手が伸びてきて、杏里の身体のあちこちを撫でまわし、弄り始めた。
特に狙われたのは、股間だった。
杏里は鈍角に脚を開いたまま、吊り下げられている。
そのせいで、ボンテージスーツの局部に入ったスリットが左右に開き、性器が剥き出しになってしまっている。
そこに、集まってきた生徒や教師たちがやにわに指をつっこみ、中をかき回し始めたのだ。
「あああ…」
すさまじい快感に痙攣する杏里。
クリトリスが引き出され、指で嬲りものにされているのがわかる。
誰かが強引にリングを引き抜こうとしているのだ。
が、杏里のクリトリスは、再生の過程でリングを一部組織に取り込んでしまっている。
クリトリスごと切除しないと、取れないようになっているのだ。
指でつままれ、強く引っ張られて、クリトリスが大きく伸びる。
元から肥大していた杏里の肉の芽は、今や容赦ない刺激を受けて、あり得ないほどのサイズに勃起している。
膣内からしとどに蜜があふれ出し、クリトリスをこねまわす指先を濡らしていく。
ほかの者の指が陰唇を左右に押し開き、そこにまた別の指が伸びてきて、杏里の膣口のなかを攪拌する。
ほとばしる愛液の量に比例するように、杏里の全身に快感のパルスが奔った。
2種類の媚薬の効果で、杏里はただでさえ感じやすくなっている。
しかも、タナトスの防御機能が痛みを遮断し、すべて快感に転換する作用を働かせているため、何をされても激しく感じてしまうのだ。
最終ステージにたどり着いた者たちは、一部の教師を除いて、一度は杏里と相まみえた者ばかりである。
そのせいか、あまり余計なことはせず、リングの摘出に重きを置いている者がほとんどのようだ。
攻撃が性器に集中していることからも、それとわかる。
が、幸いなことに、ビニル手袋やコンドームでガードしている者はいなかった。
職員室で出会った教師たちの残党がいないせいだろう。
そのため、杏里の性器を弄んでいる者に影響が現れるのも、早かった。
膣口から間欠泉のように噴き上がる淫汁を顔面に受けた者は、それが眼や口から体内に吸収されると、その場で昏倒した。
だが、攻撃はいっこうに止もうとしない。
ひとりが倒れると、その後ろから新たな挑戦者が現れ、杏里のクリトリスを弄り出す。
爪を立ててくる者、前歯で噛み千切ろうとする者、やり方はさまざまだ。
鋏を持ち出し、クリトリスをつけ根から切断しようとする者もいたが、一定時間杏里の愛液に触れていたせいで、実行の直前にくず折れた。
そうして、身体に群がる残党が半数ほどに減った時である。
逆さまになった杏里の視界に、にわかには信じ難い光景が飛び込んできた。
全裸で群がる人垣の間に、見覚えのある顔が見え隠れしている。
髪の長い、悲しそうな瞳をした青ざめた顔の少女が、人混みの間からじっと杏里を見つめているのだ。
驚きのあまり、全身を覆う快感が遠のくのがわかった。
そんな、ありえない…。
心の中で、杏里はつぶやいた。
あれは、唯佳だ。
紅白戦の直前、外来種に殺されたクラスメイト…。
杏里は思い出した。
焼却炉に向かって伸びた血の帯。
渡り廊下の窓に突然現れた、血まみれの唯佳の首。
美穂にすり替わった変異外来種。
それが、あの時、何の罪もない唯佳を殺したのだ。
その唯佳が…死んだはずの唯佳が、すぐそこにいる…。
「みんな、逃げて!」
己の性器を無言で弄り回す凌辱魔たちに向けて、杏里は叫んだ。
「逃げないと、みんな、殺されちゃう!」
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