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第10部 姦禁のリリス
#64 迎撃⑩
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「どけ」
零が花の首輪をつかんだ。
「邪魔」
大型のドーベルマンを、右腕のひと振りで吹き飛ばした。
きゃうん。
背中から壁に叩きつけられ、花が猛犬とはとても思えぬ情けない声で鳴く。
次は太郎の番だった。
「おまえも」
零に首をつかまれ、太郎の上半身が宙に浮く。
が、その下半身はまだいずなの股間に密着したままだ。
長いペニスでつながっているせいだった。
犬のペニスは射精が終わるまで抜けないのが普通である。
亀頭のカリの部位が膣の中で膨張し、フックの役割を果たすようにできているからだ。
零は、そんなことにはまるで無頓着に、太郎をいずなから引きはがす。
メリッと嫌な音がしていずなの性器が鮮血を噴き出し、太郎のペニスがずるずると引き出されてきた。
花同様、太郎を無造作に投げ捨てると、零はベッドに横たわるいずなを見下ろした。
いずなは百足丸がつけた傷と犬たちの噛み跡で、乳房も腹も血にまみれている。
その生々しい血の匂いに、零は完全に我を忘れているようだ。
やおら右腕を振り上げると、指を手刀の形にそろえ、それをいずなの滑らかな腹にぐさりと突き刺した。
皮膚が破れ、血で染まった脂肪層がめくれあがった。
その中に、ずぶりずぶりと零の右手が沈んでいく。
「ああああっ!」
いずなが悶えた。
痛がっているというより、挿入の快感に酔っているかのような表情だ。
手首まで腹腔内に手をつっこみ、零がいずなの内臓を握りしめた。
「ああん・・・くう・・・」
いずなの眼が、眼窩の中でゆっくりと裏返る。
右手でいずなの臓物を弄びながら、零は左手で己の乳房を愛撫し始めている。
そのこめかみには玉のような汗の粒が貼りつき、呼吸の間隔が短くなっている。
その隙を逃す手はなかった。
ドアの陰から、百足丸は音もなく滑り出た。
大股に零の背後に忍び寄ると、右手を閃かせて人差し指の鍼を白いうなじの真ん中に打ち込んだ。
百足丸が狙ったのは、脊髄の最上部にある頸椎だった。
頸椎に守られた頚髄には、首から下のすべての筋肉を動かす運動神経が集中している。
だから、どんな哺乳動物も、ここを破壊されると半身不随に陥ってしまう。
優生種の零とて、例外ではないはずだ。
要は、この女の戦闘能力を削いでしまえばそれでいいのだ。
半身不随になろうと、繁殖用の雌豚くらいの役には立つだろう。
「く、きさま、な、なにを・・・?」
零の膝が崩れた。
いずなの腸を右手につかんだまま、ベッドに取りすがるようにして、ずるずると床にくず折れていく。
成功だった。
床に横たわる零の背中から尻にかけての見事なラインを眺めながら、百足丸は身震いするほどの興奮に息を喘がせた。
どうしてもっと早くこうしてやらなかったのかと、今更ながらに悔やまれる。
半身不随にしてから犯しまくってやれば、余分な手間をかけずに済んだのだ。
「この子が、噂の外来種の女王さまかね」
ベッドの向こう側に隠れていたりつが、うつぶせに倒れた零を興味深げに見つめてつぶやいた。
「ああ、そうさ」
下半身から突き上げてくる残虐な衝動に浸りながら、百足丸はにやりと笑った。
「幸い、こいつは意識だけはある。どうだ、ばあさん、時間稼ぎついでに、あんたと犬とでこの女を気絶するまで滅茶苦茶にしてやってくれないか」
零が花の首輪をつかんだ。
「邪魔」
大型のドーベルマンを、右腕のひと振りで吹き飛ばした。
きゃうん。
背中から壁に叩きつけられ、花が猛犬とはとても思えぬ情けない声で鳴く。
次は太郎の番だった。
「おまえも」
零に首をつかまれ、太郎の上半身が宙に浮く。
が、その下半身はまだいずなの股間に密着したままだ。
長いペニスでつながっているせいだった。
犬のペニスは射精が終わるまで抜けないのが普通である。
亀頭のカリの部位が膣の中で膨張し、フックの役割を果たすようにできているからだ。
零は、そんなことにはまるで無頓着に、太郎をいずなから引きはがす。
メリッと嫌な音がしていずなの性器が鮮血を噴き出し、太郎のペニスがずるずると引き出されてきた。
花同様、太郎を無造作に投げ捨てると、零はベッドに横たわるいずなを見下ろした。
いずなは百足丸がつけた傷と犬たちの噛み跡で、乳房も腹も血にまみれている。
その生々しい血の匂いに、零は完全に我を忘れているようだ。
やおら右腕を振り上げると、指を手刀の形にそろえ、それをいずなの滑らかな腹にぐさりと突き刺した。
皮膚が破れ、血で染まった脂肪層がめくれあがった。
その中に、ずぶりずぶりと零の右手が沈んでいく。
「ああああっ!」
いずなが悶えた。
痛がっているというより、挿入の快感に酔っているかのような表情だ。
手首まで腹腔内に手をつっこみ、零がいずなの内臓を握りしめた。
「ああん・・・くう・・・」
いずなの眼が、眼窩の中でゆっくりと裏返る。
右手でいずなの臓物を弄びながら、零は左手で己の乳房を愛撫し始めている。
そのこめかみには玉のような汗の粒が貼りつき、呼吸の間隔が短くなっている。
その隙を逃す手はなかった。
ドアの陰から、百足丸は音もなく滑り出た。
大股に零の背後に忍び寄ると、右手を閃かせて人差し指の鍼を白いうなじの真ん中に打ち込んだ。
百足丸が狙ったのは、脊髄の最上部にある頸椎だった。
頸椎に守られた頚髄には、首から下のすべての筋肉を動かす運動神経が集中している。
だから、どんな哺乳動物も、ここを破壊されると半身不随に陥ってしまう。
優生種の零とて、例外ではないはずだ。
要は、この女の戦闘能力を削いでしまえばそれでいいのだ。
半身不随になろうと、繁殖用の雌豚くらいの役には立つだろう。
「く、きさま、な、なにを・・・?」
零の膝が崩れた。
いずなの腸を右手につかんだまま、ベッドに取りすがるようにして、ずるずると床にくず折れていく。
成功だった。
床に横たわる零の背中から尻にかけての見事なラインを眺めながら、百足丸は身震いするほどの興奮に息を喘がせた。
どうしてもっと早くこうしてやらなかったのかと、今更ながらに悔やまれる。
半身不随にしてから犯しまくってやれば、余分な手間をかけずに済んだのだ。
「この子が、噂の外来種の女王さまかね」
ベッドの向こう側に隠れていたりつが、うつぶせに倒れた零を興味深げに見つめてつぶやいた。
「ああ、そうさ」
下半身から突き上げてくる残虐な衝動に浸りながら、百足丸はにやりと笑った。
「幸い、こいつは意識だけはある。どうだ、ばあさん、時間稼ぎついでに、あんたと犬とでこの女を気絶するまで滅茶苦茶にしてやってくれないか」
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