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5:すごい人
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アーリンが仕入れ先の八百屋で木箱に入った野菜を荷車に積んでいると、バーニーと八百屋の店主の話し声が聞こえてくる。そろそろ秋が近い。秋が旬の野菜の話をしている。
バーニーはすごい人だと思う。誰とでも笑顔で喋るし、相手も楽しそうに笑っている。アーリンには逆立ちしたって無理なことだ。
バーニーはまともに喋れないアーリンにもよく話しかけてくれる。その度に、気の利いたことを言えなくて申し訳ない気分になる。それでも、会話が弾むわけでもないのに話しかけてくれることが嬉しかったりする。
王都にいる時は、周囲にそんな人はいなかった。バーニーだけでなく、バーニーの家族もよく話しかけてくれる。こんなにも温かい家庭があるのかと、アーリンは驚き戸惑った。
アーリンの家は、両親や兄達は普通に楽しそうに喋ったり食事をしていたが、アーリンは空気のようだった。叱責以外では、両親から話しかけられた記憶がない。きっとアーリンは物心つく前から駄目な子どもだったのだろう。
アーリンが最後の木箱を積むと、慌てたようにバーニーが側にやって来た。
「ごめんなー! 一人でさせちゃって! 大変だったろ?」
「……別に」
「お詫びに次の休みの時に美味しいものを奢るな! んじゃ! おっちゃん! また明日ー!」
「おー。気をつけてなー」
「はぁい」
アーリンはバーニーと一緒に荷車を押し、今度は肉屋へと向かい始めた。
「今日はなんか珍しいものがあるといいなー。猪も美味いんだよねぇ。鹿も肥えてくる時期だし、いいのが入ってるといいなー」
「……そうか」
「あ、アーリン。次の休みは服を買いに行こうか。秋冬物の服を買わないと」
「……あぁ」
「アーリンは格好いいから何着ても似合いそうだけど、せっかくだしお洒落なやつ買いなよ」
「……普通、のでいい」
「えー。お洒落しちゃおうぜ! 女の子にモテるよー。今でも十分モテてるけどね! 女の子の客が増えて売上もいい感じに伸びてきてるわー。アーリン様々だな!」
「……そ、そうか……」
「そろそろ床屋にも行った方がいいんじゃない? 前髪が結構伸びてるし。俺も切りたいから、床屋にも行く?」
「……あぁ」
「んじゃ! 次の休みは床屋と服屋とー、めちゃくちゃ気になってるステーキが美味いらしい店に行くかー。ステーキ好き?」
「……あぁ」
「俺も好きー。美味いよなぁ。うちの店でもたまに出してるけど、やっぱ質のいい肉をきっちり焼くのは当然として、ステーキにかけるソースにもこだわりたいところなんだよ。うちの店は大衆食堂だけどさ、やっぱなんでも美味い方がいいじゃん? お客さんが喜ぶと、作る俺達も嬉しい!」
「……あぁ」
「あ、着いた。おっちゃーん! おはよー。今日はなんか珍しいのない?」
「おー。おはよう。バーニー。アーリン。今日は特にねぇなぁ。多分、もうちょいしたら鹿や猪が入ると思うんだがよぉ」
「ありゃま。残念」
「珍しくはねぇけど、中々にいい感じの牛ならあるぜ」
「おっ! いいねぇ。牛多めでよろしく! あと鶏肉山盛りで!」
「まいどぉ。ほれ。これはおまけだ。牛の尻尾。スープにでもしろよ」
「おー! ありがたーい! 牛の尻尾のスープも美味いんだよなぁ。今日のオススメの一つにしよっと。ありがとな! おっちゃん! また明日ー!」
「おー。気ぃつけてなぁ」
肉類を詰めた木箱を荷車にのせ、少し早歩きで荷車を押して店へと急ぐ。秋が近いとはいえ、まだじんわり暑い。朝早い時間帯ではあるが、肉が傷む前に帰り着きたい。
アーリンはバーニーのお喋りを楽しく聞きながら、汗を流しつつ荷車を押して歩いた。
小麦粉なども仕入れに行き、店に戻ったら仕込みを始める。手早く野菜を洗い、皮を剥いていく。
