同居人のパンツでシコってたらバレたぁぁぁぁ!!

丸井まー(旧:まー)

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同居人のパンツでシコってたらバレたぁぁぁぁ!!

 真夜中。エドヴィンはこそーっと部屋を抜け出して、脱衣場へと向かった。脱衣場には、明日の朝洗濯する予定の洗濯物が入った籠がある。エドヴィンは洗濯物の中からお目立てのものを取り出すと、布の塊を自分の鼻に押しつけ、すーっと深く息を吸い込んで布の匂いを嗅いだ。

 エドヴィンがすんすん匂いを嗅いでいる布の正体は、同居人であるフランツのパンツである。すんすん匂いを嗅げば、ほんのり汗とおしっこの匂いがする。すごく興奮する匂いに、エドヴィンのペニスはガチガチに勃起した。

 いけないことをしているのは分かっているのだが、エドヴィンはその場で寝間着のズボンとパンツをずり下ろし、ぼるんっと露わになった勃起した自分のペニスを掴んで、フランツのパンツの匂いを嗅ぎながら、めちゃくちゃに自分のペニスを扱きまくった。

 はぁはぁ荒い息を吐きながら、ペニスを扱きつつ、パンツを籠に戻して、今度はフランツの汗が染みたシャツを手に取る。すーっとシャツの匂いを嗅げば、濃い汗の匂いとフランツの体臭が鼻に抜ける。汗染みができている脇のところを中心に匂いをすんすん嗅ぎながら、エドヴィンは低く唸って、自分の手の中に射精した。

 エドヴィンは、オナニーに使ったフランツのシャツを洗濯籠に入れると、手を洗ってから、そーっと静かに部屋に戻った。
 部屋に戻った瞬間、自己嫌悪感が一気に襲ってくる。フランツの衣服の匂いでオナニーをするだなんて、変態まっしぐらではないか。まさかフランツも、同居人のエドヴィンがオナニーのおかずに使っているとは思うまい。
 フランツの匂いが、すごくエドヴィン好みなのが悪い。エドヴィンは完全に責任転嫁なことを考えながら、ベッドに上がり、布団の中に潜り込んだ。

 エドヴィンは、犬獣人の血を引いている。祖父が犬獣人だった。見た目は人間と変わらないが、鼻がすごくいい。
 フランツと一緒に暮らし始めたのも、フランツがすごくいい匂いがする人間だったからだ。

 エドヴィンもフランツも、魔法使い見習いである。二人とも21歳で、国立魔法学園に通っている。
 国立魔法学園には寮があるのだが、エドヴィンは鼻がよ過ぎて、あまり雑多な匂いが溢れる場所は苦手だから、集合住宅の一室を借りて、学園に通っている。
 フランツは、人が多いところが苦手で、最初のうちは寮で暮らしていたのだが、ストレスで胃に穴が開き、授業中に血を吐いて倒れたので、いい匂いがするフランツのことが気になっていたエドヴィンが、一緒に暮らさないかと誘った。

 フランツは真面目を絵に描いたような男で、腰まである長い黒髪はいつもきっちり一つの三つ編みにしているし、深い蒼色の瞳は理知的で、いつも真面目くさった顔をしている。端正な顔立ちだから、きっと爽やかに笑えばすごくモテるのだろうが、フランツが笑うところを見たのは、同居を始めてから5年間のうちに、本当に片手で数えられるくらいしかない。ものすごーく努力家で、分担してやっている家事をしている間以外は、ずっと自室で魔法の勉強をしている。そのお陰で、定期的にある試験では、いつも首位争いをしている。

 エドヴィンは、薄い茶色のゆるやかな癖のある髪をいつも高い位置で結っている。薄墨色の瞳をしており、派手な感じに顔が整っている。別にチャラチャラしているつもりはまるでないのだが、『チャラい』とか『不真面目そう』とか、よく言われる。全くを以て遺憾である。
 エドヴィンだって真面目な方だと思うし、魔法の勉強だって頑張っている。実際、フランツと首位争いをしているのはエドヴィンだ。2人で競い合いながら、切磋琢磨している。

 夏季休暇前の試験結果が返ってきた日の夜のこと。
 今回は、ほんの二点差でフランツに負けた。悔しいので、次の試験では絶対にフランツに勝とうと思う。

 エドヴィンもフランツも、地方から王都にやって来た。2人とも、夏季休暇の間も実家には帰らない。家族と仲が悪い訳ではないのだが、2人とも故郷が田舎の方で、移動だけで休暇が潰れてしまうから帰らないってだけだ。

