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報告書17「襲撃、かつての職場は相変わらず真っ黒な件について」
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突然の激しい銃撃。なんとか近くのカウンターの裏に俺とチトセは滑り込んだが、そのカウンターすらも銃撃で激しく削り取られてボロボロになってしまった。
「なんなんだあいつは!?なんで攻撃してくる!?」
「そんなの私が知りたいわよ!いいからここは逃げるわよ!」
チトセの声に従い、最寄りの階段方向へと頭を向けた瞬間、不吉な爆音が響き渡った。
「伏せて!」
咄嗟にチサトに押し飛ばされ、伏せたと同時に大爆発が。どうやら榴弾を撃ちやがったらしい。そして次見た時には、階段へと続く通路の天井が崩れ、完全に塞がれてしまっていた。
「イクノ、聞こえる!?正体不明の奴に襲われているわ!」
<<確認しておるが、あれは確かBH社の……今詳しいデータを引っ張り出して来るからちょっと待っとれ!>>
その間にも激しい攻撃は続き、次々と俺たちが隠れているカウンターや棚が壊されていく。並の携行用の射撃武器ではここまでの攻撃力は無いはずだぞ。
「くそっ!何だってんだ!」
「ここも危ないわ!合図で走るのよ!」
そう言うとチトセは取り出した閃光手榴弾のピンを抜き、例の正体不明機に投げつけた。
「今よ!」
轟音と同時に強烈な閃光が辺りを包む。その隙に俺とチトセはかつてレストランだったらしい通路脇の店内へと転がり込む事ができた。どうやら正体不明機は突然の閃光でこちらを見失ったようだ。
<<2人とも大丈夫かの!?>>
「イクノ!何か分かった?」
<<あれはBH社と特殊資源管理庁の装備開発部門とが共同開発中の特殊機動鎧甲"ナンバンドウ"じゃ!装甲は従来の重量級よりも更に厚く、並の個人携行武器では傷一つつかん!更には背部に大口径砲、手には重ブラスター砲まで持つまさに歩く戦車、まともにやり合って勝てる相手ではないぞ!>>
イクノさんの興奮した様子に、あいつのヤバさがヒシヒシと伝わってくる。しかし逃げろと言っても、階段までの道は塞がれてしまったし、一体どうすれば。
「それで、どこの馬鹿があんなのに乗って襲って来てるわけ?」
<<それが……識別信号は偽造されとるし、通信先を割り出そうともしたんじゃが、これもなかなか上手くいかん。相当大規模な組織が後ろ盾に付いておるようじゃ>>
ヘリ型トランスポーター、最新鋭の特殊機動鎧甲の製造元、バックに大規模な組織。となると答えは一つじゃないか。
「BH社か……!」
<<恐らくの……なんで襲ってきてるのかは分からんが>>
「ともかく、奴を倒さないと。私のこのクニクズシの出番ってわけね」
<<成形炸薬弾頭を使えば装甲を抜けるかもしれんが、奴の両肩には飛翔弾自動迎撃装置が装備されており、高出力レーザーによる迎撃の効果範囲はほぼ全周に及ぶのじゃ!>>
マジかよ。本体の重装甲に加えて肩には自動迎撃装置……どこにも隙が無いじゃないか……いや、待てよ。一つだけあるんじゃないか?
