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10:ちょっとした騒動?
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アーリンが店のドアを開け、『開店中』の看板を出していると、背後から女の声がした。
振り返れば、10代後半くらいの可愛らしい女の子がいた。
客かと思ってドアを開けたら、女の子が顔を真っ赤にして叫んだ。
「好きですっ! 私と恋人になってください!!」
アーリンは驚いて目を見開いた。アーリンなんかを好きになるだなんて余程変わった趣味をしているのだろう。誰かと恋人になるだなんて、アーリンにはハードルが高すぎる。
アーリンはどうしたらいいのか分からず、挙動不審に目を泳がせながら、ボソッと断りの言葉を口にした。
「……すまない」
「好きな人がいるんですか!? 私じゃ駄目なんですか!?」
「………」
どうしよう。かなり困った。バーニーに助けてもらいたいが、バーニーは厨房にいる。背中に嫌な汗をかき始めた。
「……す、すまない」
「わっ、私じゃ駄目な理由を教えてください!! じゃないと諦められません! アーリンさんのことが本当に好きなんです!!」
「…………すまない」
目の前の女の子がわぁっと泣き始めた。通りかかる人達がじろじろと見てくる。ものすごく居心地が悪い。
アーリンが困りまくっていると、中からひょいとバーニーが顔を出した。
「どしたのー? アーリン」
「……困って、いる」
「んー? お嬢さん、どうしたのかな?」
「アッ、アーリンさんに告白したのにっ! 断られてっ! その理由も教えてくれなくてっ! わ、私、アーリンさんのこと、本当に好きなのにっ!」
「あちゃー。彼女はどうなの? アーリン的には」
「……無理だ」
「ひっ、ひどいっ!!」
知らない女の子と恋人になるだなんて、ハードルが高すぎて本当に無理だ。唯でさえ、まともに人と喋れないのに、恋人になるなんて無理にも程がある。正直に言っただけなのに、女の子の泣き声が大きくなった。
助けを求めてバーニーを見れば、なにやら呆れたような顔をしている。
「あー。お嬢さん。お嬢さん。今日はとりあえず帰りな? 落ち着いて、それでもまだアーリンが好きなら、いきなり告白しないで、例えばデートに誘ってみるとか、段階にアプローチしていくのがいいんじゃないかな? ほら。アーリンからすれば、知らない女の子からいきなり告白されたわけだし?」
「なっ、何回もこの店に来てますぅ!」
「うん! ありがとう! でもほら、アーリンと個人的な話をしたことはないでしょ? まずは話ができるように、すこーしずつ歩み寄っていく感じがいいんじゃない?」
「ぐずっ。……分かりました。今日は帰ります。でも! 私! アーリンさんのこと諦めないですから!」
女の子が泣きながら走り去っていった。なんだかどっと疲れて溜め息を吐くと、ぽんと優しく肩を叩かれた。
「一応聞くけど、あの子の名前知ってる?」
「……知らない」
「だと思ったー。やー。猪みたいな勢いのある女の子に好かれちゃったねぇ。よっ! モテ男!」
「……嬉しくない」
「そう? まぁ、アーリンと恋人になりたい女の子はいっぱいいるみたいだしー、相性がいい子と巡り会うこともあるかもよ?」
「………………恋人なんて無理だ」
「ん? そうなの? ……もしかして、アーリンも俺と同じ感じの人?」
「……いや」
「そっかー。まぁ、恋人なんて欲しくなった時につくればいいよね。さっ。そろそろ仕事を始めよう。ごめんねー! おじさん達! 待たせちゃって!」
「いいよいいよ。アーリンは男前だもんなぁ」
「女の子は泣かせちゃいかんぞ。アーリン」
「バーニーの今日のオススメはなんだ?」
「今日のオススメは豚肉の甘辛煮! デッカい塊肉をそのまま煮ててー、脂がとろとろで美味しいよ! 酒にもパンにも相性抜群! 一緒に根菜ゴロゴロスープもオススメ!」
