最強への道 〜努力は俺を裏切らない

ペンギン

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3章 3つ巴ベース編

33話 到着

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俺とパールはついに隣町というべきか、県の中心部に来ることができた。

ついつい興が乗って2ヶ月ほど鍛錬に費やしてしまったが…

まぁ、それは置いといて

「ここでの目標は、"ダンジョン探索"と図書館で"最強への道"第2部探しだ。」

「プゥ~」

パールがトコトコとおぼつかない足取りでついてくる。

「それにしても少し大きくなったか?」

卵から生まれた当社はサッカーボール程度の大きさしかなかったが今では1.5倍くらい60cmくらいの大きさになっている。

「プゥ~~!」

誇らしげに胸を張るパール
…可愛いな

「そうか!どんどん大きくなれよ」

よし、まずは図書館に向かうとしよう。
ここから1キロくらいの位置にあるはずだ。

俺とパールは荷車を引きながら図書館へと進んだ。

「あまりゴブリンはいなかったな」

ダンジョンがあるせいか、この地には人が比較的集まっているらしい。何人のも人々を見かける。

魔物を倒し、特殊な力を得た存在"ハンター"だろう。

ガーディアンにいた際に聞いた状況から、この街には3つの大きな拠点ベースがあるらしい。

一つは、近畿一帯に広がる巨大拠点ベース《夜明けの鐘》の地方支部

二つは、和歌山の暴力団によって形成された《塚平組》

三つは、平和と秩序を守る自警団《剛健隊》

そして、この3つのベースには関わらない方がいいと言われた。
まぁ、普通にしていれば関わる事はないだろう

よし!とりあえずは本だ!
この街の図書館は県内でもかなり大きい方だからある確率が高い。

「うーん、人も魔物もいないか」

「プゥ~~」

「よし、早速本探しだなぁ」

えーと、やっぱ広いなぁ
俺は図書館を隈なく探した。

だが目的の本は見つからなかった。

「まぁいいか、何となくここにはないような気がしていたしな。サバイバルの本とかいくつか持っていくか!」

俺は生活に必要な本を何冊か持って図書館を出ようとした。
しかし、そこで俺に声がかかった。

「おい、そこの君!」

声の主は白いマントを纏った爽やかなショートカットの男であった。

「なんだ?」

「君はどこの所属だ!」

おそらくベースを聴いているんだろう

「俺は無所属だ。最近この街に来た。」

「なるほど、フリーのハンターというわけか……」

考え込むように黙り込む男。何かフリーのハンターというのは不味かったのか?

「もういいか?」

俺は黙り込む男を放ってその場を離れようとしたが、肩に手がかかり動きを止められた。

「ちょ、待て!ちなみにその手に持っている本は何だ?」

男は俺が図書館から持ってきた本が気になるようだ。
まぁ隠す必要はないし

「ただの本だが…」

俺はそう言って男に本を見せる。

「えーと、"気配を消す隠密術"、"相手を組み伏せる柔術"……」

怪訝そうに俺を見る男
何故だ?わいせつな本ならまだしも、ただの教本なのだが
もしかして奪うつもりなのか

「返してもらっていいか?」

少しだけ語気を強めてしまった。
しかし、男は素直に俺に本を返してくれた。

だが

「ベースまで少しきてもらおう。話を聞きたい」

何故だ…

「だが、俺はー」

「後ろめたい事がないなら来るんだ」

少しイラッとはしたが、俺に後ろめたいことなどないためついていくことにした。
それにしても"パール"を見ても驚かないんだな。
ただの豚のペットとでも思っているだろうか?

まぁいい、ちなみに男の所属するベースは自警団"剛健隊"らしい。

俺は着いて速攻、関わりを持ってしまった。
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