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第3章 イオン奪還
action 14 威嚇
「タハーッ! 動物園? せっかくこんな天国みたいなアジト手に入れたのに、なんでまたそんなとこ行かなきゃなんないんだよ!」
一平が喚いた。
僕らは決定を彼に伝えるために、1階フロアに下りてきたところだった。
光の説明を聞くなり、一平が放った第一声が、この「タハーッ!」だったというわけだ。
「一平ちゃんは、ここに残ってもいいんだよ。これは、本当に、あずみの勝手にすぎないんだから」
諭すような口調で、あずみが言った。
改めて鑑賞してみると、黒いアイドル風コスチュームのあずみは、メチャ可愛かった。
しかもこの上着、本物のセーラー服に比べて襟ぐりが大きく開いているので、普通にしているだけでも白くふくよかな胸の谷間がばっちり見えるのだ。
腰のところもきゅんと締まっていて、起伏に富んだボディラインを見事に際立たせている。
もちろんスカートはマイクロミニ丈のプリーツフレアだから、歩くだけでその下からチラチラと紺のブルマが見える。
何しろスカート丈が股下ぎりぎりまでしかないのだ。
そこから更にひどく艶かしい腿が伸びている。
膝まである赤い革のブーツのせいで、むっちりした真っ白な太腿が余計に目立ってしまっている。
つまるところ、今のあずみは、まさに歩くセックスシンボルなのである。
終末世界に咲いた大輪の向日葵ともいうべきか。
このセクシービームの爆裂に、一平ごときが太刀打ちできるはずなかった。
「い、いや、そんなこと、ひと言も言ってないだろ? もち、おいらも行くよ。だって、あずみのこと守れるのおいらだけだしさ、それに、その、ここで待ってたら、いつまで経ってもそのおっぱい、触らせてもらえないじゃないか」
一瞬にして、趣旨替えを公言する一平。
案の定だった。
あずみのおっぱいは、ある意味、一平の生きる糧になっているのだろう。
「どうぞどうぞ、皆さんいってらっしゃいまし」
そこへ揉み手をしながら登場したのは、試採用期間中のヤスオである。
「このイオンは、皆さんがお帰りになるまで、この金山康夫が命に代えてお守りいたしやすんで」
卑屈な口調とは裏腹に、あばた面と細い眼に何やら狡猾そうな表情が浮かんでいる。
本心でないことは、火を見るよりも明らかだった。
大方、僕らがいない間にここに昔の不良仲間でも呼びこんで、自分たちの王国をつくってしまおうとでも考えているのだろう。
僕はこの若者の地を目の当たりにした気分になった。
彼が堅気の清掃業者としてやっていけなかった理由。
それが顔に出ているように思えたのだ。
光もそれに気づいたのだろう。
サングラスを光らせると、ヤスオの含みのある表情を見据えて、凄みのある声で言った。
「掃除は及第点だけど、ヤスオ、ちょっとあんたに見せておきたいものがある。みんな、めいめいの武器を持って、5分後に1階駐車場の出入口に集合して。あたしたちの留守中にヤスオがよからぬ考えを抱かないよう、ひとつ4人でデモンストレーションといこうじゃないの」
一平が喚いた。
僕らは決定を彼に伝えるために、1階フロアに下りてきたところだった。
光の説明を聞くなり、一平が放った第一声が、この「タハーッ!」だったというわけだ。
「一平ちゃんは、ここに残ってもいいんだよ。これは、本当に、あずみの勝手にすぎないんだから」
諭すような口調で、あずみが言った。
改めて鑑賞してみると、黒いアイドル風コスチュームのあずみは、メチャ可愛かった。
しかもこの上着、本物のセーラー服に比べて襟ぐりが大きく開いているので、普通にしているだけでも白くふくよかな胸の谷間がばっちり見えるのだ。
腰のところもきゅんと締まっていて、起伏に富んだボディラインを見事に際立たせている。
もちろんスカートはマイクロミニ丈のプリーツフレアだから、歩くだけでその下からチラチラと紺のブルマが見える。
何しろスカート丈が股下ぎりぎりまでしかないのだ。
そこから更にひどく艶かしい腿が伸びている。
膝まである赤い革のブーツのせいで、むっちりした真っ白な太腿が余計に目立ってしまっている。
つまるところ、今のあずみは、まさに歩くセックスシンボルなのである。
終末世界に咲いた大輪の向日葵ともいうべきか。
このセクシービームの爆裂に、一平ごときが太刀打ちできるはずなかった。
「い、いや、そんなこと、ひと言も言ってないだろ? もち、おいらも行くよ。だって、あずみのこと守れるのおいらだけだしさ、それに、その、ここで待ってたら、いつまで経ってもそのおっぱい、触らせてもらえないじゃないか」
一瞬にして、趣旨替えを公言する一平。
案の定だった。
あずみのおっぱいは、ある意味、一平の生きる糧になっているのだろう。
「どうぞどうぞ、皆さんいってらっしゃいまし」
そこへ揉み手をしながら登場したのは、試採用期間中のヤスオである。
「このイオンは、皆さんがお帰りになるまで、この金山康夫が命に代えてお守りいたしやすんで」
卑屈な口調とは裏腹に、あばた面と細い眼に何やら狡猾そうな表情が浮かんでいる。
本心でないことは、火を見るよりも明らかだった。
大方、僕らがいない間にここに昔の不良仲間でも呼びこんで、自分たちの王国をつくってしまおうとでも考えているのだろう。
僕はこの若者の地を目の当たりにした気分になった。
彼が堅気の清掃業者としてやっていけなかった理由。
それが顔に出ているように思えたのだ。
光もそれに気づいたのだろう。
サングラスを光らせると、ヤスオの含みのある表情を見据えて、凄みのある声で言った。
「掃除は及第点だけど、ヤスオ、ちょっとあんたに見せておきたいものがある。みんな、めいめいの武器を持って、5分後に1階駐車場の出入口に集合して。あたしたちの留守中にヤスオがよからぬ考えを抱かないよう、ひとつ4人でデモンストレーションといこうじゃないの」
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