20 / 25
20:翌朝
しおりを挟む
アーリンが目覚めると、目の前にバーニーの穏やかな寝顔があった。腰とアナルが地味に痛い。昨夜の記憶はバッチリ残っている。
アーリンはピシッと固まった。酔っていたせいか、自分でも驚く程大胆だった。バーニーといっぱいキスをして、いっぱい気持ちよくなって、なんだかすごく満たされた。
が、今になって羞恥心がものすごい勢いで込み上げてくる。
アーリンはずりずりと眠るバーニーから身体を離し、足元に丸まっていた掛け布団を取って、そのまま頭まですっぽり布団の中に潜り込んだ。真っ暗な布団の中で小さく蹲り、ぐるぐると考える。
バーニーはアーリンのことを好きだと言った。アーリンもバーニーのことを好きだと言った。
アーリンはバーニーのことが好きだ。それは間違いない。男同士のセックスは未知の世界だったが、実際にしてみれば、バーニーに愛されているような気がしてすごく幸せだったと思う。
だが、バーニーはどうだろう。いっぱいキスをして、いっぱい気持ちよくしてくれた。いつもは細い糸目で瞳がいまいち見えないが、昨夜は興奮していたのか、ずっと目が見開いていて、熱を孕んだ新緑みたいな色合いの瞳がずっと見えていた。
バーニーも本当にアーリンなんかのことが好きなのだろうか。アーリンは力仕事くらいしかできない。ちゃんと喋れないし、笑うこともできないし、可愛げなんて欠片もない。
バーニーと恋人になってずっと一緒にいられたら、アーリンは幸せだと思う。だが、バーニーはどうだろう。
会話が弾むことがないアーリンをつまらないと思う日がくるのではないだろうか。今は若いので身体はそれなりに魅力があるかもしれないが、そのうち歳をとれば、その魅力もなくなる。
自分ではバーニーに釣り合わないし、仮に恋人になっても、そのうち飽きられる気がする。
アーリンはずぅんと落ち込み、勝手に出てきた涙をシーツに吸わせて、ずずっと鼻を啜った。
ーーーーーー
バーニーが目覚めると、すぐ横に布団の塊があった。どうやらアーリンが布団の中で蹲っているようである。微かに、ずずっと鼻を啜る音が聞こえた。
泣く程嫌だったのか!? と慌てたバーニーは飛び起きて、おずおずとアーリンの背中に布団越しに触れた。ビクッとアーリンが震えたのが分かる。
バーニーはおずおずとアーリンに声をかけた。
「アーリン。その……嫌だった?」
「…………」
「あー、あのさ。アーリンのこと、好きだって言ったのは本当のことで……お願いだから顔見せてくんない? ちゃんと話をしよう」
「…………いま……」
「ん?」
「…………不細工、だから、いやだ」
「え? アーリンは泣いても男前だよ? ていうか、可愛いよ?」
「……い、いやだ……」
「アーリン。お願い。顔見せて」
「…………恥ずかしい、から、いやだ……」
「アーリーーン。おーねーがーいー」
バーニーは布団ごとアーリンの身体を抱きしめた。どうやら嫌で泣いていた訳ではないらしい。ほっとするが、アーリンが中々布団から出てきてくれない。
バーニーは少し考えて、無理矢理布団の中に潜り込んだ。
暗い中でアーリンの身体がビクッと微かに震えた。布団の中で小さく蹲っているアーリンの背中を宥めるように撫で、手探りで布団の端を掴んでいるアーリンの手を握ると、アーリンの手ごと勢いよく上に上げ、がばぁっと布団を剥いだ。
「わ、あ!?」
「うりゃー!」
「うむぅ!?」
バーニーは、驚いた様子で顔を上げたアーリンの頬をむぎゅっと両手で押さえた。アーリンの唇があひるっぽくなって、ちょっと間抜けでかなり可愛い。
ついついアーリンのあひる口にキスをすると、アーリンの目からぽろっと涙が一つ零れ落ちた。
バーニーはこつんと額をくっつけて、アーリンの濡れた深い青色の瞳をじっと見つめた。
「アーリン。好きだよ」
「……わ……」
「わ?」
「……わ、私なんかが、バーニーに釣り合う筈がない……」
「ごめん。ちょっと頭突きしていい? 俺の好きな人を卑下するのはダメダメなのだよ」
「う……でも……」
「でも? この際だから色々全部ぶちまけちゃえー。ゆっくりでいいからさ。俺はアーリンのことがもっと知りたい。ははっ。もう開き直りますよー。だって可愛いし好きなんだもん」
「…………う、うまく、喋れない……」
「うん?」