「俺、それで」
「俺もー」
「俺もだ」
「はぁい。ありがとう! ほらほら! アーリン! 仕事仕事!」
「あ、あぁ」
またバーニーに助けられた。アーリンはバーニーの存在に安心しながら、いつも通り働き始めた。
少し客が落ち着いてきたので、ガツガツとまかないを食べていると、もぐもぐ咀嚼していたバーニーがちゃんと飲み込んでから問いかけてきた。
「アーリンは恋人いたことあるの?」
「……ない」
「失礼かもしれないこと聞くね。童貞?」
「……いや」
「そっかー。恋人欲しくない理由聞いても大丈夫?」
「…………なんか、無理」
「そっか。まぁ、俺も今は恋人欲しいって感じじゃないし、そういう時もあるよねー」
「……あぁ」
本当は、アーリンのことを理解して、そっと隣に寄り添ってくれる誰かが欲しい。
『木漏れ日食堂』の人達は皆すごく優しくて、いつだって感謝している。でも、アーリンは彼らの家族ではない。とてもよくしてくれているが、あくまで従業員という立場だ。
自分だけの特別な誰かがいてくれたら、きっとすごく幸せなんじゃないかと思う。
だが、知らない女の子と恋人になるだなんてハードルが高すぎて本当に無理だし、そもそも友達すらできたことがないのに、恋人だなんて絶対に無理だ。
仮に恋人になったとしても、何を喋ったりどんな行動をしたらいいのか分からず、相手に不快な思いをさせるだけな気がする。
まともに喋れない、笑えない、気の利いたことの一つもできない、こんな最底辺の男が恋人だなんて、相手が気の毒過ぎる。
アーリンはこっそり凹みながらまかないを食べきり、仕事に戻った。
夜の営業が終わり、順番に風呂に入ると、部屋の前でバーニーに声をかけられた。
「アーリン。よかったら、明日の夜にでもこの間のバーに行って遊ばない? 気分転換!」
「……行く」
「おっ! やったね! 楽しもうね!」
「…………バーニーは……」
「ん?」
「……バーニーは、私なんかといて、その、楽しいのか……?」
「え? 普通に楽しいけど?」
「そ、そうか……」
「アーリンは楽しい? 俺すげぇお喋りでうるせぇけど」
「……その……す、すごく、楽しい」
「あ、ほんと!? やったー。んじゃ! 明日の夜楽しみにしとくね。おやすみ。アーリン。いい夢を」
「……おやすみ」
アーリンは部屋に入ると、ベッドに上がってもぞもぞと布団の中に潜り込んだ。ブレンダが湯たんぽを入れてくれていたようで、布団の足元がじんわり温かい。
アーリンはバーニーの言葉を頭の中に思い浮かべて、小さく足をバタバタさせた。
アーリンは本当に喋るのが苦手だ。何をどう喋ったらいいのかが分からない。相手を不快にさせたらどうしようと不安にかられることも多い。
うまく笑えないし、気も利かない。
そんなアーリンでも、バーニーは一緒にいて楽しいと言ってくれた。それが嬉しくて、嬉しくて、いっそ泣いてしまいそうだ。
アーリンは俯せになって枕を抱きしめ、本当に滲み出てきた涙を枕に吸わせた。
バーニーはアーリンと一緒でも楽しんでくれる。夜の遊びにも誘ってくれたから、本当にアーリンが一緒でも楽しいのだろう。
アーリンはふと思った。バーニーとずっと一緒にいられたらいいのに、と。
そんなことは無理だと決まっている。アーリンはあくまで従業員だし、バーニーだって、アーリンに手を出さないと姉のエイミーに言っていた。
チクンと胸の奥が微かに痛んだ。もし奇跡が起きて、バーニーと恋人になったら、バーニーがずっと側にいてくれることになる。だが、そんな日は来ない。
アーリンが男相手に欲情できるのか分からないし、そもそもアーリンなんかよりも、バーニーにはいい相手がいくらでもいる。
アーリンはずぅんと落ち込んで枕に顔を埋めたまま、すんと小さく鼻を啜った。
いつでも笑いかけてくれるバーニーのことが好きなのだが、これが恋愛感情なのかは分からない。
ただ、いつかはバーニーの隣は、バーニーが愛する誰かのものになる。そんな当たり前な事実が、何故か息苦しくなる程辛い。
