23 / 31
玩具屋さんと連れ込み宿
しおりを挟む
夕食を食べて片付けた後、またダラダラ時間をかけてセックスを楽しんで、翌日は2人揃って昼前に目が覚めた。
朝食兼昼食を作って食べた後、手早く片付けを終わらせたジャファーは衣裳箪笥を覗き込んで暫く悩んでいた。何枚もお気に入りの女物の下着を手に取り、最終的に1枚選んだ。1番最初にカミロに着けさせた赤いTバック紐パンである。なんだかんだでこれが1番カミロに似合っている気がするし、たまには初心に返るのも大事だと思う。何枚もあるワンピースも悩みながら時間をかけて選んで、膝より少し上の長さの黒のニットワンピースにした。身体のラインが出るもので、正直ボンキュッボンなスタイルの方が似合うタイプの服だが、カミロの小ぶりな尻のラインが割とアリなものだ。あとスカートが少し短めなのもいい。本来は下にレギンスを穿くものだが、レギンスは買っていない。ジャファーが1番気に入っている袖無しのふんわりした膝丈の淡い青色のワンピースは完全に夏物だから、暖房をつけている室内でさえ、今の時期に着るのは流石にどうかと思ったので、無難に冬物のワンピースにしておいた。ちなみにジャファーが1時間ちょい衣裳箪笥の前で悩んでいる間、カミロはずっとベッドに寝転がって魔術書を読んでいた。
エロい下着とワンピースを鞄につめ、元々年のために多めに金を入れておいた財布も鞄に入れると、ジャファーはカミロが寝っ転がっているベッドを振り返った。
「カミロ」
「なに」
「玩具買いに行こう」
「玩具?」
「そう。花街に専門店がある」
「店は7日まで休みだ」
「それは普通の店。花街は娼館が営業してるから、多分開いてる」
「そうか」
「というわけで。出かけるぞ」
「……あぁ」
花街の店に玩具を買いに行くというのがピンときていないのか、カミロが首を傾げながら頷いた。ジャファーはカミロを1度風呂場へ連れていき、カミロのムダ毛の処理をしてから着替えさせて、一緒にカミロの家を出た。ふと思い立って、カミロが普段の男物の私服を着る前に、赤いTバック紐パンだけ穿かせてみた。その代わり男物の下着を鞄に入れた。
なんとなく股間を気にしているカミロと魔術研究所まで歩いていき、プルートに乗って中央の街へと移動した。
ーーーーーー
人通りがかなり多い花街を手を繋いで歩き、馴染みの春画専門店の近くにある筈の大人の玩具専門店を探す。大人の玩具専門店はすぐに見つかった。春画専門店の4つ隣にあり、『おもちゃ屋さん』とデカい無駄に可愛らしいデザインの看板があった。子供向けの玩具を売っている店と勘違いしそうな程可愛らしい看板である。でも売っているのは卑猥な性具だけだ。このセンスは正直ちょっと突っ込みたい。
何故か無駄に可愛らしい雰囲気の店の外観を少し眺めてから、カミロの手を引いて店のドアを開けた。
店に1歩入ると、カミロが固まった。店の中は可愛らしい外観とは反対に、薄暗く、怪しげな雰囲気な上に、ペニスを模した張り型やよく分からない形をした物体、赤い縄で縛られている大きな女体の人形など、様々な卑猥なもので溢れていた。
ジャファーは固まっているカミロの手を離し、カミロの腰に腕を回して、ゆっくりコートの上からカミロの細い腰や小ぶりの尻を撫でた。
カミロの耳元に顔を寄せ、小さく囁く。
「アンタに使うの選ぼうか」
カミロはピクッとごく僅かに身体を震わせて、小さく、はぁ、と震える息を吐いた。きっと興奮しているのだろう。セックスの時にしか穿かせたことがないTバック紐パンを穿いて家の外を歩き回って、今はペニスそっくりな形の張り型その他が溢れている空間にいる。カミロのことだから、きっと期待してもう濡れている筈だ。ジャファーは小さく笑って、カミロの腰を抱いたまま、店の中を見て周り始めた。
