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2章 ガーディアン襲撃編
13話 魔石の使い道
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「という事です……はい」
正座して殊勝に話す女
気絶から目覚めた瞬間、再び騒ぎ立てたが軽めの殺気を放って黙らし、知っている事を話させたというわけだ
初めからこうすれば良かった。
「なるほどな。大体の事はわかった」
各地に魔物が発生して数十分で人類の防衛システムは壊滅したらしい。その理由が魔物に対する近代兵器の無効化だ。そのため自衛隊などの軍は壊滅。衛星も墜落し、車などの機器も使用不可能になったらしい。
で、まぁ色々あって今の世紀末のような状況に陥っているようだ。
生き残った人々は大きなショッピングモールや防衛しやすい場所を拠点に集落のように点在して暮らしていると言う。
で一番大きな収穫が、世界がこのようになった原因だ。
俺が気絶した時、要するに大地震が起きた直後、人々の脳内にメッセージが届いたらしい。
どのような内容かというと女が紙に書いてくれた。
【ワールドクエスト:魔王を倒せ】
現在、地球は裏世界バースからの侵略を受けている。
このままでは地球は裏世界に呑み込まれ、地球上の生物は絶滅する。
阻止するためには、裏世界バースの王である魔王を倒す必要がある。
みたいな感じの内容だったらしい
うーん、魔王を討伐か……
俺たち人間側は勇者みたいなものか? いや、それとも勇者的な存在がいるのか?
「もしかして勇者とかもいるのか?」
「うーん、いないんじゃない?でも、チート的なスキルを持った人ならいるみたいだけど」
「チート?」
「うん、例えば分身できたり、命が複数あったり、クレーンを片手で持てるほどの怪力を持ってたり」
「それはヤバイな…」
俺は驚愕した。そのようなものから比べると俺のスキルなんて無いにも等しいじゃないか
「でも、アンタもあれだけ強いんだし持ってるんでしょ?」
私は知ってるぞ的な視線を向けてくる女
「俺はそのようなチートスキルはない。精々治癒力を上げるスキルくらいだ」
「はぁぁあ!じゃあ、私の銃弾を避けたのは??」
「訓練の成果だ」
「訓練って嘘も大概にーー」
「じゃあ説明してやる。聞け!」
俺は女に自分が行ってきた訓練を一から説明してやった。
軽く殺気を放ちながら強制的に聴かせてやった
「はぁ……アンタもう異常よ、異常。驚くのにも疲れたわ」
「ふっ…分かってくれたらいい!で、今更だがお前はどこに何故あんな場所にいたんだ?」
「本当に今更ね!先に言うけどアタシの名前はミナミよ!アンタは?」
そーいや、この女の名前も聞いてなかったんだな
人と話すのが久しぶりすぎて忘れていたな
「俺の名前は秋だ!」
「へぇ~変わった名前じゃん!」
当たり障りのない感想を呟く女いやミナミ
興味ないのがモロバレだ
「で、何をしてたんだ?」
話を元に戻す事にする。
すると、うーんと唸りながら唇に手を当てる
なんかあざといな
「えーと、魔石集めかな?」
「魔石って集めると何かいい事があるのか?」
今まで魔物を倒すとその跡に残る魔石は気になっていたため、気づけば集めるようにはしている。
だがその使い道とはなんだろうか
「うん、一つはダンジョン産の武器修復及び強化。」
ダンジョンは、この世界の異変後に突如現れた洞窟や塔などの事を指すらしい。中には魔物もいるが、宝箱があり魔道具と呼ばれる特殊なアイテムや武器が手に入るらしい。
「そのダンジョン産の武器ってミナミの持ってる銃とかだよな?」
「うん、銃弾は魔石で補充するのよ。こういう風に」
ミナミはカバンから小さな魔石を取り出し、銃口に近づける。すると魔石は粒子と化し銃に溶けていった。
なかなか神秘的な現象だ
「で強化って言うのは?」
「強化というのは、武器に魔石を与えると武器本体が強力になっていくの」
