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第一部
22:旦那様(ジョンソン)
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執事をしているジョンソンの朝は早い。日が昇る前に起き出し、手早く準備をしてから勤務先の邸へと急ぐ。
預かっている鍵で裏口を開けると、すぐに料理人のマルコと洗濯・掃除担当のナリーが出勤してきた。この邸で働いているのは、今は腰を痛めて休んでいるバギー、馬車を動かすドールを含めたこの5人だけだ。皆、通いである。
旦那様であるヒューブの為に、台所で朝用の薬草茶を淹れる準備をする。準備ができたら、ポットなどを乗せたカートを押して、旦那様の寝室へと向かう。
ノックをしてから寝室に入ると、脱ぎ散らかした服が床に落ちている。それを拾いながらベッドに近づくと、旦那様が起き上がった。
「……おはよう。ジョンソン」
「おはようございます。旦那様」
欠伸をなさる旦那様から視線をベッド横の小さなテーブルに移すと、キツめの酒の空瓶があった。また寝酒として飲まれたのだろう。身体によくないから、1本全部を1度に飲むのは止めてもらいたいが、何度進言しても、眠れないから、と止めてくださらない。
薬草茶を淹れて、ベッドの上の旦那様にお渡しする。
旦那様が薬草茶を飲んでおられる間にカーテンを開け、着替えを用意する。飲み終えた茶器を受け取り、風呂に向かう旦那様を見送った。旦那様が風呂から出ると、その間に用意しておいた朝食をお出しし、歯を磨いた後の着替えをお手伝いする。仕事に向かう旦那様を見送るまでが、朝のジョンソンの仕事だ。
それからは掃除の手伝いをしたり、届く郵便物の整理をしたり、買い出しに出かけたりと忙しなく動いていたら、旦那様がお戻りになる時間になる。
旦那様をお出迎えし、着替えを手伝った後に食堂にて夕食をお出しする。旦那様はここ10年程で食事の量がお減りになられた。
薬師局長に就任される以前は快活な印象であったのに、特にここ10年で随分と草臥れた印象になってしまった。痩せて、目の下には隈があり、いつも疲れている雰囲気である。
食事が終わるのを見計らって、本家から届いた手紙を旦那様に差し出した。旦那様が受け取って、早速読み始められる。手紙を読まれる旦那様が嫌そうに顔を歪められた。
「うわ、まただよ」
「また、ですか」
ここ数年、旦那様は本家のご当主から結婚をするよう、何度も手紙がきている。旦那様はジョンソンが執事になる前に3度目の離婚をしてから、結婚は勿論、恋人すらいたことがない。結婚にはもう懲りたと旦那様が溢しているのを聞いたことがある。
旦那様は王宮薬師局局長という立場にある。地方の小さな領地を治める中流貴族のご本家としては、旦那様に上流貴族のご令嬢と結婚をして、上流貴族との繋がりが欲しいのだろう。旦那様ご自身もこれまでの功績から個人的に爵位をもらっていらっしゃるが、ご本家と変わらぬ位の爵位である。今はご本家は旦那様の兄君の子孫が継いでいる。旦那様は何故だか未だにご本家には中々頭が上がらない。
結婚する気がない旦那様はいつも溜め息を吐きながら、断りの手紙を書いておられる。
「はぁ、ヤバイよ。ジョンソン」
「如何されましたか?」
「見合いを用意したってさ」
「なんと」
「あー。なんて言って断ろうかなぁ」
「当日に急遽風邪を召されては?」
「いやー。それは相手に悪いから。まぁ、適当に考えとくよ」
「はい」
旦那様が疲れた溜め息を吐かれた。唯でさえ、お忙しい方であるのに、このような事で旦那様を煩わせるご本家に不満がつのる。
手紙を片手に、自室に引き上げられる旦那様を見送った。後片付けなどをしてから、ジョンソンも帰り支度をして家路を急ぐ。
旦那様はきっと今夜も寝酒にキツい酒を飲まれるか、ご自身で調合された薬を飲まれるのだろう。それがよくないことはジョンソンでも分かる。眠れないこと、ストレスを溜め込んでいること、どちらも心によろしくない。
