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#327 迸る淫汁⑫
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「キス・・・して、ください」
いつのまにやら、その言葉が口をついて出た。
-私ったら、何を・・・?
言ってしまってから赤くなるが、もう遅い。
仁美の紅い唇が、にいっと口角を吊り上げた。
「琴子さん、今、なんておっしゃったの? ごめんなさい、声が小さくって、聞き取れませんでしたわ」
慇懃無礼な言い回しがわざとらしい。
琴子をいたぶるうちに、仁美はすっかり深窓の令嬢みたいなキャラに変貌している。
「・・・・・・」
琴子は顔を背けた。
その間にも、チエミの突きは止まらない。
”水牛の角”が斜め下から膣前庭部を突き上げ、Gスポットを突いて突いて突きまくる。
「もう一度、おっしゃってくださらない?」
仁美の瓜実顏が危険なほど近づき、琴子の耳朶に息を吹きかけた。
甘い、薔薇の匂いのするその吐息は、まるで媚薬のように琴子の鼻孔をくすぐった。
「キ、キス・・・して・・・」
ハアハアハアハア・・・。
喘ぎ声の合い間から、蚊の鳴くような声で、琴子が言う。
いけないとわかっていても、言わずにはいられなかった。
膣にめり込む双頭バイブも、乳首を嬲る仁美の指技も、どれもこれもが気持ちいい。
「キス? 今、キスとおっしゃったんですか?」
ただでさえ大きな仁美の眼が、異様な輝きを放って見開かれる。
「琴子さんが、このわたくしとキスを? うふふふふ、光栄ですわ」
すうっと接近する仁美の唇。
迎えるように口を尖らせる琴子。
がー。
その震える唇が、仁美のキスで満たされることは、なかった。
ギリギリのところで、琴子の口吻の先端をかすめるように仁美が唇を離してしまったのだ。
「あ」
琴子の喉から驚きの声が上がった。
胸底に痛いほどの失望がこみ上げる。
「まだですわ」
背筋を伸ばし、琴子の前で正座するような姿勢を取ると、仁美が言った。
「キスはお互いもっと燃え上ってから。それにはまだ、やるべきことが山積みですもの」
燃え上がるために、やるべきこと?
それが、山積み、って?
心の中で仁美の言葉を反芻する琴子。
その意味が脳内に浸透すると、動悸が激しくなるのを抑えきれなくなった。
いつのまにやら、その言葉が口をついて出た。
-私ったら、何を・・・?
言ってしまってから赤くなるが、もう遅い。
仁美の紅い唇が、にいっと口角を吊り上げた。
「琴子さん、今、なんておっしゃったの? ごめんなさい、声が小さくって、聞き取れませんでしたわ」
慇懃無礼な言い回しがわざとらしい。
琴子をいたぶるうちに、仁美はすっかり深窓の令嬢みたいなキャラに変貌している。
「・・・・・・」
琴子は顔を背けた。
その間にも、チエミの突きは止まらない。
”水牛の角”が斜め下から膣前庭部を突き上げ、Gスポットを突いて突いて突きまくる。
「もう一度、おっしゃってくださらない?」
仁美の瓜実顏が危険なほど近づき、琴子の耳朶に息を吹きかけた。
甘い、薔薇の匂いのするその吐息は、まるで媚薬のように琴子の鼻孔をくすぐった。
「キ、キス・・・して・・・」
ハアハアハアハア・・・。
喘ぎ声の合い間から、蚊の鳴くような声で、琴子が言う。
いけないとわかっていても、言わずにはいられなかった。
膣にめり込む双頭バイブも、乳首を嬲る仁美の指技も、どれもこれもが気持ちいい。
「キス? 今、キスとおっしゃったんですか?」
ただでさえ大きな仁美の眼が、異様な輝きを放って見開かれる。
「琴子さんが、このわたくしとキスを? うふふふふ、光栄ですわ」
すうっと接近する仁美の唇。
迎えるように口を尖らせる琴子。
がー。
その震える唇が、仁美のキスで満たされることは、なかった。
ギリギリのところで、琴子の口吻の先端をかすめるように仁美が唇を離してしまったのだ。
「あ」
琴子の喉から驚きの声が上がった。
胸底に痛いほどの失望がこみ上げる。
「まだですわ」
背筋を伸ばし、琴子の前で正座するような姿勢を取ると、仁美が言った。
「キスはお互いもっと燃え上ってから。それにはまだ、やるべきことが山積みですもの」
燃え上がるために、やるべきこと?
それが、山積み、って?
心の中で仁美の言葉を反芻する琴子。
その意味が脳内に浸透すると、動悸が激しくなるのを抑えきれなくなった。
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