所謂大人の玩具というものはジャファーも初めて見る。例えば、一口に張り型といっても結構種類があり、少し驚いた。アナル専用のものまである。ジャファーは時折抱いたままのカミロの腰や尻を撫でつつ、店の中を見て回り、ジャファーのペニスより少し小さめの大きさの、魔石内蔵で動くペニスの形そっくりな張り型を2本とアナル専用の細長い張り型を1本、ローターという小さな楕円形のブルブル振動するというものを1つ買った。あとローションも。
店の中には他に客がいなかったので、ゆっくり選ぶことができて満足である。展示されている大人の玩具には、ちょっとした説明書きもあったので、初心者なジャファー達にはありがたかった。
店員が張り型の使用説明書も一緒に袋に入れてくれた。ついでにオススメの連れ込み宿がないか、聞いてみると、親切にも何ヵ所も宿の名前と場所を教えてくれた。ジャファーは笑って店員に礼を言ってから、大人の玩具の入った袋を片手に、カミロの腰を抱いたまま店を出た。
花街の通りは本当に人が多い。サンガレアの中央の街にある花街は男限定の観光地としても有名だから仕方がないのだろう。サンガレアの花街は良心的な値段で最高の一晩の夢がみられると、他領の者から評判がいいらしい。花街で遊ぶ為だけに遠隔地から来領する者までいるくらいなのだそうだ。
『おもちゃ屋さん』の店員に教えてもらった、1番風呂がデカい連れ込み宿へと向かう。
連れ込み宿の前まで行くと、ドアの所に『満室』の看板がかかっていた。
「…………」
教えてもらった風呂がデカい連れ込み宿は他にもある。気を取り直して、ジャファーはカミロの腰を抱いたまま歩き出した。
30分後。ジャファーはガックリ項垂れていた。全滅である。教えてもらった連れ込み宿以外も『満室』の看板がかかっている所ばかりだった。連れ込み宿でカミロと一緒に風呂に入ってイチャイチャセックスして、大人の玩具で遊びまくる予定だったのにっ。ギリギリと歯噛みするジャファーの腰に回した手にカミロの手が触れた。
「ジャファー」
「ん?」
「あそこ。『満室』の看板がない」
「え?どこ?」
カミロが指差した方向を見ると、確かに『満室』の看板がない。どんな連れ込み宿かは分からないが行くだけ行ってみるかと、ジャファーは歩き出した。
連れ込み宿のドアを開けると、カウンターがすぐに目に入る。カウンターにはやる気なさそうにエロ雑誌を読む中年の男がいた。ジャファー達に気づくと、やる気なさそうに『いらっしゃい』と声をかけた。
「部屋空いてる?」
「あー。1部屋だけね。初心者用な上に、狭いから人気ない部屋だけど」
「初心者用」
「部屋に置いてるもんは基本的にどれも使っていいよ。使用後はちゃんと洗浄も消毒もしてっし。追加の道具が欲しいときはカタログ置いてるからカウンターまで来てよ。まぁ、他に借りられてる場合もあるけど」
「はぁ……」
「料金は一晩こんくらい」
「あ、どうも」
カウンターの男が部屋の料金表を見せてきた。指を指したのは1番安い部屋で、金額的には問題ない。しかし狭いというのが少し気になる。あと『初心者用』とか『道具』とかよく分からない単語まで出てきた。どうするか……と少し悩んで、ジャファーはとりあえず部屋を借りてみることにした。
「階段上がって3階の1番手前の部屋。ごゆっくりどーぞー」
「どーも」
中年の男から鍵を受けとる。鍵を渡すなり、中年の男はエロ雑誌にまた視線を落とした。カミロの腰を抱いたまま、カウンターを離れて階段を上り、3階へと向かう。宿の中は静かなものだ。3階に到着してすぐの部屋の鍵を開ける。
少しドキドキしながら、部屋の中に入った。
「……ベッドねぇし」
部屋は本当に狭く、ベッドがなくて、かわりに大きなソファーがあった。あと天井から手錠付きの鎖が降りていたり、明らかに拘束用のベルトがついた椅子があり、部屋の隅に置かれている箱には乗馬用の鞭や赤い縄、蝋燭に用途不明な謎の物体が入っていた。
「……SM部屋かよっ!!つーか、これが初心者向けっ!?初心者でこれなら上級者はどんなんなんだよっ!」