もう『木漏れ日食堂』で働き始めて一か月が経とうとしている。アーリンはだいぶ慣れてきて、パンを捏ねる作業を任せてもらえるようになった。
バーニーが計量してくれた小麦粉などを混ぜて、ひたすら捏ねまくる。今でも剣の素振りや基礎鍛錬を続けていてよかった。力仕事ならいくらでもできる。
アーリンは今日も気合を入れてパン生地を捏ねまくった。
アーリンが『開店中』の看板を出すと、すぐに客が訪れた。仕入れの時にバーニーが言っていた通り、働き始めた頃よりも女性客が増えている。
五人組の若い女性客がテーブル席に座ったので注文を取りに行けば、きゃぴきゃぴした感じの女の子から声をかけられた。
「あのー、お名前教えてくださーい」
「……アーリン」
「アーリンさんって恋人いるんですかぁ?」
「……いや」
「きゃーー! 恋人いないって! 私、立候補しちゃおっかなぁ!」
「えー! ちょっとズルいわ! アリッサ! 私も立候補しちゃうー!」
「私もー!」
「えー! 私も私もー!」
「うふっ。あたしもー!」
「……あ……注文は」
「アーリンさんが欲しいかなっ! なーんちゃって!」
「きゃー! 大胆ー!」
「あはははー!」
ものすごく困った。さっさと注文を取りたいのに、女の子達はメニュー表を見てすらいない。他にも客がぽつぽつ入ってきている。
どうしよう、どうしようと焦っていると、バーニーがつつっとすぐ隣にやってきた。
「お嬢さん達、今日のオススメは牛肉の衣つけ焼きだよー。尻尾のスープもちょーオススメ! ねっ! アーリン!」
「あ、あぁ」
「えー。じゃあ、私それでー」
「私もー」
「ご一緒にパンはどう? アーリンがこねこねしたやーつ!」
「「「いるーー!!」」」
「はぁい! ありがとうございまっす! んじゃ! アーリン。次のお客さんの注文を聞きにいってよ」
「あ、あぁ」
「えー。アーリンさんとお喋りしたーい」
「あはー。ごめんねー。お嬢さん方。アーリン、仕事中なの。アーリンが丁寧に捏ねたパンで我慢してねー」
「ふふっ。あんな格好いい人が捏ねたパンですって!」
「なんかいいわー!」
「ねー! 私のためだけにパンを捏ねてほしーい」
「「わかるぅ!」」
アーリンはそそくさとその場から移動して、常連客の中年の男の所へ注文を取りに行った。
またバーニーに助けてもらった。客が増えるのはいいことなのだろうが、頻繁に女性客に絡まれているアーリンからすると、良し悪しって感じである。その度にバーニーが助けてくれるし、バーニーの不思議な話術で、女性客は皆笑顔になる。
バーニーは本当にすごい人だと思う。
アーリンは、自分もあぁなれたらいいのに……と思いながら、注文を取り、出来上がった料理を運んだ。
夜の営業の仕込みが終わり、看板を出すと、すぐにまた客が訪れる。夜の営業は酒を飲む者ばかりだから、女性客はほぼいない。女性客に絡まれることがないので、夜の営業の方が好きだったりする。
注文を取り、酒や料理を運ぶ。メニュー表の料理はたまに変わるが、酒の種類は変わらないので、記憶力が残念なアーリンでも流石に覚えた。最初の頃よりももたつかずに済んでいる。
大きなグラスをいくつものせたお盆と料理をのせたお盆を両手に持ち、注文を受けたテーブルへと運んでいく。店内の賑やかな雰囲気にもすっかり慣れ、なんとなく心地よくなってきている。
客層がいいのか、『木漏れ日食堂』は客もいい人ばかりである。
夜の営業が終わるまでずっと動き回り、営業時間が終わったら、大量の洗い物をしてから、厨房の掃除と店内の掃除を手分けしてやる。
騎士団で働いている時は、一日がとても長く感じた。嫌味を言われたり、叱責されることが本当に多かった。いつでも緊張していて、いつでも息苦しさを感じていた。
今ではそれがない。楽に呼吸ができている。まともに喋れないのは変わらないが、それでも、ほんの少しだけ自分が成長したような気がする。気がするだけかもしれないけれど。