「笑えもしない、気も利かない、何をしても駄目で……私なんかが、バーニーに好かれていい筈がない……」
アーリンの顔が苦しそうに歪んだ。どうやらアーリンはコンプレックスの塊っぽい。自分を卑下して、自分で自分を傷つけているように見える。
ディンダルの街に来るまで、どんな生き方をしていたのかは分からない。それでも、いっぱい傷つけられてきたのだろうということは推測はできる。そうじゃなかったら、ここまで自分のことを卑下しないだろう。
バーニーはアーリンに言い聞かせるように、アーリンの瞳を見つめて、口を開いた。
「口数が少なくても意思疎通はできてるよね。笑えなくても、なんとなく空気で楽しんでるとか分かるよ。いつでも率先してお手伝いしてくれてる時点で、気が利かないってことはないかな。アーリンはもううちの店にいてもらわないと困る存在だよ。いつだって一生懸命に働いてくれてる。仕事は丁寧だし、忖度抜きですごく働き者ないい従業員だよ」
「…………」
「俺はアーリンと一緒に美味しいもの食ったり、ぶらぶら出かけたり、一緒に酒飲んだりするのがすごく楽しい。アーリンは俺と一緒なのは楽しくない?」
「………………すごく、楽しい」
「アーリンは俺のこと好き?」
「………………とても、好きだ」
「ふふっ。あんまり自分をイジメないでよ。アーリンはいいところがいっぱいあるじゃん。あ、なんならひたすら語りまくる?」
「……い、いい……」
「そう? いつでも語りまくれるけど」
「……恥ずかしい、から、いい……」
気づけばアーリンが泣きやんでいた。その代わり、触れている頬が熱く、顔が真っ赤になっている。
むにーっと優しくアーリンの頬を引っ張ってから、バーニーはアーリンの唇に触れるだけのキスをした。
うりゃっと勢いよく抱きつけば、アーリンがしっかりと抱きとめてくれる。
アーリンの濡れた熱い頬に頬擦りをして、バーニーはアーリンの耳元で囁いた。
「俺の恋人になってよ。結婚はできないけど、死ぬまでずーーっと! 一緒にいて」
「…………ん」
ずずっと小さく鼻を啜る音が聞こえた。むぎゅーっと言いながらアーリンの身体を強く抱きしめると、おずおずといった感じでアーリンの手がバーニーの背中に触れた。
それから、啜り泣くアーリンが落ち着くまで、ずっと抱きしめあっていた。
一緒にシャワーを浴びて服を着て、延長料金を支払ってからバーを出た。
バーニーはアーリンと手を繋ぎ、なんとなく繋いだ手を振りながら歩いた。
「腹減ったねー」
「……ん」
「ご馳走残ってるかな? なかったら俺が作るよ。何が食べたい? あ、なんでもはなしで。アーリンが食べたいものを教えてよ」
「…………シチュー。鶏肉と南瓜の」
「いいよー。南瓜好き?」
「あぁ」
「そっかー。南瓜料理を研究してみるかな? ……茹でて潰して、挽肉と一緒に混ぜて、衣をつけて揚げてみるのはどうだろ……あっ! 甘くしてタルトにしてみるのもありかも! チーズをかけて焼くのもいいな! アーリン! とりあえず思いついたのを全部連休中に試してみるから味見よろしく! 遠慮なく意見をちょうだい!」
「あ、あぁ」
「ふふー。なんかワクワクしてきたー。アーリン。これからいっぱい楽しいことを一緒にしようよ」
「あ、あぁ!」
アーリンを見れば、頬がじんわりと赤く染まっていた。嬉しそうに目を細め、ほんの微かに口角が上がっている。なんだ。ちゃんと笑えるじゃないか。
バーニーがそう言うと、アーリンが驚いたように目を見開き、ボソッと『バーニーが一緒だから』と呟いた。
アーリンはピシッと固まった。酔っていたせいか、自分でも驚く程大胆だった。バーニーといっぱいキスをして、いっぱい気持ちよくなって、なんだかすごく満たされた。
が、今になって羞恥心がものすごい勢いで込み上げてくる。
アーリンはずりずりと眠るバーニーから身体を離し、足元に丸まっていた掛け布団を取って、そのまま頭まですっぽり布団の中に潜り込んだ。真っ暗な布団の中で小さく蹲り、ぐるぐると考える。
バーニーはアーリンのことを好きだと言った。アーリンもバーニーのことを好きだと言った。
アーリンはバーニーのことが好きだ。それは間違いない。男同士のセックスは未知の世界だったが、実際にしてみれば、バーニーに愛されているような気がしてすごく幸せだったと思う。
だが、バーニーはどうだろう。いっぱいキスをして、いっぱい気持ちよくしてくれた。いつもは細い糸目で瞳がいまいち見えないが、昨夜は興奮していたのか、ずっと目が見開いていて、熱を孕んだ新緑みたいな色合いの瞳がずっと見えていた。
バーニーも本当にアーリンなんかのことが好きなのだろうか。アーリンは力仕事くらいしかできない。ちゃんと喋れないし、笑うこともできないし、可愛げなんて欠片もない。
バーニーと恋人になってずっと一緒にいられたら、アーリンは幸せだと思う。だが、バーニーはどうだろう。
会話が弾むことがないアーリンをつまらないと思う日がくるのではないだろうか。今は若いので身体はそれなりに魅力があるかもしれないが、そのうち歳をとれば、その魅力もなくなる。
自分ではバーニーに釣り合わないし、仮に恋人になっても、そのうち飽きられる気がする。
アーリンはずぅんと落ち込み、勝手に出てきた涙をシーツに吸わせて、ずずっと鼻を啜った。
ーーーーーー
バーニーが目覚めると、すぐ横に布団の塊があった。どうやらアーリンが布団の中で蹲っているようである。微かに、ずずっと鼻を啜る音が聞こえた。
泣く程嫌だったのか!? と慌てたバーニーは飛び起きて、おずおずとアーリンの背中に布団越しに触れた。ビクッとアーリンが震えたのが分かる。
バーニーはおずおずとアーリンに声をかけた。
「アーリン。その……嫌だった?」
「…………」
「あー、あのさ。アーリンのこと、好きだって言ったのは本当のことで……お願いだから顔見せてくんない? ちゃんと話をしよう」
「…………いま……」
「ん?」
「…………不細工、だから、いやだ」
「え? アーリンは泣いても男前だよ? ていうか、可愛いよ?」
「……い、いやだ……」
「アーリン。お願い。顔見せて」
「…………恥ずかしい、から、いやだ……」
「アーリーーン。おーねーがーいー」
バーニーは布団ごとアーリンの身体を抱きしめた。どうやら嫌で泣いていた訳ではないらしい。ほっとするが、アーリンが中々布団から出てきてくれない。
バーニーは少し考えて、無理矢理布団の中に潜り込んだ。
暗い中でアーリンの身体がビクッと微かに震えた。布団の中で小さく蹲っているアーリンの背中を宥めるように撫で、手探りで布団の端を掴んでいるアーリンの手を握ると、アーリンの手ごと勢いよく上に上げ、がばぁっと布団を剥いだ。
「わ、あ!?」
「うりゃー!」
「うむぅ!?」
バーニーは、驚いた様子で顔を上げたアーリンの頬をむぎゅっと両手で押さえた。アーリンの唇があひるっぽくなって、ちょっと間抜けでかなり可愛い。
ついついアーリンのあひる口にキスをすると、アーリンの目からぽろっと涙が一つ零れ落ちた。
バーニーはこつんと額をくっつけて、アーリンの濡れた深い青色の瞳をじっと見つめた。
「アーリン。好きだよ」
「……わ……」
「わ?」
「……わ、私なんかが、バーニーに釣り合う筈がない……」
「ごめん。ちょっと頭突きしていい? 俺の好きな人を卑下するのはダメダメなのだよ」
「う……でも……」
「でも? この際だから色々全部ぶちまけちゃえー。ゆっくりでいいからさ。俺はアーリンのことがもっと知りたい。ははっ。もう開き直りますよー。だって可愛いし好きなんだもん」
「…………う、うまく、喋れない……」
「うん?」
「笑えもしない、気も利かない、何をしても駄目で……私なんかが、バーニーに好かれていい筈がない……」
アーリンの顔が苦しそうに歪んだ。どうやらアーリンはコンプレックスの塊っぽい。自分を卑下して、自分で自分を傷つけているように見える。
ディンダルの街に来るまで、どんな生き方をしていたのかは分からない。それでも、いっぱい傷つけられてきたのだろうということは推測はできる。そうじゃなかったら、ここまで自分のことを卑下しないだろう。
バーニーはアーリンに言い聞かせるように、アーリンの瞳を見つめて、口を開いた。
「口数が少なくても意思疎通はできてるよね。笑えなくても、なんとなく空気で楽しんでるとか分かるよ。いつでも率先してお手伝いしてくれてる時点で、気が利かないってことはないかな。アーリンはもううちの店にいてもらわないと困る存在だよ。いつだって一生懸命に働いてくれてる。仕事は丁寧だし、忖度抜きですごく働き者ないい従業員だよ」
「…………」