ジョンソンは旦那様が身体や心を壊してしまわないか、ここ数年ずっと心配している。誰か旦那様を癒してくださるような方が現れたらいいと思うが、ご本家が用意するような見合い相手は家柄重視であるだろうし、奥方を迎えて余計に旦那様の疲れが増すようでは意味がない。恋人でも作ってくださればいいが、その気配はまるでない。女性しか愛せないので、男娼しかいない花街にも行かれない。完全に枯れていらっしゃる。ジョンソンは旦那様に合う様な女性が誰かいないだろうかと思い悩みながら、自宅に戻った。
ーーーーーー
ある日、旦那様が男性と女性を邸に連れて帰られた。
アレックス・フーパー様とフィオナ・カシニア様は薬師局の局員であるそうだ。
フィオナ様は驚くほど美しく可愛らしいお方であった。小柄で、旦那様を見上げる頬は赤く染まり、目は輝いていらっしゃる。ジョンソンはすぐにピンときた。フィオナ様は旦那様に恋をしていらっしゃる。
旦那様と一緒に薬草園の草むしりをするフィオナ様を、邸の窓からこっそり観察する。
黙々と、だが楽しそうに草むしりをしていらっしゃる。旦那様が話しかけると、とても嬉しそうなお顔をされる。
これはもしかしたら旦那様にも春が来るのではないだろうか。
僅かに話した時の印象はいい。お茶を差し上げた時に、ジョンソンにも丁寧にお礼を言ってくださった。美しいだけだなく、王宮に勤めていらっしゃるのなら頭もよろしいのだろう。少々小柄だが、身体も丈夫そうな雰囲気であった。
あとは性格だが、フィオナ様と話していらっしゃる旦那様は、普通の貴族のご令嬢を相手にする時とは違い、気を使うことのない、リラックスした雰囲気であった。これは良いのではないだろうか。
今後も休みの度にアレックス様と共に、薬草園の手入れをしに、邸に訪れてくださるそうだ。
ジョンソンはとりあえずフィオナ様の身上を調べてみることにした。
数日後に分かった結果は驚くものであった。
なんとフィオナ様は土の神子様の血を引いていらっしゃる。土の神子様の息子にあたるひいお祖父様が平民の方と結婚していらっしゃるので、曾孫のフィオナ様も平民ではあるが、この方ならば、ご本家もガタガタ文句を言ってくることはないのではないだろうか。
美しく、聡明で、健康で、尚且つ土の神子様のご身内。
旦那様に相応しいお方な気がする。
ジョンソンはフィオナ様の恋をこっそり応援すると決めた。
帰宅し、夕食を食べ終えて、酒を飲んでいらっしゃる旦那様に話しかける。
「旦那様」
「んー?」
「アレックス様とフィオナ様はお休みの日にいらっしゃるのですよね?」
「うん」
「昼食と夕食は如何なさいますか?」
「あ、そうか。それがあったな。んー。ちょっと待って」
旦那様が食卓の上に置いてらした携帯通信具に触れ、弄られた。少しすると、通知音が鳴る。
「2人とも朝から来てくれるから昼飯は頼む。夕方には帰るみたいだから晩飯はいいかな」
「かしこまりました」
「あ、アレックスも結構食うし、フィオナちゃんはそれ以上に食うんだわ。かなり多めに用意してもらえるか?」
「だいたい、どのくらいでしょうか?」
「アレックスは2人前くらいでいいけど、フィオナちゃんは軽く5人前は食うよ」
「なんと。それでは多めに食材を用意しておきます。マルコにも申しつけておきます」
「頼んだ」
「フィオナ様は何がお好きでしょうか?」
「フィオナちゃん?んー……何でも食べる子だからなぁ。強いて言うなら甘いものか?」
「お茶菓子とデザートをご用意いたします」
「ん?うん。よろしく」
マルコに言って、特別美味しい甘いものを作ってもらわねば。女性が好みそうな花でも玄関などに飾った方がいいだろうか。
まずはフィオナ様に何度も邸に来たいと思っていただけるようにしなければ。いや、旦那様に恋をしていらっしゃるのなら、来てくださるのだろうが、何事も環境というのは大事である。
旦那様とフィオナ様の仲が深まるような、素敵な空間を作り上げなければならない。
旦那様が部屋に引き上げられた後、後片付けをしながら、ジョンソンは気合いを入れて、フィオナ様をおもてなしする為の算段を考えた。
預かっている鍵で裏口を開けると、すぐに料理人のマルコと洗濯・掃除担当のナリーが出勤してきた。この邸で働いているのは、今は腰を痛めて休んでいるバギー、馬車を動かすドールを含めたこの5人だけだ。皆、通いである。
旦那様であるヒューブの為に、台所で朝用の薬草茶を淹れる準備をする。準備ができたら、ポットなどを乗せたカートを押して、旦那様の寝室へと向かう。
ノックをしてから寝室に入ると、脱ぎ散らかした服が床に落ちている。それを拾いながらベッドに近づくと、旦那様が起き上がった。
「……おはよう。ジョンソン」
「おはようございます。旦那様」
欠伸をなさる旦那様から視線をベッド横の小さなテーブルに移すと、キツめの酒の空瓶があった。また寝酒として飲まれたのだろう。身体によくないから、1本全部を1度に飲むのは止めてもらいたいが、何度進言しても、眠れないから、と止めてくださらない。
薬草茶を淹れて、ベッドの上の旦那様にお渡しする。
旦那様が薬草茶を飲んでおられる間にカーテンを開け、着替えを用意する。飲み終えた茶器を受け取り、風呂に向かう旦那様を見送った。旦那様が風呂から出ると、その間に用意しておいた朝食をお出しし、歯を磨いた後の着替えをお手伝いする。仕事に向かう旦那様を見送るまでが、朝のジョンソンの仕事だ。
それからは掃除の手伝いをしたり、届く郵便物の整理をしたり、買い出しに出かけたりと忙しなく動いていたら、旦那様がお戻りになる時間になる。
旦那様をお出迎えし、着替えを手伝った後に食堂にて夕食をお出しする。旦那様はここ10年程で食事の量がお減りになられた。
薬師局長に就任される以前は快活な印象であったのに、特にここ10年で随分と草臥れた印象になってしまった。痩せて、目の下には隈があり、いつも疲れている雰囲気である。
食事が終わるのを見計らって、本家から届いた手紙を旦那様に差し出した。旦那様が受け取って、早速読み始められる。手紙を読まれる旦那様が嫌そうに顔を歪められた。
「うわ、まただよ」
「また、ですか」
ここ数年、旦那様は本家のご当主から結婚をするよう、何度も手紙がきている。旦那様はジョンソンが執事になる前に3度目の離婚をしてから、結婚は勿論、恋人すらいたことがない。結婚にはもう懲りたと旦那様が溢しているのを聞いたことがある。
旦那様は王宮薬師局局長という立場にある。地方の小さな領地を治める中流貴族のご本家としては、旦那様に上流貴族のご令嬢と結婚をして、上流貴族との繋がりが欲しいのだろう。旦那様ご自身もこれまでの功績から個人的に爵位をもらっていらっしゃるが、ご本家と変わらぬ位の爵位である。今はご本家は旦那様の兄君の子孫が継いでいる。旦那様は何故だか未だにご本家には中々頭が上がらない。
結婚する気がない旦那様はいつも溜め息を吐きながら、断りの手紙を書いておられる。
「はぁ、ヤバイよ。ジョンソン」
「如何されましたか?」
「見合いを用意したってさ」
「なんと」
「あー。なんて言って断ろうかなぁ」
「当日に急遽風邪を召されては?」
「いやー。それは相手に悪いから。まぁ、適当に考えとくよ」
「はい」
旦那様が疲れた溜め息を吐かれた。唯でさえ、お忙しい方であるのに、このような事で旦那様を煩わせるご本家に不満がつのる。
手紙を片手に、自室に引き上げられる旦那様を見送った。後片付けなどをしてから、ジョンソンも帰り支度をして家路を急ぐ。
旦那様はきっと今夜も寝酒にキツい酒を飲まれるか、ご自身で調合された薬を飲まれるのだろう。それがよくないことはジョンソンでも分かる。眠れないこと、ストレスを溜め込んでいること、どちらも心によろしくない。
ジョンソンは旦那様が身体や心を壊してしまわないか、ここ数年ずっと心配している。誰か旦那様を癒してくださるような方が現れたらいいと思うが、ご本家が用意するような見合い相手は家柄重視であるだろうし、奥方を迎えて余計に旦那様の疲れが増すようでは意味がない。恋人でも作ってくださればいいが、その気配はまるでない。女性しか愛せないので、男娼しかいない花街にも行かれない。完全に枯れていらっしゃる。ジョンソンは旦那様に合う様な女性が誰かいないだろうかと思い悩みながら、自宅に戻った。
ーーーーーー
ある日、旦那様が男性と女性を邸に連れて帰られた。
アレックス・フーパー様とフィオナ・カシニア様は薬師局の局員であるそうだ。
フィオナ様は驚くほど美しく可愛らしいお方であった。小柄で、旦那様を見上げる頬は赤く染まり、目は輝いていらっしゃる。ジョンソンはすぐにピンときた。フィオナ様は旦那様に恋をしていらっしゃる。
旦那様と一緒に薬草園の草むしりをするフィオナ様を、邸の窓からこっそり観察する。
黙々と、だが楽しそうに草むしりをしていらっしゃる。旦那様が話しかけると、とても嬉しそうなお顔をされる。
これはもしかしたら旦那様にも春が来るのではないだろうか。
僅かに話した時の印象はいい。お茶を差し上げた時に、ジョンソンにも丁寧にお礼を言ってくださった。美しいだけだなく、王宮に勤めていらっしゃるのなら頭もよろしいのだろう。少々小柄だが、身体も丈夫そうな雰囲気であった。
あとは性格だが、フィオナ様と話していらっしゃる旦那様は、普通の貴族のご令嬢を相手にする時とは違い、気を使うことのない、リラックスした雰囲気であった。これは良いのではないだろうか。
今後も休みの度にアレックス様と共に、薬草園の手入れをしに、邸に訪れてくださるそうだ。
ジョンソンはとりあえずフィオナ様の身上を調べてみることにした。
数日後に分かった結果は驚くものであった。
なんとフィオナ様は土の神子様の血を引いていらっしゃる。土の神子様の息子にあたるひいお祖父様が平民の方と結婚していらっしゃるので、曾孫のフィオナ様も平民ではあるが、この方ならば、ご本家もガタガタ文句を言ってくることはないのではないだろうか。
美しく、聡明で、健康で、尚且つ土の神子様のご身内。
旦那様に相応しいお方な気がする。
ジョンソンはフィオナ様の恋をこっそり応援すると決めた。
帰宅し、夕食を食べ終えて、酒を飲んでいらっしゃる旦那様に話しかける。
「旦那様」
「んー?」
「アレックス様とフィオナ様はお休みの日にいらっしゃるのですよね?」
「うん」
「昼食と夕食は如何なさいますか?」
「あ、そうか。それがあったな。んー。ちょっと待って」
旦那様が食卓の上に置いてらした携帯通信具に触れ、弄られた。少しすると、通知音が鳴る。
「2人とも朝から来てくれるから昼飯は頼む。夕方には帰るみたいだから晩飯はいいかな」
「かしこまりました」
「あ、アレックスも結構食うし、フィオナちゃんはそれ以上に食うんだわ。かなり多めに用意してもらえるか?」
「だいたい、どのくらいでしょうか?」
「アレックスは2人前くらいでいいけど、フィオナちゃんは軽く5人前は食うよ」
「なんと。それでは多めに食材を用意しておきます。マルコにも申しつけておきます」
「頼んだ」
「フィオナ様は何がお好きでしょうか?」
「フィオナちゃん?んー……何でも食べる子だからなぁ。強いて言うなら甘いものか?」
「お茶菓子とデザートをご用意いたします」
「ん?うん。よろしく」
マルコに言って、特別美味しい甘いものを作ってもらわねば。女性が好みそうな花でも玄関などに飾った方がいいだろうか。
まずはフィオナ様に何度も邸に来たいと思っていただけるようにしなければ。いや、旦那様に恋をしていらっしゃるのなら、来てくださるのだろうが、何事も環境というのは大事である。
旦那様とフィオナ様の仲が深まるような、素敵な空間を作り上げなければならない。
旦那様が部屋に引き上げられた後、後片付けをしながら、ジョンソンは気合いを入れて、フィオナ様をおもてなしする為の算段を考えた。
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