 今日の料理担当はフランツである。熱々の柔らかい味付けのシチューがすごく美味しい。軽く焼き直してある胡桃パンも香ばしくて美味しい。試験が終わったちょっとしたお祝いにと、今日はデザートにフランツ特製のジャムクッキーまである。フランツが祖母から習ったというジャムクッキーは最高に美味しいので、エドヴィンの好物の一つになった。
 デザートのジャムクッキーを食べながら、フランツが話しかけてきた。


「エドヴィン。明後日から夏季休暇だろう? 今年も定期的に買い溜めして、暑い中を出歩かなくて済むようにしよう」

「そだねー。明日の夜にでも買い物リストを作ろうか」

「うん。今年は酒は去年の半分で」

「なんでぇ!? 1年で数少ない酒を飲んでもいい期間じゃん!! 普段は勉強重視で酒なんて飲まないしぃ!!」

「君、酒を飲んだら僕に絡んでくるから正直面倒くさい。今年の新年の祝いの時なんか、キスしてきたんだぞ」

「えー!? マジですか!?」

「うん。だから、今年は去年の半分で。浮いたお金で、ちょっといいお肉を買って、ご馳走を作ろう」

「あ、それは魅力的。むぅ。じゃあ、酒は半分でー。その代わり、肉祭りしよう。肉祭り」

「いいよ」

「あ、フランツ。夏季休暇中の課題、今年も一緒にやろうぜー。その方が捗るし」

「うん。君って集中してる時はものすごく静かだよね」

「そう?」

「うん。ていうか、エドヴィンって見た感じ賑やかそうなのに、基本的に静かだから、一緒に暮らしても苦じゃないんだよね」

「ストレスないならいいじゃん? 俺もフランツと一緒だと、美味しいもの食えるし、いまいち分からないことを教えてもらえるから、ちょーありがたーい。卒業までよろしくー」

「うん。こっちこそよろしく」


 エドヴィンはへらっと笑って、向かい側に座るフランツと握手をした。ゆるく繋いだ手を振っていると、フランツが真面目くさった顔で爆弾を落とした。


「君、僕の服で抜いてるだろう」

「…………ナンノコト?」

「普通に気づくから。夜中に脱衣場でゴソゴソやってたら」

「……ちなみに、いつから気づいてらっしゃったんで?」

「去年の春先」

「1年以上前じゃん! うそー! ご、ごめんっ! 気持ち悪いよな……」

「別に気持ち悪くはないけど。君は僕のことが好きなのか」

「あ、うん。フランツってすごくいい匂いがするし、めちゃくちゃ真面目で努力家で優しくて料理上手なところがちょー好きー」

「そ、そうか……」


 フランツの白い頬が、ほんのり赤くなった。フランツが目を泳がせながら、ぼそっと呟いた。


「僕も、君のことを好ましく思っている」

「マジか」

「うん。君だって、人一倍努力家だろう? キレイ好きで、いつも掃除を丁寧にしてくれるし、君と一緒にいると楽に息ができる」

「あのあのー。えっと、その、あの、じゃ、じゃあ……こ、恋人になってくれたりとか……?」

「……こんなつまらない男でよければ……」

「フランツはつまらなくないよ? 一緒にいて楽に息ができるのは俺もだし。フランツって本当にいい匂いがするから、なんか落ち着く。……あと正直興奮します」

「あ、うん。君は鼻がよかったね。そういえば。お祖父様譲りなんだっけ」

「うん。俺の爺ちゃん、犬獣人だから。あー。フランツ。そのさ、こっ、恋人になったのなら、触れ合い的なものもしたいです。……具体的に言うと、フランツの匂いを直で嗅ぎたい」

「……お風呂に入った後でなら……」

「お風呂に入ったら匂いが落ちちゃうじゃない。今がいいです。今が!」

「……かなり恥ずかしいんだけど」

「フランツはいい匂いしかしないよ?」

「そ、そう? ……まぁ、いいけど……」


 フランツの顔が真っ赤になった。繋いだままの手もじんわり温かい。どうやら照れているようである。エドヴィンも顔が熱いので、間違いなく顔が赤くなっている。どこか照れくさい空気が流れる中、エドヴィンは椅子から立ち上がって、テーブル越しにフランツの熱い頬にキスをした。

 恋人になっちゃったからには、少しでも早く直にフランツの匂いを嗅ぎまくりたい。エドヴィンは性的なことにも興味津々なお年頃なので、ぶっちゃけいやらしいこともしてみたい。

