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1章3部アラビア海航海編ーインド・ヴァルダナ王朝ー
第三十六話 森の玉座
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しかし猿の王様ビカスは腹に穴を空いてもなお大量の血を流しながら語部優に戦い続けた。
アウロラは再び語部優は手を操り呪文を唱える。
「three dimension.Numb」
手の平から紫の稲妻を放つ細い針のような物が飛び出し猿の王様ビカスの胸に刺さり入り込む。
すると猿の王様ビカスはいきなり正面から倒れるうつ伏せになって動かなくなった。
「ビカス様!」
「ビカス様しっかりなさってください!」
猿らは猿の王様ビカスに駆け寄り体を揺さぶらせたり抱きつき泣きわめいた。
「神様やりすぎですよ。」
「やりすぎ?猿は死んではおらん、ただ体を麻痺させただけだ?」
そう言うと語部優にある提案を持ち出す。
「少年、蓬の葉を持っているだろ?モルジアナが主を治癒したように猿にやってみたらどうだ?」
語部優はポケットから蓬の葉を取り出した。そして語部優は猿らに言った。
「僕が治癒します。」
蓬の葉を千切って猿の王様ビカスに寄り蓬の葉を貫通した穴や傷口に詰めた。
「神様、炎の力を借りてもいいですか?」
アウロラに言った。アウロラは「主の指示に従うのは凄く胸糞悪いけど…仕方ない」と悪言を言いながらも語部優の言葉を承諾し、語部優の指先に炎が灯された。
「ビカスさん。今すぐ治しますら、もうしばらくお待ちください。」
語部優は蓬の葉に指先はから出した炎で燃やした。モルジアナにやってもらったように猿の王様ビカスに灸をした。すると蓬の葉が白く眩しい光を放ち猿の王様ビカスの傷口を治していく。
そして眩しい光を放っていた蓬の葉は猿の王様ビカスの傷口の中に吸収された、その時猿の王様ビカスは目を覚ます。
「…ここは…?」
息を吹き返し言葉を放つ猿の王様ビカスに周りの猿らは泣きすがりついた。
「我は負けたのか…人間に…。この森、この玉座は、人間に渡すのか?」
猿の王様ビカスは王である立場でありながら生き恥を猿らの前で晒してしまった事に目を手で覆い無念して口にして言う。
「いいえ。この森の王様の玉座は貴方様一人です。僕はこの森を奪うため戦ったのではありませんし、ただ僕は力比べをしただけです。致命傷を与えてしまったことに対してはお詫び申し上げます。」
語部優は手を猿の王様ビカスに差し伸べた。猿の王様ビカスは「理解の難しいことを言う人間だ…」と言って猿の王様ビカスと語部優の手を取り体を起こした。
アウロラは再び語部優は手を操り呪文を唱える。
「three dimension.Numb」
手の平から紫の稲妻を放つ細い針のような物が飛び出し猿の王様ビカスの胸に刺さり入り込む。
すると猿の王様ビカスはいきなり正面から倒れるうつ伏せになって動かなくなった。
「ビカス様!」
「ビカス様しっかりなさってください!」
猿らは猿の王様ビカスに駆け寄り体を揺さぶらせたり抱きつき泣きわめいた。
「神様やりすぎですよ。」
「やりすぎ?猿は死んではおらん、ただ体を麻痺させただけだ?」
そう言うと語部優にある提案を持ち出す。
「少年、蓬の葉を持っているだろ?モルジアナが主を治癒したように猿にやってみたらどうだ?」
語部優はポケットから蓬の葉を取り出した。そして語部優は猿らに言った。
「僕が治癒します。」
蓬の葉を千切って猿の王様ビカスに寄り蓬の葉を貫通した穴や傷口に詰めた。
「神様、炎の力を借りてもいいですか?」
アウロラに言った。アウロラは「主の指示に従うのは凄く胸糞悪いけど…仕方ない」と悪言を言いながらも語部優の言葉を承諾し、語部優の指先に炎が灯された。
「ビカスさん。今すぐ治しますら、もうしばらくお待ちください。」
語部優は蓬の葉に指先はから出した炎で燃やした。モルジアナにやってもらったように猿の王様ビカスに灸をした。すると蓬の葉が白く眩しい光を放ち猿の王様ビカスの傷口を治していく。
そして眩しい光を放っていた蓬の葉は猿の王様ビカスの傷口の中に吸収された、その時猿の王様ビカスは目を覚ます。
「…ここは…?」
息を吹き返し言葉を放つ猿の王様ビカスに周りの猿らは泣きすがりついた。
「我は負けたのか…人間に…。この森、この玉座は、人間に渡すのか?」
猿の王様ビカスは王である立場でありながら生き恥を猿らの前で晒してしまった事に目を手で覆い無念して口にして言う。
「いいえ。この森の王様の玉座は貴方様一人です。僕はこの森を奪うため戦ったのではありませんし、ただ僕は力比べをしただけです。致命傷を与えてしまったことに対してはお詫び申し上げます。」
語部優は手を猿の王様ビカスに差し伸べた。猿の王様ビカスは「理解の難しいことを言う人間だ…」と言って猿の王様ビカスと語部優の手を取り体を起こした。
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