「俺はアーリンと一緒に美味しいもの食ったり、ぶらぶら出かけたり、一緒に酒飲んだりするのがすごく楽しい。アーリンは俺と一緒なのは楽しくない?」
「………………すごく、楽しい」
「アーリンは俺のこと好き?」
「………………とても、好きだ」
「ふふっ。あんまり自分をイジメないでよ。アーリンはいいところがいっぱいあるじゃん。あ、なんならひたすら語りまくる?」
「……い、いい……」
「そう? いつでも語りまくれるけど」
「……恥ずかしい、から、いい……」
気づけばアーリンが泣きやんでいた。その代わり、触れている頬が熱く、顔が真っ赤になっている。
むにーっと優しくアーリンの頬を引っ張ってから、バーニーはアーリンの唇に触れるだけのキスをした。
うりゃっと勢いよく抱きつけば、アーリンがしっかりと抱きとめてくれる。
アーリンの濡れた熱い頬に頬擦りをして、バーニーはアーリンの耳元で囁いた。
「俺の恋人になってよ。結婚はできないけど、死ぬまでずーーっと! 一緒にいて」
「…………ん」
ずずっと小さく鼻を啜る音が聞こえた。むぎゅーっと言いながらアーリンの身体を強く抱きしめると、おずおずといった感じでアーリンの手がバーニーの背中に触れた。
それから、啜り泣くアーリンが落ち着くまで、ずっと抱きしめあっていた。
一緒にシャワーを浴びて服を着て、延長料金を支払ってからバーを出た。
バーニーはアーリンと手を繋ぎ、なんとなく繋いだ手を振りながら歩いた。
「腹減ったねー」
「……ん」
「ご馳走残ってるかな? なかったら俺が作るよ。何が食べたい? あ、なんでもはなしで。アーリンが食べたいものを教えてよ」
「…………シチュー。鶏肉と南瓜の」
「いいよー。南瓜好き?」
「あぁ」
「そっかー。南瓜料理を研究してみるかな? ……茹でて潰して、挽肉と一緒に混ぜて、衣をつけて揚げてみるのはどうだろ……あっ! 甘くしてタルトにしてみるのもありかも! チーズをかけて焼くのもいいな! アーリン! とりあえず思いついたのを全部連休中に試してみるから味見よろしく! 遠慮なく意見をちょうだい!」
「あ、あぁ」
「ふふー。なんかワクワクしてきたー。アーリン。これからいっぱい楽しいことを一緒にしようよ」
「あ、あぁ!」
アーリンを見れば、頬がじんわりと赤く染まっていた。嬉しそうに目を細め、ほんの微かに口角が上がっている。なんだ。ちゃんと笑えるじゃないか。
バーニーがそう言うと、アーリンが驚いたように目を見開き、ボソッと『バーニーが一緒だから』と呟いた。
437
あなたにおすすめの小説
神具のクワで異世界開拓!〜過労死SE、呪われた荒野を極上農園に変えてエルフや獣人と美味しいスローライフ〜
黒崎隼人
ファンタジー
ブラック企業で過労死したシステムエンジニアの茅野蓮は、豊穣の女神アリアによって剣と魔法のファンタジー世界へ転生する。
彼に与えられた使命は、呪われた「嘆きの荒野」を開拓し、全ての種族が手を取り合える理想郷を築くこと。
女神から授かったチート神具「ガイアの聖クワ」を一振りすれば、枯れた大地は瞬時に極上の黒土へと変わり、前世の知識と魔法の収納空間を駆使して、あっという間に規格外の美味しい作物を育て上げていく。
絶品の「ポトフ」で飢えたエルフの少女を救ったことを皮切りに、訳ありの白狼族の女戦士、没落した元公爵令嬢、故郷を失った天狐の巫女、人間に囚われていた翼人族の少女など、行き場を失った魅力的なヒロインたちが次々と彼の農園に集まってくる。
蓮が作る「醤油」や「マヨネーズ」などの未知の調味料や絶品料理は、瞬く間に世界中の胃袋を掴み、小さな農園はいつしか巨大な経済網を持つ最強の都市国家へと発展していく!
迫り来る大商会の圧力も、大国の軍勢も、さらには魔王軍の侵攻すらも、蓮は「美味しいご飯」と「農業チート」で平和的に解決してしまう。
これは、一本のクワを握りしめた心優しい青年が、傷ついた仲間たちと共に美味しい食卓を囲みながら、世界一豊かで幸せな国家「アルカディア連邦」を創り上げるまでの、奇跡と豊穣の異世界スローライフ!
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
第三章 完結
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる