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8:変態無双
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第一王子はパンストおじさんを肩に担いだ将軍と並んで全速力で走っていた。パンストおじさんは将軍に抱えられて眠っている。怪我などはない。何度も射精して少し疲れているだけだ。敵は残すところ、魔王ただ1人になった。
淫魔を浄化した後の出来事を簡潔に記そう。
①リザードマン
「ひゃはははっ!淫魔のクソビッチを倒したそうだなぁ?俺はあんな淫売とは違うぞ!魔王城が四天王の1人!誇り高きリザードマン様の登場だっ!」
「うっひゃぁ!ひゃっほーい!ヘミペニスじゃない?ヘミペニスじゃない?2本ちんぽきたーーーー!!」
「……うわ、気持ち悪ぃ」
「ヘミペニスのぉ!ちょっといいとこ見てみたーい!勃ち上がれーい!おちんち~ん!ゔをっきん☆あ、そ~れ!ゔをっきん☆ゔをっきん☆がんばれがんばれ~☆」
「ふぐっ!?くっ、馬鹿なっ!催淫対策はしてきたのにっ」
「ひゃっほーい!デッカイちんぽが2本ついてるー!はぁはぁ……おじさん初めての2本挿しだよ、はぁはぁ……ケツマン壊れちゃったらどうしよう……はぁはぁ……」
「気持ちが悪い」
緑色の鱗に覆われた屈強な肉体をもつリザードマンがパンストおじさんの気持ちが悪い呪文でヘナヘナとその場に座り込んだ。股間のスリットから2本の大きなペニスが飛び出ている。パンストおじさんが奇声を上げて大喜びした。気持ちが悪い。
ペニスを勃起させたまま、果敢にも立ち上がろうとするリザードマンの顔面に、パンストおじさんが軽やかな動きで飛び蹴りを食らわせた。
「へぐっ!?」
「ヘミペニス!いっただっきまーす!どゅふ!あぁん!しゅごいぃぃ!ケツマン拡がっちゃうぅぅぅん」
「ぐうぅぅぅっ、な、なんだこいつっ!?」
「勇者でぇっす☆」
「うぜぇ!言い方がうぜぇ!」
「あんあんっ!そんなこと言いつつ腰動いてるよぉぉ?はぁん!やん!気持ちいいっ!」
「くそっ!くそっ!何で勝手に動くんだっ!」
「あぁっ!あんっ!ゴリゴリされてりゅうぅぅぅ。いいよぉ!ヘミペニスいいよぉ!!」
「うっくぅ……す、吸い取られるっ!あぁぁぁぁくっそがぁぁぁぁ!!」
「ひゃぁぁぁぁぁ!!あぁぁぁぁ!!高速ピストンきたぁぁぁん!いいぃぃぃ!!あぁぁぁぁぁ!!」
「くそっ!くそっ!なんだこの気持ちが悪い変態はっ!」
「ひゃあん!種付けプレスぅぅぅ!!いっぱい種付けしてぇぇぇぇぇぇ!!」
「あぁぁっ!くっそ!出るっ!出るっ!」
「あぁぁぁぁっ!!いっぱいっ!いっぱい!熱いの出てるぅぅぅ!もっとぉ!もっとぉ!」
「ぐぁぁぁっ!な、何で萎えねえんだっ!何なんだよっ、この穴っ!絞り取られるっ!!」
「あん!あん!あん!あん!まだ!イキたくないっ!あぁっ!イッちゃうっ!がまん!できないっ!」
「おら!イケッ!イケッ!」
「ひぎぁん!赤ちゃんできちゃうぅぅぅ!精液でお腹苦しいよぉぉ!」
「あぁぁぁっ!くそがっ!またっ、出るっ!」
「ひぁぁぁぁぁ!!出てるぅ!出てるぅ!イッちゃうっ!中出しされてっ、イッちゃうよぉぉぉ!!あぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐあぁっ!?な、なに……馬鹿な……こんなことで、この俺様が……」
こうして、大量射精されて腹ボテ状態のパンストおじさんを残して、リザードマンは浄化された。パンストおじさんはリザードマンのペニスを気に入ったようで、それはそれは楽しそうに大量の精液をアナルからひり出すところを第一王子達に見せつけてきた。気持ちが悪い。
②ミノタウロス
「貴様が勇者か。淫魔とリザードマンを倒したようだが、吾輩はそう簡単にはいかないぞ。貴様はここで終わりだ」
「牛さんちんぽぉぉ!!いいねぇ!いいねぇ!雄っぱいもいいねぇ!あ、ミルク出る?とりあえず!勃ち上がれーい!おちんち~ん!ゔをっきん☆あ、そ~れ!ゔをっきん☆ゔをっきん☆がんばれがんばれ~☆」
「ぐぅっ!?な、なにぃっ!?」
「ひゅーう!ちんぽ長っ!太っ!やぁん!おじさん壊れちゃうかもーん!ばっちこーい☆」
パンストおじさんがミノタウロスに背を向けて四つん這いになり、自分の弛んだ尻をぱぁんと叩いた。自分で尻肉を開き、アナルをミノタウロスに見せつけると、凶悪なペニスを勃起させたミノタウロスが、まるで誘蛾灯に誘われる蛾のように、ふらふらとパンストおじさんに近づき、躊躇うことなく凶悪なペニスをパンストおじさんのアナルに突き入れた。パンストおじさんが歓喜の声を上げる。傍から見ていてエゲツないくらいの大きさのペニスが、パンストおじさんのアナルに激しく抜き差しされている。
「おっほぉぉぉ!いいっ!いいよぉ!あん!あん!あん!あん!結腸まで犯されてるぅぅぅぅ!!しゅごいぃぃぃぃ!!」
「なんだ!なんなんだ!何故吾輩はこんな、こんなことをっ!くそっ!くそっ!吸いついてくるっ!」
「あぁぁぁん!もっとズコズコしてぇぇぇぇ!!」
「ぐぅっ……なんてっ、具合のいい穴だっ、くそっ!出すぞっ!出すぞっ!」
「出してぇぇぇぇ!……ひゃぁぁぁぁ!!出てるぅ!しゅごいぃぃぃぃ!熱いのいっぱい出てるぅぅぅぅ!」
「まだだっ!」
「ひゃあん!あぁん!!駅弁なんて初めてぇぇん!いいよぉ!奥までズコズコされちゃうぅぅぅうん!!」
「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「ひぐっ!あんっ!ああああああっ!!イッちゃ、イッちゃうよぉっ!しゅごいっ!しゅごいっ!あぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぉぉぉぉぉっ!?馬鹿な馬鹿な馬鹿なぁぁぁぁ……」
駅弁とやらの体勢で激しくパンストおじさんを揺さぶっていたミノタウロスが泡のように消えていった。パンストおじさんはボタッと床に落ち、満足そうな吐息を吐いた。
「ちんぽはデカいに限るね!!」
「気持ちが悪い」
「いっぱい中出しされちゃったよ~。見て~」
「見ない」
「うりゃっ。あっは!」
ぶりゅぶりゅぅぅぅとアナルから大量の白濁した精液をひり出すパンストおじさん。絶好調である。2回続けてパンストおじさん好みの異形ペニスだったからだろう。すこぶる機嫌がいい。精液臭い身体のまま、パンストおじさんがビシッと親指で広間の奥を指さした。
「次のちんぽに行こうぜ☆」
楽しそうで何よりである。気持ちが悪い。『ちんぽ』としか認識されていない魔物が哀れになる。
③吸血鬼
「ふん。貴様が勇者ですか。気持ちが悪いですね。私は他の者達とは違います。さっさと殺して差し上げましょう」
「うわ、つまんなそう」
「は?」
「ちんぽ見せてよー」
「なんて下品なっ、当世の勇者がこんなに気持ちが悪い変態だなんて、人間が哀れになりますね」
「どゅふ。余裕ぶっていられるのも今のうちだよ~?よーし!いっくよー!勃ち上がれーい!おちんち~ん!ゔをっきん☆あ、そ~れ!ゔをっきん☆ゔをっきん☆がんばれがんばれ~☆」
「……っ!?な、なんだと……」
「やーい!やーい!勃起してやーんのー!股間がもっこりちゃんだよー?どゅふふふふっ」
「こんの人間如きがぁぁぁぁ!!」
「怒っちゃやーん。何だっけ、吸血鬼?吸血鬼さんのちんぽはぁ、どんな味がするのかなぁ?」
「気持ちが悪い。ちょっと周りの人間共。貴様ら、本当にこんな変態でいいのか。誇りはないのか」
魔物から誇りの有無を問われた。第一王子は心にちょっとだけダメージを負った。
流石最後の四天王と言うべきか、吸血鬼は勃起していても未だに冷静である。パンストおじさんもそれを悟ったのだろう。いつもの気持ちが悪い動きを止め、吸血鬼に背を向けて頭を思いっきり下げ、自分の開いた股の間から吸血鬼を覗き見るような意味不明な体勢になった。自分で弛んだ尻肉を両手で掴んで広げ、アナルを丸見えにしている。
「くらえっ!ケツマンフラーーッシュ!!」
「なにぃ!?」
パンストおじさんのアナルが光りだした。冷静そうだった吸血鬼がパンストおじさんのアナルの光を浴びた途端、きっちり着ていた服を破り捨て、ペニスを勃起させたまま、勢いよくパンストおじさんに飛びついた。吸血鬼が躊躇なくパンストおじさんのアナルに自分のペニスを突っ込んだ。
「どゅっふ!普通!普通ちんぽっ!!」
「だ、黙れっ!!あぁっ!吸い取られるっ!」
「四天王最後も普通ちんぽかぁ……さっさと終わらせよ。うりゃうりゃうりゃー」
「あぁぁっ!締まるっ!絞り取られるっ!!」
「あー……射精してても普通ですね。つまらん」
「あぁぁぁっ!こんなっ、こんなの初めてぇぇぇぇ!」
「はいはい、どーも。はい、体勢変えますよー」
「腰がっ、止まらないっ!気持ちいいぃぃぃぃ!」
「はいどーもぉ。さっさとイって次に行こ」
「あぁぁぁぁっ!締まるっ!絡みついてくるぅ!」
仰向けに寝転がったパンストおじさんの上で、吸血鬼が夢中になって激しく腰を振っている。どうやらパンストおじさんは退屈なようで、パンストの上から鼻の穴に小指を突っ込んで、鼻くそをほじっている。やる気がまるで感じられない。本当にさっさと終わらせるつもりなのだろう。パンストおじさんが自分でペニスを激しく擦り始めた。吸血鬼がよがって喘ぎながら、更に追い詰められたかのように激しく腰を振っている。
「あぁぁぁっ!人間如きにイカされるぅぅ!!」
「はーい。精液ぴゅっぴゅしまーす。とっとと逝け」
「あぁぁぁぁぁ…………」
「はぁ……期待してたのに。最後の四天王ならさぁ、もっとスゴイの用意しててほしいよね」
パンストおじさんのやる気がダダ落ちている。第一王子は床に寝転がったままのパンストおじさんの側へ行き、しゃがんだ。
「後はおそらく魔王だけだ。魔王というからにはすごいんじゃないか?」
「期待外れだったらこの場にいる全員のちんぽ食っちゃうからね?」
「魔王はすごい筈だっ!絶対すごいっ!絶対すごいっ!」
「はぁー。隠してた必殺技まで使ったのに、全っ然楽しくなかったー。妖精さんの長持ちデカちんの方がずっといいよー」
「うえっ!?」
「魔術師長に対するセクハラは止めろ」
「動くの面倒くさいから誰か運んでー」
「では私が」
「将軍さん、よろしくー」
「御意。あ、変なところを触ったら壁にぶん投げますので」
「どゅふふ。そんなことしなーいよ?多分!」
「パンストおじさんさえ大丈夫なら次に行くぞ。いよいよ最終決戦だ。全員覚悟はいいな」
「「「御意」」」
「パンストおじさん」
「なぁに?」
「頼む。世界を救ってくれ」
「どゅふ。まっかせなさーい!」
パンストおじさんが将軍に担がれながら、どゅふどゅふといつものように笑った。なんだか頼もしい。気持ちが悪いけど。
第一王子達は吸血鬼がいた広間への途中で負った怪我を神官に治療してもらってから、広間の奥の扉を開け、魔王がいる玉座を目指して走り始めた。
(つづく)
淫魔を浄化した後の出来事を簡潔に記そう。
①リザードマン
「ひゃはははっ!淫魔のクソビッチを倒したそうだなぁ?俺はあんな淫売とは違うぞ!魔王城が四天王の1人!誇り高きリザードマン様の登場だっ!」
「うっひゃぁ!ひゃっほーい!ヘミペニスじゃない?ヘミペニスじゃない?2本ちんぽきたーーーー!!」
「……うわ、気持ち悪ぃ」
「ヘミペニスのぉ!ちょっといいとこ見てみたーい!勃ち上がれーい!おちんち~ん!ゔをっきん☆あ、そ~れ!ゔをっきん☆ゔをっきん☆がんばれがんばれ~☆」
「ふぐっ!?くっ、馬鹿なっ!催淫対策はしてきたのにっ」
「ひゃっほーい!デッカイちんぽが2本ついてるー!はぁはぁ……おじさん初めての2本挿しだよ、はぁはぁ……ケツマン壊れちゃったらどうしよう……はぁはぁ……」
「気持ちが悪い」
緑色の鱗に覆われた屈強な肉体をもつリザードマンがパンストおじさんの気持ちが悪い呪文でヘナヘナとその場に座り込んだ。股間のスリットから2本の大きなペニスが飛び出ている。パンストおじさんが奇声を上げて大喜びした。気持ちが悪い。
ペニスを勃起させたまま、果敢にも立ち上がろうとするリザードマンの顔面に、パンストおじさんが軽やかな動きで飛び蹴りを食らわせた。
「へぐっ!?」
「ヘミペニス!いっただっきまーす!どゅふ!あぁん!しゅごいぃぃ!ケツマン拡がっちゃうぅぅぅん」
「ぐうぅぅぅっ、な、なんだこいつっ!?」
「勇者でぇっす☆」
「うぜぇ!言い方がうぜぇ!」
「あんあんっ!そんなこと言いつつ腰動いてるよぉぉ?はぁん!やん!気持ちいいっ!」
「くそっ!くそっ!何で勝手に動くんだっ!」
「あぁっ!あんっ!ゴリゴリされてりゅうぅぅぅ。いいよぉ!ヘミペニスいいよぉ!!」
「うっくぅ……す、吸い取られるっ!あぁぁぁぁくっそがぁぁぁぁ!!」
「ひゃぁぁぁぁぁ!!あぁぁぁぁ!!高速ピストンきたぁぁぁん!いいぃぃぃ!!あぁぁぁぁぁ!!」
「くそっ!くそっ!なんだこの気持ちが悪い変態はっ!」
「ひゃあん!種付けプレスぅぅぅ!!いっぱい種付けしてぇぇぇぇぇぇ!!」
「あぁぁっ!くっそ!出るっ!出るっ!」
「あぁぁぁぁっ!!いっぱいっ!いっぱい!熱いの出てるぅぅぅ!もっとぉ!もっとぉ!」
「ぐぁぁぁっ!な、何で萎えねえんだっ!何なんだよっ、この穴っ!絞り取られるっ!!」
「あん!あん!あん!あん!まだ!イキたくないっ!あぁっ!イッちゃうっ!がまん!できないっ!」
「おら!イケッ!イケッ!」
「ひぎぁん!赤ちゃんできちゃうぅぅぅ!精液でお腹苦しいよぉぉ!」
「あぁぁぁっ!くそがっ!またっ、出るっ!」
「ひぁぁぁぁぁ!!出てるぅ!出てるぅ!イッちゃうっ!中出しされてっ、イッちゃうよぉぉぉ!!あぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐあぁっ!?な、なに……馬鹿な……こんなことで、この俺様が……」
こうして、大量射精されて腹ボテ状態のパンストおじさんを残して、リザードマンは浄化された。パンストおじさんはリザードマンのペニスを気に入ったようで、それはそれは楽しそうに大量の精液をアナルからひり出すところを第一王子達に見せつけてきた。気持ちが悪い。
②ミノタウロス
「貴様が勇者か。淫魔とリザードマンを倒したようだが、吾輩はそう簡単にはいかないぞ。貴様はここで終わりだ」
「牛さんちんぽぉぉ!!いいねぇ!いいねぇ!雄っぱいもいいねぇ!あ、ミルク出る?とりあえず!勃ち上がれーい!おちんち~ん!ゔをっきん☆あ、そ~れ!ゔをっきん☆ゔをっきん☆がんばれがんばれ~☆」
「ぐぅっ!?な、なにぃっ!?」
「ひゅーう!ちんぽ長っ!太っ!やぁん!おじさん壊れちゃうかもーん!ばっちこーい☆」
