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ACT8 帝国の秘密
#12 リコ④
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ポメラリアンの中は、外観からは想像もつかないほど広かった。
何でできているのかわからないが、車体を構成する外殻が異様に薄いからである。
厚さだけでいったら、まるで紙でできているような感じなのだ。
「大丈夫なのか? これ、交通事故起こしたら一発でぺしゃんこになりそうだが」
助手席に乗りこむと、シートベルトを締めながら、リコは訊いた。
車に乗る時はいつもそうだが、Gカップの胸にベルトが食い込んで恐ろしく窮屈だ。
こんな時リコはいつも、SMふう衣装をつけてのグラビア撮影を思い出す。
「馬鹿にするな。ポメラリアンは、これでも銀河帝国の科学技術の粋を集めてつくられている。戦車がぶつかってきてもびくともしないし、おまけに水陸両用でステルス機能もある。まあ、空を飛べないのだけが難点だが、それは次回のアップデートでなんとかしようと考えている」
慣れた手つきでハンドルを操作しながら、ハルが答えた。
「つくったって、どこでだよ? こんな車、CMでも見たことないぞ」
「私がどうやってこの星に来たと思ってるんだ? 軌道上には当然母船を待機させてある。これはその中の工作室でつくらせて、地上に転送させたのさ」
「母船? 宇宙船のことか?」
「まあそうだ。空間反転駆動装置を備えた、帝国警察のいわば覆面パトカーみたいなものだな」
「空間反転なんだって?」
「リコ、おまえは難しいことは考えなくていい。それより、しばらくじっとしてろ」
ハルがカーナビの画面に指を走らせると、
『自動操縦に切り替えますか?』
という文字が出た。
ためらわずに、YESのボタンにタッチするハル。
両手が自由になると、前方を見据えたまま、左手を伸ばしてきた。
リコのタイトスカートは、パンティが見えるか見えないかの瀬戸際までずり上がってしまっている。
そのむき出しの太腿を、ハルの指が淫猥な動きで撫でさすり始めた。
「ちょ、ちょっと」
抵抗しようにも、シートベルトが邪魔で動くことができない。
そのうちにもハルの手はスカートの中に忍び込み、パンティストッキングの上からリコの股間を刺激し始めた。
スリットに沿って丹念に撫で上げられ、陰核のあたりを指の腹で強く押されると、もういけなかった。
にゅるり。
身体の芯で、熱いマグマが目を覚ます。
「だ、だめだって」
リコは苦しげに眉をしかめた。
リアシートにはアリアがいる。
だから、あまり声は立てられない。
なのに、このハルの指の動きときたら…。
出会ってまだ間もないのに、すっかりリコの性感帯を知り尽くしてしまっているようだ。
「ああ、そこは、だめ…」
思わず甘い吐息を漏らすと、何も知らないアリアが能天気に反応した。
「リコさま、何がだめなんですか? このポメラリアン、とってもいい車だと思いますよ。かわいいし、乗り心地も抜群だし。アリア、すっごく気に入っちゃいましたあ」
何でできているのかわからないが、車体を構成する外殻が異様に薄いからである。
厚さだけでいったら、まるで紙でできているような感じなのだ。
「大丈夫なのか? これ、交通事故起こしたら一発でぺしゃんこになりそうだが」
助手席に乗りこむと、シートベルトを締めながら、リコは訊いた。
車に乗る時はいつもそうだが、Gカップの胸にベルトが食い込んで恐ろしく窮屈だ。
こんな時リコはいつも、SMふう衣装をつけてのグラビア撮影を思い出す。
「馬鹿にするな。ポメラリアンは、これでも銀河帝国の科学技術の粋を集めてつくられている。戦車がぶつかってきてもびくともしないし、おまけに水陸両用でステルス機能もある。まあ、空を飛べないのだけが難点だが、それは次回のアップデートでなんとかしようと考えている」
慣れた手つきでハンドルを操作しながら、ハルが答えた。
「つくったって、どこでだよ? こんな車、CMでも見たことないぞ」
「私がどうやってこの星に来たと思ってるんだ? 軌道上には当然母船を待機させてある。これはその中の工作室でつくらせて、地上に転送させたのさ」
「母船? 宇宙船のことか?」
「まあそうだ。空間反転駆動装置を備えた、帝国警察のいわば覆面パトカーみたいなものだな」
「空間反転なんだって?」
「リコ、おまえは難しいことは考えなくていい。それより、しばらくじっとしてろ」
ハルがカーナビの画面に指を走らせると、
『自動操縦に切り替えますか?』
という文字が出た。
ためらわずに、YESのボタンにタッチするハル。
両手が自由になると、前方を見据えたまま、左手を伸ばしてきた。
リコのタイトスカートは、パンティが見えるか見えないかの瀬戸際までずり上がってしまっている。
そのむき出しの太腿を、ハルの指が淫猥な動きで撫でさすり始めた。
「ちょ、ちょっと」
抵抗しようにも、シートベルトが邪魔で動くことができない。
そのうちにもハルの手はスカートの中に忍び込み、パンティストッキングの上からリコの股間を刺激し始めた。
スリットに沿って丹念に撫で上げられ、陰核のあたりを指の腹で強く押されると、もういけなかった。
にゅるり。
身体の芯で、熱いマグマが目を覚ます。
「だ、だめだって」
リコは苦しげに眉をしかめた。
リアシートにはアリアがいる。
だから、あまり声は立てられない。
なのに、このハルの指の動きときたら…。
出会ってまだ間もないのに、すっかりリコの性感帯を知り尽くしてしまっているようだ。
「ああ、そこは、だめ…」
思わず甘い吐息を漏らすと、何も知らないアリアが能天気に反応した。
「リコさま、何がだめなんですか? このポメラリアン、とってもいい車だと思いますよ。かわいいし、乗り心地も抜群だし。アリア、すっごく気に入っちゃいましたあ」
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