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1:ディンダルの街へ
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仕事をクビになり、『家の恥だ』と両親から勘当された。
アーリンは必要最低限の荷物を片手に、住み慣れた王都から出るため、乗り合い馬車に乗り込んだ。
乗り合い馬車に揺られながら、どうしてこうなったんだろうとぼんやり考える。
アーリンは子爵家の三男として生まれた。小さな頃から人と話すのが苦手で、笑うのも得意じゃなかった。
継ぐ家もないので騎士として身を立てていくしかないアーリンは、幼い頃から厳しい稽古を受けていた。しかし、アーリンはどれだけ頑張っても剣の腕前は中々上がらなかった。努力の成果もあって身体はしっかり鍛え上げられているのだが、いまいち鈍くさいというか、『剣の才能が欠片もない』と剣の師匠に溜め息を吐きながら言われてしまったくらい、アーリンは剣が下手くそなままだった。
貴族の子息が通う学園に通い始めても、アーリンは誰とも上手く喋れず、友達ができなかった。どんなに頑張っても勉強の成績もいまいちで、両親からは『こんな出来損ないが我が家に生まれるだなんて信じられない』と言われた。
兄二人はとても優秀で、長兄はよき跡継ぎになると言われているし、次兄は眉目秀麗で剣の腕前も素晴らしく、出世すること間違いなしだと言われている。
アーリンだけが不出来で、一家の恥晒しだ。
学園をなんとか無事に卒業した後、騎士団に入団できたが、アーリンはそこでも役立たずで、他の者達の足を引っ張るだけのお荷物扱いだった。剣の練習は毎朝自主的にずっとしていた。体術だって頑張っていた。身体だけなら立派な騎士に見えるようになったが、それだけだ。
アーリンは何をしても駄目だった。
三年間、アーリンなりに必死で頑張っていたが、つい先週、騎士団長直々にクビだと言われた。足手まといはいるだけで他の者の邪魔になるからと。
アーリンは黙って頭を下げることしかできなかった。悔しかった。悲しかった。あんなに頑張ってきたのにと。でも、アーリンはそれを誰にも言うことができなかった。
騎士団をクビになったことを両親に報告すると、勘当され、王都からも出ていくように言われた。『お前は除籍する。二度と家名を名乗るな』と言われた。
アーリンは、いつかは両親に認められたいと思っていた。その為に頑張ってきた。だが、アーリンは両親にとって恥以外の何物でもなかった。
乗り合い馬車に揺られながら、アーリンはぼんやりと考えた。
何故、生まれてきてしまったのだろうか。アーリンはずっとアーリンなりに頑張ってきた。しかし、どれだけ頑張っても何も報われない。騎士団に迷惑をかけて、家族に恥をかかせた。いっそ消えてしまいたい。でも、死ぬのは怖い。
自分で自分の始末をつけることさえできない臆病な自分を恥じながら、俯いて強く下唇を噛んだ。
途中に四つの小さな町を経由して、王都から一番近い大きな街・ディンダルに到着した。
ディンダルは物作りが盛んな街で、職人が多く、商人など人の往来が多いと聞いている。人の出入りが多い大きな街ならば、アーリンでも働けて、ひっそりと生きていけるんじゃないかと思った。
アーリンは乗り合い馬車から降りると、まずは今夜の宿を探しに街の中を歩き始めた。
なんとか宿をとれたが、早めに仕事を探さないといけない。金のかかる趣味はないのだが、騎士団時代に『俺達の足を引っ張ったんだからお前が金を出せ』と、頻繁に先輩達の飲み代を出さなくてはいけなかったので、あまり貯金がない。
仕事を探さなくてはいけないのだが、どうやって仕事を探したらいいのかが分からないし、誰にどう尋ねたらいいのかも分からない。自分の世間知らずっぷりやまともに人と話せないことが、消えてしまいたくなるくらい悔しくて恥ずかしい。
アーリンは暫し部屋のベッドに腰掛けて落ち込んでいたが、何かしら行動しないとどうにもならないと思い、財布と部屋の鍵だけをズボンのポケットに入れて宿を出た。
どこで仕事を探せるのか、当てもなく人通りが多い道を歩いていると、美味しそうな匂いがした。そういえば、今日はまだ何も食べていない。美味しそうな匂いは、ちょっと古ぼけた感じの飲食店からしている。
庶民的な店には入ったことがない。道中は宿屋の食堂や適当にパンを買って済ませていた。庶民的な店がどんな感じなのか分からないので不安がある。しかし、アーリンはもう貴族ではない。これからは庶民として生きるしかないのだから、慣れていかなくてはいけない。
アーリンは緊張して汗ばむ手をズボンに擦りつけてから、思い切って飲食店へ入った。『いらっしゃーい!』と元気な女の声で出迎えられた。
店内を見回せば、意外と広く、テーブル席は客で埋まっていた。
おずおずと空いていたカウンター席に座ると、50代くらいの女がすぐにやって来た。
「注文は? 今日のオススメは山羊のシチューだよ!」
「……それで」
「パンはいるかい? 酒は?」
「……ど、どちらも」
「あいよぉ! ちょっと待ってな!」
女がニッと笑ってすぐに離れていき、カウンターの向こう側にある厨房に向かって大声で注文したものを怒鳴った。
アーリンは女の威勢の良さにちょっとビクッと震えた。
自分は浮いてないだろうか、場違いではないだろうかと不安になっていると、大きなグラスに注がれた酒が運ばれてきた。
つい注文してしまったが、実は酒があまり好きではない。飲めないことはないのだが、美味しいとは思わない。アーリンは手持ち無沙汰なこともあり、ちびちび酒を飲み始めた。
然程待たずに料理が運ばれてきた。山羊肉を食べるのは初めてだ。一口食べてみれば、独特の癖があるが、一緒に入っている香草のお陰であまり気にならない。上品な味ではないが意外と美味しい。黒っぽいパンは硬くてほんのり酸味があるが、シチューと交互に食べると割とイケる。
アーリンは黙々と食べて、食べ終わると、ふぅと小さく息を吐いた。意外と美味しかったし、温かい食事で腹が満ちると、なんだかちょっと前向きになれそうな気がしてくる。
アーリンは席を立ち、おずおずと忙しそうな女に声をかけた。
「……会計」
「あら! まいどぉ! 全部で1300デーレだよ!」
「…………ん」
「はいよぉ。ちょうどねー。うちの亭主のご飯は美味しかったでしょ! また来てね!」
「……あ、あぁ」
アーリンは、女のにっこぉっとした元気のいい笑顔に気圧されながら曖昧に頷き、そそくさと店を出た。
庶民的な店は、どこもあんな感じなのだろうか。料理は意外と美味しかったし、店員も客達も賑やかで、品はないが、どこか楽しそうだった。
アーリンは満腹になった腹を擦りながら、今度こそ仕事を探せる場所を見つけようと、前を向いて歩き始めた。
街中を歩き回っていると、『職業斡旋所』と書かれた看板を見つけた。きっと仕事を斡旋してもらえる所なのだろう。
今すぐに中に入って仕事を探したいのだが、ふと、自分なんかにできる仕事があるのかと不安にかられた。どんなに頑張っても、『落ちこぼれ』『使えない』『いるだけで邪魔だ』と言われ続けてきた。そんなアーリンができる仕事なんて本当にあるのだろうか。
職業斡旋所の前で固まっていると、ぽんっと肩を叩かれた。ビクッと震えてバッと背後を振り返れば、栗毛の若い男がいた。歳は多分アーリンと同年代くらいだと思う。アーリン程ではないが、鍛えられた身体つきをしている。
男が細い糸目を弓なりにしてニッと笑い、声をかけてきた。
「お兄さん、いい身体してるねー。うちで働かない?」
「…………」
「あ、うちは食堂やってんのよ。親父が腰痛めたし、義姉ちゃんは身重だし、人手が足りなくてさぁ。給料はまぁ安いけど、住み込みでもいいよー。どう?」
「…………料理はしたことがない」
「あ、大丈夫大丈夫。基本は力仕事だから。仕入れとかー、皿洗いとかー、あとは客に料理運んだりとか? なにかと力仕事が多くてね。開店前と閉店後には店や厨房の掃除もするし、住み込みで働いてもらう方が助かるなぁ。どう? どう? まずはお試しで一か月でもいいから働いてみない? あ、俺の名前はバーニー。うちの食堂の次男坊兼料理人。うちの食堂は家族経営なんだけどさぁ、いよいよ人手が足りなくてねー。お兄さん格好いいし、いい客寄せにもなりそうだし? で! どうかな!?」
「……わ、私でよければ……」
「やった! 助かるよー! じゃあ、早速店に案内するよ! あ、どこに住んでるの? 朝が早いから、できたら住み込みの方が助かるんだけど」
「……宿」
「あり? もしかして、ディンダルに来たばっかの人? やー! それはこっちとしても好都合だなぁ。お兄さん、名前は?」
「……アーリン」
「よろしく! アーリン! 何歳? 俺は25」
「……21」
「おっ。ちょっと年下か。つっても大して変わらねぇからタメ口でよろしくー。堅苦しいのは嫌いなんだよ」
「あ、あぁ」
バーニーがバンバンとアーリンの肩を叩いてから、ニッと笑った。
アーリンはバーニーの勢いに気圧されながらも、早々と仕事が見つかったことに安堵した。