「イクノさん、奴も密着時に対する迎撃手段は無いんじゃないですか?」
<<あっ、ああ……確かに奴のコンセプトはガンナータイプのスペキュレイター用機動鎧甲じゃからな。しかしその10式制刀乙型の出力では、ただ斬りつけるだけでは装甲は破れんぞ!>>
「ただ斬り付けるだけでは……ね」
「何よ、何かいい考えでも思いついたの?自爆するなんて言ったらこの場で殺すわよ」
「な訳あるか。俺だってやりたい事すべき事いっぱいあるんだ。俺の考えは……」
ゴニョゴニョとチトセとイクノさんに伝える。最初イクノさんは驚き、チトセは難色を示したが、他に手は無い以上、2人とも納得してくれた。
「それ……ぶっつけ本番で上手くいくの?」
「分からん。もし失敗したら、俺がやられている内にチトセは逃げてくれ」
「嫌よ」
思いがけない返事が帰ってくる。まさかチトセは俺の事を心配して……
「あんたの装備と義手に幾ら掛かってると思ってるのよ。それの費用を回収するまでは嫌よ」
それを聞きガックリする。と同時に、どんな時でもブレないチトセに少し安心する。
「それじゃ、始めようか」
「オーケー!こっちよ、ブリキ野郎!」
隠れていた棚からチトセが身を上げ、両手に持ったブラスターピストルをあの正体不明機に向けて猛連射する。が、全く効いている様子が無い。それどころか奴はこちらに向き直り激しい応射をしてきた。
「今よ!行って!」
発煙手榴弾を棚の上に転がしながらチトセが叫ぶ。巻き上がった白煙と水飛沫に紛れ、俺はチトセとは逆方向に駆け出した。そしてそのまま奴の横まで回り込み、倒れているテーブルの影に隠れる。少し顔を出して覗いてみると、障害物から障害物へと走りながらチトセが戦闘中だ。どうやら上手く引き付けてくれているようだ。
「イクノさん、例の新機能の使用制限なんだけど」
<<本当にやるんじゃな……あれから起動は音声信号方式に変えてある。つまり特定の単語を設定するとと、それを発声した時に流れる神経上の信号を神経接続されている義手でも拾って起動制限が解除される仕組みじゃ>>
「……簡単に言うと?」
<<技名を叫ぶのじゃ!>>
「りょーかい!技名は……」
イクノさんに伝え終わった後、深く息を吸い、肺が一杯になったところで一瞬止め、そして細く長く吐いた。その時、チトセの放ったロケット弾が奴の肩から放たれたレーザーによって着弾前に破壊され、爆発音が辺りに響き渡った。それを合図に、俺は隠れていたテーブルを真っ二つに斬って飛び出した。後ろに下げた左手の義手一本で刀の柄頭付近を握り押し出すのを、刀身の峰その刃先部分を右手3本の指で掴んで抑え、とにかく全力で走る。
「気爆噴射片手突きーー……」
そして奴が振り返り、こちらに銃口を向けた瞬間、間合いに入り込めた。そして俺は叫んだーー
「ーー鬼雨!」
峰から離した右手を勢いよく後ろに下げ、荷重移動で反動を付けると同時に上体を捻り、同時に点火したロケット噴射による文字通り爆発的な加速を加えた左片手突きを一直線に放つ。
「くっ!」
あまりの加速力に身体ごともってかれそうになる。それを足の踏ん張りで何とか堪えたが、狙いが僅かに逸れてしまった。本当は装甲と装甲の隙間を狙ったのだが、まともに肩の装甲部分に当たってしまったのだ。
「うっ……おォォォ!」
それでも力の限り押し出すと、刀身は根元まで装甲を刺し通し、続く衝撃波で肩部分は大破、そのまま勢いで巨体を転倒させたのだった。
