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第7部 蹂躙のヤヌス
#34 隷属の証
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家に帰りつく頃には、精も根も尽き果ててしまっていた。
下校時のバスの中で、またぞろ凌辱されたのも辛かった。
夕刻のバスは混んでおり、フェロモンをまき散らす杏里はたちまちのうちに大勢の乗客たちの慰み物にされた。
座席の間に引きずり込まれ、スカートをめくりあげられて裸の尻をむき出しにされた挙句、アナル責めされた。
皺の一本一本まで舌で舐めつくされ、潤ってきたところに激しい指責め。
もちろん乳房と膣も無事ではなく、さんざんおもちゃにされた末、杏里は周りがいくより早く達してしまい、またしても潮を噴き上げながら、無様に床に転がった。
自己コントロールできないタナトスは、もはやタナトスではなかった。
誰ひとりとして浄化できないまま、杏里は逃げ出すようにしてバスを飛び降りた。
媚薬の効果は消えているはずだったが、美里に装着されたリングが新たな火種になってしまっていたのである。
帰り着くと、まだ小田切の姿はなかった。
制服とスカートが、汗や体液でべとついて、ひどく不快だった。
リビングですべて脱ぎ捨て、全裸になった。
よろめきながら風呂場に入り、頭から熱いシャワーを浴びた。
そのまま、おざなりに体を拭いただけで、ふらふらと自分の部屋にたどりつくと、どさっとベッドに身を投げ出した。
このままじゃいけない、と思う。
このままじゃ、私、ただの廃人になってしまう…。
股間の一点を中心にして、身体じゅうがびりびりと痺れている。
取らなきゃ。
あれさえ、取り外せば…。
なんとか身を起こすと、鏡台を引き寄せ、ベッドの横に広げた。
ベッドの端に腰かけ、股を開いて、局部を映してみる。
「こんなに…」
思わずため息が漏れた。
金色のリングに根元を締めつけられたクリトリスが、はた目にもそれとわかるほど肥大してしまっている。
以前は真珠のように白っぽかった先端が、充血した男性器の亀頭のように、赤黒く膨らんでしまっていた。
「こんなもの…!」
リングを親指と人差し指でつまみ、ねじってみた。
先に行くほど膨らんでいるので、引っかかって途中で動かなくなった。
無理に動かすと、
「あうっ」
とたんにえもいわれぬ快感を覚え、杏里はうめき声を漏らした。
じーんとしたしびれが、腰を突き抜けて脳にまで達していた。
我慢して引っ張ると、今度は気持ちよさのあまり、危うく尿が漏れそうになった。
「だ、だめ…」
杏里はうなだれた。
「ぜんぜん、外れない…」
美里の言葉を思い出す。
-これは、一度はめたら、もう取ることはできないのよー
そんな…。
何のつもりで、そんなこと…。
杏里は唇を噛んだ。
悔し涙が溢れてきた。
ただでさえ、負けてるのに。
それでも、まだ足りないの?
私に、あなたの、奴隷にでもなれってこと…?
ふと気がつくと、いつのまにか、クリトリスの先端を、いとおしむように指の腹で撫でまわし始めていた。
ああ。
あん。
な、
なんて、気持ちいいの。
鏡台の鏡に、頬を真っ赤に染めて喘ぐ、全裸の少女が映っている。
指で肉の襞をふたつに割り、サーモンピンクの中身を白い露で光らせて、肥大し切った豆を弄り回している。
「先生…!」
突然、飢えた獣のような劣情に駆られて、杏里は叫んだ。
脳裏に、ぴっちりとしたスーツを隙間なく着込んだ、クールな美里の姿が大写しになっていた。
「先生、して…」
豆を血が出るほど弄り回しながら、杏里はすすり泣いた。
「杏里、明日まで、とても、待てない…」
下校時のバスの中で、またぞろ凌辱されたのも辛かった。
夕刻のバスは混んでおり、フェロモンをまき散らす杏里はたちまちのうちに大勢の乗客たちの慰み物にされた。
座席の間に引きずり込まれ、スカートをめくりあげられて裸の尻をむき出しにされた挙句、アナル責めされた。
皺の一本一本まで舌で舐めつくされ、潤ってきたところに激しい指責め。
もちろん乳房と膣も無事ではなく、さんざんおもちゃにされた末、杏里は周りがいくより早く達してしまい、またしても潮を噴き上げながら、無様に床に転がった。
自己コントロールできないタナトスは、もはやタナトスではなかった。
誰ひとりとして浄化できないまま、杏里は逃げ出すようにしてバスを飛び降りた。
媚薬の効果は消えているはずだったが、美里に装着されたリングが新たな火種になってしまっていたのである。
帰り着くと、まだ小田切の姿はなかった。
制服とスカートが、汗や体液でべとついて、ひどく不快だった。
リビングですべて脱ぎ捨て、全裸になった。
よろめきながら風呂場に入り、頭から熱いシャワーを浴びた。
そのまま、おざなりに体を拭いただけで、ふらふらと自分の部屋にたどりつくと、どさっとベッドに身を投げ出した。
このままじゃいけない、と思う。
このままじゃ、私、ただの廃人になってしまう…。
股間の一点を中心にして、身体じゅうがびりびりと痺れている。
取らなきゃ。
あれさえ、取り外せば…。
なんとか身を起こすと、鏡台を引き寄せ、ベッドの横に広げた。
ベッドの端に腰かけ、股を開いて、局部を映してみる。
「こんなに…」
思わずため息が漏れた。
金色のリングに根元を締めつけられたクリトリスが、はた目にもそれとわかるほど肥大してしまっている。
以前は真珠のように白っぽかった先端が、充血した男性器の亀頭のように、赤黒く膨らんでしまっていた。
「こんなもの…!」
リングを親指と人差し指でつまみ、ねじってみた。
先に行くほど膨らんでいるので、引っかかって途中で動かなくなった。
無理に動かすと、
「あうっ」
とたんにえもいわれぬ快感を覚え、杏里はうめき声を漏らした。
じーんとしたしびれが、腰を突き抜けて脳にまで達していた。
我慢して引っ張ると、今度は気持ちよさのあまり、危うく尿が漏れそうになった。
「だ、だめ…」
杏里はうなだれた。
「ぜんぜん、外れない…」
美里の言葉を思い出す。
-これは、一度はめたら、もう取ることはできないのよー
そんな…。
何のつもりで、そんなこと…。
杏里は唇を噛んだ。
悔し涙が溢れてきた。
ただでさえ、負けてるのに。
それでも、まだ足りないの?
私に、あなたの、奴隷にでもなれってこと…?
ふと気がつくと、いつのまにか、クリトリスの先端を、いとおしむように指の腹で撫でまわし始めていた。
ああ。
あん。
な、
なんて、気持ちいいの。
鏡台の鏡に、頬を真っ赤に染めて喘ぐ、全裸の少女が映っている。
指で肉の襞をふたつに割り、サーモンピンクの中身を白い露で光らせて、肥大し切った豆を弄り回している。
「先生…!」
突然、飢えた獣のような劣情に駆られて、杏里は叫んだ。
脳裏に、ぴっちりとしたスーツを隙間なく着込んだ、クールな美里の姿が大写しになっていた。
「先生、して…」
豆を血が出るほど弄り回しながら、杏里はすすり泣いた。
「杏里、明日まで、とても、待てない…」
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