 エドヴィンはフランツと一緒に夕食の後片付けをすると、手を繋いで、フランツの部屋に移動した。

 フランツの部屋は、当然ながらフランツの匂いがする。すごく落ち着くと同時に、すごく興奮する。矛盾しているようだが、実際にそうなのだから仕方がない。

 ベッドに並んで腰掛けると、エドヴィンは真っ赤な顔でもじもじしているフランツの手を握り、ドキドキしながら、フランツに声をかけた。


「匂い、嗅いでいい?」

「……いいけど」

「服脱がせるね」

「えっ!? 脱ぐのか!?」

「直に匂いを嗅ぎたいんだもん。フランツだけ脱ぐのが恥ずかしいなら、俺も脱ぐよ」

「……じゃあ、君も脱いでくれ」

「うん。貧相な身体だけど、笑わないでくれよー」

「それは僕も一緒だ」


 エドヴィンはいそいそと服を脱いで全裸になると、ベッドに上がり、のろのろと服を脱いでいるフランツをじっと見つめた。ふわふわと香るフランツの匂いが濃くなる。

 全裸になったフランツの身体は、エドヴィンと同じく貧相に痩せていた。うっすら肋が浮いているくらいである。2人とも少食な方で、あんまり運動もしないから、脂肪も筋肉も少ない。

 エドヴィンは興奮して、ふんふん荒い鼻息を吐きながら、恥ずかしそうに自分の股間を手で隠しているフランツに土下座した。


「とりあえず脇の匂いを嗅がせてください」

「二番目に嫌なところなんだけど!?」

「えー。ちなみに一番は?」

「股間」

「俺が一番嗅ぎたいのは股間です! 二番目が脇です! ということで、お願いっ! 匂い嗅がせて!!」

「うぅっ……上目遣いはズルい」

「あ、もしかして可愛い?」

「……ちょっと可愛い」

「マジか。俺の上目遣いに効果があったことにビックリだわ」

「……臭くても知らないからな」


 フランツが仰向けに寝転がり、両腕を上げた。黒い毛が生えた脇が露わになって、ふわふわーっとより濃いフランツの匂いが漂ってくる。
 エドヴィンはフランツの身体に跨ると、フランツの赤く染まった頬にキスをしてから、フランツの脇に鼻先を埋め、すーっと深く息を吸った。濃い汗の匂いとフランツの体臭が鼻に抜ける。最高に滾る匂いに、エドヴィンのペニスが元気いっぱいに勃起した。

 エドヴィンは、すんすんと気が済むまでフランツの脇の匂いを嗅ぎまくり、べろべろと脇毛をかき混ぜるようにフランツの脇を舐め回し始めた。興奮し過ぎて、脳みそが沸騰しちゃいそうな気がしてくる。ガチガチに勃起しているペニスが若干痛い。

 エドヴィンがフランツの両脇を気が済むまで匂いを嗅ぎ、舐めまくると、はぁー、はぁー、と荒い息を吐くフランツに押し倒された。
 フランツを見上げれば、普段は理知的な印象を抱く深い蒼色の瞳が、ギラギラと熱を孕んで輝いていた。なんだか、フランツの瞳を見ているだけで、胸がきゅんきゅんして、興奮が高まる。
 エドヴィンは興奮のあまり、ぶるっと身体を震わせて、手を伸ばして、フランツの頬を優しく撫でた。


「フランツ。俺にいっぱいフランツの匂いをつけてよ」

「うん」


 フランツがエドヴィンに覆いかぶさり、エドヴィンの唇に何度も啄むようなキスをした。口を開けて舌を伸ばせば、フランツの熱い舌がぬるりと絡まる。お互いの唾液を味わうように、ぬるりぬるりと舌を絡め合うだけで気持ちよくて、酷く興奮する。

 実際にアナルを弄ったことはないのだが、魔法実習で一緒だった先輩が下品な話が好きな人で、何故か男同士のセックスの仕方も知っていた。その先輩から強制的にアナルを使ったセックスについて話を聞かされたので、エドヴィンもフランツも、一応知識はある。

 フランツの匂いをいっぱいつけて欲しい。腹の中にまで匂いをつけて、エドヴィンをフランツのものにしてもらいたい。
 唇を触れ合わせながら、そう囁くと、フランツが目を細めて、べろーっとエドヴィンの熱い頬を舐めた。