まずは一か月。力仕事ならばできるかもしれない。
アーリンはバーニーと共に宿へ向かい、宿を引き払ってから、バーニーの案内でバーニーの家の店へと向かい歩き始めた。
アーリンは必要最低限の荷物を片手に、住み慣れた王都から出るため、乗り合い馬車に乗り込んだ。
乗り合い馬車に揺られながら、どうしてこうなったんだろうとぼんやり考える。
アーリンは子爵家の三男として生まれた。小さな頃から人と話すのが苦手で、笑うのも得意じゃなかった。
継ぐ家もないので騎士として身を立てていくしかないアーリンは、幼い頃から厳しい稽古を受けていた。しかし、アーリンはどれだけ頑張っても剣の腕前は中々上がらなかった。努力の成果もあって身体はしっかり鍛え上げられているのだが、いまいち鈍くさいというか、『剣の才能が欠片もない』と剣の師匠に溜め息を吐きながら言われてしまったくらい、アーリンは剣が下手くそなままだった。
貴族の子息が通う学園に通い始めても、アーリンは誰とも上手く喋れず、友達ができなかった。どんなに頑張っても勉強の成績もいまいちで、両親からは『こんな出来損ないが我が家に生まれるだなんて信じられない』と言われた。
兄二人はとても優秀で、長兄はよき跡継ぎになると言われているし、次兄は眉目秀麗で剣の腕前も素晴らしく、出世すること間違いなしだと言われている。
アーリンだけが不出来で、一家の恥晒しだ。
学園をなんとか無事に卒業した後、騎士団に入団できたが、アーリンはそこでも役立たずで、他の者達の足を引っ張るだけのお荷物扱いだった。剣の練習は毎朝自主的にずっとしていた。体術だって頑張っていた。身体だけなら立派な騎士に見えるようになったが、それだけだ。
アーリンは何をしても駄目だった。
三年間、アーリンなりに必死で頑張っていたが、つい先週、騎士団長直々にクビだと言われた。足手まといはいるだけで他の者の邪魔になるからと。
アーリンは黙って頭を下げることしかできなかった。悔しかった。悲しかった。あんなに頑張ってきたのにと。でも、アーリンはそれを誰にも言うことができなかった。
騎士団をクビになったことを両親に報告すると、勘当され、王都からも出ていくように言われた。『お前は除籍する。二度と家名を名乗るな』と言われた。
アーリンは、いつかは両親に認められたいと思っていた。その為に頑張ってきた。だが、アーリンは両親にとって恥以外の何物でもなかった。
乗り合い馬車に揺られながら、アーリンはぼんやりと考えた。
何故、生まれてきてしまったのだろうか。アーリンはずっとアーリンなりに頑張ってきた。しかし、どれだけ頑張っても何も報われない。騎士団に迷惑をかけて、家族に恥をかかせた。いっそ消えてしまいたい。でも、死ぬのは怖い。
自分で自分の始末をつけることさえできない臆病な自分を恥じながら、俯いて強く下唇を噛んだ。
途中に四つの小さな町を経由して、王都から一番近い大きな街・ディンダルに到着した。
ディンダルは物作りが盛んな街で、職人が多く、商人など人の往来が多いと聞いている。人の出入りが多い大きな街ならば、アーリンでも働けて、ひっそりと生きていけるんじゃないかと思った。
アーリンは乗り合い馬車から降りると、まずは今夜の宿を探しに街の中を歩き始めた。
なんとか宿をとれたが、早めに仕事を探さないといけない。金のかかる趣味はないのだが、騎士団時代に『俺達の足を引っ張ったんだからお前が金を出せ』と、頻繁に先輩達の飲み代を出さなくてはいけなかったので、あまり貯金がない。
仕事を探さなくてはいけないのだが、どうやって仕事を探したらいいのかが分からないし、誰にどう尋ねたらいいのかも分からない。自分の世間知らずっぷりやまともに人と話せないことが、消えてしまいたくなるくらい悔しくて恥ずかしい。
アーリンは暫し部屋のベッドに腰掛けて落ち込んでいたが、何かしら行動しないとどうにもならないと思い、財布と部屋の鍵だけをズボンのポケットに入れて宿を出た。
どこで仕事を探せるのか、当てもなく人通りが多い道を歩いていると、美味しそうな匂いがした。そういえば、今日はまだ何も食べていない。美味しそうな匂いは、ちょっと古ぼけた感じの飲食店からしている。
庶民的な店には入ったことがない。道中は宿屋の食堂や適当にパンを買って済ませていた。庶民的な店がどんな感じなのか分からないので不安がある。しかし、アーリンはもう貴族ではない。これからは庶民として生きるしかないのだから、慣れていかなくてはいけない。
アーリンは緊張して汗ばむ手をズボンに擦りつけてから、思い切って飲食店へ入った。『いらっしゃーい!』と元気な女の声で出迎えられた。
店内を見回せば、意外と広く、テーブル席は客で埋まっていた。
おずおずと空いていたカウンター席に座ると、50代くらいの女がすぐにやって来た。
「注文は? 今日のオススメは山羊のシチューだよ!」
「……それで」
「パンはいるかい? 酒は?」
「……ど、どちらも」
「あいよぉ! ちょっと待ってな!」
女がニッと笑ってすぐに離れていき、カウンターの向こう側にある厨房に向かって大声で注文したものを怒鳴った。
アーリンは女の威勢の良さにちょっとビクッと震えた。
自分は浮いてないだろうか、場違いではないだろうかと不安になっていると、大きなグラスに注がれた酒が運ばれてきた。
つい注文してしまったが、実は酒があまり好きではない。飲めないことはないのだが、美味しいとは思わない。アーリンは手持ち無沙汰なこともあり、ちびちび酒を飲み始めた。
然程待たずに料理が運ばれてきた。山羊肉を食べるのは初めてだ。一口食べてみれば、独特の癖があるが、一緒に入っている香草のお陰であまり気にならない。上品な味ではないが意外と美味しい。黒っぽいパンは硬くてほんのり酸味があるが、シチューと交互に食べると割とイケる。
アーリンは黙々と食べて、食べ終わると、ふぅと小さく息を吐いた。意外と美味しかったし、温かい食事で腹が満ちると、なんだかちょっと前向きになれそうな気がしてくる。
アーリンは席を立ち、おずおずと忙しそうな女に声をかけた。
「……会計」
「あら! まいどぉ! 全部で1300デーレだよ!」
「…………ん」
「はいよぉ。ちょうどねー。うちの亭主のご飯は美味しかったでしょ! また来てね!」
「……あ、あぁ」
アーリンは、女のにっこぉっとした元気のいい笑顔に気圧されながら曖昧に頷き、そそくさと店を出た。
庶民的な店は、どこもあんな感じなのだろうか。料理は意外と美味しかったし、店員も客達も賑やかで、品はないが、どこか楽しそうだった。
アーリンは満腹になった腹を擦りながら、今度こそ仕事を探せる場所を見つけようと、前を向いて歩き始めた。
街中を歩き回っていると、『職業斡旋所』と書かれた看板を見つけた。きっと仕事を斡旋してもらえる所なのだろう。
今すぐに中に入って仕事を探したいのだが、ふと、自分なんかにできる仕事があるのかと不安にかられた。どんなに頑張っても、『落ちこぼれ』『使えない』『いるだけで邪魔だ』と言われ続けてきた。そんなアーリンができる仕事なんて本当にあるのだろうか。
職業斡旋所の前で固まっていると、ぽんっと肩を叩かれた。ビクッと震えてバッと背後を振り返れば、栗毛の若い男がいた。歳は多分アーリンと同年代くらいだと思う。アーリン程ではないが、鍛えられた身体つきをしている。
男が細い糸目を弓なりにしてニッと笑い、声をかけてきた。
「お兄さん、いい身体してるねー。うちで働かない?」
「…………」
「あ、うちは食堂やってんのよ。親父が腰痛めたし、義姉ちゃんは身重だし、人手が足りなくてさぁ。給料はまぁ安いけど、住み込みでもいいよー。どう?」
「…………料理はしたことがない」
「あ、大丈夫大丈夫。基本は力仕事だから。仕入れとかー、皿洗いとかー、あとは客に料理運んだりとか? なにかと力仕事が多くてね。開店前と閉店後には店や厨房の掃除もするし、住み込みで働いてもらう方が助かるなぁ。どう? どう? まずはお試しで一か月でもいいから働いてみない? あ、俺の名前はバーニー。うちの食堂の次男坊兼料理人。うちの食堂は家族経営なんだけどさぁ、いよいよ人手が足りなくてねー。お兄さん格好いいし、いい客寄せにもなりそうだし? で! どうかな!?」
「……わ、私でよければ……」
「やった! 助かるよー! じゃあ、早速店に案内するよ! あ、どこに住んでるの? 朝が早いから、できたら住み込みの方が助かるんだけど」
「……宿」
「あり? もしかして、ディンダルに来たばっかの人? やー! それはこっちとしても好都合だなぁ。お兄さん、名前は?」
「……アーリン」
「よろしく! アーリン! 何歳? 俺は25」
「……21」
「おっ。ちょっと年下か。つっても大して変わらねぇからタメ口でよろしくー。堅苦しいのは嫌いなんだよ」
「あ、あぁ」
バーニーがバンバンとアーリンの肩を叩いてから、ニッと笑った。
アーリンはバーニーの勢いに気圧されながらも、早々と仕事が見つかったことに安堵した。
まずは一か月。力仕事ならばできるかもしれない。
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