<<衝撃波による相手の内部構造の損傷を確認。完全に撃破できたようじゃな。それにしても刀による突きと言うよりまるでパイルバンカーじゃな……先端がプラズマをまとった刃な分、威力は段違いのようじゃが>>
イクノさんの通信どおり、正体不明機の中からは、搭乗者のうめきとも言える声が聞こえてきた。
「くそっなんで奴だ!もう降参だ!だから助けてくれぇ!」
「ふん、いい気なもんね。少しでも変な真似したら、因果応報って言葉の意味をこいつで教えてあげるわ」
そう言いながら、ブラスターを正体不明機に突き付けチサトがこちらへ歩いて来た。全身に泥水を浴びているが、そんな事を気にする素振りも見せずに俺ににっこりと微笑みかけた。
「やったわね!それにしても凄い技じゃない。これも剣術科で習ったの?」
俺は刀を引抜き、付着したオイルやら修復用ペーストを手で拭いつつその問いに答えた。
「まさか。マンガからだよ」
「なんなんだあいつは!?なんで攻撃してくる!?」
「そんなの私が知りたいわよ!いいからここは逃げるわよ!」
チトセの声に従い、最寄りの階段方向へと頭を向けた瞬間、不吉な爆音が響き渡った。
「伏せて!」
咄嗟にチサトに押し飛ばされ、伏せたと同時に大爆発が。どうやら榴弾を撃ちやがったらしい。そして次見た時には、階段へと続く通路の天井が崩れ、完全に塞がれてしまっていた。
「イクノ、聞こえる!?正体不明の奴に襲われているわ!」
<<確認しておるが、あれは確かBH社の……今詳しいデータを引っ張り出して来るからちょっと待っとれ!>>
その間にも激しい攻撃は続き、次々と俺たちが隠れているカウンターや棚が壊されていく。並の携行用の射撃武器ではここまでの攻撃力は無いはずだぞ。
「くそっ!何だってんだ!」
「ここも危ないわ!合図で走るのよ!」
そう言うとチトセは取り出した閃光手榴弾のピンを抜き、例の正体不明機に投げつけた。
「今よ!」
轟音と同時に強烈な閃光が辺りを包む。その隙に俺とチトセはかつてレストランだったらしい通路脇の店内へと転がり込む事ができた。どうやら正体不明機は突然の閃光でこちらを見失ったようだ。
<<2人とも大丈夫かの!?>>
「イクノ!何か分かった?」
<<あれはBH社と特殊資源管理庁の装備開発部門とが共同開発中の特殊機動鎧甲"ナンバンドウ"じゃ!装甲は従来の重量級よりも更に厚く、並の個人携行武器では傷一つつかん!更には背部に大口径砲、手には重ブラスター砲まで持つまさに歩く戦車、まともにやり合って勝てる相手ではないぞ!>>
イクノさんの興奮した様子に、あいつのヤバさがヒシヒシと伝わってくる。しかし逃げろと言っても、階段までの道は塞がれてしまったし、一体どうすれば。
「それで、どこの馬鹿があんなのに乗って襲って来てるわけ?」
<<それが……識別信号は偽造されとるし、通信先を割り出そうともしたんじゃが、これもなかなか上手くいかん。相当大規模な組織が後ろ盾に付いておるようじゃ>>
ヘリ型トランスポーター、最新鋭の特殊機動鎧甲の製造元、バックに大規模な組織。となると答えは一つじゃないか。
「BH社か……!」
<<恐らくの……なんで襲ってきてるのかは分からんが>>
「ともかく、奴を倒さないと。私のこのクニクズシの出番ってわけね」
<<成形炸薬弾頭を使えば装甲を抜けるかもしれんが、奴の両肩には飛翔弾自動迎撃装置が装備されており、高出力レーザーによる迎撃の効果範囲はほぼ全周に及ぶのじゃ!>>
マジかよ。本体の重装甲に加えて肩には自動迎撃装置……どこにも隙が無いじゃないか……いや、待てよ。一つだけあるんじゃないか?
「イクノさん、奴も密着時に対する迎撃手段は無いんじゃないですか?」
<<あっ、ああ……確かに奴のコンセプトはガンナータイプのスペキュレイター用機動鎧甲じゃからな。しかしその10式制刀乙型の出力では、ただ斬りつけるだけでは装甲は破れんぞ!>>
「ただ斬り付けるだけでは……ね」
「何よ、何かいい考えでも思いついたの?自爆するなんて言ったらこの場で殺すわよ」
「な訳あるか。俺だってやりたい事すべき事いっぱいあるんだ。俺の考えは……」
ゴニョゴニョとチトセとイクノさんに伝える。最初イクノさんは驚き、チトセは難色を示したが、他に手は無い以上、2人とも納得してくれた。
「それ……ぶっつけ本番で上手くいくの?」
「分からん。もし失敗したら、俺がやられている内にチトセは逃げてくれ」
「嫌よ」
思いがけない返事が帰ってくる。まさかチトセは俺の事を心配して……
「あんたの装備と義手に幾ら掛かってると思ってるのよ。それの費用を回収するまでは嫌よ」
それを聞きガックリする。と同時に、どんな時でもブレないチトセに少し安心する。
「それじゃ、始めようか」
「オーケー!こっちよ、ブリキ野郎!」
隠れていた棚からチトセが身を上げ、両手に持ったブラスターピストルをあの正体不明機に向けて猛連射する。が、全く効いている様子が無い。それどころか奴はこちらに向き直り激しい応射をしてきた。
「今よ!行って!」
発煙手榴弾を棚の上に転がしながらチトセが叫ぶ。巻き上がった白煙と水飛沫に紛れ、俺はチトセとは逆方向に駆け出した。そしてそのまま奴の横まで回り込み、倒れているテーブルの影に隠れる。少し顔を出して覗いてみると、障害物から障害物へと走りながらチトセが戦闘中だ。どうやら上手く引き付けてくれているようだ。
「イクノさん、例の新機能の使用制限なんだけど」
<<本当にやるんじゃな……あれから起動は音声信号方式に変えてある。つまり特定の単語を設定するとと、それを発声した時に流れる神経上の信号を神経接続されている義手でも拾って起動制限が解除される仕組みじゃ>>
「……簡単に言うと?」
<<技名を叫ぶのじゃ!>>
「りょーかい!技名は……」
イクノさんに伝え終わった後、深く息を吸い、肺が一杯になったところで一瞬止め、そして細く長く吐いた。その時、チトセの放ったロケット弾が奴の肩から放たれたレーザーによって着弾前に破壊され、爆発音が辺りに響き渡った。それを合図に、俺は隠れていたテーブルを真っ二つに斬って飛び出した。後ろに下げた左手の義手一本で刀の柄頭付近を握り押し出すのを、刀身の峰その刃先部分を右手3本の指で掴んで抑え、とにかく全力で走る。
「気爆噴射片手突きーー……」
そして奴が振り返り、こちらに銃口を向けた瞬間、間合いに入り込めた。そして俺は叫んだーー
「ーー鬼雨!」
峰から離した右手を勢いよく後ろに下げ、荷重移動で反動を付けると同時に上体を捻り、同時に点火したロケット噴射による文字通り爆発的な加速を加えた左片手突きを一直線に放つ。
「くっ!」
あまりの加速力に身体ごともってかれそうになる。それを足の踏ん張りで何とか堪えたが、狙いが僅かに逸れてしまった。本当は装甲と装甲の隙間を狙ったのだが、まともに肩の装甲部分に当たってしまったのだ。
「うっ……おォォォ!」
それでも力の限り押し出すと、刀身は根元まで装甲を刺し通し、続く衝撃波で肩部分は大破、そのまま勢いで巨体を転倒させたのだった。
<<衝撃波による相手の内部構造の損傷を確認。完全に撃破できたようじゃな。それにしても刀による突きと言うよりまるでパイルバンカーじゃな……先端がプラズマをまとった刃な分、威力は段違いのようじゃが>>
イクノさんの通信どおり、正体不明機の中からは、搭乗者のうめきとも言える声が聞こえてきた。
「くそっなんで奴だ!もう降参だ!だから助けてくれぇ!」
「ふん、いい気なもんね。少しでも変な真似したら、因果応報って言葉の意味をこいつで教えてあげるわ」
そう言いながら、ブラスターを正体不明機に突き付けチサトがこちらへ歩いて来た。全身に泥水を浴びているが、そんな事を気にする素振りも見せずに俺ににっこりと微笑みかけた。
「やったわね!それにしても凄い技じゃない。これも剣術科で習ったの?」
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