パンストおじさんがミノタウロスに背を向けて四つん這いになり、自分の弛んだ尻をぱぁんと叩いた。自分で尻肉を開き、アナルをミノタウロスに見せつけると、凶悪なペニスを勃起させたミノタウロスが、まるで誘蛾灯に誘われる蛾のように、ふらふらとパンストおじさんに近づき、躊躇うことなく凶悪なペニスをパンストおじさんのアナルに突き入れた。パンストおじさんが歓喜の声を上げる。傍から見ていてエゲツないくらいの大きさのペニスが、パンストおじさんのアナルに激しく抜き差しされている。
「おっほぉぉぉ!いいっ!いいよぉ!あん!あん!あん!あん!結腸まで犯されてるぅぅぅぅ!!しゅごいぃぃぃぃ!!」
「なんだ!なんなんだ!何故吾輩はこんな、こんなことをっ!くそっ!くそっ!吸いついてくるっ!」
「あぁぁぁん!もっとズコズコしてぇぇぇぇ!!」
「ぐぅっ……なんてっ、具合のいい穴だっ、くそっ!出すぞっ!出すぞっ!」
「出してぇぇぇぇ!……ひゃぁぁぁぁ!!出てるぅ!しゅごいぃぃぃぃ!熱いのいっぱい出てるぅぅぅぅ!」
「まだだっ!」
「ひゃあん!あぁん!!駅弁なんて初めてぇぇん!いいよぉ!奥までズコズコされちゃうぅぅぅうん!!」
「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「ひぐっ!あんっ!ああああああっ!!イッちゃ、イッちゃうよぉっ!しゅごいっ!しゅごいっ!あぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぉぉぉぉぉっ!?馬鹿な馬鹿な馬鹿なぁぁぁぁ……」
駅弁とやらの体勢で激しくパンストおじさんを揺さぶっていたミノタウロスが泡のように消えていった。パンストおじさんはボタッと床に落ち、満足そうな吐息を吐いた。
「ちんぽはデカいに限るね!!」
「気持ちが悪い」
「いっぱい中出しされちゃったよ~。見て~」
「見ない」
「うりゃっ。あっは!」
ぶりゅぶりゅぅぅぅとアナルから大量の白濁した精液をひり出すパンストおじさん。絶好調である。2回続けてパンストおじさん好みの異形ペニスだったからだろう。すこぶる機嫌がいい。精液臭い身体のまま、パンストおじさんがビシッと親指で広間の奥を指さした。
「次のちんぽに行こうぜ☆」
楽しそうで何よりである。気持ちが悪い。『ちんぽ』としか認識されていない魔物が哀れになる。
③吸血鬼
「ふん。貴様が勇者ですか。気持ちが悪いですね。私は他の者達とは違います。さっさと殺して差し上げましょう」
「うわ、つまんなそう」
「は?」
「ちんぽ見せてよー」
「なんて下品なっ、当世の勇者がこんなに気持ちが悪い変態だなんて、人間が哀れになりますね」
「どゅふ。余裕ぶっていられるのも今のうちだよ~?よーし!いっくよー!勃ち上がれーい!おちんち~ん!ゔをっきん☆あ、そ~れ!ゔをっきん☆ゔをっきん☆がんばれがんばれ~☆」
「……っ!?な、なんだと……」
「やーい!やーい!勃起してやーんのー!股間がもっこりちゃんだよー?どゅふふふふっ」
「こんの人間如きがぁぁぁぁ!!」
「怒っちゃやーん。何だっけ、吸血鬼?吸血鬼さんのちんぽはぁ、どんな味がするのかなぁ?」
「気持ちが悪い。ちょっと周りの人間共。貴様ら、本当にこんな変態でいいのか。誇りはないのか」
魔物から誇りの有無を問われた。第一王子は心にちょっとだけダメージを負った。
流石最後の四天王と言うべきか、吸血鬼は勃起していても未だに冷静である。パンストおじさんもそれを悟ったのだろう。いつもの気持ちが悪い動きを止め、吸血鬼に背を向けて頭を思いっきり下げ、自分の開いた股の間から吸血鬼を覗き見るような意味不明な体勢になった。自分で弛んだ尻肉を両手で掴んで広げ、アナルを丸見えにしている。
「くらえっ!ケツマンフラーーッシュ!!」
「なにぃ!?」
パンストおじさんのアナルが光りだした。冷静そうだった吸血鬼がパンストおじさんのアナルの光を浴びた途端、きっちり着ていた服を破り捨て、ペニスを勃起させたまま、勢いよくパンストおじさんに飛びついた。吸血鬼が躊躇なくパンストおじさんのアナルに自分のペニスを突っ込んだ。
「どゅっふ!普通!普通ちんぽっ!!」
「だ、黙れっ!!あぁっ!吸い取られるっ!」
「四天王最後も普通ちんぽかぁ……さっさと終わらせよ。うりゃうりゃうりゃー」
「あぁぁっ!締まるっ!絞り取られるっ!!」
「あー……射精してても普通ですね。つまらん」
「あぁぁぁっ!こんなっ、こんなの初めてぇぇぇぇ!」
「はいはい、どーも。はい、体勢変えますよー」
「腰がっ、止まらないっ!気持ちいいぃぃぃぃ!」
「はいどーもぉ。さっさとイって次に行こ」
「あぁぁぁぁっ!締まるっ!絡みついてくるぅ!」
仰向けに寝転がったパンストおじさんの上で、吸血鬼が夢中になって激しく腰を振っている。どうやらパンストおじさんは退屈なようで、パンストの上から鼻の穴に小指を突っ込んで、鼻くそをほじっている。やる気がまるで感じられない。本当にさっさと終わらせるつもりなのだろう。パンストおじさんが自分でペニスを激しく擦り始めた。吸血鬼がよがって喘ぎながら、更に追い詰められたかのように激しく腰を振っている。
「あぁぁぁっ!人間如きにイカされるぅぅ!!」
「はーい。精液ぴゅっぴゅしまーす。とっとと逝け」
「あぁぁぁぁぁ…………」
「はぁ……期待してたのに。最後の四天王ならさぁ、もっとスゴイの用意しててほしいよね」
パンストおじさんのやる気がダダ落ちている。第一王子は床に寝転がったままのパンストおじさんの側へ行き、しゃがんだ。
「後はおそらく魔王だけだ。魔王というからにはすごいんじゃないか?」
「期待外れだったらこの場にいる全員のちんぽ食っちゃうからね?」
「魔王はすごい筈だっ!絶対すごいっ!絶対すごいっ!」
「はぁー。隠してた必殺技まで使ったのに、全っ然楽しくなかったー。妖精さんの長持ちデカちんの方がずっといいよー」
「うえっ!?」
「魔術師長に対するセクハラは止めろ」
「動くの面倒くさいから誰か運んでー」
「では私が」
「将軍さん、よろしくー」
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「どゅふふ。そんなことしなーいよ?多分!」
「パンストおじさんさえ大丈夫なら次に行くぞ。いよいよ最終決戦だ。全員覚悟はいいな」
「「「御意」」」
「パンストおじさん」
「なぁに?」
「頼む。世界を救ってくれ」
「どゅふ。まっかせなさーい!」
パンストおじさんが将軍に担がれながら、どゅふどゅふといつものように笑った。なんだか頼もしい。気持ちが悪いけど。
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2024.05.29
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m(_ _)m
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反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
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(^O^)
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