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第9部 ヒバナ、アンブロークンボディ!
#36 陥穽
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商店街についたときには、日が暮れかけていた。
買い物袋を下げた女性の姿が目立つ人ごみの中を、緋美子は歩いた。
風が強くなってきていた。
その風がコートをはためかせるたびに、純白のマイクロミニから伸びた形のいい脚が顕わになる。
"戦闘少女"スタイルの緋美子は、否応なしに目立った。
魅力的な肢体だけでなく、そのきりっとした美貌が見る者の目を引きつけずにはおかないのだ。
信楽焼の狸の置物が見えてきた。
『アイララ』と書かれた電飾看板には、すでに灯がともっている。
腕時計に目をやると、ちょうど午後五時を回ったところだった。
開店時間には、あと一時間ある。
自動ドアをくぐると、
「ごめんなさーい、まだ準備中なんです!」
カウンターの向こうから声が飛んできた。
姿を現したのは、二十代半ばくらいのグラマラスな若い女性だった。
ついこの間、店長に昇格したという熊田沙紀である。
さすがにメイド服は無理があるのか、バブル期を髣髴とさせるボディコンワンピースを着ている。
それが、押し出しの強いボディによく似合っていた。
「お、邪馬台国の姫様じゃないの」
緋美子だとわかると、破顔一笑して沙紀がいった。
「ひっさしぶりだねえ。元気してた? ってあんためっちゃ綺麗になって、それに何その挑発的な格好?
あたしと勝負しにに来たわけ?」
「こちらこそ」
緋美子は丁寧にお辞儀をした。
「ご無沙汰してます。沙紀さん、店長就任、おめでとうございます」
緋美子は今年の六月頃、ここで一ヶ月ほどアルバイトをしていたことがある。
そのときは、店の人たちにずいぶんと可愛がってもらったものだった。
沙紀が新店長になってから来るのは、きょうが初めてである。
「いやあ、別にめでたくなんてないんだけどさあ」
といいながらも、沙紀は満更でもなさそうだ。
と、そのとき、
「なんだって? ひみちゃんが来てるってか?」
厨房から髭もじゃの中年男性が顔を出した。
「うおおお、こりゃまたずいぶんとエロく成長して」
緋美子をひと目見るなり、真顔でそんなことをいう。
「すけべ親父は引っ込んでなさい!」
すかさず沙紀が叱責する。
「あの、ヒバナ、いますか?」
店の奥をうかがいながら、おずおずとたずねる。
仕事中、申し訳ないと思う。
しかし、こちらも緊急事態なのだ。
「ヒバナ? あんたの恋人? うん、いるよ。今、ちょっと事務所でバイトの子たちと打ち合わせ中」
「こ、恋人って・・・」
緋美子の目が点になる。
「隠さなくてもいいよ、知ってるんだから。でもさあ、あたしはその気全然ないんだけど、あんたたちみたいに可愛い娘同士が裸で絡み合ってるとこ想像すると、女でもちょっとそそられるよね」
沙紀が妙に生真面目な表情で、そんなとんでもないことをいったとたん、
「へ、へんなこと、想像しないでください!」
意外に近くから、叫び声が聞こえた。
カウンターの後ろに、メイド服姿のヒバナが立っていた。
顔が朱に染まり、瞳が涙で潤んでいる。
「あ、ヒバナちゃん」
沙紀がばつの悪そうな表情になる。
「そんなとこにいたのね。ごめん、あたしったら、ついほんとのこといっちゃって」
「ちょっと、外に出てきます」
ヒバナが恨めしそうに、沙紀を睨んだ。
「行こう。ひみちゃん」
止める暇も与えず、先に立ってさっさと店を出て行ってしまう。
「あの、彼女、見ての通り相当純情なので」
茫然とヒバナを見送る沙紀に向かって、緋美子は半分笑いながら、いった。
「あんまりいじらないでやってくれませんか。そういう話、私は割と平気なんですけど」
「みたいだねえ。少し悪乗りしすぎたか。ごめんね」
