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11:飲み過ぎ注意
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アーリンは風呂から出ると、寝間着ではなく小洒落た服に着替えた。これからバーニーと以前行ったバーに行く。アーリンには珍しいものがいっぱいあって、前回はすごく楽しかった。
アーリンがコートを持って居間に行くと、コートを着てマフラーをしたバーニーが待っていた。
「あ、しまった。アーリン用のマフラーって買ってなかったよな? 確か」
「俺のを貸すぞー。アーリン。今夜は冷えるから着けていけよ」
「……ありがとう」
「あ、兄貴。あの深緑色のやつ貸してくれよ。アーリンのコートの色と合うし」
「いいぞー。ちょっと待ってろ」
「あ、兄貴もたまには一緒に行く?」
「行かねぇ。明日は朝飯食ったらベティんとこ行くしな。ま、二人で楽しんでこいよ」
「へーい」
バリーが深緑色のマフラーを持ってきてくれて、バーニーがアーリンの首元に巻いてくれた。じんわり温かい。
アーリンはバリーに見送られて、バーニーと一緒に家を出た。
もうすっかり冬本番になっている。あと二か月もすれば新年を迎える。バーニーの家の年越しはどんな感じなのだろうか。多分、賑やかなのは間違いない。年越しの日も店を開けるのだろうか。聞いてみたいが、うまく聞ける気がしない。
なんとなくチラッとバーニーの方を見ると、バーニーと目が合った。糸目なので分かりにくいが、多分目が合った。
バーニーが目を更に細く弓なりにして、ニッと笑った。
「今夜は酒精が軽いカクテルを試してみる? 甘くて飲みやすいものも多いよー」
「……あぁ」
「口に合わなかったら、酒精なしのカクテルで楽しもう! あと甘いものもね! あそこのバーって頻繁に新作出すから、通うのが楽しいんだよねー」
「……そうか」
「甘いものは種類が多いから、半分こして全制覇してみない?」
「……あぁ」
「やった! 一度メニューを全制覇してみたかったんだよね」
楽しそうに笑うバーニーを見ているだけで、なんだかじわじわ楽しくなってくる。
バーニーのお喋りを聞きながら、アーリンはほんの微かに口角を上げた。
おねにいさんがいるバーに入ると、並んでカウンター席に座り、バーニーのオススメカクテルを注文した。
グラスの下の方が濃い赤で途中からオレンジ色になっている。見た目がすごく華やかで見ているだけで楽しいし、飲んでみれば、爽やかな酸味のある甘さですごく美味しい。甘くて酒精が軽いからか、酒を飲んでいるって感じがしない。
「……美味しい」
「おっ! よかったー。見た目もきれいだし、いいよなー。こういうのもうちの店で出せたらいいんだけど、手が足りないから無理だなぁ」
「……ん」
「あ、こっちも試してみる? それより酒精強いけど、ライムが爽やかで飲みやすいよ」
「……あぁ」
バーニーが差し出してくれたグラスのカクテルをちびりと飲んでみる。ふわっとライムの香りが鼻に抜け、爽やかな酸味が楽しい。ちょっとだけ酒精を感じるが、これも美味しい。
「……美味しい」
「おー。よかったー。あ、甘いものも頼もうよ。メニュー表……また増えてるぅ。十種類はあるなぁ。全制覇……二人でもちょっと厳しくない?」
「……半分こ」
「うん。半分こして、食べられるだけ食べてみようか! 途中でしょっぱいのを挟みつつ! とりあえずどれから食べたい?」
「…………これ」
「あっ。いいね。美味しそう。俺はー……これにしようかな」
バーニーが選んだ甘いものを注文すると、グラスのカクテルがなくなる前にバーテンダーが甘味がのった皿を差し出してくれた。スプーンとフォークを二人分ずつ差し出してくれる。きっと半分こするという話を聞いていたからだろう。細やかな気配りが素晴らしいと思う。こんな風に気が利くようなら、多少無口でも少しは自信が持てそうだが、残念なことにアーリンは気が利かない。
