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76:子供の成長
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休日。アキムはリリンの髪を可愛らしく結っていた。今日はデーリ達一家が遊びに来る。リリンにおねだりされて、可愛らしい色合いの淡い青色のリボンを使ってリリンをお姫様に変身させているところだ。
ゴンドロフは午後のお茶のお供用に卵のタルトを作っている。ふわふわーっと台所の方から甘い匂いがしている。
ついこの間生まれたばかりな気がするリリンも、来月から初等学校に通い始める。子供の成長って本当に早い。
リリンを最高に可愛くしたタイミングで、玄関の呼び鈴が鳴った。リリンと手を繋いで玄関に向かい、ドアを開ければ、デーリとナクール、2人の養女であるラーナがいた。
「ラーナちゃん!」
「リリンちゃん!」
リリンが大喜びでラーナに抱きつくと、ラーナも嬉しそうに抱き返した。微笑ましくて大変可愛らしい。
デーリ達は結婚した後に、養子を探しに孤児院に行ったらしい。そこで、二親を流行り病で亡くしたラーナと出会ったそうだ。当時6歳だったラーナは、ナクールが薬師も兼ねていると知ると、自分から養子になりたいと申し出たらしい。『おくすりがあったら、お父さんたちはしななかった』と。
幼いながらに人を救える薬師になりたいと言うラーナをデーリもナクールも気に入り、養子兼ナクールの弟子にした。
ラーナはリリンの一つ年上で、リリンを可愛がってくれている。『女の子には女の子にしか分からないことが多いだろうから』と、デーリ達がラーナを引き取ってすぐにアイナ達に会わせに来た。ゴンドロフにビビってギャン泣きするちょっとしたハプニングはあったが、ラーナは肝が据わっているのか、ゴンドロフにもすぐに慣れて、定期的に一家で遊びに来ている。
今日はアイナ指導の元、子供達は裁縫をやるそうだ。まずはハンカチ作りから始めるらしい。楽しそうにお喋りしながら裁縫をやっている様子をほっこりしながら眺めていると、ゴンドロフがデーリに話しかけた。
「デーリ。養成所の事務員が1人辞めることになったんだわ。お前どうだ?」
「えー? 無理無理。今はダーリンの店の経理と事務は僕が全部してるし。あとやっと掃除はできるようになったから掃除はしてる」
「駄目かー」
「アイナはどうなんだ? リリンが初等学校に通い始めたら働く予定なのだろう?」
「あー? 一応聞いてみるか。でもなー、野郎ばっかの職場だしなー」
「そこはゴンちゃんが目を光らせておけば大丈夫っすよ。アイナ、小間物屋では事務仕事もしてたみたいだし、数字に強い方だし、多分大丈夫なんじゃねぇかなぁ」
「マジか。晩飯の時にでも頼んでみるかな」
「そうしてー」
「あ、そろそろ昼飯作りますねー。今日は鶏肉揚げたのに卵ソースたっぷりかけたやつでーす」
「おー! 美味そうだな。酒が欲しい」
「分かるー。ちょー飲みてぇ」
「子供達がいる時に昼間っから酒飲むのは駄目っすー」
「はぁい」
「おー。んじゃ、サクッと作ってくるわ」
「僕も一緒にやろう。作り方を覚えておきたい。ラーナが気に入ったら家でも作る」
「僕は邪魔になるだけだから、可愛い子達を眺めてるよ」
「そうしろー」
アキムはゴンドロフとナクールと一緒に台所へ移動して、早速昼食を作り始めた。
午後のお茶の時間におやつの卵のタルトを楽しんでから、デーリ達一家は帰っていった。
リリンがすごく楽しかったようで、若干興奮気味である。リリンに見せてもらったハンカチは、小さな花の刺繍がしてあり、中々に上手くできている。手先が器用でやることが丁寧なのは、アイナに似たのかもしれない。
アキムは手放しでリリンを褒めまくり、リリンを抱っこしてほっぺたにキスをした。
夕食の時にゴンドロフが養成所の事務員の件をアイナに話すと、アイナがパァッと顔を輝かせた。
「やってみたいわ! こう見えて数字には強いの。ゴンちゃんが一緒の職場なら、下手な所より安心だしね!」
「おー。じゃあ、勤務時間は俺と一緒にしてもらえるよう交渉してみるわ。一緒に帰ったらいいだろ。ギリギリ、リリンが帰ってくる時間に間に合うし」
「よろしく! ゴンちゃん!」
「お母さん、はたらくの?」
「そうよ。リリンが大好きな人と幸せな結婚ができるように、結婚資金を貯めておきたいしね! お母さん頑張るわー!」
「リリンも学校がんばる! いーっぱい勉強する!」
「ふふっ。皆で頑張りましょうね!」
「程々になー。あんまり頑張りすぎると疲れちゃうからさー」
「「はぁい」」
また少し、今の生活が変わりそうだ。子供の成長に合わせて、色んなものが少しずつ変わっていくものなのだろう。
リリンも1人で風呂に入るようになったし、お手伝いしてくれることもどんどん増えている。
4人で協力し合いながら、平穏に楽しく暮らせていることが何よりも幸せだと思う。
アキムは隣のゴンドロフと顔を見合わせて、穏やかな変化と小さな幸せにへらっと笑った。
翌月。リリンは初等学校に通い始め、アイナもギルドの養成所の事務員として働き始めた。2人とも新しいことに慣れるまでは大変だろうが、助けてやれることは助けてやればいい。初等学校は家から近いし、一学年上にはラーナがいるので、リリンは心配ない。アイナもゴンドロフと同じ職場なので心配する必要がない。
2人が慣れるまでは家事の分担を少し変えて、アキムはちょっとだけ変化した生活をゴンドロフと一緒に楽しみ始めた。
ーーーーーー
ゴンドロフがアイナと一緒に家に帰ると、すぐにリリンが帰ってきた。
玄関に出迎えに行くと、リリンだけではなく、可愛らしい顔立ちをした男の子が一緒だった。
ゴンドロフの顔を見た途端、男の子がぶわっと泣き出した。
「ちょっとー、ビニーがゴンちゃんに会いたいって言ったんでしょー。泣かないでよねー」
「な゛っ、な゛い゛でな゛い゛っ!!」
「泣いてるじゃない」
「あ゛の゛、あ゛の゛、でじに゛じでぐだざい゛ぃぃぃぃ!!」
「ん?」
「この子、同じ教室のビニーっていうの。ゴンちゃんの弟子になりたいんだってー」
「あー? まぁ、なんだ。とりあえず大丈夫か?」
「そんなに泣いてるようじゃ弟子になるなんて無理ですぅ」
「うぇっ、うぇっ、でじに゛な゛る゛ん゛だも゛ん゛っ!! でじに゛じでぐだざい゛ぃぃ!」
「あーと、これはどうしたもんか?」
ゴンドロフにビビってめちゃくちゃ泣いているのに弟子にして欲しいとは、肝っ玉は小さそうだが、なんとなく根性はありそうな気がする。ぷらぷる震えていても、逃げ出そうという気配が一切ない。むしろ、弟子にするまで帰らないような気すらしてくる雰囲気である。
家の奥の方からアイナが来て、『あらー?』と不思議そうな顔をした。
玄関で話をするのもなんなので、とりあえず泣いているビニーも一緒に居間へと移動した。
アイナが淹れてくれて紅茶を飲みつつ、ちょっと落ち着いたビニーから話を聞く。
「僕は父さんみたいな冒険者になるんです! だから、A級冒険者だった師匠の弟子にしてほしいです!」
「なるほど? 親御さんはいいって言ってんのか?」
「……母さんはだめって。でも! 僕は強くなりたいんだもん!」
「そっかー。んー。どうすっかな」
「ゴンちゃん、ゴンちゃん。一度ビニー君の親御さんも一緒に話してみて、親御さんの許可が出たら弟子にしちゃったら?」
「弟子かー。ま、いいか。ビニーの父さんと母さんと話してみて、2人とも『いいよ』って言ったら弟子にするな」
「ほんとに!? やったー!」
「えー! ゴンちゃんがリリンと遊ぶ時間がへるのはやだー!!」
「あら。リリンもゴンちゃんから護身術習えばいいじゃない。ゴンちゃん、護身術って教えられる?」
「んーー。まぁ、イケるか。多分、教えられる」
「だって。リリンは可愛いからねー。自分の身を守る方法は覚えておいて損はないわよー」
「じゃあ、リリンもごしんじゅつ? やる!」
「いいぞー。まぁ、まずはビニーの親に会ってからだなー」
「ぜったいに『いいよ』って言ってもらいます!」
その数日後。アキム達も一緒に、ビニーの両親と会い、話をした結果、ビニーがゴンドロフから剣を習う許可が下りた。ビニーの母親的には、ビニーは少し身体が弱いから心配なのだそうだが、ビニーの父親は、逆に鍛えてもらった方が健康になると乗り気だった。やる気満々なビニー本人とビニーの父親の意見に母親が折れる形で、ビニーはゴンドロフの弟子になった。
ゴンドロフはその夜、アキムを身体の上にのせた状態で、人生何があるか分からないものだなぁみたいな話をした。アキムは『可愛い弟子ができたし、きっと楽しいっすよ! 新たな出会いに感謝っすね!』と笑っていた。それもそうかと思い、ゴンドロフもニッと笑って、アキムの唇に触れるだけのキスをした。
ゴンドロフは午後のお茶のお供用に卵のタルトを作っている。ふわふわーっと台所の方から甘い匂いがしている。
ついこの間生まれたばかりな気がするリリンも、来月から初等学校に通い始める。子供の成長って本当に早い。
リリンを最高に可愛くしたタイミングで、玄関の呼び鈴が鳴った。リリンと手を繋いで玄関に向かい、ドアを開ければ、デーリとナクール、2人の養女であるラーナがいた。
「ラーナちゃん!」
「リリンちゃん!」
リリンが大喜びでラーナに抱きつくと、ラーナも嬉しそうに抱き返した。微笑ましくて大変可愛らしい。
デーリ達は結婚した後に、養子を探しに孤児院に行ったらしい。そこで、二親を流行り病で亡くしたラーナと出会ったそうだ。当時6歳だったラーナは、ナクールが薬師も兼ねていると知ると、自分から養子になりたいと申し出たらしい。『おくすりがあったら、お父さんたちはしななかった』と。
幼いながらに人を救える薬師になりたいと言うラーナをデーリもナクールも気に入り、養子兼ナクールの弟子にした。
ラーナはリリンの一つ年上で、リリンを可愛がってくれている。『女の子には女の子にしか分からないことが多いだろうから』と、デーリ達がラーナを引き取ってすぐにアイナ達に会わせに来た。ゴンドロフにビビってギャン泣きするちょっとしたハプニングはあったが、ラーナは肝が据わっているのか、ゴンドロフにもすぐに慣れて、定期的に一家で遊びに来ている。
今日はアイナ指導の元、子供達は裁縫をやるそうだ。まずはハンカチ作りから始めるらしい。楽しそうにお喋りしながら裁縫をやっている様子をほっこりしながら眺めていると、ゴンドロフがデーリに話しかけた。
「デーリ。養成所の事務員が1人辞めることになったんだわ。お前どうだ?」
「えー? 無理無理。今はダーリンの店の経理と事務は僕が全部してるし。あとやっと掃除はできるようになったから掃除はしてる」
「駄目かー」
「アイナはどうなんだ? リリンが初等学校に通い始めたら働く予定なのだろう?」
「あー? 一応聞いてみるか。でもなー、野郎ばっかの職場だしなー」
「そこはゴンちゃんが目を光らせておけば大丈夫っすよ。アイナ、小間物屋では事務仕事もしてたみたいだし、数字に強い方だし、多分大丈夫なんじゃねぇかなぁ」
「マジか。晩飯の時にでも頼んでみるかな」
「そうしてー」
「あ、そろそろ昼飯作りますねー。今日は鶏肉揚げたのに卵ソースたっぷりかけたやつでーす」
「おー! 美味そうだな。酒が欲しい」
「分かるー。ちょー飲みてぇ」
「子供達がいる時に昼間っから酒飲むのは駄目っすー」
「はぁい」
「おー。んじゃ、サクッと作ってくるわ」
「僕も一緒にやろう。作り方を覚えておきたい。ラーナが気に入ったら家でも作る」
「僕は邪魔になるだけだから、可愛い子達を眺めてるよ」
「そうしろー」
アキムはゴンドロフとナクールと一緒に台所へ移動して、早速昼食を作り始めた。
午後のお茶の時間におやつの卵のタルトを楽しんでから、デーリ達一家は帰っていった。
リリンがすごく楽しかったようで、若干興奮気味である。リリンに見せてもらったハンカチは、小さな花の刺繍がしてあり、中々に上手くできている。手先が器用でやることが丁寧なのは、アイナに似たのかもしれない。
アキムは手放しでリリンを褒めまくり、リリンを抱っこしてほっぺたにキスをした。
夕食の時にゴンドロフが養成所の事務員の件をアイナに話すと、アイナがパァッと顔を輝かせた。
「やってみたいわ! こう見えて数字には強いの。ゴンちゃんが一緒の職場なら、下手な所より安心だしね!」
「おー。じゃあ、勤務時間は俺と一緒にしてもらえるよう交渉してみるわ。一緒に帰ったらいいだろ。ギリギリ、リリンが帰ってくる時間に間に合うし」
「よろしく! ゴンちゃん!」
「お母さん、はたらくの?」
「そうよ。リリンが大好きな人と幸せな結婚ができるように、結婚資金を貯めておきたいしね! お母さん頑張るわー!」
「リリンも学校がんばる! いーっぱい勉強する!」
「ふふっ。皆で頑張りましょうね!」
「程々になー。あんまり頑張りすぎると疲れちゃうからさー」
「「はぁい」」
