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8:朝だー!

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 腹の中で微かにぴくぴくしていたちんぽがずるぅっとまんこの孔から抜け出ていった。

 ぜぇ、ぜぇ、と掠れた息を吐いていると、壁の時計を見たゲオルグが前髪をかき上げながら口を開いた。


「あと二発くらいヤリたいところだが、時間だな。風呂に入って朝飯を食いに行く。寝ときたいなら朝飯の後に寝ておけ。今日は休みにしろ」

「ふぅーーっ。いえ、出勤します。めちゃくちゃ疲れてるし、腰とまんことケツがいてぇけど動けます」

「お前の隊は鍛錬日だろう。確か」

「午後からなんで、多分大丈夫です。無遅刻無欠勤の記録をここで止めたくないんで。午前中は書類仕事ですし」

「俺が言うのもなんだが、元気すぎないか?」

「ゲオルグさんより若いんでー」

「ケツをぶっ叩くぞ」

「感じちゃうからご勘弁。はぁー。動くっ! よっと。おぉぉぉぉ……腰とまんことケツいってぇ。日課のオナニーする気すら起きない」

「これでオナニーしたら今日は二人とも午前は休みになるな」

「……ゲオルグさん。元気ありあまりすぎません?」

「鍛えてるからな。風呂に行くぞ」

「風呂で一発!」

「時間がないから却下だ。……あー。シーツはともかく、これはマットレスが駄目だな」

「潮吹きドスケベ体質ですいませーん」

「しょうがない。防水加工のマットレスを買うか。次の休みは三日後だ。それまでに買っておく」

「お願いします。すげー。朝なのにムラムラしてないっ! スッキリ爽快! 腰とまんことケツはいてぇけど!」

「ケツに浄化玉入れるぞ」

「え? なんで?」

「中出ししたまま放置しておくと腹を下す」

「悪戯してくださいね」

「そこは悪戯するなだろう」

「えー?」

「四つん這いになれ」

「はぁい」


 ぐっちょぐちょのシーツの上で四つん這いになると、閉じきらずにひくひくしている感じがするアナルに、無造作に浄化玉を突っ込まれた。
 出てこないようにアナルの表面を押さえられており、ちょっとムラッとする。
 風呂場でも一発ヤリたいところだが、壁の時計を見れば、そこまで時間に余裕がない。アルネは健康優良児で、入団してから無遅刻無欠勤だ。
 セックスしたからといって遅刻したり休んだりするのは嫌なので、意地でも仕事に行く。

 たらたらと全裸で階下の風呂場に二人で向かい、時間がないからシャワーで済ませた。
 昨日着ていたパンツを穿くと、アルネのパンツを見たゲオルグが吹き出した。


「ほんとにクソだせぇな」

「言ったじゃないですか。クソだせぇって」

「何を思ってそんなクソだせぇパンツを買ったんだよ」

「安かったし、『やべぇ! クソだせぇ!』ってなんか面白くなっちゃって?」


 アルネが今穿いているパンツは、主流であるトランクスタイプのもので、股間のところに真っ赤な糸で『ど根性!』と刺繍がしてある。ダサい上に面白すぎてつい買っちゃったやつだ。

 昨日着ていた制服を着てから、下ろしていた髪を一つに結って、髪と髭を整えるゲオルグをなんとなく眺めた。
 アルネは髭も脱毛している。元々薄い方だったが、毎朝の髭剃りが面倒で、ついでに脱毛してしまった。

 二人で家を出て、近所にあるという喫茶店に向かう。歩くと特に腰に響くが、痩せ我慢する。この程度の痛みでベッドの住人になるなんて、騎士として働いてきたアルネのプライドが許さない。
 喫茶店の硬い木の椅子に座ると、アナルがじわっと痛む。切れていないようだが、何度も突っ込まれてちんぽで擦られまくったので、熱を持ってじんじん痛い。


「珈琲とハムチーズサンドイッチでいいか?」

「あ、はい。あ、芋のサラダのサンドイッチも追加でお願いします。めちゃくちゃ腹減ってるんで」

「あぁ。俺も卵のサンドイッチも頼むか」

「一個ください」

「しょうがないな」


 近くに来た店員に注文を頼むと、然程待たずに珈琲とサンドイッチが運ばれてきた。
 珈琲は騎士団に入団してから飲むようになった。
 黒鷲騎士団が拠点としている街は国の南側にあり、隣国との国境が近いので、隣国からの輸入品である珈琲が手軽な値段で飲める。
 基本的に、貴族や金待ちは紅茶、一般庶民は香草茶なるものを飲む。珈琲はちょっと贅沢な嗜好品だ。

 中々に美味しい珈琲を楽しみつつ、サンドイッチをがっつり食べると、なんだか生き返ったような気がする。
 デザートに追加で苺のサンドイッチを頼み、大口を開けて食べていると、ゲオルグがじっと見ているのに気がついた。


「よく食べるな」

「んっ。街にいる時くらい腹いっぱい食べたいじゃないですか。遠征中は粗食ですし」

「まぁな。今日の晩飯も一緒に食うか? 残業にならなければ。ステーキが美味い店がある」

「肉! 是非とも!! 定時になったら副団長室に迎えに行きますね」

「あぁ。結婚についてのあれこれを決めなくてはな」

「あ、それがありましたね」

「で?」

「ん?」

「昨夜の感想は?」

「二日くらいオナる気力がなくなるレベルで最高すぎました! めちゃくちゃスッキリ!」

「ははっ! それはなによりだ」

「ゲオルグさんは?」

「まぁそれなりに満足した」

「休みの前の日はとことんはっちゃけましょうね! それまでオナ禁しときます」

「今は寮に住んでいるだろう。近いうちに引っ越せ」

「んー。じゃあ、次の休みに引っ越します。結婚式とかするんですか?」

「別にしなくてもいいと思うが。準備が面倒だし、俺とお前の結婚式なら、騎士団の飲み会になるだけだろ」

「貯金が吹っ飛びそうなので結婚式はなしで。酒豪揃いの連中向けに酒を用意したらとんでもねぇ額になりますよ」

「だよな。役所に書類だけ提出する」

「それも次の休みにやっちゃいます?」

「役所も休みの日だ。役所が開いている日に休みを取るしかない」

「じゃあ、次の休みの時に日程調節して休暇申請出しますか。休暇申請を出したのいつが最後だろ……?」

「俺もわざわざ休暇申請を出したことがないな」

「俺の親には手紙で知らせるだけでいいかな? 領地も王都も遠いですし」

「俺も手紙だけは一応出しておく」

「聞きづらいんですけど」

「ん?」

「ご家族との仲はどんな感じなんです?」

「普通に腫れ物扱いだったな。亡くなった祖母だけはよく気にかけてくれていた。料理の基礎は祖母から習った」

「なるほど。お祖母様がいてくださってよかったです」

「騎士になって家から遠い所で幸せになれと言ってくれたのも祖母だ。祖母にだけは家族の情があるし、今でも感謝してる」

「お墓参りくらいは行きたいですね。報告兼ねて」

「……まあ、引退してからだな」

「俺と家族になるわけなんですが、これは無理ー! とか、なんかあります?」

「今は特に思いつかないな。家事は休みの日に料理を作るだけだし。あ、服は少し多めに買っておけ。休みの日は家政婦が来ないから、洗濯物は出勤する日にまとめてやってもらっている」

「了解でありまーす。引っ越しまでに必要になりそうなものを揃えておきます」

「そうしろ。寮で制服を着替えるだろう。そろそろ出るぞ」

「了解でありまーす。あ、ゲオルグさん」

「ん?」

「おはようのキスがまだですよ」

「結婚してからでいいだろ」

「えーー!」

「うるさい。叫ぶな。全く……ん」

「んふっ。なんとなく気分がいいです」

「そうか。じゃあ、今度こそ出るぞ」

「はぁい」


 ゲオルグに『おはよう』のキスをしてもらってから喫茶店を出た。
 仕事の話をしながら足早に騎士団の建物の隣にある騎士寮へ向かう。ゲオルグはそのまま出勤していった。
 部屋で手早く着替えてから、念のため腰に痛み止めの湿布を貼っておく。
 まんこはともかく、アナルが地味に痛いので、アナルにも塗れる炎症止めか何かを買っておいた方がいいかもしれない。

 ゲオルグとの初セックスは最高すぎたし、ちょっとゲオルグとの結婚生活が楽しみになってきた。
 アルネはにへっと笑うと、遅刻しないように急いで部屋を出た。

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