21 / 25
21:まさかの
しおりを挟む
家に帰り着いたのは昼時を少し過ぎた時間だった。
花街を出るまでは繋いでいた手がちょっと寂しいが、普通の街中で男同士で手を繋いでいたら悪目立ちする。
アーリンはバーニーと恋人になってしまったことが未だに信じられなくて、でも確かにある記憶が嬉しくて、頭がふわふわした状態で家の中に入った。
居間に行けば、バーロ達が香草茶を飲んでいた。バーニーがニッと笑って、アーリンの手を握ってバッと腕を上げた。
「アーリンと恋人になったー!」
「……っ!?」
まさかバーロ達にこんなに早く言うとは思っていなかったので、アーリンは動揺して挙動不審に目を泳がせた。顔が急速に熱くなっていく。
バーニーが男しか愛せないことは家族も知っているらしいが、バーニーの相手がアーリンなんかで許されるのだろうか。じわっと息が苦しくなる。
嫌な感じに心臓が高鳴り始めたタイミングで、バーロが口を開いた。
「おー。よかったな。ちゃんと大切にしろよー」
「やっとアンタに彼氏ができたわね! お祝いしなきゃ!」
「どれ。ケーキでも焼くかい。オードリー、木苺のジャムがまだ残っていただろう? チーズケーキでも焼こうかね」
「残ってたと思うわ! あたしも一緒に作るわ。お義母さん」
「やったー。チーズケーキだって! アーリン!」
「……あ、あぁ……」
こんなにあっさり受け入れていいものなのだろうか。
アーリンが戸惑っていると、椅子から立ち上がったオードリーが側に来て、バンバンとアーリンの肩を叩き、にっこぉっと嬉しそうに笑った。
「アーリンの人となりは知ってるし、アーリンなら安心だわぁ! アーリン! うちの息子を末永くよろしくね!」
「あ、あぁ」
アーリンは心臓をバクバクさせながら、ごくっと唾を飲み、恐る恐る問いかけた。
「……その……バーニーの、恋人が、私なんかで……本当にいいのだろうか……?」
「あら。アンタって男前で働き者で優しいじゃない。休みの日にはいつも一緒に朝ご飯作ってくれたりするし、重いもの持ってくれたりするし? むしろ、アンタはバーニーでいいの?」
「…………バーニーが、いい」
「あらあらぁ! お熱いわねぇ! うちの馬鹿息子がなんかやらしたら言いなぁ。尻を引っ叩いてやるから!」
「あ、あぁ……」
「お袋ー。尻を叩くのは勘弁してよー」
「アンタがアーリンを大事にしてりゃ尻なんて叩かないわよ」
「ちょー大事にするし!」
「ならばよし! さてと。お祝いのケーキ作らなきゃ!」
「あ、ご馳走残ってる?」
「もう食べきったわよ。ご飯まだ食べてないの?」
「うん。じゃあ、アーリンのご要望にお応えしてシチュー作るわー」
「台所に行く前に風呂に入ってきなー。ほんのーり酒臭いし煙草臭いのが残ってるわよ」
「ありゃ。アーリン。一緒に入る?」
バーニーの問いかけに、アーリンは全力で首を横に振った。うっかり勃起しちゃったらすごく困る。帰る前に一緒にシャワーを浴びたが、あれはその場のノリというか、連れ込み宿だったからできたことだ。家でバーニーと一緒に風呂に入るだなんて、家族の手前、気まずくて無理だ。
「フラれちゃったー。んじゃ、アーリン先に入ってこいよ。今日も冷えるからお湯溜めてしっかり温まってこいよー」
「あ、あぁ」
アーリンは顔が熱いまま、二階の自室に向かい、着替えを取って階下の風呂場へ行くと、お湯を溜め始めながら服を脱ぎ始めた。
顔がまだ熱い。バーニーのことが好きだが、バーニーの家族も好きだ。バーニーと恋人になったことを受け入れてくれて、本当に嬉しくて、いっそ泣いてしまいそうだ。
アーリンは全身をしっかり洗い、いい感じに溜まったお湯に浸かると、ぽたぽたっと落ちた涙を誤魔化すように、バシャバシャとお湯で顔を洗った。
ーーーーーー
アーリンが風呂に向かうと、バーロが手招きしてきたので近寄った。ブレンダとオードリーは先に台所へ行っている。
「バーニー。ちと耳を貸せ」
「えー? なによ。親父」
「デカい声じゃ話せねぇんだよ」
「ほんとになんの話?」
バーニーが椅子に座るバーロの隣にしゃがむと、バーロが耳元で小さな声で話し始めた。
「街で一番デカい本屋は知ってるだろ? その脇のほっせぇ道を真っ直ぐに歩いた先に魔導具屋がある。そこで消音魔導具を買っておけ」