いいなぁ、ダンジョン産の武具
戦闘経験も積めるらしいし、次はダンジョンを目指すのもありだな
人が生存している事も分かったしな
正座して殊勝に話す女
気絶から目覚めた瞬間、再び騒ぎ立てたが軽めの殺気を放って黙らし、知っている事を話させたというわけだ
初めからこうすれば良かった。
「なるほどな。大体の事はわかった」
各地に魔物が発生して数十分で人類の防衛システムは壊滅したらしい。その理由が魔物に対する近代兵器の無効化だ。そのため自衛隊などの軍は壊滅。衛星も墜落し、車などの機器も使用不可能になったらしい。
で、まぁ色々あって今の世紀末のような状況に陥っているようだ。
生き残った人々は大きなショッピングモールや防衛しやすい場所を拠点に集落のように点在して暮らしていると言う。
で一番大きな収穫が、世界がこのようになった原因だ。
俺が気絶した時、要するに大地震が起きた直後、人々の脳内にメッセージが届いたらしい。
どのような内容かというと女が紙に書いてくれた。
【ワールドクエスト:魔王を倒せ】
現在、地球は裏世界バースからの侵略を受けている。
このままでは地球は裏世界に呑み込まれ、地球上の生物は絶滅する。
阻止するためには、裏世界バースの王である魔王を倒す必要がある。
みたいな感じの内容だったらしい
うーん、魔王を討伐か……
俺たち人間側は勇者みたいなものか? いや、それとも勇者的な存在がいるのか?
「もしかして勇者とかもいるのか?」
「うーん、いないんじゃない?でも、チート的なスキルを持った人ならいるみたいだけど」
「チート?」
「うん、例えば分身できたり、命が複数あったり、クレーンを片手で持てるほどの怪力を持ってたり」
「それはヤバイな…」
俺は驚愕した。そのようなものから比べると俺のスキルなんて無いにも等しいじゃないか
「でも、アンタもあれだけ強いんだし持ってるんでしょ?」
私は知ってるぞ的な視線を向けてくる女
「俺はそのようなチートスキルはない。精々治癒力を上げるスキルくらいだ」
「はぁぁあ!じゃあ、私の銃弾を避けたのは??」
「訓練の成果だ」
「訓練って嘘も大概にーー」
「じゃあ説明してやる。聞け!」
俺は女に自分が行ってきた訓練を一から説明してやった。
軽く殺気を放ちながら強制的に聴かせてやった
「はぁ……アンタもう異常よ、異常。驚くのにも疲れたわ」
「ふっ…分かってくれたらいい!で、今更だがお前はどこに何故あんな場所にいたんだ?」
「本当に今更ね!先に言うけどアタシの名前はミナミよ!アンタは?」
そーいや、この女の名前も聞いてなかったんだな
人と話すのが久しぶりすぎて忘れていたな
「俺の名前は秋だ!」
「へぇ~変わった名前じゃん!」
当たり障りのない感想を呟く女いやミナミ
興味ないのがモロバレだ
「で、何をしてたんだ?」
話を元に戻す事にする。
すると、うーんと唸りながら唇に手を当てる
なんかあざといな
「えーと、魔石集めかな?」
「魔石って集めると何かいい事があるのか?」
今まで魔物を倒すとその跡に残る魔石は気になっていたため、気づけば集めるようにはしている。
だがその使い道とはなんだろうか
「うん、一つはダンジョン産の武器修復及び強化。」
ダンジョンは、この世界の異変後に突如現れた洞窟や塔などの事を指すらしい。中には魔物もいるが、宝箱があり魔道具と呼ばれる特殊なアイテムや武器が手に入るらしい。
「そのダンジョン産の武器ってミナミの持ってる銃とかだよな?」
「うん、銃弾は魔石で補充するのよ。こういう風に」
ミナミはカバンから小さな魔石を取り出し、銃口に近づける。すると魔石は粒子と化し銃に溶けていった。
なかなか神秘的な現象だ
「で強化って言うのは?」
「強化というのは、武器に魔石を与えると武器本体が強力になっていくの」
いいなぁ、ダンジョン産の武具
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