アーリンはぎゅっと目を閉じて、何も考えないように数字を数えながら、寝る体勢になった。
胸の奥がじくじくと痛むのは、きっと気のせいだ。
振り返れば、10代後半くらいの可愛らしい女の子がいた。
客かと思ってドアを開けたら、女の子が顔を真っ赤にして叫んだ。
「好きですっ! 私と恋人になってください!!」
アーリンは驚いて目を見開いた。アーリンなんかを好きになるだなんて余程変わった趣味をしているのだろう。誰かと恋人になるだなんて、アーリンにはハードルが高すぎる。
アーリンはどうしたらいいのか分からず、挙動不審に目を泳がせながら、ボソッと断りの言葉を口にした。
「……すまない」
「好きな人がいるんですか!? 私じゃ駄目なんですか!?」
「………」
どうしよう。かなり困った。バーニーに助けてもらいたいが、バーニーは厨房にいる。背中に嫌な汗をかき始めた。
「……す、すまない」
「わっ、私じゃ駄目な理由を教えてください!! じゃないと諦められません! アーリンさんのことが本当に好きなんです!!」
「…………すまない」
目の前の女の子がわぁっと泣き始めた。通りかかる人達がじろじろと見てくる。ものすごく居心地が悪い。
アーリンが困りまくっていると、中からひょいとバーニーが顔を出した。
「どしたのー? アーリン」
「……困って、いる」
「んー? お嬢さん、どうしたのかな?」
「アッ、アーリンさんに告白したのにっ! 断られてっ! その理由も教えてくれなくてっ! わ、私、アーリンさんのこと、本当に好きなのにっ!」
「あちゃー。彼女はどうなの? アーリン的には」
「……無理だ」
「ひっ、ひどいっ!!」
知らない女の子と恋人になるだなんて、ハードルが高すぎて本当に無理だ。唯でさえ、まともに人と喋れないのに、恋人になるなんて無理にも程がある。正直に言っただけなのに、女の子の泣き声が大きくなった。
助けを求めてバーニーを見れば、なにやら呆れたような顔をしている。
「あー。お嬢さん。お嬢さん。今日はとりあえず帰りな? 落ち着いて、それでもまだアーリンが好きなら、いきなり告白しないで、例えばデートに誘ってみるとか、段階にアプローチしていくのがいいんじゃないかな? ほら。アーリンからすれば、知らない女の子からいきなり告白されたわけだし?」
「なっ、何回もこの店に来てますぅ!」
「うん! ありがとう! でもほら、アーリンと個人的な話をしたことはないでしょ? まずは話ができるように、すこーしずつ歩み寄っていく感じがいいんじゃない?」
「ぐずっ。……分かりました。今日は帰ります。でも! 私! アーリンさんのこと諦めないですから!」
女の子が泣きながら走り去っていった。なんだかどっと疲れて溜め息を吐くと、ぽんと優しく肩を叩かれた。
「一応聞くけど、あの子の名前知ってる?」
「……知らない」
「だと思ったー。やー。猪みたいな勢いのある女の子に好かれちゃったねぇ。よっ! モテ男!」
「……嬉しくない」
「そう? まぁ、アーリンと恋人になりたい女の子はいっぱいいるみたいだしー、相性がいい子と巡り会うこともあるかもよ?」
「………………恋人なんて無理だ」
「ん? そうなの? ……もしかして、アーリンも俺と同じ感じの人?」
「……いや」
「そっかー。まぁ、恋人なんて欲しくなった時につくればいいよね。さっ。そろそろ仕事を始めよう。ごめんねー! おじさん達! 待たせちゃって!」
「いいよいいよ。アーリンは男前だもんなぁ」
「女の子は泣かせちゃいかんぞ。アーリン」
「バーニーの今日のオススメはなんだ?」
「今日のオススメは豚肉の甘辛煮! デッカい塊肉をそのまま煮ててー、脂がとろとろで美味しいよ! 酒にもパンにも相性抜群! 一緒に根菜ゴロゴロスープもオススメ!」
「俺、それで」
「俺もー」
「俺もだ」
「はぁい。ありがとう! ほらほら! アーリン! 仕事仕事!」
「あ、あぁ」