それもこれも、バーニーのお陰だと思う。バーニーが近くにいると、とても安心する。いつでも助けてくれるし、いつでも笑いかけてくれる。
バーニーに何か恩返しがしたい。アーリンは何をすれば恩返しになるのか考えながら、黙々と店内の掃除をし終えた。
バーニーはすごい人だと思う。誰とでも笑顔で喋るし、相手も楽しそうに笑っている。アーリンには逆立ちしたって無理なことだ。
バーニーはまともに喋れないアーリンにもよく話しかけてくれる。その度に、気の利いたことを言えなくて申し訳ない気分になる。それでも、会話が弾むわけでもないのに話しかけてくれることが嬉しかったりする。
王都にいる時は、周囲にそんな人はいなかった。バーニーだけでなく、バーニーの家族もよく話しかけてくれる。こんなにも温かい家庭があるのかと、アーリンは驚き戸惑った。
アーリンの家は、両親や兄達は普通に楽しそうに喋ったり食事をしていたが、アーリンは空気のようだった。叱責以外では、両親から話しかけられた記憶がない。きっとアーリンは物心つく前から駄目な子どもだったのだろう。
アーリンが最後の木箱を積むと、慌てたようにバーニーが側にやって来た。
「ごめんなー! 一人でさせちゃって! 大変だったろ?」
「……別に」
「お詫びに次の休みの時に美味しいものを奢るな! んじゃ! おっちゃん! また明日ー!」
「おー。気をつけてなー」
「はぁい」
アーリンはバーニーと一緒に荷車を押し、今度は肉屋へと向かい始めた。
「今日はなんか珍しいものがあるといいなー。猪も美味いんだよねぇ。鹿も肥えてくる時期だし、いいのが入ってるといいなー」
「……そうか」
「あ、アーリン。次の休みは服を買いに行こうか。秋冬物の服を買わないと」
「……あぁ」
「アーリンは格好いいから何着ても似合いそうだけど、せっかくだしお洒落なやつ買いなよ」
「……普通、のでいい」
「えー。お洒落しちゃおうぜ! 女の子にモテるよー。今でも十分モテてるけどね! 女の子の客が増えて売上もいい感じに伸びてきてるわー。アーリン様々だな!」
「……そ、そうか……」
「そろそろ床屋にも行った方がいいんじゃない? 前髪が結構伸びてるし。俺も切りたいから、床屋にも行く?」
「……あぁ」
「んじゃ! 次の休みは床屋と服屋とー、めちゃくちゃ気になってるステーキが美味いらしい店に行くかー。ステーキ好き?」
「……あぁ」
「俺も好きー。美味いよなぁ。うちの店でもたまに出してるけど、やっぱ質のいい肉をきっちり焼くのは当然として、ステーキにかけるソースにもこだわりたいところなんだよ。うちの店は大衆食堂だけどさ、やっぱなんでも美味い方がいいじゃん? お客さんが喜ぶと、作る俺達も嬉しい!」
「……あぁ」
「あ、着いた。おっちゃーん! おはよー。今日はなんか珍しいのない?」
「おー。おはよう。バーニー。アーリン。今日は特にねぇなぁ。多分、もうちょいしたら鹿や猪が入ると思うんだがよぉ」
「ありゃま。残念」
「珍しくはねぇけど、中々にいい感じの牛ならあるぜ」
「おっ! いいねぇ。牛多めでよろしく! あと鶏肉山盛りで!」
「まいどぉ。ほれ。これはおまけだ。牛の尻尾。スープにでもしろよ」
「おー! ありがたーい! 牛の尻尾のスープも美味いんだよなぁ。今日のオススメの一つにしよっと。ありがとな! おっちゃん! また明日ー!」
「おー。気ぃつけてなぁ」
肉類を詰めた木箱を荷車にのせ、少し早歩きで荷車を押して店へと急ぐ。秋が近いとはいえ、まだじんわり暑い。朝早い時間帯ではあるが、肉が傷む前に帰り着きたい。
アーリンはバーニーのお喋りを楽しく聞きながら、汗を流しつつ荷車を押して歩いた。
小麦粉なども仕入れに行き、店に戻ったら仕込みを始める。手早く野菜を洗い、皮を剥いていく。
もう『木漏れ日食堂』で働き始めて一か月が経とうとしている。アーリンはだいぶ慣れてきて、パンを捏ねる作業を任せてもらえるようになった。
バーニーが計量してくれた小麦粉などを混ぜて、ひたすら捏ねまくる。今でも剣の素振りや基礎鍛錬を続けていてよかった。力仕事ならいくらでもできる。