ジャファーは思わずその場に突っ伏し叫んだ。初めての連れ込み宿が割とガチ系SM部屋とか嫌すぎる。いくらなんでもマニアック過ぎだろ。普通に大きな風呂でイチャイチャエロエロしたかったのにっ!ベッドすらないとかあんまりだ。
ジャファーは床に俯せにぐったり寝転がってしまった。
入ったばかりだが、いっそのこと出て、カミロの家でセックスしようかなぁ、とチラッと考えていると、不思議そうな顔で部屋を見回していたカミロが床に寝転がっているジャファーの側にしゃがみこんだ。
「変な部屋だ」
「……そうね。SM用だもん」
「SM?」
「痛いことしたりするんだよ。鞭でパンパン叩いたり」
「するのか」
「しません。あー……ベッドすらないし、帰る?」
「……ソファーがある」
「ん?」
「我慢できない」
「……マジっすか」
ジャファーは思わずカミロの顔を見上げた。カミロがその場に膝をついて、膝立ちのままコートを脱いでズボンのベルトを外し始めた。すぐに自分でズボンを下ろしてしまう。自分から上のシャツの裾とセーターの裾を捲り上げた。赤いうっすら透けた面積の小さな下着が見える。下からのアングルで濡れて薄い布が張り付いているまんすじがガッツリ見えた。
「……はやく」
ジャファーは思わずごくっと唾を飲み込んだ。何これエロい。スカートを穿かせて、その下がエロ下着って最高って思っていたが、カミロの普段着の下がエロ下着っていう方が余程いやらしい。おまけに既にまんこがぐちょぐちょに濡れている。ジャファーがじーっと濡れた赤い下着と透けているまんすじを見つめていると、焦れたのかカミロがズボンを完全に足から抜いて、ジャファーの顔を跨いだ。俯せで床に寝転がり、顔だけ上げていたジャファーが仰向けになると、濡れて透けたエロい下着とまんすじがよく見える。カミロが腰を下ろして、ジャファーの口にまんこを擦りつけた。
「舐めて」
ジャファーはカミロの柔らかい尻を両手で掴んで、エロい匂いがするカミロのまんこにむしゃぶりついた。
朝食兼昼食を作って食べた後、手早く片付けを終わらせたジャファーは衣裳箪笥を覗き込んで暫く悩んでいた。何枚もお気に入りの女物の下着を手に取り、最終的に1枚選んだ。1番最初にカミロに着けさせた赤いTバック紐パンである。なんだかんだでこれが1番カミロに似合っている気がするし、たまには初心に返るのも大事だと思う。何枚もあるワンピースも悩みながら時間をかけて選んで、膝より少し上の長さの黒のニットワンピースにした。身体のラインが出るもので、正直ボンキュッボンなスタイルの方が似合うタイプの服だが、カミロの小ぶりな尻のラインが割とアリなものだ。あとスカートが少し短めなのもいい。本来は下にレギンスを穿くものだが、レギンスは買っていない。ジャファーが1番気に入っている袖無しのふんわりした膝丈の淡い青色のワンピースは完全に夏物だから、暖房をつけている室内でさえ、今の時期に着るのは流石にどうかと思ったので、無難に冬物のワンピースにしておいた。ちなみにジャファーが1時間ちょい衣裳箪笥の前で悩んでいる間、カミロはずっとベッドに寝転がって魔術書を読んでいた。
エロい下着とワンピースを鞄につめ、元々年のために多めに金を入れておいた財布も鞄に入れると、ジャファーはカミロが寝っ転がっているベッドを振り返った。
「カミロ」
「なに」
「玩具買いに行こう」
「玩具?」
「そう。花街に専門店がある」
「店は7日まで休みだ」
「それは普通の店。花街は娼館が営業してるから、多分開いてる」
「そうか」
「というわけで。出かけるぞ」
「……あぁ」
花街の店に玩具を買いに行くというのがピンときていないのか、カミロが首を傾げながら頷いた。ジャファーはカミロを1度風呂場へ連れていき、カミロのムダ毛の処理をしてから着替えさせて、一緒にカミロの家を出た。ふと思い立って、カミロが普段の男物の私服を着る前に、赤いTバック紐パンだけ穿かせてみた。その代わり男物の下着を鞄に入れた。
