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第10部 姦禁のリリス
#33 ルナとヤチカ
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「自分たちだけでなんとかしろって言ったくせに、私たちもみくびられたものね」
窓から前庭を見下ろしながら、ヤチカはつぶやいた。
「いざとなったら、美里を”出動”させるなんて、井沢のやつ、あなたの力を信用してない証拠だわ」
庭では幼児たちの集団に由羅がもみくちゃにされている。
相手がいたいけな子どもたちだけに、ろくに抵抗できないでいるようだ。
そうこうするうちにも、幼児たちの無数の小さな手が由羅の服の下に忍び込み、身体じゅうをまさぐり始める。
ルナを捕らえた時と同じ構図だった。
「私なら、大丈夫です。力もちゃんと戻ってます」
ベッドから立ち上がり、ルナが言う。
ルナはヤチカが着せた総レースのセクシーな下着を身につけているほかは、裸である。
北欧系の血を引くその白い肢体は、地上に降りた淫靡な妖精のようだ。
「そうね。あなたのその力、試してみましょうか」
ルナを抱き寄せ、ブラジャーの下に手を滑り込ませると、ヤチカはその乳首を指先で転がした。
すぐに突起が硬く尖り、ルナが気持ちよさそうに目を閉じる。
その肩に制服のブラウスをかけてやり、下半身はショーツのままのルナを窓辺に誘った。
「ターゲットは、子どもたちの餌食になってるあの少女。榊由羅っていうのだけれど、あの子、実は、あなたの前任者なの」
「前任者?」
「笹原杏里の元パートナーだってこと。つまり、あなたの手から杏里を奪いに来たというわけ」
「杏里を?」
ルナのアクアマリンの瞳に、強い光が宿る。
金色の長い髪が、風もないのにかすかに揺れ、扇形に広がった。
井沢のマインドコントロール下にありながら、杏里の存在はまだルナの中で生きているようだ。
「戻ってきた時、杏里があなたではなく、あの由羅を選んだとしたら…。あなた、どう思う?」
ヤチカの指がルナの滑らかな下腹を這い降り、ショーツのなかに潜り込む。
熱い亀裂を探り当てると、にじみ出る分泌物を指先ですくい、ふくらみかけた肉の芽にすりつけた。
「そんなの、いやです。耐えられません」
快感に震えながら、答えるルナ。
ルナには、杏里はメンテナンスのため、委員会本部で治療中だと刷り込んである。
「だったら、殺しなさい。今すぐに」
「わかりました…」
言いかけて、ルナが眼を見開いた。
「でも、もうひとりいる…あの少年は?」
由羅に群がる小山のような幼児たち。
その奇妙な”オブジェ”を間に挟んで、スーツ姿の美里と小柄な少年が向かい合っている。
黒縁メガネに学生服姿の、ひ弱そうな男の子だ。
「あの子は美里に任せておきなさい。じきに息の根を止めてくれるから」
「私の知り合いでしょうか…? あの少年、どこかで見たような気が…」
「彼も杏里のサポート役のひとり。由羅と組んで、あなたから杏里を奪おうとしているの」
「そんなの…許せない」
ルナの髪が、ざわざわと蠢いた。
「じゃ、行こうか」
ルナの手にスカートを押しつけ、ヤチカは言った。
「杏里はもうすぐ戻ってくる。その前に、邪魔者は排除しておかなきゃね」
窓から前庭を見下ろしながら、ヤチカはつぶやいた。
「いざとなったら、美里を”出動”させるなんて、井沢のやつ、あなたの力を信用してない証拠だわ」
庭では幼児たちの集団に由羅がもみくちゃにされている。
相手がいたいけな子どもたちだけに、ろくに抵抗できないでいるようだ。
そうこうするうちにも、幼児たちの無数の小さな手が由羅の服の下に忍び込み、身体じゅうをまさぐり始める。
ルナを捕らえた時と同じ構図だった。
「私なら、大丈夫です。力もちゃんと戻ってます」
ベッドから立ち上がり、ルナが言う。
ルナはヤチカが着せた総レースのセクシーな下着を身につけているほかは、裸である。
北欧系の血を引くその白い肢体は、地上に降りた淫靡な妖精のようだ。
「そうね。あなたのその力、試してみましょうか」
ルナを抱き寄せ、ブラジャーの下に手を滑り込ませると、ヤチカはその乳首を指先で転がした。
すぐに突起が硬く尖り、ルナが気持ちよさそうに目を閉じる。
その肩に制服のブラウスをかけてやり、下半身はショーツのままのルナを窓辺に誘った。
「ターゲットは、子どもたちの餌食になってるあの少女。榊由羅っていうのだけれど、あの子、実は、あなたの前任者なの」
「前任者?」
「笹原杏里の元パートナーだってこと。つまり、あなたの手から杏里を奪いに来たというわけ」
「杏里を?」
ルナのアクアマリンの瞳に、強い光が宿る。
金色の長い髪が、風もないのにかすかに揺れ、扇形に広がった。
井沢のマインドコントロール下にありながら、杏里の存在はまだルナの中で生きているようだ。
「戻ってきた時、杏里があなたではなく、あの由羅を選んだとしたら…。あなた、どう思う?」
ヤチカの指がルナの滑らかな下腹を這い降り、ショーツのなかに潜り込む。
熱い亀裂を探り当てると、にじみ出る分泌物を指先ですくい、ふくらみかけた肉の芽にすりつけた。
「そんなの、いやです。耐えられません」
快感に震えながら、答えるルナ。
ルナには、杏里はメンテナンスのため、委員会本部で治療中だと刷り込んである。
「だったら、殺しなさい。今すぐに」
「わかりました…」
言いかけて、ルナが眼を見開いた。
「でも、もうひとりいる…あの少年は?」
由羅に群がる小山のような幼児たち。
その奇妙な”オブジェ”を間に挟んで、スーツ姿の美里と小柄な少年が向かい合っている。
黒縁メガネに学生服姿の、ひ弱そうな男の子だ。
「あの子は美里に任せておきなさい。じきに息の根を止めてくれるから」
「私の知り合いでしょうか…? あの少年、どこかで見たような気が…」
「彼も杏里のサポート役のひとり。由羅と組んで、あなたから杏里を奪おうとしているの」
「そんなの…許せない」
ルナの髪が、ざわざわと蠢いた。
「じゃ、行こうか」
ルナの手にスカートを押しつけ、ヤチカは言った。
「杏里はもうすぐ戻ってくる。その前に、邪魔者は排除しておかなきゃね」
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