「なにそれ?」
「起動させると室内の音が外に聞こえなくなるんだよ。そこそこ値が張るけど、毎回毎回、連れ込み宿に行くよりマシだろ。ヤる時はシーツの上に大判のタオルを敷いてやれよ。洗濯は基本お袋と母ちゃんなんだから、色々気まずいだろ。お互いに」
「あーー。確かに? なんも考えてなかったわ。貴重な情報ありがと。親父」
「どっちがどっちか知らんが、アーリンに無茶させんなよ」
「分かってるよ。基本、次の日が休みの日にしかしないし」
「ならいい。アーリンを大切にしろよ。俺達にとっても、アーリンはもう大事な存在なんだからよ」
「分かってるよ。結婚はできないけどさ、一生一緒にいるつもり」
「うん。そうあれるように、お互いに努力しろよ」
「うん。ありがと。親父」
「結婚はできねぇけど、結婚式はするか? 身内だけで」
「おー! なにそれ楽しそう! でもアーリンがめちゃくちゃ恥ずかしがりそう」
「あー。それは確かに?」
「でも思いっきりお洒落したアーリンを見たいから、俺はしたーい」
「アーリンとも相談だな。うちの家族だけしか参加しねぇから、単なる豪華な食事会みてぇなもんだけど」
「それでも俺は嬉しいよ。ありがと。親父」
「まぁ、なんだ。お前だって人一倍幸せになるべきなんだよ。そのために生まれてきて、母ちゃん達と一緒に大事に育ててきたんだ。親孝行だと思って、幸せいっぱいの顔を見せてくれや」
「うん。親父。親父の息子でよかったよ。俺」
「へへっ。おっ。アーリンが出てきたな。バーニーも風呂入ってこーい。くせぇから」
「へーい。あ、アーリン。先にパンの仕込み始めておいてくれる? ついでだから晩飯の分も焼こうかな? どうする? 親父」
「母ちゃん達と相談しろー。俺は焼いてもいいと思うけどな」
「だって。ちょっと一緒に台所行こうか。お袋達に聞いてからじゃないと、作るシチューの量も変わってくるしね」
「あぁ」
バーニーは、アーリンのしっとりと濡れた髪を肩にかけていたタオルでわしゃわしゃ拭くと、台所へ移動して、チーズケーキを作っているブレンダとオードリーに声をかけた。
「俺が風呂上がったらシチュー作るけど、夜の分まで作るー? あとパンも」
「あら。たまにはいいんじゃないかしら。お義母さん」
「そうだね。ふふっ。バーニーの腕前がどれほどのものになったか楽しみだねぇ」
「プレッシャーかけるのはやーめーてー。普通に! 普通の! 美味しいシチューを作ります!」
「はいよ。ふふっ。楽しみだねぇ。オードリー」
「ねー。お義母さん」
「んじゃ! アーリンはパン作りよろしく! ちゃちゃっと風呂に入ってくるよ。腹減りすぎてやべぇし」
「あ、あぁ」
バーニーは台所から出ると、急いで自室に向かって着替えを取ってから、風呂場へ向かった。頭と身体を洗ってから、少し熱めのお湯で身体がしっかり温まると、いそいそと浴槽を出て、全速力で身体を拭いて服を着る。
腹を空かせたアーリンに、少しでも早く美味しいシチューを食べさせねば。
台所へ行けば、アーリンがパン生地を捏ねていた。ふわふわ甘い匂いもしている。
真剣な顔でパン生地を捏ねているアーリンの横顔をじっと見て、俺の彼氏ちょー格好いいー、とうっとりしつつ、バーニーは腕まくりをして、美味しいシチューを作るべく、調理に取り掛かった。
花街を出るまでは繋いでいた手がちょっと寂しいが、普通の街中で男同士で手を繋いでいたら悪目立ちする。
アーリンはバーニーと恋人になってしまったことが未だに信じられなくて、でも確かにある記憶が嬉しくて、頭がふわふわした状態で家の中に入った。
居間に行けば、バーロ達が香草茶を飲んでいた。バーニーがニッと笑って、アーリンの手を握ってバッと腕を上げた。
「アーリンと恋人になったー!」
「……っ!?」
まさかバーロ達にこんなに早く言うとは思っていなかったので、アーリンは動揺して挙動不審に目を泳がせた。顔が急速に熱くなっていく。
バーニーが男しか愛せないことは家族も知っているらしいが、バーニーの相手がアーリンなんかで許されるのだろうか。じわっと息が苦しくなる。
嫌な感じに心臓が高鳴り始めたタイミングで、バーロが口を開いた。
「おー。よかったな。ちゃんと大切にしろよー」
「やっとアンタに彼氏ができたわね! お祝いしなきゃ!」
「どれ。ケーキでも焼くかい。オードリー、木苺のジャムがまだ残っていただろう? チーズケーキでも焼こうかね」
「残ってたと思うわ! あたしも一緒に作るわ。お義母さん」
「やったー。チーズケーキだって! アーリン!」
「……あ、あぁ……」
こんなにあっさり受け入れていいものなのだろうか。
アーリンが戸惑っていると、椅子から立ち上がったオードリーが側に来て、バンバンとアーリンの肩を叩き、にっこぉっと嬉しそうに笑った。
「アーリンの人となりは知ってるし、アーリンなら安心だわぁ! アーリン! うちの息子を末永くよろしくね!」
「あ、あぁ」
アーリンは心臓をバクバクさせながら、ごくっと唾を飲み、恐る恐る問いかけた。
「……その……バーニーの、恋人が、私なんかで……本当にいいのだろうか……?」
「あら。アンタって男前で働き者で優しいじゃない。休みの日にはいつも一緒に朝ご飯作ってくれたりするし、重いもの持ってくれたりするし? むしろ、アンタはバーニーでいいの?」
「…………バーニーが、いい」
「あらあらぁ! お熱いわねぇ! うちの馬鹿息子がなんかやらしたら言いなぁ。尻を引っ叩いてやるから!」
「あ、あぁ……」
「お袋ー。尻を叩くのは勘弁してよー」
「アンタがアーリンを大事にしてりゃ尻なんて叩かないわよ」
「ちょー大事にするし!」
「ならばよし! さてと。お祝いのケーキ作らなきゃ!」
「あ、ご馳走残ってる?」
「もう食べきったわよ。ご飯まだ食べてないの?」
「うん。じゃあ、アーリンのご要望にお応えしてシチュー作るわー」
「台所に行く前に風呂に入ってきなー。ほんのーり酒臭いし煙草臭いのが残ってるわよ」
「ありゃ。アーリン。一緒に入る?」
バーニーの問いかけに、アーリンは全力で首を横に振った。うっかり勃起しちゃったらすごく困る。帰る前に一緒にシャワーを浴びたが、あれはその場のノリというか、連れ込み宿だったからできたことだ。家でバーニーと一緒に風呂に入るだなんて、家族の手前、気まずくて無理だ。
「フラれちゃったー。んじゃ、アーリン先に入ってこいよ。今日も冷えるからお湯溜めてしっかり温まってこいよー」
「あ、あぁ」
アーリンは顔が熱いまま、二階の自室に向かい、着替えを取って階下の風呂場へ行くと、お湯を溜め始めながら服を脱ぎ始めた。
顔がまだ熱い。バーニーのことが好きだが、バーニーの家族も好きだ。バーニーと恋人になったことを受け入れてくれて、本当に嬉しくて、いっそ泣いてしまいそうだ。
アーリンは全身をしっかり洗い、いい感じに溜まったお湯に浸かると、ぽたぽたっと落ちた涙を誤魔化すように、バシャバシャとお湯で顔を洗った。
ーーーーーー
アーリンが風呂に向かうと、バーロが手招きしてきたので近寄った。ブレンダとオードリーは先に台所へ行っている。
「バーニー。ちと耳を貸せ」
「えー? なによ。親父」
「デカい声じゃ話せねぇんだよ」
「ほんとになんの話?」
バーニーが椅子に座るバーロの隣にしゃがむと、バーロが耳元で小さな声で話し始めた。
「街で一番デカい本屋は知ってるだろ? その脇のほっせぇ道を真っ直ぐに歩いた先に魔導具屋がある。そこで消音魔導具を買っておけ」
「なにそれ?」
「起動させると室内の音が外に聞こえなくなるんだよ。そこそこ値が張るけど、毎回毎回、連れ込み宿に行くよりマシだろ。ヤる時はシーツの上に大判のタオルを敷いてやれよ。洗濯は基本お袋と母ちゃんなんだから、色々気まずいだろ。お互いに」
「あーー。確かに? なんも考えてなかったわ。貴重な情報ありがと。親父」
「どっちがどっちか知らんが、アーリンに無茶させんなよ」
「分かってるよ。基本、次の日が休みの日にしかしないし」
「ならいい。アーリンを大切にしろよ。俺達にとっても、アーリンはもう大事な存在なんだからよ」
「分かってるよ。結婚はできないけどさ、一生一緒にいるつもり」
「うん。そうあれるように、お互いに努力しろよ」
「うん。ありがと。親父」
「結婚はできねぇけど、結婚式はするか? 身内だけで」
「おー! なにそれ楽しそう! でもアーリンがめちゃくちゃ恥ずかしがりそう」
「あー。それは確かに?」
「でも思いっきりお洒落したアーリンを見たいから、俺はしたーい」
「アーリンとも相談だな。うちの家族だけしか参加しねぇから、単なる豪華な食事会みてぇなもんだけど」
「それでも俺は嬉しいよ。ありがと。親父」
「まぁ、なんだ。お前だって人一倍幸せになるべきなんだよ。そのために生まれてきて、母ちゃん達と一緒に大事に育ててきたんだ。親孝行だと思って、幸せいっぱいの顔を見せてくれや」
「うん。親父。親父の息子でよかったよ。俺」
「へへっ。おっ。アーリンが出てきたな。バーニーも風呂入ってこーい。くせぇから」
「へーい。あ、アーリン。先にパンの仕込み始めておいてくれる? ついでだから晩飯の分も焼こうかな? どうする? 親父」
「母ちゃん達と相談しろー。俺は焼いてもいいと思うけどな」
「だって。ちょっと一緒に台所行こうか。お袋達に聞いてからじゃないと、作るシチューの量も変わってくるしね」
「あぁ」
バーニーは、アーリンのしっとりと濡れた髪を肩にかけていたタオルでわしゃわしゃ拭くと、台所へ移動して、チーズケーキを作っているブレンダとオードリーに声をかけた。
「俺が風呂上がったらシチュー作るけど、夜の分まで作るー? あとパンも」
「あら。たまにはいいんじゃないかしら。お義母さん」
「そうだね。ふふっ。バーニーの腕前がどれほどのものになったか楽しみだねぇ」
「プレッシャーかけるのはやーめーてー。普通に! 普通の! 美味しいシチューを作ります!」
「はいよ。ふふっ。楽しみだねぇ。オードリー」
「ねー。お義母さん」
「んじゃ! アーリンはパン作りよろしく! ちゃちゃっと風呂に入ってくるよ。腹減りすぎてやべぇし」
「あ、あぁ」
バーニーは台所から出ると、急いで自室に向かって着替えを取ってから、風呂場へ向かった。頭と身体を洗ってから、少し熱めのお湯で身体がしっかり温まると、いそいそと浴槽を出て、全速力で身体を拭いて服を着る。
腹を空かせたアーリンに、少しでも早く美味しいシチューを食べさせねば。
台所へ行けば、アーリンがパン生地を捏ねていた。ふわふわ甘い匂いもしている。
真剣な顔でパン生地を捏ねているアーリンの横顔をじっと見て、俺の彼氏ちょー格好いいー、とうっとりしつつ、バーニーは腕まくりをして、美味しいシチューを作るべく、調理に取り掛かった。
377
あなたにおすすめの小説
神具のクワで異世界開拓!〜過労死SE、呪われた荒野を極上農園に変えてエルフや獣人と美味しいスローライフ〜
黒崎隼人
ファンタジー
ブラック企業で過労死したシステムエンジニアの茅野蓮は、豊穣の女神アリアによって剣と魔法のファンタジー世界へ転生する。
彼に与えられた使命は、呪われた「嘆きの荒野」を開拓し、全ての種族が手を取り合える理想郷を築くこと。
女神から授かったチート神具「ガイアの聖クワ」を一振りすれば、枯れた大地は瞬時に極上の黒土へと変わり、前世の知識と魔法の収納空間を駆使して、あっという間に規格外の美味しい作物を育て上げていく。
絶品の「ポトフ」で飢えたエルフの少女を救ったことを皮切りに、訳ありの白狼族の女戦士、没落した元公爵令嬢、故郷を失った天狐の巫女、人間に囚われていた翼人族の少女など、行き場を失った魅力的なヒロインたちが次々と彼の農園に集まってくる。
蓮が作る「醤油」や「マヨネーズ」などの未知の調味料や絶品料理は、瞬く間に世界中の胃袋を掴み、小さな農園はいつしか巨大な経済網を持つ最強の都市国家へと発展していく!
迫り来る大商会の圧力も、大国の軍勢も、さらには魔王軍の侵攻すらも、蓮は「美味しいご飯」と「農業チート」で平和的に解決してしまう。
これは、一本のクワを握りしめた心優しい青年が、傷ついた仲間たちと共に美味しい食卓を囲みながら、世界一豊かで幸せな国家「アルカディア連邦」を創り上げるまでの、奇跡と豊穣の異世界スローライフ!
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
第三章 完結
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる