2 / 25
2:『木漏れ日食堂』へようこそ!
しおりを挟む
バーニーに案内された店は、職業斡旋所に行く前に食事をした店だった。
裏口から中に入り、厨房へ入ると、バーニーが50代くらいの男と20代後半の男に声をかけた。
「親父ー。兄貴ー。さっそく従業員見つけたぜ!! アーリンだ!」
「あー? でかした! いい身体してんじゃねぇか! 力仕事要員確保だな!」
「住み込みか? 俺はバリー。ここの長男兼料理人。あっちは親父のバーロ。お袋と俺の嫁さんは接客中だから後で紹介するわ。よろしく。アーリン」
「…………よろしく」
「バーニー。とりあえず皿洗いから始めてもらえー。昼の営業終わったら、夜の仕込みの前に給料とか細かい話すっからー」
「りょーかい。兄貴。アーリン。皿洗いってしたことある?」
「……ない」
「んじゃ! やり方教えるわ! あ、荷物はとりあえず隅っこに置いといてくれよ」
「あ、あぁ」
アーリンはぽんぽんと交わされる会話に目を白黒させながら、厨房の隅っこに荷物を置き、バーニーと一緒に洗い場に立った。
大量の皿やフォークなどがある。バーニーに洗い方を教えてもらってから、アーリンは黙々と食器類を洗い始めた。
賑やかだった店内がすっかり静かになり、バーニーに手伝ってもらって初めての皿洗いをなんとか終えると、バーニーの父親バーロに声をかけられた。
「夜の仕込みまでちと時間があっから、その間に諸々の話をしようや。こっちで茶でも飲みながら話そうぜ」
「……あ、あぁ」
厨房から出て、店内のテーブル席に全員が座った。
アーリンはどうしたらいいのか分からず、挙動不審に目を泳がせ、気まずいのを誤魔化すように差し出されたお茶を飲んだ。ふわっと柔らかい爽やかな匂いがする。庶民の間で飲まれていると聞く香草茶なのだろう。初めて飲むものだが、なんだかほっとする風味だ。
ずずっと香草茶を飲んだバーロが口を開いた。バーニーとよく似ている。主に糸目なところが。
「まずは改めて自己紹介な。俺はバーロ。今年で52だ。ここの店長兼料理人。店の奥に家があるから、住み込みならそこに住んでもらうことになる。空き部屋があるから、今日からでも問題ねぇ」
「あたしはこの人の女房のオードリーよ。永遠の18歳! 主に注文取りと配膳、会計をやってるわ」
「なぁにが18だよ。母ちゃん。今年で54だろうが。お・ば・ちゃん」
「あぁん? なんか言ったかい? 特大ズッキーニを尻にぶっ刺してやろうか」
「なんも言ってない! 旦那のケツに特大ズッキーニ突っ込もうとすんな!!」
「うふふー。あたしのこと『おばちゃん』って呼んだら、もれなく尻に特大ズッキーニぶっ刺すからそのつもりでー」
「親父。お袋。そのへんにしとけよ。長男のバリーだ。昼の営業は、親父と俺がメインで作ってる。こっちは嫁さんのベティ。今、妊娠中」
「ベティよ。よろしくね! うふっ! お義母さん! いい男が来たわね! 女の子のお客さんが増えそうだわ!」
「ね! ね! 背が高いし凛々しいし、いい客寄せにもなりそうよね! ほんと! でかした! バーニー!」
「あはー。どーもー。で、俺がバーニー。夜の営業は兄貴と俺がメインで作ってる感じ。なぁなぁ。俺的には、朝の仕入れからしてもらいてぇんだけど、夜の営業の時はどうする?」
「あー? アーリンの体力が大丈夫なら夜の営業終わりまで働いてもらいてぇところだが。アーリン。どうする?」
「…………働けるのならば働く」
「おっ。ありがてぇ。俺は腰が悪いし、母ちゃんは最近膝がわりぃんだよ。あんま長く働けなくなってきたから、ほんと助かるわ。アーリンの身の上を聞いても大丈夫か?」
「……貴族の生まれだが勘当された」
「お、おぉ。そうか。なんか大変だったな? あんま突っ込まねぇ方がよさそうだ。うん! これ以上は聞かねぇわ! バーニー。お前が見つけてきたんだから、お前が世話しろよー」
「あいよー。親父」
「あ! ねぇねぇ。ベティ。アーリンが今日から働いてくれるし、早めに実家に帰るのもいいかと思うんだけど。働き者のアンタのことだから、家にいても掃除やらなんやらして、じっとしてないでしょ」
「えー。大丈夫ですよー。お義母さん。ちょっとつわりがあるくらいだしー」
「だーめーよー。出産が命がけなのは当然として、妊娠中だって棺桶に片足突っ込んでるようなもんなのよー。アンタとお腹の子どもに何かあったらどうすんのよ。無事に生まれて落ち着くまでは、実家に帰って大人しくしてな」
「いい機会だから、お義母さんに裁縫習って、おむつや産着を量産してればいいんじゃないか? ベティ」
「うげっ。あたし、裁縫、苦手」
「知ってる。けど、なんかやることないと、お前、ちょろちょろ動き回るだろ? 大人しく裁縫してろ。夜の営業前に毎日顔見に行くからさ」
「うーー。分かったわ。いきなり今日からだと実家がバタバタするだろうから、今日のうちに知らせといて、実家がいいタイミングで実家に帰ります!」
「そうした方がいいわ! アンタの生命と赤ちゃんの生命が一番大事なんだからね! アンタが実家に帰ったら、店休日の時にご挨拶しに行くわ! アンタがお世話になるんだしね!」
「ありがとう。お義母さん。あっ! 手土産は木苺のパイがいいです! お義母さんが作る木苺のパイ大好物なの!」
「あらあら。いいわよ! 気合入れて作っていくわ!」
「やったー! ありがとう! お義母さん!」
「話はまとまったかー? んじゃ、アーリンの話に戻すぞー。この通り家族経営の店でな。んーー。頑張っても給料は月に10万デーレしか出せねぇんだけど、それで大丈夫か?」
「……構わない」
「昼と夜はまかないがあるし、朝飯も俺のお袋が作ってくれるからよ。飯の心配はしなくていいぜ」
「じいちゃんは一昨年亡くなってて、ばあちゃんはまだ元気。ばあちゃんが主に家のことやってくれてんの。ばあちゃんの飯は美味いから期待しててー」
「……あぁ」
「あ、夜の営業なんだけど、金額も書いてるメニュー表があるから、会計もお願いするわ! あたしは夜の営業は出ないのよ。あ、計算ってできる?」
「……問題ないかと……」
「あら! よかったー! えっとね、この紙に注文を書いて、んで、メニュー表見ながら支払いの金額を計算してくれたらいいから。いきなりメニュー表の金額全部覚えるのは無理だしね! 夜の営業は常連の酒飲み親父共がメインだから、ゆっくりでも大丈夫よ! 多分!」
「バーニー。お前、アーリンが慣れるまでは補佐しろよー」
「分かってるよ。親父。多分、厨房ちょこちょこ抜けるから、そのつもりでよろしく! 兄貴!」
「はいよ。まぁ、うちはメニューが少ない方だし、すぐに慣れるよ」
「昼の営業では酒はエールしか出さねぇから。夜の営業ではワインと蒸留酒も追加すっけど、どっちも銘柄は三種類だけだから、多分すぐに覚えると思うぜ。ここまでで質問はあるか?」
「……今はない」
「まぁ、分からんことがあったら、都度バーニーに聞いてくれ。今日からよろしく頼むな! アーリン! 『木漏れ日食堂』へようこそ! 歓迎するぜ!」
「……あぁ」
バーロがニッと笑って片手を差し出してきたので、アーリンはおずおずとバーロの手を握った。ぎゅっと握られた手は分厚く、ところどころ硬かった。
そろそろ夜の仕込みを始める時間になるということで、急遽実家に帰ることになった妊婦のベティとオードリーは、ベティの実家に説明がてら頼みに出かけていった。
アーリンはバーニーに言われるがままに店内の掃除を始めた。貴族の子息が通う学園は全寮制だったので、掃除くらいは自分でしていたから一応できる。
アーリンが掃除を終え、テーブルや椅子も全部拭いて並べると、次は野菜を洗う。
アーリンは初めてのことにどきまぎしながらも、なんとか必死でバーニーの指示通りに動き続けた。
裏口から中に入り、厨房へ入ると、バーニーが50代くらいの男と20代後半の男に声をかけた。
「親父ー。兄貴ー。さっそく従業員見つけたぜ!! アーリンだ!」
「あー? でかした! いい身体してんじゃねぇか! 力仕事要員確保だな!」
「住み込みか? 俺はバリー。ここの長男兼料理人。あっちは親父のバーロ。お袋と俺の嫁さんは接客中だから後で紹介するわ。よろしく。アーリン」
「…………よろしく」
「バーニー。とりあえず皿洗いから始めてもらえー。昼の営業終わったら、夜の仕込みの前に給料とか細かい話すっからー」
「りょーかい。兄貴。アーリン。皿洗いってしたことある?」
「……ない」
「んじゃ! やり方教えるわ! あ、荷物はとりあえず隅っこに置いといてくれよ」
「あ、あぁ」
アーリンはぽんぽんと交わされる会話に目を白黒させながら、厨房の隅っこに荷物を置き、バーニーと一緒に洗い場に立った。
大量の皿やフォークなどがある。バーニーに洗い方を教えてもらってから、アーリンは黙々と食器類を洗い始めた。
賑やかだった店内がすっかり静かになり、バーニーに手伝ってもらって初めての皿洗いをなんとか終えると、バーニーの父親バーロに声をかけられた。
「夜の仕込みまでちと時間があっから、その間に諸々の話をしようや。こっちで茶でも飲みながら話そうぜ」
「……あ、あぁ」
厨房から出て、店内のテーブル席に全員が座った。
アーリンはどうしたらいいのか分からず、挙動不審に目を泳がせ、気まずいのを誤魔化すように差し出されたお茶を飲んだ。ふわっと柔らかい爽やかな匂いがする。庶民の間で飲まれていると聞く香草茶なのだろう。初めて飲むものだが、なんだかほっとする風味だ。
ずずっと香草茶を飲んだバーロが口を開いた。バーニーとよく似ている。主に糸目なところが。
「まずは改めて自己紹介な。俺はバーロ。今年で52だ。ここの店長兼料理人。店の奥に家があるから、住み込みならそこに住んでもらうことになる。空き部屋があるから、今日からでも問題ねぇ」
「あたしはこの人の女房のオードリーよ。永遠の18歳! 主に注文取りと配膳、会計をやってるわ」
「なぁにが18だよ。母ちゃん。今年で54だろうが。お・ば・ちゃん」
「あぁん? なんか言ったかい? 特大ズッキーニを尻にぶっ刺してやろうか」
「なんも言ってない! 旦那のケツに特大ズッキーニ突っ込もうとすんな!!」
「うふふー。あたしのこと『おばちゃん』って呼んだら、もれなく尻に特大ズッキーニぶっ刺すからそのつもりでー」
「親父。お袋。そのへんにしとけよ。長男のバリーだ。昼の営業は、親父と俺がメインで作ってる。こっちは嫁さんのベティ。今、妊娠中」
「ベティよ。よろしくね! うふっ! お義母さん! いい男が来たわね! 女の子のお客さんが増えそうだわ!」
「ね! ね! 背が高いし凛々しいし、いい客寄せにもなりそうよね! ほんと! でかした! バーニー!」
「あはー。どーもー。で、俺がバーニー。夜の営業は兄貴と俺がメインで作ってる感じ。なぁなぁ。俺的には、朝の仕入れからしてもらいてぇんだけど、夜の営業の時はどうする?」
「あー? アーリンの体力が大丈夫なら夜の営業終わりまで働いてもらいてぇところだが。アーリン。どうする?」
「…………働けるのならば働く」
「おっ。ありがてぇ。俺は腰が悪いし、母ちゃんは最近膝がわりぃんだよ。あんま長く働けなくなってきたから、ほんと助かるわ。アーリンの身の上を聞いても大丈夫か?」
「……貴族の生まれだが勘当された」
「お、おぉ。そうか。なんか大変だったな? あんま突っ込まねぇ方がよさそうだ。うん! これ以上は聞かねぇわ! バーニー。お前が見つけてきたんだから、お前が世話しろよー」
「あいよー。親父」
「あ! ねぇねぇ。ベティ。アーリンが今日から働いてくれるし、早めに実家に帰るのもいいかと思うんだけど。働き者のアンタのことだから、家にいても掃除やらなんやらして、じっとしてないでしょ」
「えー。大丈夫ですよー。お義母さん。ちょっとつわりがあるくらいだしー」
「だーめーよー。出産が命がけなのは当然として、妊娠中だって棺桶に片足突っ込んでるようなもんなのよー。アンタとお腹の子どもに何かあったらどうすんのよ。無事に生まれて落ち着くまでは、実家に帰って大人しくしてな」
「いい機会だから、お義母さんに裁縫習って、おむつや産着を量産してればいいんじゃないか? ベティ」
「うげっ。あたし、裁縫、苦手」
「知ってる。けど、なんかやることないと、お前、ちょろちょろ動き回るだろ? 大人しく裁縫してろ。夜の営業前に毎日顔見に行くからさ」
「うーー。分かったわ。いきなり今日からだと実家がバタバタするだろうから、今日のうちに知らせといて、実家がいいタイミングで実家に帰ります!」
「そうした方がいいわ! アンタの生命と赤ちゃんの生命が一番大事なんだからね! アンタが実家に帰ったら、店休日の時にご挨拶しに行くわ! アンタがお世話になるんだしね!」
「ありがとう。お義母さん。あっ! 手土産は木苺のパイがいいです! お義母さんが作る木苺のパイ大好物なの!」
「あらあら。いいわよ! 気合入れて作っていくわ!」
「やったー! ありがとう! お義母さん!」
「話はまとまったかー? んじゃ、アーリンの話に戻すぞー。この通り家族経営の店でな。んーー。頑張っても給料は月に10万デーレしか出せねぇんだけど、それで大丈夫か?」
「……構わない」
「昼と夜はまかないがあるし、朝飯も俺のお袋が作ってくれるからよ。飯の心配はしなくていいぜ」
「じいちゃんは一昨年亡くなってて、ばあちゃんはまだ元気。ばあちゃんが主に家のことやってくれてんの。ばあちゃんの飯は美味いから期待しててー」
「……あぁ」
「あ、夜の営業なんだけど、金額も書いてるメニュー表があるから、会計もお願いするわ! あたしは夜の営業は出ないのよ。あ、計算ってできる?」
「……問題ないかと……」
「あら! よかったー! えっとね、この紙に注文を書いて、んで、メニュー表見ながら支払いの金額を計算してくれたらいいから。いきなりメニュー表の金額全部覚えるのは無理だしね! 夜の営業は常連の酒飲み親父共がメインだから、ゆっくりでも大丈夫よ! 多分!」
「バーニー。お前、アーリンが慣れるまでは補佐しろよー」
「分かってるよ。親父。多分、厨房ちょこちょこ抜けるから、そのつもりでよろしく! 兄貴!」
「はいよ。まぁ、うちはメニューが少ない方だし、すぐに慣れるよ」
「昼の営業では酒はエールしか出さねぇから。夜の営業ではワインと蒸留酒も追加すっけど、どっちも銘柄は三種類だけだから、多分すぐに覚えると思うぜ。ここまでで質問はあるか?」
「……今はない」
「まぁ、分からんことがあったら、都度バーニーに聞いてくれ。今日からよろしく頼むな! アーリン! 『木漏れ日食堂』へようこそ! 歓迎するぜ!」
「……あぁ」
バーロがニッと笑って片手を差し出してきたので、アーリンはおずおずとバーロの手を握った。ぎゅっと握られた手は分厚く、ところどころ硬かった。
そろそろ夜の仕込みを始める時間になるということで、急遽実家に帰ることになった妊婦のベティとオードリーは、ベティの実家に説明がてら頼みに出かけていった。
アーリンはバーニーに言われるがままに店内の掃除を始めた。貴族の子息が通う学園は全寮制だったので、掃除くらいは自分でしていたから一応できる。
アーリンが掃除を終え、テーブルや椅子も全部拭いて並べると、次は野菜を洗う。
アーリンは初めてのことにどきまぎしながらも、なんとか必死でバーニーの指示通りに動き続けた。
361
あなたにおすすめの小説
神具のクワで異世界開拓!〜過労死SE、呪われた荒野を極上農園に変えてエルフや獣人と美味しいスローライフ〜
黒崎隼人
ファンタジー
ブラック企業で過労死したシステムエンジニアの茅野蓮は、豊穣の女神アリアによって剣と魔法のファンタジー世界へ転生する。
彼に与えられた使命は、呪われた「嘆きの荒野」を開拓し、全ての種族が手を取り合える理想郷を築くこと。
女神から授かったチート神具「ガイアの聖クワ」を一振りすれば、枯れた大地は瞬時に極上の黒土へと変わり、前世の知識と魔法の収納空間を駆使して、あっという間に規格外の美味しい作物を育て上げていく。
絶品の「ポトフ」で飢えたエルフの少女を救ったことを皮切りに、訳ありの白狼族の女戦士、没落した元公爵令嬢、故郷を失った天狐の巫女、人間に囚われていた翼人族の少女など、行き場を失った魅力的なヒロインたちが次々と彼の農園に集まってくる。
蓮が作る「醤油」や「マヨネーズ」などの未知の調味料や絶品料理は、瞬く間に世界中の胃袋を掴み、小さな農園はいつしか巨大な経済網を持つ最強の都市国家へと発展していく!
迫り来る大商会の圧力も、大国の軍勢も、さらには魔王軍の侵攻すらも、蓮は「美味しいご飯」と「農業チート」で平和的に解決してしまう。
これは、一本のクワを握りしめた心優しい青年が、傷ついた仲間たちと共に美味しい食卓を囲みながら、世界一豊かで幸せな国家「アルカディア連邦」を創り上げるまでの、奇跡と豊穣の異世界スローライフ!
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
第三章 完結
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる