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#32 奇妙な潜伏生活④
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「あ?」
明は間抜けな声を出した。
ドアが開いていて、腰に手を当てた紗英が仁王立ちになり、こちらを睨みつけていた。
着替え用に買った真新しいタンクトップにマイクロミニの組み合わせは相変わらずだ。
しまった!
顔から血の気が音を立てて引いていく。
ドアにカギがかかっていなかったのだ。
ていうか、初めからカギなんてなかったような・・・。
言うまでもなく、明は全裸である。
しかも、床オナニーの真っ最中で、性器は痛いほど勃起してしまっている。
身体の下の床は、陰茎の先から洩れた先走り汁を擦りつけたため、ナメクジが這ったようにでヌルヌルだ。
「な、なんか、用・・・?」
悲しく微笑んで、そう訊いた。
作り笑いで顔が強張るのが分かった。
「刑事さんから連絡来たから、そのこと伝えようと思って・・・」
途中で言いよどむ紗英。
そのアーモンド形の美しい目に浮かぶのは、あからさまな嫌悪の色である。
紗英はその目を怒りの形に細めると、声を低くしてもう一度訊いてきた。
「けど、その前に、ちゃんと説明しなさい。あんた、何してたの?」
「い、いや、これは・・・」
勢いに押され、正座する明。
正座したとたん、逆効果だと後悔した。
カチンカチンに勃起した肉棒が、股間からぶるんと唸りを上げて紗英の目の前に飛び出したからである。
明は間抜けな声を出した。
ドアが開いていて、腰に手を当てた紗英が仁王立ちになり、こちらを睨みつけていた。
着替え用に買った真新しいタンクトップにマイクロミニの組み合わせは相変わらずだ。
しまった!
顔から血の気が音を立てて引いていく。
ドアにカギがかかっていなかったのだ。
ていうか、初めからカギなんてなかったような・・・。
言うまでもなく、明は全裸である。
しかも、床オナニーの真っ最中で、性器は痛いほど勃起してしまっている。
身体の下の床は、陰茎の先から洩れた先走り汁を擦りつけたため、ナメクジが這ったようにでヌルヌルだ。
「な、なんか、用・・・?」
悲しく微笑んで、そう訊いた。
作り笑いで顔が強張るのが分かった。
「刑事さんから連絡来たから、そのこと伝えようと思って・・・」
途中で言いよどむ紗英。
そのアーモンド形の美しい目に浮かぶのは、あからさまな嫌悪の色である。
紗英はその目を怒りの形に細めると、声を低くしてもう一度訊いてきた。
「けど、その前に、ちゃんと説明しなさい。あんた、何してたの?」
「い、いや、これは・・・」
勢いに押され、正座する明。
正座したとたん、逆効果だと後悔した。
カチンカチンに勃起した肉棒が、股間からぶるんと唸りを上げて紗英の目の前に飛び出したからである。
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