また少し、今の生活が変わりそうだ。子供の成長に合わせて、色んなものが少しずつ変わっていくものなのだろう。
リリンも1人で風呂に入るようになったし、お手伝いしてくれることもどんどん増えている。
4人で協力し合いながら、平穏に楽しく暮らせていることが何よりも幸せだと思う。
アキムは隣のゴンドロフと顔を見合わせて、穏やかな変化と小さな幸せにへらっと笑った。
翌月。リリンは初等学校に通い始め、アイナもギルドの養成所の事務員として働き始めた。2人とも新しいことに慣れるまでは大変だろうが、助けてやれることは助けてやればいい。初等学校は家から近いし、一学年上にはラーナがいるので、リリンは心配ない。アイナもゴンドロフと同じ職場なので心配する必要がない。
2人が慣れるまでは家事の分担を少し変えて、アキムはちょっとだけ変化した生活をゴンドロフと一緒に楽しみ始めた。
ーーーーーー
ゴンドロフがアイナと一緒に家に帰ると、すぐにリリンが帰ってきた。
玄関に出迎えに行くと、リリンだけではなく、可愛らしい顔立ちをした男の子が一緒だった。
ゴンドロフの顔を見た途端、男の子がぶわっと泣き出した。
「ちょっとー、ビニーがゴンちゃんに会いたいって言ったんでしょー。泣かないでよねー」
「な゛っ、な゛い゛でな゛い゛っ!!」
「泣いてるじゃない」
「あ゛の゛、あ゛の゛、でじに゛じでぐだざい゛ぃぃぃぃ!!」
「ん?」
「この子、同じ教室のビニーっていうの。ゴンちゃんの弟子になりたいんだってー」
「あー? まぁ、なんだ。とりあえず大丈夫か?」
「そんなに泣いてるようじゃ弟子になるなんて無理ですぅ」
「うぇっ、うぇっ、でじに゛な゛る゛ん゛だも゛ん゛っ!! でじに゛じでぐだざい゛ぃぃ!」
「あーと、これはどうしたもんか?」
ゴンドロフにビビってめちゃくちゃ泣いているのに弟子にして欲しいとは、肝っ玉は小さそうだが、なんとなく根性はありそうな気がする。ぷらぷる震えていても、逃げ出そうという気配が一切ない。むしろ、弟子にするまで帰らないような気すらしてくる雰囲気である。
家の奥の方からアイナが来て、『あらー?』と不思議そうな顔をした。
玄関で話をするのもなんなので、とりあえず泣いているビニーも一緒に居間へと移動した。
アイナが淹れてくれて紅茶を飲みつつ、ちょっと落ち着いたビニーから話を聞く。
「僕は父さんみたいな冒険者になるんです! だから、A級冒険者だった師匠の弟子にしてほしいです!」
「なるほど? 親御さんはいいって言ってんのか?」
「……母さんはだめって。でも! 僕は強くなりたいんだもん!」
「そっかー。んー。どうすっかな」
「ゴンちゃん、ゴンちゃん。一度ビニー君の親御さんも一緒に話してみて、親御さんの許可が出たら弟子にしちゃったら?」
「弟子かー。ま、いいか。ビニーの父さんと母さんと話してみて、2人とも『いいよ』って言ったら弟子にするな」
「ほんとに!? やったー!」
「えー! ゴンちゃんがリリンと遊ぶ時間がへるのはやだー!!」
「あら。リリンもゴンちゃんから護身術習えばいいじゃない。ゴンちゃん、護身術って教えられる?」
「んーー。まぁ、イケるか。多分、教えられる」
「だって。リリンは可愛いからねー。自分の身を守る方法は覚えておいて損はないわよー」
「じゃあ、リリンもごしんじゅつ? やる!」
「いいぞー。まぁ、まずはビニーの親に会ってからだなー」
「ぜったいに『いいよ』って言ってもらいます!」
その数日後。アキム達も一緒に、ビニーの両親と会い、話をした結果、ビニーがゴンドロフから剣を習う許可が下りた。ビニーの母親的には、ビニーは少し身体が弱いから心配なのだそうだが、ビニーの父親は、逆に鍛えてもらった方が健康になると乗り気だった。やる気満々なビニー本人とビニーの父親の意見に母親が折れる形で、ビニーはゴンドロフの弟子になった。
ゴンドロフはその夜、アキムを身体の上にのせた状態で、人生何があるか分からないものだなぁみたいな話をした。アキムは『可愛い弟子ができたし、きっと楽しいっすよ! 新たな出会いに感謝っすね!』と笑っていた。それもそうかと思い、ゴンドロフもニッと笑って、アキムの唇に触れるだけのキスをした。
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