なんとなく股間を気にしているカミロと魔術研究所まで歩いていき、プルートに乗って中央の街へと移動した。
ーーーーーー
人通りがかなり多い花街を手を繋いで歩き、馴染みの春画専門店の近くにある筈の大人の玩具専門店を探す。大人の玩具専門店はすぐに見つかった。春画専門店の4つ隣にあり、『おもちゃ屋さん』とデカい無駄に可愛らしいデザインの看板があった。子供向けの玩具を売っている店と勘違いしそうな程可愛らしい看板である。でも売っているのは卑猥な性具だけだ。このセンスは正直ちょっと突っ込みたい。
何故か無駄に可愛らしい雰囲気の店の外観を少し眺めてから、カミロの手を引いて店のドアを開けた。
店に1歩入ると、カミロが固まった。店の中は可愛らしい外観とは反対に、薄暗く、怪しげな雰囲気な上に、ペニスを模した張り型やよく分からない形をした物体、赤い縄で縛られている大きな女体の人形など、様々な卑猥なもので溢れていた。
ジャファーは固まっているカミロの手を離し、カミロの腰に腕を回して、ゆっくりコートの上からカミロの細い腰や小ぶりの尻を撫でた。
カミロの耳元に顔を寄せ、小さく囁く。
「アンタに使うの選ぼうか」
カミロはピクッとごく僅かに身体を震わせて、小さく、はぁ、と震える息を吐いた。きっと興奮しているのだろう。セックスの時にしか穿かせたことがないTバック紐パンを穿いて家の外を歩き回って、今はペニスそっくりな形の張り型その他が溢れている空間にいる。カミロのことだから、きっと期待してもう濡れている筈だ。ジャファーは小さく笑って、カミロの腰を抱いたまま、店の中を見て周り始めた。
所謂大人の玩具というものはジャファーも初めて見る。例えば、一口に張り型といっても結構種類があり、少し驚いた。アナル専用のものまである。ジャファーは時折抱いたままのカミロの腰や尻を撫でつつ、店の中を見て回り、ジャファーのペニスより少し小さめの大きさの、魔石内蔵で動くペニスの形そっくりな張り型を2本とアナル専用の細長い張り型を1本、ローターという小さな楕円形のブルブル振動するというものを1つ買った。あとローションも。
店の中には他に客がいなかったので、ゆっくり選ぶことができて満足である。展示されている大人の玩具には、ちょっとした説明書きもあったので、初心者なジャファー達にはありがたかった。
店員が張り型の使用説明書も一緒に袋に入れてくれた。ついでにオススメの連れ込み宿がないか、聞いてみると、親切にも何ヵ所も宿の名前と場所を教えてくれた。ジャファーは笑って店員に礼を言ってから、大人の玩具の入った袋を片手に、カミロの腰を抱いたまま店を出た。
花街の通りは本当に人が多い。サンガレアの中央の街にある花街は男限定の観光地としても有名だから仕方がないのだろう。サンガレアの花街は良心的な値段で最高の一晩の夢がみられると、他領の者から評判がいいらしい。花街で遊ぶ為だけに遠隔地から来領する者までいるくらいなのだそうだ。
『おもちゃ屋さん』の店員に教えてもらった、1番風呂がデカい連れ込み宿へと向かう。
連れ込み宿の前まで行くと、ドアの所に『満室』の看板がかかっていた。
「…………」
教えてもらった風呂がデカい連れ込み宿は他にもある。気を取り直して、ジャファーはカミロの腰を抱いたまま歩き出した。
30分後。ジャファーはガックリ項垂れていた。全滅である。教えてもらった連れ込み宿以外も『満室』の看板がかかっている所ばかりだった。連れ込み宿でカミロと一緒に風呂に入ってイチャイチャセックスして、大人の玩具で遊びまくる予定だったのにっ。ギリギリと歯噛みするジャファーの腰に回した手にカミロの手が触れた。
「ジャファー」
「ん?」
「あそこ。『満室』の看板がない」
「え?どこ?」
カミロが指差した方向を見ると、確かに『満室』の看板がない。どんな連れ込み宿かは分からないが行くだけ行ってみるかと、ジャファーは歩き出した。
