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#239 水の中の淫女たち⑬
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豊満な琴子の肉体を、波が洗う。
砲弾型の双丘を舐め、その先で震える薔薇色の蕾にも触手を伸ばし、艶めかしく光に反射させるのだ。
プールの水は見事に澄んでいて、プールサイドから底の白線を視認できるほど透明だ。
だから、水面下に沈んでいる琴子の躰のいやらしい部位も、目を凝らせば手に取るようにはっきりと見ることができる。
乳房から腹にかけての生白い肌。
形のいい流線形をしたへそ。
その下に続く、真に淫らとしかいいようのない、脱毛されてつるんとしたYライン。
熟女にしては引き締まった琴子の躰は重心が高い位置にあり、足が長く見える。
だから、ほどよく脂肪の乗った太腿はかなりむっちりしているが、そんなに太いという印象はない。
今、その琴子のフルヌードの裸体に、四方八方から魔の手が伸びようとしていた。
先程までプールサイドで、チエミたちに引きずり回される琴子を鑑賞していた、このクラブの会員たちである。
見たところ、会員たちは全員女性のようだった。
古い言い方をすれば有閑マダム、今風に表現すればセレブという人種なのだろう。
平日の昼間にもかかわらず、会員制のスポーツ施設でのんびり自由を満喫できる、いわば高級国民の皆様方だ。
そのせいか、会員の女性たちは、ある年齢以上の者がほとんどだった。
正直、琴子たちは若いほうである。
一番若そうに見えるマダムでも、琴子と同じアラフォーぐらいだろうか。
上は70歳に手が届きそうな高齢者も多い。
その熟女や老女たちが、あちこちから琴子の浮かぶコースにやってきて、少しずつ近づいてくる。
「ねえ、ダダ子、あたしたちも”お祭り”に参加できるようにさ、こうしない?」
琴子の両手首を握って、足首を握ったダダ子と反対方向に琴子の躰を引っ張っていたチエミが言った。
「うん、ダダ子もちょうどそう思ってたとこ。このままだと、あたしらふたり、奥さんの手足を拘束するロープ代わりだもんね」
「でしょ? ダダ子も奥さん、もっと逝かせたいでしょ?」
「モチのロンだよ! あちこち触りたくてうずうずしてるんだから1」
「なら、こうしない? このプールのコースロープ外してさ、奥さんの手足を縛っちゃうの。それで水中に大の字に磔の状態で固定すればさ、あたしたちもやり放題でしょ?」
「さっすがあ!」
ダダ子が手を叩いた。
「チエミってば、天才いいっ!」
「まあね」
にやりと笑うチエミ。
チエミは周りを見回すと、そこらじゅうに浮かんだ会員たちの顔に向かって話しかけた。
「てことで、皆さん。すみませんけど、これから始まるゲームを快適に楽しむために、ちょっとお手伝いいただけませんかぁ? ええ、どなたか、コースロープを4本、外してきてほしいんです」
砲弾型の双丘を舐め、その先で震える薔薇色の蕾にも触手を伸ばし、艶めかしく光に反射させるのだ。
プールの水は見事に澄んでいて、プールサイドから底の白線を視認できるほど透明だ。
だから、水面下に沈んでいる琴子の躰のいやらしい部位も、目を凝らせば手に取るようにはっきりと見ることができる。
乳房から腹にかけての生白い肌。
形のいい流線形をしたへそ。
その下に続く、真に淫らとしかいいようのない、脱毛されてつるんとしたYライン。
熟女にしては引き締まった琴子の躰は重心が高い位置にあり、足が長く見える。
だから、ほどよく脂肪の乗った太腿はかなりむっちりしているが、そんなに太いという印象はない。
今、その琴子のフルヌードの裸体に、四方八方から魔の手が伸びようとしていた。
先程までプールサイドで、チエミたちに引きずり回される琴子を鑑賞していた、このクラブの会員たちである。
見たところ、会員たちは全員女性のようだった。
古い言い方をすれば有閑マダム、今風に表現すればセレブという人種なのだろう。
平日の昼間にもかかわらず、会員制のスポーツ施設でのんびり自由を満喫できる、いわば高級国民の皆様方だ。
そのせいか、会員の女性たちは、ある年齢以上の者がほとんどだった。
正直、琴子たちは若いほうである。
一番若そうに見えるマダムでも、琴子と同じアラフォーぐらいだろうか。
上は70歳に手が届きそうな高齢者も多い。
その熟女や老女たちが、あちこちから琴子の浮かぶコースにやってきて、少しずつ近づいてくる。
「ねえ、ダダ子、あたしたちも”お祭り”に参加できるようにさ、こうしない?」
琴子の両手首を握って、足首を握ったダダ子と反対方向に琴子の躰を引っ張っていたチエミが言った。
「うん、ダダ子もちょうどそう思ってたとこ。このままだと、あたしらふたり、奥さんの手足を拘束するロープ代わりだもんね」
「でしょ? ダダ子も奥さん、もっと逝かせたいでしょ?」
「モチのロンだよ! あちこち触りたくてうずうずしてるんだから1」
「なら、こうしない? このプールのコースロープ外してさ、奥さんの手足を縛っちゃうの。それで水中に大の字に磔の状態で固定すればさ、あたしたちもやり放題でしょ?」
「さっすがあ!」
ダダ子が手を叩いた。
「チエミってば、天才いいっ!」
「まあね」
にやりと笑うチエミ。
チエミは周りを見回すと、そこらじゅうに浮かんだ会員たちの顔に向かって話しかけた。
「てことで、皆さん。すみませんけど、これから始まるゲームを快適に楽しむために、ちょっとお手伝いいただけませんかぁ? ええ、どなたか、コースロープを4本、外してきてほしいんです」
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