またバーニーに助けられた。アーリンはバーニーの存在に安心しながら、いつも通り働き始めた。
少し客が落ち着いてきたので、ガツガツとまかないを食べていると、もぐもぐ咀嚼していたバーニーがちゃんと飲み込んでから問いかけてきた。
「アーリンは恋人いたことあるの?」
「……ない」
「失礼かもしれないこと聞くね。童貞?」
「……いや」
「そっかー。恋人欲しくない理由聞いても大丈夫?」
「…………なんか、無理」
「そっか。まぁ、俺も今は恋人欲しいって感じじゃないし、そういう時もあるよねー」
「……あぁ」
本当は、アーリンのことを理解して、そっと隣に寄り添ってくれる誰かが欲しい。
『木漏れ日食堂』の人達は皆すごく優しくて、いつだって感謝している。でも、アーリンは彼らの家族ではない。とてもよくしてくれているが、あくまで従業員という立場だ。
自分だけの特別な誰かがいてくれたら、きっとすごく幸せなんじゃないかと思う。
だが、知らない女の子と恋人になるだなんてハードルが高すぎて本当に無理だし、そもそも友達すらできたことがないのに、恋人だなんて絶対に無理だ。
仮に恋人になったとしても、何を喋ったりどんな行動をしたらいいのか分からず、相手に不快な思いをさせるだけな気がする。
まともに喋れない、笑えない、気の利いたことの一つもできない、こんな最底辺の男が恋人だなんて、相手が気の毒過ぎる。
アーリンはこっそり凹みながらまかないを食べきり、仕事に戻った。
夜の営業が終わり、順番に風呂に入ると、部屋の前でバーニーに声をかけられた。
「アーリン。よかったら、明日の夜にでもこの間のバーに行って遊ばない? 気分転換!」
「……行く」
「おっ! やったね! 楽しもうね!」
「…………バーニーは……」
「ん?」
「……バーニーは、私なんかといて、その、楽しいのか……?」
「え? 普通に楽しいけど?」
「そ、そうか……」
「アーリンは楽しい? 俺すげぇお喋りでうるせぇけど」
「……その……す、すごく、楽しい」
「あ、ほんと!? やったー。んじゃ! 明日の夜楽しみにしとくね。おやすみ。アーリン。いい夢を」
「……おやすみ」
アーリンは部屋に入ると、ベッドに上がってもぞもぞと布団の中に潜り込んだ。ブレンダが湯たんぽを入れてくれていたようで、布団の足元がじんわり温かい。
アーリンはバーニーの言葉を頭の中に思い浮かべて、小さく足をバタバタさせた。
アーリンは本当に喋るのが苦手だ。何をどう喋ったらいいのかが分からない。相手を不快にさせたらどうしようと不安にかられることも多い。
うまく笑えないし、気も利かない。
そんなアーリンでも、バーニーは一緒にいて楽しいと言ってくれた。それが嬉しくて、嬉しくて、いっそ泣いてしまいそうだ。
アーリンは俯せになって枕を抱きしめ、本当に滲み出てきた涙を枕に吸わせた。
バーニーはアーリンと一緒でも楽しんでくれる。夜の遊びにも誘ってくれたから、本当にアーリンが一緒でも楽しいのだろう。
アーリンはふと思った。バーニーとずっと一緒にいられたらいいのに、と。
そんなことは無理だと決まっている。アーリンはあくまで従業員だし、バーニーだって、アーリンに手を出さないと姉のエイミーに言っていた。
チクンと胸の奥が微かに痛んだ。もし奇跡が起きて、バーニーと恋人になったら、バーニーがずっと側にいてくれることになる。だが、そんな日は来ない。
アーリンが男相手に欲情できるのか分からないし、そもそもアーリンなんかよりも、バーニーにはいい相手がいくらでもいる。
アーリンはずぅんと落ち込んで枕に顔を埋めたまま、すんと小さく鼻を啜った。
いつでも笑いかけてくれるバーニーのことが好きなのだが、これが恋愛感情なのかは分からない。
ただ、いつかはバーニーの隣は、バーニーが愛する誰かのものになる。そんな当たり前な事実が、何故か息苦しくなる程辛い。
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