うっかりずーんっと凹みそうになるが、今はせっかくバーニーと夜の遊びをしているのだから楽しまねば。
アーリンはフォークを手に取った。
気がつけば日付が変わる時間帯が近くなっていた。
アーリンは頭がふわふわしていた。甘いものはほぼ制覇しており、甘いものを食べながら、何杯もカクテルを飲んだ。頭がふわふわして、身体が熱い。そして猛烈に眠い。
バーニーがアーリンの肩に寄りかかってきて、大きな欠伸をした。
「やべー。のーみーすーぎーたー。ねっむい」
「……ねむい」
「上で寝て帰る? 何もしないよー。寝るだけ」
「……あぁ」
バーニーがバーテンダーに金を払い、アーリンの手をやんわりと握った。お互いに欠伸を連発しながら、バーの奥にある狭い階段を上り、二階へと向かった。
狭い廊下を歩いていると、野太い喘ぎ声らしきものが聞こえてくるが、本当に眠すぎて、男の喘ぎ声とか心底どうでもいい。今すぐにベッドに飛び込みたい。
バーニーが部屋の鍵を開け、中に入ったので、アーリンも中に入った。部屋の中を見回せば、かなり大きなベッドと、風呂場兼トイレらしき狭い個室、ベッドの側の小さなテーブルの上には謎のボトルと小さな紙袋があった。
バーニーが部屋の鍵をかけたので、持っていたコートとマフラーを狭い室内で見つけたハンガーにかけ、シャツのボタンを二つだけ外し、ベルトも外した。
のろのろとブーツを脱いで、ベッドの布団に潜り込む。バーニーもすぐに布団の中に潜り込んできた。ぴったりくっつくと、ちょっと酒臭いけれど、じんわりと温かくて、なんだかすごく落ち着く。
アーリンはすやぁっと寝落ちた。
アーリンが目覚めると、目の前にバーニーの穏やかな寝顔があった。驚いてピシッと固まった瞬間、隣の部屋から野太い男の喘ぎ声が聞こえてきた。反射的にビクッとすると、バーニーがふがっと間抜けな声を上げた。
糸目が更に細くなっている寝ぼけた感じのバーニーが大きな欠伸をした後で、固まっているアーリンを見て、かっと目を見開いた。
バーニーの瞳を初めて見た。新緑のような色合いの緑色をしている。オードリーの瞳の色とそっくりだ。
アーリンが暢気にそんなことを考えていると、バーニーががばっと起き上がり、お互いに服を着ていることを確認した上で、焦ったように声をかけてきた。
「俺、昨日はなんもしてないよね!?」
「……してない。……した」
「えっ!?」
「……一緒に寝た」
「あ、はい。それは健全な意味だよね!?」
「あぁ」
「あ、よかったぁ。楽しくてついつい飲み過ぎちゃったねぇ。はぁー。焦ったー。一瞬、アーリンになんかしちゃったかと思ったよ」
「……なにも」
「うん。何もなくてよかったよかった。アーリンになんかして、気まずくなったり、店を辞められたら嫌だもんね」
「…………」
心底ほっとしているようなバーニーに、何故かちょっとだけもやっとする。なんでもやっとするのかは分からないが、仮に隣の部屋から聞こえてくるような声が出ちゃうような行為をしたとしても、別にアーリンは店を辞めるつもりはない。
とはいえ、バーニーはきっと、アーリンなんかには魅力を感じないのだろう。平凡でどこまでも駄目なつまらない男だ。一緒にいて楽しいと言ってくれることが既に奇跡のようなものである。
アーリンはベッドから下りると、備え付けの狭い風呂場兼トイレで用を足し、交代で用を足したバーニーにマフラーを巻いてもらって、コートを着て部屋を出た。
朝焼けに染まる道を歩きながら、バーニーが小さく欠伸をして、隣を歩くアーリンにくっついてきた。
「アーリンって体温高いよねー。めちゃくちゃ眠れたわ。今も眠いけど。飲み過ぎは駄目だねぇ」
「……あぁ」
「でも、めちゃくちゃ楽しかったなぁ。甘いものも殆ど制覇できちゃったし。次は完全制覇狙っていこうか!」
「……あぁ」
どうやら、次があるみたいだ。アーリンは嬉しくて、微かに唇をむにむに動かした。
すごく嬉しいけれど、なんだかちょっと落ち着かない。