 フランツがエドヴィンの首筋を舐め回し、薄い胸板のちょこんとした存在感が薄い淡い茶褐色の乳首を舐め始めた。ちょっと擽ったいが、ぴこぴこと舌で弾くように乳首を舐められると、じんわり気持ちよくなってくる。ちゅくちゅくと吸われるのも、じんわり気持ちよくて、エドヴィンは喘ぎ混じりの熱い溜め息を吐いた。

 はっ、はっ、と浅く速い息を吐きながら、エドヴィンは熱心に乳首を弄っているフランツの頭をやんわりと撫でた。


「フランツ。ペニスの匂い、嗅ぎたい。あと舐めたい」

「……しょうがないな。僕が寝転がるから、上に跨がって」

「うん」


 フランツが伏せていた身体を起こしたので、エドヴィンも起き上がった。仰向けに寝転がったフランツを跨いで、フランツの股間に顔を伏せる。フランツのペニスも勃起していた。竿が長くて、中央が太く、亀頭が大きい。意外なことに皮はズル剥けだった。エドヴィンは仮性包茎なので、普段は半分くらい亀頭が皮に覆われている。

 熱いフランツのペニスに頬擦りをして、すんすんと匂いを嗅ぐ。まだ洗っていないフランツのペニスは、微かにおしっこの匂いと汗の匂い、精液っぽい感じの先走りの匂いがした。最高にいい匂いで、興奮し過ぎて頭がくらくらしてくる。
 エドヴィンはじゅるっと垂れそうな涎を飲み込んでから、フランツのペニスに舌を這わせ始めた。先走りの匂いがちょっと濃くなる。ペニスの根元あたりから、べろーっと亀頭まで舐め上げて、亀頭を見れば、尿道口からぷくっと透明な先走りが溢れてきて、つーっと垂れていった。エドヴィンがフランツの先走りを舐め取るように亀頭を舐め回し始めると、腰から尻にかけて撫でられて、直腸に浄化魔法をかけられた。

 すぐに、ぬるついたフランツの指がアナルの表面を優しく撫で回し、ゆっくりとエドヴィンのアナルの中にフランツのほっそりとした指が入ってくる。エドヴィンは、フランツのペニスのカリをペロペロ舐めながら、腰をくねらせて、熱い息を吐いた。
 痛みはない。異物感がちょっと気持ち悪いが、我慢できない程ではない。それ以上に、興奮しまくっている。

 フランツの指が探るような動きをし始めたかと思えば、フランツの指がある一点に触れた。瞬間、鋭く強い刺激が身体の中を駆け抜けた。


「あぁ!?」

「あぁ。ここが前立腺とやらか」

「あぅっ! あぁっ! まっ! ちょっ! あぁぁぁぁっ! そこっ、だめっ!」

「気持ちよくない?」

「きっ、きもちいいっ、から、やだぁ!」

「エドヴィン。可愛い。指増やすよ」

「はぅぅ……あぁぁぁぁ……くにくにすんのやだぁぁ!」


 アナルに入ってる二本の指が前立腺とやらを挟むようにくにくに弄ってくる。経験したことがない強烈な快感に、エドヴィンはへなへなとフランツの身体の上に突っ伏し、全身を震わせて大きく喘いだ。

 フランツの三本の指がずるぅっとアナルから抜け出た。エドヴィンは、はぁー、はぁー、と荒い息を吐きながら、フランツに促されて仰向けに寝転がった。
 膝を立てて足を大きく広げ、腰を浮かせれば、すぐにフランツが足の間を陣取り、エドヴィンに覆いかぶさってきた。普段からは想像もできないくらい荒々しいキスをされ、弄られまくったアナルに熱くて硬いものが触れた。メリメリと狭いエドヴィンのアナルを押し拡げるようにして、フランツのペニスがアナルの中に入ってくる。
 ぶっちゃけ痛いが、それ以上に興奮していて、痛みはそんなに気にならない。敏感な粘膜同士が擦れ合う快感やごりっと前立腺を擦られる快感が堪らない。

 エドヴィンの舌をめちゃくちゃに舐め回しながら、フランツが腰を振り始めた。勢いよくペニスが抜けていったかと思えば、勢いよく深くペニスが入ってくる。目の裏がちかちかする程の快感に、エドヴィンはくぐもった喘ぎ声を上げた。

