異邦の13人ーThe 13 of Etranzeー

ロン・インディー

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1章3部アラビア海航海編ーインド・ヴァルダナ王朝ー

第二十五話 即死攻撃

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 アウロラは語部優に声を開けた。
「少年、正面先無名の気配がするぞ。」
「何体ですか?団体ですか?」
 語部優は人数は何人かと集団で固まっているのかアウロラに聞いた。
「人数は二人、団体ではない。この場で戦うのは分が悪い。一旦奴らの所へ戻るが失敗はしない。しかし、朕の未来はあの中の一人が死ぬ事になるぞ?」
「え…!確かにここで戦うのは絶対に不利ですが。しかし、仲間を死なせるのは避けたいです。アウロラさん、ここで戦います!」
 語部優は戦う覚悟ができ空蝉の中、無名が来るのを待った。そして時は来た、人混みの中から不気味に微笑む黒スーツの男二人が行き来する人を避けこちらへ近ずいてきた。
「語部さん!あの人たちはもしかして…!」
「はい?モルジアナは少し下がってて下さい。」
 語部優はモルジアナを下がるように言い大刀契の柄を握った。すると無名ら手を拳に変えて早歩きになって殴りかかって来た!。
 語部優は大刀契を鞘から引き抜き、正面から飛んでくる無名の拳を弾いた。しかし、もう一体の無名の下から突き上げるパンチが飛び出した。
「one dimension(一次元)」
 アウロラのディメンションの能力発動、しかし見えない強固なバリアが一発の攻撃で薄くやわな飴細工の如く破壊された。
「く…ッ、ッ…!」
 語部優は瞬に大刀契を盾にし攻撃を受け止めた。
 周りの国民は異邦の服装三人の激しい戦闘にその場から悲鳴を上げて逃げ出した。
「クッソっ!コイツら前回の無名より格段と戦力を増している?!」
「僕に任せろ!うおぉぉぉッ!!」
「ビーマセナさん?!」
 肩に乗っていたビーマセナが無名に向かって剣を振り立てる。
 ビーマセナの剣は無名の脳天を打ち地面が大きく陥没しクレーターができる。
 周囲の建物は衝撃でヒビが入り砂埃と突風が突き抜けた。
「す、すごい力…!」
「アイツ只者ではないな!しかし…!」
 砂埃の中から現れたのだビーマセナの攻撃を耐えた無名が無傷で立っていた。
「この野郎!あの象でさえ地に埋める攻撃を耐えた?!」
 象を即死させる強攻撃を防いだ無名にビーマセナが驚愕していると、無名はビーマセナに向かって拳を振るう。
 ガキンッ!と語部優は大刀契でビーマセナに向けて振るった無名の拳を弾いた。
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