アーリンは今日も気合を入れてパン生地を捏ねまくった。
アーリンが『開店中』の看板を出すと、すぐに客が訪れた。仕入れの時にバーニーが言っていた通り、働き始めた頃よりも女性客が増えている。
五人組の若い女性客がテーブル席に座ったので注文を取りに行けば、きゃぴきゃぴした感じの女の子から声をかけられた。
「あのー、お名前教えてくださーい」
「……アーリン」
「アーリンさんって恋人いるんですかぁ?」
「……いや」
「きゃーー! 恋人いないって! 私、立候補しちゃおっかなぁ!」
「えー! ちょっとズルいわ! アリッサ! 私も立候補しちゃうー!」
「私もー!」
「えー! 私も私もー!」
「うふっ。あたしもー!」
「……あ……注文は」
「アーリンさんが欲しいかなっ! なーんちゃって!」
「きゃー! 大胆ー!」
「あはははー!」
ものすごく困った。さっさと注文を取りたいのに、女の子達はメニュー表を見てすらいない。他にも客がぽつぽつ入ってきている。
どうしよう、どうしようと焦っていると、バーニーがつつっとすぐ隣にやってきた。
「お嬢さん達、今日のオススメは牛肉の衣つけ焼きだよー。尻尾のスープもちょーオススメ! ねっ! アーリン!」
「あ、あぁ」
「えー。じゃあ、私それでー」
「私もー」
「ご一緒にパンはどう? アーリンがこねこねしたやーつ!」
「「「いるーー!!」」」
「はぁい! ありがとうございまっす! んじゃ! アーリン。次のお客さんの注文を聞きにいってよ」
「あ、あぁ」
「えー。アーリンさんとお喋りしたーい」
「あはー。ごめんねー。お嬢さん方。アーリン、仕事中なの。アーリンが丁寧に捏ねたパンで我慢してねー」
「ふふっ。あんな格好いい人が捏ねたパンですって!」
「なんかいいわー!」
「ねー! 私のためだけにパンを捏ねてほしーい」
「「わかるぅ!」」
アーリンはそそくさとその場から移動して、常連客の中年の男の所へ注文を取りに行った。
またバーニーに助けてもらった。客が増えるのはいいことなのだろうが、頻繁に女性客に絡まれているアーリンからすると、良し悪しって感じである。その度にバーニーが助けてくれるし、バーニーの不思議な話術で、女性客は皆笑顔になる。
バーニーは本当にすごい人だと思う。
アーリンは、自分もあぁなれたらいいのに……と思いながら、注文を取り、出来上がった料理を運んだ。
夜の営業の仕込みが終わり、看板を出すと、すぐにまた客が訪れる。夜の営業は酒を飲む者ばかりだから、女性客はほぼいない。女性客に絡まれることがないので、夜の営業の方が好きだったりする。
注文を取り、酒や料理を運ぶ。メニュー表の料理はたまに変わるが、酒の種類は変わらないので、記憶力が残念なアーリンでも流石に覚えた。最初の頃よりももたつかずに済んでいる。
大きなグラスをいくつものせたお盆と料理をのせたお盆を両手に持ち、注文を受けたテーブルへと運んでいく。店内の賑やかな雰囲気にもすっかり慣れ、なんとなく心地よくなってきている。
客層がいいのか、『木漏れ日食堂』は客もいい人ばかりである。
夜の営業が終わるまでずっと動き回り、営業時間が終わったら、大量の洗い物をしてから、厨房の掃除と店内の掃除を手分けしてやる。
騎士団で働いている時は、一日がとても長く感じた。嫌味を言われたり、叱責されることが本当に多かった。いつでも緊張していて、いつでも息苦しさを感じていた。
今ではそれがない。楽に呼吸ができている。まともに喋れないのは変わらないが、それでも、ほんの少しだけ自分が成長したような気がする。気がするだけかもしれないけれど。
それもこれも、バーニーのお陰だと思う。バーニーが近くにいると、とても安心する。いつでも助けてくれるし、いつでも笑いかけてくれる。
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