次はいつだろうか。早く次の機会がくればいい。飲みすぎたのなら、また二階で一緒に寝ればいいだけだ。
アーリンはバーニーとくっついて歩き、家へと帰った。
アーリンがコートを持って居間に行くと、コートを着てマフラーをしたバーニーが待っていた。
「あ、しまった。アーリン用のマフラーって買ってなかったよな? 確か」
「俺のを貸すぞー。アーリン。今夜は冷えるから着けていけよ」
「……ありがとう」
「あ、兄貴。あの深緑色のやつ貸してくれよ。アーリンのコートの色と合うし」
「いいぞー。ちょっと待ってろ」
「あ、兄貴もたまには一緒に行く?」
「行かねぇ。明日は朝飯食ったらベティんとこ行くしな。ま、二人で楽しんでこいよ」
「へーい」
バリーが深緑色のマフラーを持ってきてくれて、バーニーがアーリンの首元に巻いてくれた。じんわり温かい。
アーリンはバリーに見送られて、バーニーと一緒に家を出た。
もうすっかり冬本番になっている。あと二か月もすれば新年を迎える。バーニーの家の年越しはどんな感じなのだろうか。多分、賑やかなのは間違いない。年越しの日も店を開けるのだろうか。聞いてみたいが、うまく聞ける気がしない。
なんとなくチラッとバーニーの方を見ると、バーニーと目が合った。糸目なので分かりにくいが、多分目が合った。
バーニーが目を更に細く弓なりにして、ニッと笑った。
「今夜は酒精が軽いカクテルを試してみる? 甘くて飲みやすいものも多いよー」
「……あぁ」
「口に合わなかったら、酒精なしのカクテルで楽しもう! あと甘いものもね! あそこのバーって頻繁に新作出すから、通うのが楽しいんだよねー」
「……そうか」
「甘いものは種類が多いから、半分こして全制覇してみない?」
「……あぁ」
「やった! 一度メニューを全制覇してみたかったんだよね」
楽しそうに笑うバーニーを見ているだけで、なんだかじわじわ楽しくなってくる。
バーニーのお喋りを聞きながら、アーリンはほんの微かに口角を上げた。
おねにいさんがいるバーに入ると、並んでカウンター席に座り、バーニーのオススメカクテルを注文した。
グラスの下の方が濃い赤で途中からオレンジ色になっている。見た目がすごく華やかで見ているだけで楽しいし、飲んでみれば、爽やかな酸味のある甘さですごく美味しい。甘くて酒精が軽いからか、酒を飲んでいるって感じがしない。
「……美味しい」
「おっ! よかったー。見た目もきれいだし、いいよなー。こういうのもうちの店で出せたらいいんだけど、手が足りないから無理だなぁ」
「……ん」
「あ、こっちも試してみる? それより酒精強いけど、ライムが爽やかで飲みやすいよ」
「……あぁ」
バーニーが差し出してくれたグラスのカクテルをちびりと飲んでみる。ふわっとライムの香りが鼻に抜け、爽やかな酸味が楽しい。ちょっとだけ酒精を感じるが、これも美味しい。
「……美味しい」
「おー。よかったー。あ、甘いものも頼もうよ。メニュー表……また増えてるぅ。十種類はあるなぁ。全制覇……二人でもちょっと厳しくない?」
「……半分こ」
「うん。半分こして、食べられるだけ食べてみようか! 途中でしょっぱいのを挟みつつ! とりあえずどれから食べたい?」
「…………これ」
「あっ。いいね。美味しそう。俺はー……これにしようかな」
バーニーが選んだ甘いものを注文すると、グラスのカクテルがなくなる前にバーテンダーが甘味がのった皿を差し出してくれた。スプーンとフォークを二人分ずつ差し出してくれる。きっと半分こするという話を聞いていたからだろう。細やかな気配りが素晴らしいと思う。こんな風に気が利くようなら、多少無口でも少しは自信が持てそうだが、残念なことにアーリンは気が利かない。
うっかりずーんっと凹みそうになるが、今はせっかくバーニーと夜の遊びをしているのだから楽しまねば。
アーリンはフォークを手に取った。
気がつけば日付が変わる時間帯が近くなっていた。