 フランツがエドヴィンの唇から口を離して、伏せていた上体を起こした。暴発寸前のペニスを握られて、めちゃくちゃに扱かれる。


「あっあっあっあっ! い、いくっ! でるっ! でるぅっ! あ、あーーーーっ!!」

「~~~~っ、あぁ……」


 めちゃくちゃ激しく動き回っていたフランツのペニスが、一際深くエドヴィンの中に入り込み、ほんの微かにぴくぴくと腹の中で震えた。エドヴィンは、フランツに腹の中に射精してもらえた喜びで、なんだかもう堪らなくなって、身体を起こし、フランツの頬を両手で包んで、勢いよくフランツの唇にキスをした。

 繋がったまま、無我夢中でキスをして、フランツの身体を押し倒す。もっともっとフランツの匂いをつけて欲しい。
 エドヴィンは、お互いに力尽きるまで、夢中で強烈な快感とフランツの濃い匂いに酔いしれた。




ーーーーーー
 フランツが目覚めると、隣で寝ていた筈のエドヴィンの姿がなかった。もしやまたか……と思いながら、ばさっと布団を捲ると、エドヴィンが朝勃ちでもっこりしているフランツのパンツに顔を埋めて、すーはーすーはー匂いを嗅いでいた。
 エドヴィンは、フランツの匂いが大好きで、隙あらば、うなじや脇、股間の匂いを嗅がれる。フランツの匂いを嗅いでうっとりしているエドヴィンも可愛いのだが、汗をかいている時は特に、臭いんじゃないかと気になる。


「エドヴィン」

「あ、おはよ。フランツ」

「朝っぱらから股間の匂いを嗅ぐんじゃない」

「えへへー。つい。勃起してたし」

「朝勃ちだ」

「うん。舐めていい?」

「……朝だぞ」

「舐めて飲みたい。俺の腹の中にフランツをちょうだい」

「……しょうがないな」

「よっしゃー。ふふー。フランツ」

「なんだ」

「すっごい好きー。いい匂いー。一発飲んだら、一緒に朝飯作ろう?」

「うん。今朝は何にする?」

「パンにオムレツのっけたやつ食いたい。フランツのオムレツ大好物ですよ」

「そうか。じゃあ、作る」

「やったー。んむ」

「……っ、はぁっ……」


 エドヴィンがフランツのペニスの亀頭を咥え、舌で円を描くように舐め回し始めた。エドヴィンの熱い口内の感触や舌が気持ちよくて、どっと先走りが溢れ出る。
 フランツは朝っぱらからエドヴィンの口内に射精すると、エドヴィンと一緒にシャワーを浴びて、台所へと向かった。

 フランツは真面目なだけが取り柄の面白みのない男だと思うのだが、エドヴィンはそんなフランツのことを好きだと言ってくれる。それが嬉しくて堪らなくて、エドヴィンが可愛くて仕方がない。

 エドヴィンは、ぱっと見はチャラついている感じに見えるが、フランツと同じくらい真面目で、いつでも優しくて一生懸命な頑張り屋だ。エドヴィンのことを好きになったのが具体的にいつなのか、もう覚えていない。気がついたら好きだった。

 エドヴィンが、フランツの服やパンツの匂いを嗅ぎながらオナニーしているのに気づいた時から、フランツも我慢できずにエドヴィンをおかずに抜くようになった。
 今はエドヴィンと恋人になれたので、毎晩のようにエドヴィンとイチャイチャしまくっている。

 朝食が完成すると、パンにオムレツをのせたものに齧りついたエドヴィンが頬袋状態でもぐもぐしながら、幸せそうに目を細めた。
 ちゃんと口の中のものを飲み込んでから、エドヴィンがゆるく笑った。


「うんまー」

「よかったな」

「うん。今日は午前中に買い出しに行って、課題は午後からやろうぜ。あっつい午後に外に出たくねぇし」

「うん。魚がいいのがあると嬉しいな」

「いいねー。香草焼きが食べたい」

「エドヴィン」

「んー?」

「一人前の魔法使いになれたら、揃いの腕輪を買わないか」

「……ちょー買うっ!!」


 揃いの腕輪は、既婚者の証である。フランツのちょっと遠回しな求婚に、エドヴィンが嬉しそうにぱぁっと顔を輝かせた。

 エドヴィンが椅子から立ち上がり、フランツの唇にキスをした。唇を触れ合わせたまま、エドヴィンが囁いた。


「ずーーっと一緒にいような」

「うん。君は僕の匂いだけ嗅いでいればいい」

「そーするー。フランツの匂い以外、興味ねぇもん」

「そうか」


 フランツは照れくさいのを誤魔化すようにエドヴィンの唇にキスをして、胸の中に広がる幸せに、微かに口角を上げた。



(おしまい)

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