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31:開き直り
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ニーファはクリスに促されるままに、俯せになり尻を上げた。クリスの両手が尻に触れる。谷間を広げられ、クリスの視界にニーファの濡れたアナルが映る。クリスに恥ずかしい所を見られているというだけで、益々興奮する。
クリスの舌がニーファのアナルに優しく触れた。ぞわぞわする感覚に思わず、声が漏れでる。この快感を既に知っている。これから、どうされるのかも。期待でニーファのペニスは完全に勃起して先走りを滲ませ、腹の中もアナルも益々濡れる。
優しく舐められ、舌を少し入れてアナルを拡げるように動かされる。時折吸われると、腰と太腿がビクビクして、切ない吐息が自然と出てしまう。
クリスが指を優しく入れてアナルを拡げるように動かし、徐々に慣らしていく。クリスの、普段は教鞭をとり、子供達やニーファの頭を優しく撫でるその指が、自分の一番恥ずかしい所に入っているという事実だけで、興奮して射精してしまいそうだ。ニーファは喘ぎ声を漏らしながら、必死にこみ上げる射精感に堪えた。
クリスがあちこちにキスをしたり、舐めたりしながら、ニーファの濡れまくっているアナルに指を出し入れする。
クリスが指を完全に抜く時には、ニーファはもうぐずぐすになっていた。自然に出てきた涙や涎で顔は酷いことになってるだろうが、頓着できる程の余裕は既にない。
仰向けにされ、足を大きく広げる。
膝が胸につくんじゃないかというくらい、ぐっと足を折り曲げられる。少しツラい体勢だが、ピタリと濡れたアナルに当たるクリスのペニスの感触にどうでもよくなる。
ゆっくりと入ってくる熱にゾクゾクして堪らない。ニーファは気づいていないが、ニーファのペニスからは、たらたらと精液が漏れ出ていた。
その様子をガン見しているクリスのペニスが益々ガチガチに固くなる。2、3度ゆっくり緩く動くと、ぐっ、と奥まで一気に突き上げられた。
「あぁ!」
目の奥がチカチカするような強い感覚に全身が震える。そのまま激しく腰を使うクリスの動きに、ニーファはただただ翻弄されることしかできなかった。
ーーーーーー
クリスは自然に目が覚めた。
横を向くと、ニーファがまだ眠っている。
(珍しい)
ニーファはいつも必ずクリスより先に起きるので、こうして朝の寝顔を見る機会なんてなかった。すやすやと気持ち良さそうに眠るニーファはいつもより幼く見える。ニーファがくっついている半身がぬくい。いや、ぬくいを通り越して若干熱い。しかし、気持ち良さそうに寝ているのだから、起こしてしまうのも忍びない。
ニーファの寝顔をぼんやり眺めながら考える。
(何で流されちゃったかなぁ……)
ニーファの純情と貞操は自分が守ると心に決めていたはずであった。ニーファに感じている愛情は父性愛であったはずである。
それなのに、酔ってセックスしちゃった挙げ句、昨夜も酔ったニーファの言動に流されて致してしまった。実に頭が痛い。殆ど何も知らなかったであろう無垢なニーファに色々教えてしまったのは間違いなく自分である。
罪悪感が半端ない。じわじわ落ち込んできた。
クリスは思考を一度放棄することにした。
クリスが勝手に罪悪感その他諸々で落ち込んでいるのがニーファに知れたら、ニーファまで色々気にしそうだ。
ニーファは唯でさえ、普段は外にも出られず、家族にもろくに会えず、1人の時間をもて余すというストレスを抱えているのだ。
更にクリスの事で思い悩ませることになってはいけない。
それに、1回どころか、素面でも1回して、今回が3回目。ここまでくれば、1回も3回も変わらない気がしてきた。ニーファとセックスしたという事実は変わらない。
ニーファとて健康な成人男性だ。性欲とてあるだろう。求められたら応じてしまうのもアリな気がしてきた。
どうせ精霊の卵の事もあるし。女専門のはずだったが、ニーファにはバッチリ興奮しちゃったし。そしてなによりニーファは可愛いし。ひたむきに慕ってくれるその姿にどれだけ助けられたことか。あれだけ素直に慕ってくれれば可愛くて堪らなくなるのは当然の摂理だ。
(……なるようになれ……)
クリスはどこか遠くを見つめた。
ーーーーーー
ニーファは危うく叫ぶところだった。
また2人揃って素っ裸で寝てた。
しかも今回は完全にニーファが襲ったようなものである。記憶もバッチリあるし、あんな所が濡れてる感じがする。
クリスの腕にしがみついたまま、暫く真っ赤な顔で固まった。
「……おはよう」
「お、お、おはようございます……」
「身体は大丈夫?」
「だ、大丈夫です!」
「あー……お風呂行こうか」
「はいぃぃ……」
クリスが起き上がって、伸びをした。
そして、まだ真っ赤な顔でベッドに横になっているニーファに、屈んで頬にキスをした。
クリスが手を差し出したので、殆ど条件反射のようにその手を掴む。そして2人でベッドから降りて、手を繋いだまま風呂場へと向かった。
この前と同じように全身を優しく洗われ、いつもの体勢で温泉にじっくり浸かる。背中に当たるクリスの胸板や腹に回された腕の感触にドキドキする。いつもはここまで意識しないのに!
(のぼせそう……)
ニーファは何か話さなければと焦るが、何を言ったらいいか分からない。
結局、無言で風呂から上がり、されるがままに髪の手入れとドライヤーをしてもらい、手を繋いでまた全裸のまま部屋に戻ってから、服を着た。終始ニーファの顔は赤いままだった。
クリスがベッドのシーツや床に散らばってる甚平を拾い上げ、魔導洗濯機の元へと向かった。なんとなく1人になるのは嫌だったので、ニーファもついていく。数歩歩いて、ニーファがついてきているのに気づいたクリスが手を差し出した。2人で手を繋いで魔導洗濯機の所に行き、洗濯をしかけ、台所に行く。手を繋いでいても、ニーファは半歩先を歩くクリスの後を追いかける形で歩いていた。台所に着くと、クリスがくるりと振り返った。
「今日は朝ご飯は俺が作るから、ニーファ君は座ってて」
「えっ!あ、いや、でも……」
「座ってて」
「あ……う……はい……」
ニーファは少し肩を落として言われた通り、テーブルのある所に行き、椅子に座った。
顔に手を当てると、まだ熱い。間違いなく顔は赤くなったままだろう。
(ど、ど、ど、どうしよう!)
ニーファはクリスが朝ご飯を運んでくるまで、椅子に座ってかちこちに固まっていた。
クリスが作った朝ご飯は意外としっかりしたものだった。
今が旬の大根を使った味噌汁、野菜が沢山入ったボリューミーなオムレツとサラダ、炊きたてのご飯。デザートは昨日収穫した蜜柑。
朝ご飯のいい匂いにつられて、お腹が小さく鳴る。
「簡単なものばかりだけど……」
「美味しそう……」
ニーファはさっきまでの様子をガラリと変え、目が朝ご飯に釘付けになった。
まだかな、まだかな、と待てをする犬のような様子のニーファに、クリスがこっそり小さく笑った。
「食べようか」
「はい!いただきます!」
「いただきます」
先ずは味噌汁から。干した魚の出汁がよく出ていて大根に味が沁みてて美味しい。小さく角切りにされた野菜が沢山入っているオムレツは野菜と卵の甘味が絶妙にケチャップと合っている。ご飯にも合う。
「美味しいです!」
「良かった」
ニーファは起きた頃からの諸々を全て忘れ、目の前のクリス手作りの朝ご飯に夢中になった。
あっという間に皿が空になる。
「味噌汁なら、まだあるよ」
「いただいていいですか?」
「勿論」
ニーファは味噌汁茶碗を持って、いそいそと台所に行き、おかわりを注いでテーブルに戻った。
よくよく味わいながら食べる。そういえば、クリスの手料理を食べるのは初めてだ。
なんだか、すごく嬉しくて、完全に色々どうでもよくなった。実に単純である。
幸せそうに美味しそうに食べるニーファを、クリスが穏やかに見つめていた。
クリスの舌がニーファのアナルに優しく触れた。ぞわぞわする感覚に思わず、声が漏れでる。この快感を既に知っている。これから、どうされるのかも。期待でニーファのペニスは完全に勃起して先走りを滲ませ、腹の中もアナルも益々濡れる。
優しく舐められ、舌を少し入れてアナルを拡げるように動かされる。時折吸われると、腰と太腿がビクビクして、切ない吐息が自然と出てしまう。
クリスが指を優しく入れてアナルを拡げるように動かし、徐々に慣らしていく。クリスの、普段は教鞭をとり、子供達やニーファの頭を優しく撫でるその指が、自分の一番恥ずかしい所に入っているという事実だけで、興奮して射精してしまいそうだ。ニーファは喘ぎ声を漏らしながら、必死にこみ上げる射精感に堪えた。
クリスがあちこちにキスをしたり、舐めたりしながら、ニーファの濡れまくっているアナルに指を出し入れする。
クリスが指を完全に抜く時には、ニーファはもうぐずぐすになっていた。自然に出てきた涙や涎で顔は酷いことになってるだろうが、頓着できる程の余裕は既にない。
仰向けにされ、足を大きく広げる。
膝が胸につくんじゃないかというくらい、ぐっと足を折り曲げられる。少しツラい体勢だが、ピタリと濡れたアナルに当たるクリスのペニスの感触にどうでもよくなる。
ゆっくりと入ってくる熱にゾクゾクして堪らない。ニーファは気づいていないが、ニーファのペニスからは、たらたらと精液が漏れ出ていた。
その様子をガン見しているクリスのペニスが益々ガチガチに固くなる。2、3度ゆっくり緩く動くと、ぐっ、と奥まで一気に突き上げられた。
「あぁ!」
目の奥がチカチカするような強い感覚に全身が震える。そのまま激しく腰を使うクリスの動きに、ニーファはただただ翻弄されることしかできなかった。
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クリスは自然に目が覚めた。
横を向くと、ニーファがまだ眠っている。
(珍しい)
ニーファはいつも必ずクリスより先に起きるので、こうして朝の寝顔を見る機会なんてなかった。すやすやと気持ち良さそうに眠るニーファはいつもより幼く見える。ニーファがくっついている半身がぬくい。いや、ぬくいを通り越して若干熱い。しかし、気持ち良さそうに寝ているのだから、起こしてしまうのも忍びない。
ニーファの寝顔をぼんやり眺めながら考える。
(何で流されちゃったかなぁ……)
ニーファの純情と貞操は自分が守ると心に決めていたはずであった。ニーファに感じている愛情は父性愛であったはずである。
それなのに、酔ってセックスしちゃった挙げ句、昨夜も酔ったニーファの言動に流されて致してしまった。実に頭が痛い。殆ど何も知らなかったであろう無垢なニーファに色々教えてしまったのは間違いなく自分である。
罪悪感が半端ない。じわじわ落ち込んできた。
クリスは思考を一度放棄することにした。
クリスが勝手に罪悪感その他諸々で落ち込んでいるのがニーファに知れたら、ニーファまで色々気にしそうだ。
ニーファは唯でさえ、普段は外にも出られず、家族にもろくに会えず、1人の時間をもて余すというストレスを抱えているのだ。
更にクリスの事で思い悩ませることになってはいけない。
それに、1回どころか、素面でも1回して、今回が3回目。ここまでくれば、1回も3回も変わらない気がしてきた。ニーファとセックスしたという事実は変わらない。
ニーファとて健康な成人男性だ。性欲とてあるだろう。求められたら応じてしまうのもアリな気がしてきた。
どうせ精霊の卵の事もあるし。女専門のはずだったが、ニーファにはバッチリ興奮しちゃったし。そしてなによりニーファは可愛いし。ひたむきに慕ってくれるその姿にどれだけ助けられたことか。あれだけ素直に慕ってくれれば可愛くて堪らなくなるのは当然の摂理だ。
(……なるようになれ……)
クリスはどこか遠くを見つめた。
ーーーーーー
ニーファは危うく叫ぶところだった。
また2人揃って素っ裸で寝てた。
しかも今回は完全にニーファが襲ったようなものである。記憶もバッチリあるし、あんな所が濡れてる感じがする。
クリスの腕にしがみついたまま、暫く真っ赤な顔で固まった。
「……おはよう」
「お、お、おはようございます……」
「身体は大丈夫?」
「だ、大丈夫です!」
「あー……お風呂行こうか」
「はいぃぃ……」
クリスが起き上がって、伸びをした。
そして、まだ真っ赤な顔でベッドに横になっているニーファに、屈んで頬にキスをした。
クリスが手を差し出したので、殆ど条件反射のようにその手を掴む。そして2人でベッドから降りて、手を繋いだまま風呂場へと向かった。
この前と同じように全身を優しく洗われ、いつもの体勢で温泉にじっくり浸かる。背中に当たるクリスの胸板や腹に回された腕の感触にドキドキする。いつもはここまで意識しないのに!
(のぼせそう……)
ニーファは何か話さなければと焦るが、何を言ったらいいか分からない。
結局、無言で風呂から上がり、されるがままに髪の手入れとドライヤーをしてもらい、手を繋いでまた全裸のまま部屋に戻ってから、服を着た。終始ニーファの顔は赤いままだった。
クリスがベッドのシーツや床に散らばってる甚平を拾い上げ、魔導洗濯機の元へと向かった。なんとなく1人になるのは嫌だったので、ニーファもついていく。数歩歩いて、ニーファがついてきているのに気づいたクリスが手を差し出した。2人で手を繋いで魔導洗濯機の所に行き、洗濯をしかけ、台所に行く。手を繋いでいても、ニーファは半歩先を歩くクリスの後を追いかける形で歩いていた。台所に着くと、クリスがくるりと振り返った。
「今日は朝ご飯は俺が作るから、ニーファ君は座ってて」
「えっ!あ、いや、でも……」
「座ってて」
「あ……う……はい……」
ニーファは少し肩を落として言われた通り、テーブルのある所に行き、椅子に座った。
顔に手を当てると、まだ熱い。間違いなく顔は赤くなったままだろう。
(ど、ど、ど、どうしよう!)
ニーファはクリスが朝ご飯を運んでくるまで、椅子に座ってかちこちに固まっていた。
クリスが作った朝ご飯は意外としっかりしたものだった。
今が旬の大根を使った味噌汁、野菜が沢山入ったボリューミーなオムレツとサラダ、炊きたてのご飯。デザートは昨日収穫した蜜柑。
朝ご飯のいい匂いにつられて、お腹が小さく鳴る。
「簡単なものばかりだけど……」
「美味しそう……」
ニーファはさっきまでの様子をガラリと変え、目が朝ご飯に釘付けになった。
まだかな、まだかな、と待てをする犬のような様子のニーファに、クリスがこっそり小さく笑った。
「食べようか」
「はい!いただきます!」
「いただきます」
先ずは味噌汁から。干した魚の出汁がよく出ていて大根に味が沁みてて美味しい。小さく角切りにされた野菜が沢山入っているオムレツは野菜と卵の甘味が絶妙にケチャップと合っている。ご飯にも合う。
「美味しいです!」
「良かった」
ニーファは起きた頃からの諸々を全て忘れ、目の前のクリス手作りの朝ご飯に夢中になった。
あっという間に皿が空になる。
「味噌汁なら、まだあるよ」
「いただいていいですか?」
「勿論」
ニーファは味噌汁茶碗を持って、いそいそと台所に行き、おかわりを注いでテーブルに戻った。
よくよく味わいながら食べる。そういえば、クリスの手料理を食べるのは初めてだ。
なんだか、すごく嬉しくて、完全に色々どうでもよくなった。実に単純である。
幸せそうに美味しそうに食べるニーファを、クリスが穏やかに見つめていた。
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