アーリンは頭がふわふわしていた。甘いものはほぼ制覇しており、甘いものを食べながら、何杯もカクテルを飲んだ。頭がふわふわして、身体が熱い。そして猛烈に眠い。
バーニーがアーリンの肩に寄りかかってきて、大きな欠伸をした。
「やべー。のーみーすーぎーたー。ねっむい」
「……ねむい」
「上で寝て帰る? 何もしないよー。寝るだけ」
「……あぁ」
バーニーがバーテンダーに金を払い、アーリンの手をやんわりと握った。お互いに欠伸を連発しながら、バーの奥にある狭い階段を上り、二階へと向かった。
狭い廊下を歩いていると、野太い喘ぎ声らしきものが聞こえてくるが、本当に眠すぎて、男の喘ぎ声とか心底どうでもいい。今すぐにベッドに飛び込みたい。
バーニーが部屋の鍵を開け、中に入ったので、アーリンも中に入った。部屋の中を見回せば、かなり大きなベッドと、風呂場兼トイレらしき狭い個室、ベッドの側の小さなテーブルの上には謎のボトルと小さな紙袋があった。
バーニーが部屋の鍵をかけたので、持っていたコートとマフラーを狭い室内で見つけたハンガーにかけ、シャツのボタンを二つだけ外し、ベルトも外した。
のろのろとブーツを脱いで、ベッドの布団に潜り込む。バーニーもすぐに布団の中に潜り込んできた。ぴったりくっつくと、ちょっと酒臭いけれど、じんわりと温かくて、なんだかすごく落ち着く。
アーリンはすやぁっと寝落ちた。
アーリンが目覚めると、目の前にバーニーの穏やかな寝顔があった。驚いてピシッと固まった瞬間、隣の部屋から野太い男の喘ぎ声が聞こえてきた。反射的にビクッとすると、バーニーがふがっと間抜けな声を上げた。
糸目が更に細くなっている寝ぼけた感じのバーニーが大きな欠伸をした後で、固まっているアーリンを見て、かっと目を見開いた。
バーニーの瞳を初めて見た。新緑のような色合いの緑色をしている。オードリーの瞳の色とそっくりだ。
アーリンが暢気にそんなことを考えていると、バーニーががばっと起き上がり、お互いに服を着ていることを確認した上で、焦ったように声をかけてきた。
「俺、昨日はなんもしてないよね!?」
「……してない。……した」
「えっ!?」
「……一緒に寝た」
「あ、はい。それは健全な意味だよね!?」
「あぁ」
「あ、よかったぁ。楽しくてついつい飲み過ぎちゃったねぇ。はぁー。焦ったー。一瞬、アーリンになんかしちゃったかと思ったよ」
「……なにも」
「うん。何もなくてよかったよかった。アーリンになんかして、気まずくなったり、店を辞められたら嫌だもんね」
「…………」
心底ほっとしているようなバーニーに、何故かちょっとだけもやっとする。なんでもやっとするのかは分からないが、仮に隣の部屋から聞こえてくるような声が出ちゃうような行為をしたとしても、別にアーリンは店を辞めるつもりはない。
とはいえ、バーニーはきっと、アーリンなんかには魅力を感じないのだろう。平凡でどこまでも駄目なつまらない男だ。一緒にいて楽しいと言ってくれることが既に奇跡のようなものである。
アーリンはベッドから下りると、備え付けの狭い風呂場兼トイレで用を足し、交代で用を足したバーニーにマフラーを巻いてもらって、コートを着て部屋を出た。
朝焼けに染まる道を歩きながら、バーニーが小さく欠伸をして、隣を歩くアーリンにくっついてきた。
「アーリンって体温高いよねー。めちゃくちゃ眠れたわ。今も眠いけど。飲み過ぎは駄目だねぇ」
「……あぁ」
「でも、めちゃくちゃ楽しかったなぁ。甘いものも殆ど制覇できちゃったし。次は完全制覇狙っていこうか!」
「……あぁ」
どうやら、次があるみたいだ。アーリンは嬉しくて、微かに唇をむにむに動かした。
すごく嬉しいけれど、なんだかちょっと落ち着かない。
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アーリンはバーニーとくっついて歩き、家へと帰った。
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