沙紀が鼻の頭を掻きながら、謝った。
「気にしないでください。じゃ、ちょっとだけ、ヒバナ、借りますね」
「開店10分前には、戻してあげてね」
「承知しました」
頭を下げると、店の外に出た。
ヒバナは、道路を渡った先にある、児童公園の前で待っていた。
傷ついたような表情をしている。
寄り添うと、秘美子はヒバナの頬を人差し指で優しくつついた。
「そんなことで、怒らないの」
「だって・・・」
うつむいて、手の甲で目を拭った。
「私たち、別に悪いことしてるわけじゃないんだから」
小さな子に言い聞かせるように、緋美子はいった。
「でも、わたし考えたんだけど」
小声でヒバナがつぶやいた。
「ひみちゃんって、まだ17歳でしょ。確か、18歳未満の人と、そういうことしちゃいけないって法律、あったよね?」
「児童福祉法と、地方自治体が個々に定める淫行条例ね」
「そうそれ。ってことは、わたし、犯罪者なんだ」
緋美子がぷっと吹き出した。
「ヒバナったら、そんなこと気にしてたの?」
「笑い事じゃないと思う」
ヒバナがふくれた。
「ひみちゃんが18になるまで、もうわたし、何もしないよ」
なぜだか、怒っている。
「犯罪者の知り合いがいるなんてこと、学校の先生にばれたら、ひみちゃん、受験どころじゃなくなっちゃう」
「ばかね」
緋美子はヒバナの目を覗き込むと、強引にその両頬を手で挟み、ぐっと顔を近づけた。
ヒバナに顔をそむける間も与えず、すばやく唇を盗む。
「これは私から誘ってるの。それに、相思相愛の場合、親が起訴でもしない限り、犯罪にはなりません」
「そうなの?」
ヒバナが疑わしげに訊く。
「だいたい、私の誕生日は来年の四月だよ、そんな先まで、本当にヒバナは何もなしで我慢できるの?」
「・・・うん」
「私は無理」
緋美子が短くいう。
「好きな人と一緒にいるのに、手も握らない、キスもしないなんて、そんなのあり得ない」
「あ、そのくらいはいいと思うんだよ。でも、ひみちゃんは、その、もっと色々しようとするから・・・」
もじもじと、ヒバナがいった。
「ヒバナって、ほんとかわいい」
思わず抱き締めた。
が、こんなことばかり、してはいられないのだった。
緋美子はヒバナの体から身を離すと、
「それよりね。鬼の話、してくれたでしょ?」
真面目な口調に戻って、いった。
「きょう、糸魚川さんたちと話して、『鬼の首塚』に行くことに決めたよ」
「鬼の、首塚?」
「問題の酒呑童子の首は、そこにあるんじゃないかって。ツクヨミにとられる前に見つけて始末しないと」
「ひみちゃんが行くことないよ。それはわたしの仕事だから」
「だーめ」
緋美子はヒバナを睨みつけた。
「この前、1人で行ってやられそうになったのは誰? 今度は絶対私も行きますから」
「でも」
「お酒も私の方が強いしね」
そんな軽口を叩いたときだった。
ふいにヒバナの視線が緋美子から逸れた。
「あ」
緋美子は振り返った。
通りの角からこっちに向かって、乗用車が左折しようとしている。
その前を、転々とサッカーボールが転がっていく。
「危ない!」
ヒバナが飛び出した。
ボールを追って走り出てきた幼児が、車に気づいて道路の真ん中で棒立ちになっている。
そこにヒバナが飛び込んでいった。
急ブレーキとクラクションの音に続いて、どん、という鈍い音があたりに響き渡る。
見ると、子どもを抱えて地面にうずくまったヒバナの上に、乗用車が乗り上げていた。
「ヒバナ!」
緋美子は叫んだ。
ショックで息ができない。
「大丈夫?」
もう一度叫んで、ヒバナの許に駆け寄ろうとした、そのときだった。
信じがたいことが起こった。
ヒバナの体で守られているはずの幼児。
その幼児の体が、突然解体した。
無数の触手の塊に変貌したかと思うと、イソギンチャクが獲物を捕らえるように、いきなりヒバナの全身を包み込んだのだ。
次の瞬間、地響きを立てて、車が落ちた。
ヒバナは消えていた。
「ヒバナ!」:
緋美子は絶叫した。
遠くで、誰かが笑ったようだった。
買い物袋を下げた女性の姿が目立つ人ごみの中を、緋美子は歩いた。
風が強くなってきていた。
その風がコートをはためかせるたびに、純白のマイクロミニから伸びた形のいい脚が顕わになる。
"戦闘少女"スタイルの緋美子は、否応なしに目立った。
魅力的な肢体だけでなく、そのきりっとした美貌が見る者の目を引きつけずにはおかないのだ。
信楽焼の狸の置物が見えてきた。
『アイララ』と書かれた電飾看板には、すでに灯がともっている。
腕時計に目をやると、ちょうど午後五時を回ったところだった。
開店時間には、あと一時間ある。
自動ドアをくぐると、
「ごめんなさーい、まだ準備中なんです!」
カウンターの向こうから声が飛んできた。
姿を現したのは、二十代半ばくらいのグラマラスな若い女性だった。
ついこの間、店長に昇格したという熊田沙紀である。
さすがにメイド服は無理があるのか、バブル期を髣髴とさせるボディコンワンピースを着ている。
それが、押し出しの強いボディによく似合っていた。
「お、邪馬台国の姫様じゃないの」
緋美子だとわかると、破顔一笑して沙紀がいった。
「ひっさしぶりだねえ。元気してた? ってあんためっちゃ綺麗になって、それに何その挑発的な格好?
あたしと勝負しにに来たわけ?」
「こちらこそ」
緋美子は丁寧にお辞儀をした。
「ご無沙汰してます。沙紀さん、店長就任、おめでとうございます」
緋美子は今年の六月頃、ここで一ヶ月ほどアルバイトをしていたことがある。
そのときは、店の人たちにずいぶんと可愛がってもらったものだった。
沙紀が新店長になってから来るのは、きょうが初めてである。
「いやあ、別にめでたくなんてないんだけどさあ」
といいながらも、沙紀は満更でもなさそうだ。
と、そのとき、
「なんだって? ひみちゃんが来てるってか?」
厨房から髭もじゃの中年男性が顔を出した。
「うおおお、こりゃまたずいぶんとエロく成長して」
緋美子をひと目見るなり、真顔でそんなことをいう。
「すけべ親父は引っ込んでなさい!」
すかさず沙紀が叱責する。
「あの、ヒバナ、いますか?」
店の奥をうかがいながら、おずおずとたずねる。
仕事中、申し訳ないと思う。
しかし、こちらも緊急事態なのだ。
「ヒバナ? あんたの恋人? うん、いるよ。今、ちょっと事務所でバイトの子たちと打ち合わせ中」
「こ、恋人って・・・」
緋美子の目が点になる。
「隠さなくてもいいよ、知ってるんだから。でもさあ、あたしはその気全然ないんだけど、あんたたちみたいに可愛い娘同士が裸で絡み合ってるとこ想像すると、女でもちょっとそそられるよね」
沙紀が妙に生真面目な表情で、そんなとんでもないことをいったとたん、
「へ、へんなこと、想像しないでください!」
意外に近くから、叫び声が聞こえた。
カウンターの後ろに、メイド服姿のヒバナが立っていた。
顔が朱に染まり、瞳が涙で潤んでいる。
「あ、ヒバナちゃん」
沙紀がばつの悪そうな表情になる。
「そんなとこにいたのね。ごめん、あたしったら、ついほんとのこといっちゃって」
「ちょっと、外に出てきます」
ヒバナが恨めしそうに、沙紀を睨んだ。
「行こう。ひみちゃん」
止める暇も与えず、先に立ってさっさと店を出て行ってしまう。
「あの、彼女、見ての通り相当純情なので」
茫然とヒバナを見送る沙紀に向かって、緋美子は半分笑いながら、いった。
「あんまりいじらないでやってくれませんか。そういう話、私は割と平気なんですけど」
「みたいだねえ。少し悪乗りしすぎたか。ごめんね」
沙紀が鼻の頭を掻きながら、謝った。
「気にしないでください。じゃ、ちょっとだけ、ヒバナ、借りますね」
「開店10分前には、戻してあげてね」
「承知しました」
頭を下げると、店の外に出た。
ヒバナは、道路を渡った先にある、児童公園の前で待っていた。
傷ついたような表情をしている。
寄り添うと、秘美子はヒバナの頬を人差し指で優しくつついた。
「そんなことで、怒らないの」
「だって・・・」
うつむいて、手の甲で目を拭った。
「私たち、別に悪いことしてるわけじゃないんだから」
小さな子に言い聞かせるように、緋美子はいった。
「でも、わたし考えたんだけど」
小声でヒバナがつぶやいた。
「ひみちゃんって、まだ17歳でしょ。確か、18歳未満の人と、そういうことしちゃいけないって法律、あったよね?」
「児童福祉法と、地方自治体が個々に定める淫行条例ね」
「そうそれ。ってことは、わたし、犯罪者なんだ」
緋美子がぷっと吹き出した。
「ヒバナったら、そんなこと気にしてたの?」
「笑い事じゃないと思う」
ヒバナがふくれた。
「ひみちゃんが18になるまで、もうわたし、何もしないよ」
なぜだか、怒っている。
「犯罪者の知り合いがいるなんてこと、学校の先生にばれたら、ひみちゃん、受験どころじゃなくなっちゃう」
「ばかね」
緋美子はヒバナの目を覗き込むと、強引にその両頬を手で挟み、ぐっと顔を近づけた。
ヒバナに顔をそむける間も与えず、すばやく唇を盗む。
「これは私から誘ってるの。それに、相思相愛の場合、親が起訴でもしない限り、犯罪にはなりません」
「そうなの?」
ヒバナが疑わしげに訊く。
「だいたい、私の誕生日は来年の四月だよ、そんな先まで、本当にヒバナは何もなしで我慢できるの?」
「・・・うん」
「私は無理」
緋美子が短くいう。
「好きな人と一緒にいるのに、手も握らない、キスもしないなんて、そんなのあり得ない」
「あ、そのくらいはいいと思うんだよ。でも、ひみちゃんは、その、もっと色々しようとするから・・・」
もじもじと、ヒバナがいった。
「ヒバナって、ほんとかわいい」
思わず抱き締めた。
が、こんなことばかり、してはいられないのだった。
緋美子はヒバナの体から身を離すと、
「それよりね。鬼の話、してくれたでしょ?」
真面目な口調に戻って、いった。
「きょう、糸魚川さんたちと話して、『鬼の首塚』に行くことに決めたよ」
「鬼の、首塚?」
「問題の酒呑童子の首は、そこにあるんじゃないかって。ツクヨミにとられる前に見つけて始末しないと」
「ひみちゃんが行くことないよ。それはわたしの仕事だから」
「だーめ」
緋美子はヒバナを睨みつけた。
「この前、1人で行ってやられそうになったのは誰? 今度は絶対私も行きますから」
「でも」
「お酒も私の方が強いしね」
そんな軽口を叩いたときだった。
ふいにヒバナの視線が緋美子から逸れた。
「あ」
緋美子は振り返った。
通りの角からこっちに向かって、乗用車が左折しようとしている。
その前を、転々とサッカーボールが転がっていく。
「危ない!」
ヒバナが飛び出した。
ボールを追って走り出てきた幼児が、車に気づいて道路の真ん中で棒立ちになっている。
そこにヒバナが飛び込んでいった。
急ブレーキとクラクションの音に続いて、どん、という鈍い音があたりに響き渡る。
見ると、子どもを抱えて地面にうずくまったヒバナの上に、乗用車が乗り上げていた。
「ヒバナ!」
緋美子は叫んだ。
ショックで息ができない。
「大丈夫?」
もう一度叫んで、ヒバナの許に駆け寄ろうとした、そのときだった。
信じがたいことが起こった。
ヒバナの体で守られているはずの幼児。
その幼児の体が、突然解体した。
無数の触手の塊に変貌したかと思うと、イソギンチャクが獲物を捕らえるように、いきなりヒバナの全身を包み込んだのだ。
次の瞬間、地響きを立てて、車が落ちた。
ヒバナは消えていた。
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緋美子は絶叫した。
遠くで、誰かが笑ったようだった。
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