連れ込み宿のドアを開けると、カウンターがすぐに目に入る。カウンターにはやる気なさそうにエロ雑誌を読む中年の男がいた。ジャファー達に気づくと、やる気なさそうに『いらっしゃい』と声をかけた。
「部屋空いてる?」
「あー。1部屋だけね。初心者用な上に、狭いから人気ない部屋だけど」
「初心者用」
「部屋に置いてるもんは基本的にどれも使っていいよ。使用後はちゃんと洗浄も消毒もしてっし。追加の道具が欲しいときはカタログ置いてるからカウンターまで来てよ。まぁ、他に借りられてる場合もあるけど」
「はぁ……」
「料金は一晩こんくらい」
「あ、どうも」
カウンターの男が部屋の料金表を見せてきた。指を指したのは1番安い部屋で、金額的には問題ない。しかし狭いというのが少し気になる。あと『初心者用』とか『道具』とかよく分からない単語まで出てきた。どうするか……と少し悩んで、ジャファーはとりあえず部屋を借りてみることにした。
「階段上がって3階の1番手前の部屋。ごゆっくりどーぞー」
「どーも」
中年の男から鍵を受けとる。鍵を渡すなり、中年の男はエロ雑誌にまた視線を落とした。カミロの腰を抱いたまま、カウンターを離れて階段を上り、3階へと向かう。宿の中は静かなものだ。3階に到着してすぐの部屋の鍵を開ける。
少しドキドキしながら、部屋の中に入った。
「……ベッドねぇし」
部屋は本当に狭く、ベッドがなくて、かわりに大きなソファーがあった。あと天井から手錠付きの鎖が降りていたり、明らかに拘束用のベルトがついた椅子があり、部屋の隅に置かれている箱には乗馬用の鞭や赤い縄、蝋燭に用途不明な謎の物体が入っていた。
「……SM部屋かよっ!!つーか、これが初心者向けっ!?初心者でこれなら上級者はどんなんなんだよっ!」
ジャファーは思わずその場に突っ伏し叫んだ。初めての連れ込み宿が割とガチ系SM部屋とか嫌すぎる。いくらなんでもマニアック過ぎだろ。普通に大きな風呂でイチャイチャエロエロしたかったのにっ!ベッドすらないとかあんまりだ。
ジャファーは床に俯せにぐったり寝転がってしまった。
入ったばかりだが、いっそのこと出て、カミロの家でセックスしようかなぁ、とチラッと考えていると、不思議そうな顔で部屋を見回していたカミロが床に寝転がっているジャファーの側にしゃがみこんだ。
「変な部屋だ」
「……そうね。SM用だもん」
「SM?」
「痛いことしたりするんだよ。鞭でパンパン叩いたり」
「するのか」
「しません。あー……ベッドすらないし、帰る?」
「……ソファーがある」
「ん?」
「我慢できない」
「……マジっすか」
ジャファーは思わずカミロの顔を見上げた。カミロがその場に膝をついて、膝立ちのままコートを脱いでズボンのベルトを外し始めた。すぐに自分でズボンを下ろしてしまう。自分から上のシャツの裾とセーターの裾を捲り上げた。赤いうっすら透けた面積の小さな下着が見える。下からのアングルで濡れて薄い布が張り付いているまんすじがガッツリ見えた。
「……はやく」
ジャファーは思わずごくっと唾を飲み込んだ。何これエロい。スカートを穿かせて、その下がエロ下着って最高って思っていたが、カミロの普段着の下がエロ下着っていう方が余程いやらしい。おまけに既にまんこがぐちょぐちょに濡れている。ジャファーがじーっと濡れた赤い下着と透けているまんすじを見つめていると、焦れたのかカミロがズボンを完全に足から抜いて、ジャファーの顔を跨いだ。俯せで床に寝転がり、顔だけ上げていたジャファーが仰向けになると、濡れて透けたエロい下着とまんすじがよく見える。カミロが腰を下ろして、ジャファーの口にまんこを擦りつけた。
「舐めて」
ジャファーはカミロの柔らかい尻を両手で掴んで、エロい匂いがするカミロのまんこにむしゃぶりついた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
161
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる