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#331 迸る淫汁⑯

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 キングサイズのベッドの上で、3人の女が全裸の肉体を汗で光らせ、奇怪なオブジェを形づくっているー。
 その中心にいるのが、琴子だった。
 琴子は両腕を後方にねじられ、膝立ちになっている。
 その両腕をつかみ、股倉を開いてその間に琴子の形のいい尻を迎え入れているのは、巨女のチエミである。
 チエミは、三十路後半ながら脂の乗り切った琴子の皺ひとつない豊満な肉体を、その股間から生やしている。
 己の膣に挿入した水牛の角そっくりの双頭バイブ。
 その醜悪極まりない性具で、斜め下から琴子の膣を刺し貫いているのだ。
 両腕を引く力の加減と動かす向きを変えることで、チエミは琴子の膣内に巧みな刺激を与え続けている。
 人工亀頭の尖った先端をGスポットに突き立てたまま、出っ張った雁首や太い茎の部分で膣管内を攪拌するのだ。
 元来、女性の性器は頑丈にできている。
 出産に耐え得る機能を備えたその部位は、伸縮自在の強靭な筋肉で構成されており、多少のことでは傷つかない。
 同じ穴でも、その点で、肛門とは大違いなのである。
 出産経験のある琴子は、特にそうだった。
 勃起時の黒人のペニス並みに太いバイブを突っこまれ、チエミの怪力で中をかき回されても、快感しか感じない。
 出産経験のある膣口は普段はきつく締まっているのだが、いざ挿入となるととたんに緩み、異物に巻きつくのだ。
 チエミはベッドに巨大な尻をつけ、両手で琴子を引っ張ることで、転げないよう、バランスを保っている。
 そのせいで琴子は上半身を大きく後ろに反り返らせ、極めて淫らな姿勢を余儀なくされていた。
 張り詰めた紡錘形のたわわな乳房をふたつ、その頂の乳首を小型ミサイルのように飛び出させ、誇示しているー。
 そして、その正面に、もうひとりの女、仁美がいた。
 その生白い肉体はひどくスリムながらも、胸と尻にだけたっぷりと肉がつき、とても卑猥に見える。
 その仁美は、今、琴子と向かい合うようにして、ベッドの上に膝立ちになっている。
 そしてそのまま膝で琴子ににじり寄ると、上体を反らして、乳房を突き出したのだ。
 それもただ突き出したのではなく、両手のひらで自身の乳房を掬い上げ、突き出ている琴子の乳房と高さを合わせたのだ。
 そうして位置を調節して、乳首で乳首を責め始めたのである。
 ふたりの乳首には、媚薬入りのオイルがたっぷり塗られている。
 だから、その効果は覿面だった。
「アアアアアアアアッ!」
 仁美の乳首に弾かれるたびに、琴子はか細い声で鳴く。
 その上トロのように脂で照り輝く豊満な裸体がしなり、S字型の曲線をさざ波のような震えが走る。
 仁美は弾くだけでなく、さまざまな攻撃を仕掛けてくる。
 たとえば乳首の頂き同士を正面からぴたりと合わせ、琴子の乳頭に自身の乳頭をぐりぐり押し込んでくるのだ。
 その気持ち良さと言ったら、なかった。
「ダ、ダメエ・・・」」
 消え入りそうになる琴子の喘ぎ声。
 ぶしゅっ。
 びゅびゅっ。
 下品な音を立てて、股間の接合部から新たな淫汁が噴出したのは、その時である。
 
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