77 / 77
77:世界で一番幸せな男
しおりを挟む
ゴンドロフが洗濯物を取り込んでいると、アキムが帰ってきた。
庭に直接やって来たアキムが、ゴンドロフに『ただいま』のキスをしてきた。結婚して5年。やっとアキムがキスをしても照れないようになった。
「ただいまっすー」
「おかえり。今日の晩飯はアイナとリリンが豚肉の香草焼き作ってくれてるぞ」
「おっ! いいっすねー。鞄置いてきまーす。洗濯物一緒にやるっすー」
「おー」
「あ、そうそう。ゴンちゃん。再来週に二連休あるんで、今年も小旅行に行きません?」
「おっ。いいな。明日にでも馬車の手配しとくわ。乗り合い馬車より楽だしな」
「よっしゃ! アイナ達には晩飯の時にでも話してみるっすー。リリンはそん時だけ学校休めばいいだろうしー」
「俺とアイナの休みも合わせて取れるように交渉してみるわ。まぁ、希望休なんぞほぼ出してねぇから、駄目とは言われねぇだろ。時期的に葡萄の収穫体験は厳しいが、羊の毛刈りが見れるかもな」
「おー! もふもふの毛がなくなった羊! ちょー見てみたいっす! たーのしみー! んじゃ! 鞄置いてきまっす!」
「おー」
アキムがうきうきした様子で家の中へと向かっていった。いくつになっても可愛い年下の伴侶に、ついついニヤけてしまう。
ゴンドロフは休みを取る算段を頭の中でしながら、すぐにやって来たアキムと一緒に洗濯物を取り込んだ。
洗濯物を畳みながら今日の出来事を話していると、リリンがパタパタッとやって来て、ゴンドロフの背中に張りついた。
「ご飯できたよー」
「おっ。早いな。いい匂いがしてる」
「えっへへー。今日は私が焼いたのです!」
「それは楽しみだ」
「冷めないうちにたーべよ!」
「おー」
ゴンドロフは最後の一枚のタオルを手早く畳み、アキムも一緒に台所へ行って、美味そうな匂いがする料理を運んだ。
リリンが焼いたという豚肉の香草焼きはちゃんと焼けていて、素直に美味い。ガツガツ食べていると、リリンがとても嬉しそうに笑った。
「うんまー。よく出来てるよー。リリン」
「えっへへー! お母さん! 大成功!」
「大成功ねー。ほんとおいしーい」
「ねーねー。揚げ物もしてみたい。ゴンちゃん好きだし」
「んー。揚げ物はまだちょっと早いかなぁ。再来年くらいならいいわよー」
「えー! ぶー!」
「ははっ! リリン。まずは焼くものと煮るものを完璧にできるようになろうな。揚げ物はその後だ」
「むぅ」
「あ、そうそう。再来週にさ、二連休があるんだけど、小旅行行かない? 羊の毛刈りが見れるかも!!」
「わー! 行きたい! 行きたい!」
「私も行きたーい! あ、休み取れるかしら」
「そこは俺が交渉しとくわ。ここ暫く俺もアイナも希望休取ってねぇし、多分大丈夫だろ。リリンは2日だけ学校休めばいい」
「それもそうね。よし! リリン! 明後日のお休みの日はワンピースを買いに行くわよ! とびっきり可愛いやつ!」
「やったー! お母さんもお洒落してよ!」
「もっちろん! 気合入れてお洒落するわよー! せっかくの旅行だもの!」
「俺もお洒落しちゃおーっと」
「俺は普段通りだ」
「えー。ゴンちゃんもお洒落しよ?」
「リリン。ゴンちゃんはね、特に柄物のシャツや淡い色のシャツが絶望的に似合わないんだよ……」
「マジか。おじちゃん」
「マジなんだな。これが。いつものシンプルな格好が一番なんだよねぇ」
「あ! ねぇねぇ。ラーナちゃん達も一緒じゃ駄目?」
「あー? 駄目元で誘ってみるか。宿はどうにでもなるし。馬車に乗り切れない場合は、俺とデーリは馬借りればいいしな」
「馬! 乗ってみたい!」
「ゴンちゃん! 私も乗ってみたい!」
「俺も俺も!」
「ん? 馬には乗せたことなかったか?」
「ないっすよー。ちょー乗ってみてぇっす」
「私もー!」
「私も乗りたいわー」
「んじゃ、馬と馬車と両方借りるか。馬に乗るのは順番な」
「やっほい!」
「わーい! やったー!」
「うーふーふー。楽しみが増えたわ!」
「明日、デーリんとこ行って誘ってみて、一緒に行くってなったら、人数分が乗れる馬車と馬を借りに行ってくる」
「よろしくお願いしゃーっす!」
「おー。任せとけー」
早くもはしゃいでいる3人にほっこりしつつ、ゴンドロフは温かくて美味い夕食を楽しんだ。
アキムと一緒に風呂に入った後。アキムがリリンの宿題をみてやっている間、ちびちび晩酌しつつ、アイナと一緒に裁縫をやる。今はリリンの秋物のワンピースを作っている。アキム程ではないが、ゴンドロフもそれなりに刺繍もできるようになった。
リリンの服の大半は、ゴンドロフ達の手作りである。お洒落好きなアキムとアイナ監修の元作っているので、ちゃんと流行りに乗っかった可愛いものを作っている。
リリンが寝る時間になったので部屋に引き上げると、ゴンドロフは消音魔導具を起動させた。
いそいそと寝間着を脱ぎ、ベッドに寝転がると、アキムがゴンドロフの上にのり、まだまだ現役バリバリの盛り上がった胸筋に顔を埋めた。
「おぱぱーい。はぁー。いやされるぅー」
「飽きねぇなぁ。お前も」
「ゴンちゃんのおっぱい枕は未来永劫俺のものなんでー」
「あっそ。……俺よぉ、多分今なら、胸張って『世界で一番幸せな男だぜ!』って言えるわ」
「どうしたんすか? 急に。まぁ、俺も毎日幸せてんこ盛りっすけど」
「んー。なんかよー。ちょっとした旅行に行ったり、子供達に色んなもん教えたりとかしてよ、思い出がいっばい増えてきてんだろ? これからもっといっぱい楽しい思い出が増えるんだなーって思ったら、すげぇ幸せだなって」
「確かにー。俺もそうっすねー。ふふーっ。二人きりの旅は定年後の楽しみにしてるんでー、爺になっても、ずーっと『世界で一番幸せな男だぜ!』って言える自信あるっす」
「ははっ! 俺もだ。いやー、ほんと、人生っておもしれぇもんだな。色んな出会いがあったりよ、この歳で初めて触れるものがあったりで」
「ゴンちゃん、まだまだ若いじゃないっすかー。ちんこも元気いっぱいだしー。硬いもん当たってるっす」
「だっはっは! そりゃお前が全裸でくっついてたら、ちんこも勃つ」
「えへっ。やだー! なんか照れるー! まっ! 俺も勃起してんすけどねー。ゴンちゃん、ゴンちゃん。ペロペロしてー」
「よっしゃ! 任せとけやー。気合入れてペロペロしてやんよー」
「うぇーい。あ、玩具使っていいっすか? 新作のやーつ」
「どんとこいやー! と、言いたいところだが、明日も仕事だから玩具は駄目だ」
「えー! ちょこっとだけ! ちょこっとだけ!」
「新作ってあれだろー? 尿道に入れるやつ。あれやると絶対漏らすから嫌」
「お漏らししてるゴンちゃんも可愛いっすよ?」
「奇特な趣味してんなおい。やるなら休みの前の日にしろー」
「うぃっすー。ゴンちゃん」
「あー?」
「ちょー愛してる」
「なんだ急に」
「言いたくなっただけっすー」
「俺も愛してるよ。爺になってもちんこペロペロしてやんよー」
「あっは! よーろしくー! んじゃ、イチャイチャしますかねー」
「どんとこいやー」
ゴンドロフはアキムと顔を見合わせて笑い、触れるだけのキスをした。
アキムと熱と快感を分け合いながら、やっぱり自分は世界で一番幸せな男だと思い、ゴンドロフはクックッと笑って、ゴンドロフだけの愛おしい幸せの運び手に何度もキスをした。
(おしまい)
庭に直接やって来たアキムが、ゴンドロフに『ただいま』のキスをしてきた。結婚して5年。やっとアキムがキスをしても照れないようになった。
「ただいまっすー」
「おかえり。今日の晩飯はアイナとリリンが豚肉の香草焼き作ってくれてるぞ」
「おっ! いいっすねー。鞄置いてきまーす。洗濯物一緒にやるっすー」
「おー」
「あ、そうそう。ゴンちゃん。再来週に二連休あるんで、今年も小旅行に行きません?」
「おっ。いいな。明日にでも馬車の手配しとくわ。乗り合い馬車より楽だしな」
「よっしゃ! アイナ達には晩飯の時にでも話してみるっすー。リリンはそん時だけ学校休めばいいだろうしー」
「俺とアイナの休みも合わせて取れるように交渉してみるわ。まぁ、希望休なんぞほぼ出してねぇから、駄目とは言われねぇだろ。時期的に葡萄の収穫体験は厳しいが、羊の毛刈りが見れるかもな」
「おー! もふもふの毛がなくなった羊! ちょー見てみたいっす! たーのしみー! んじゃ! 鞄置いてきまっす!」
「おー」
アキムがうきうきした様子で家の中へと向かっていった。いくつになっても可愛い年下の伴侶に、ついついニヤけてしまう。
ゴンドロフは休みを取る算段を頭の中でしながら、すぐにやって来たアキムと一緒に洗濯物を取り込んだ。
洗濯物を畳みながら今日の出来事を話していると、リリンがパタパタッとやって来て、ゴンドロフの背中に張りついた。
「ご飯できたよー」
「おっ。早いな。いい匂いがしてる」
「えっへへー。今日は私が焼いたのです!」
「それは楽しみだ」
「冷めないうちにたーべよ!」
「おー」
ゴンドロフは最後の一枚のタオルを手早く畳み、アキムも一緒に台所へ行って、美味そうな匂いがする料理を運んだ。
リリンが焼いたという豚肉の香草焼きはちゃんと焼けていて、素直に美味い。ガツガツ食べていると、リリンがとても嬉しそうに笑った。
「うんまー。よく出来てるよー。リリン」
「えっへへー! お母さん! 大成功!」
「大成功ねー。ほんとおいしーい」
「ねーねー。揚げ物もしてみたい。ゴンちゃん好きだし」
「んー。揚げ物はまだちょっと早いかなぁ。再来年くらいならいいわよー」
「えー! ぶー!」
「ははっ! リリン。まずは焼くものと煮るものを完璧にできるようになろうな。揚げ物はその後だ」
「むぅ」
「あ、そうそう。再来週にさ、二連休があるんだけど、小旅行行かない? 羊の毛刈りが見れるかも!!」
「わー! 行きたい! 行きたい!」
「私も行きたーい! あ、休み取れるかしら」
「そこは俺が交渉しとくわ。ここ暫く俺もアイナも希望休取ってねぇし、多分大丈夫だろ。リリンは2日だけ学校休めばいい」
「それもそうね。よし! リリン! 明後日のお休みの日はワンピースを買いに行くわよ! とびっきり可愛いやつ!」
「やったー! お母さんもお洒落してよ!」
「もっちろん! 気合入れてお洒落するわよー! せっかくの旅行だもの!」
「俺もお洒落しちゃおーっと」
「俺は普段通りだ」
「えー。ゴンちゃんもお洒落しよ?」
「リリン。ゴンちゃんはね、特に柄物のシャツや淡い色のシャツが絶望的に似合わないんだよ……」
「マジか。おじちゃん」
「マジなんだな。これが。いつものシンプルな格好が一番なんだよねぇ」
「あ! ねぇねぇ。ラーナちゃん達も一緒じゃ駄目?」
「あー? 駄目元で誘ってみるか。宿はどうにでもなるし。馬車に乗り切れない場合は、俺とデーリは馬借りればいいしな」
「馬! 乗ってみたい!」
「ゴンちゃん! 私も乗ってみたい!」
「俺も俺も!」
「ん? 馬には乗せたことなかったか?」
「ないっすよー。ちょー乗ってみてぇっす」
「私もー!」
「私も乗りたいわー」
「んじゃ、馬と馬車と両方借りるか。馬に乗るのは順番な」
「やっほい!」
「わーい! やったー!」
「うーふーふー。楽しみが増えたわ!」
「明日、デーリんとこ行って誘ってみて、一緒に行くってなったら、人数分が乗れる馬車と馬を借りに行ってくる」
「よろしくお願いしゃーっす!」
「おー。任せとけー」
早くもはしゃいでいる3人にほっこりしつつ、ゴンドロフは温かくて美味い夕食を楽しんだ。
アキムと一緒に風呂に入った後。アキムがリリンの宿題をみてやっている間、ちびちび晩酌しつつ、アイナと一緒に裁縫をやる。今はリリンの秋物のワンピースを作っている。アキム程ではないが、ゴンドロフもそれなりに刺繍もできるようになった。
リリンの服の大半は、ゴンドロフ達の手作りである。お洒落好きなアキムとアイナ監修の元作っているので、ちゃんと流行りに乗っかった可愛いものを作っている。
リリンが寝る時間になったので部屋に引き上げると、ゴンドロフは消音魔導具を起動させた。
いそいそと寝間着を脱ぎ、ベッドに寝転がると、アキムがゴンドロフの上にのり、まだまだ現役バリバリの盛り上がった胸筋に顔を埋めた。
「おぱぱーい。はぁー。いやされるぅー」
「飽きねぇなぁ。お前も」
「ゴンちゃんのおっぱい枕は未来永劫俺のものなんでー」
「あっそ。……俺よぉ、多分今なら、胸張って『世界で一番幸せな男だぜ!』って言えるわ」
「どうしたんすか? 急に。まぁ、俺も毎日幸せてんこ盛りっすけど」
「んー。なんかよー。ちょっとした旅行に行ったり、子供達に色んなもん教えたりとかしてよ、思い出がいっばい増えてきてんだろ? これからもっといっぱい楽しい思い出が増えるんだなーって思ったら、すげぇ幸せだなって」
「確かにー。俺もそうっすねー。ふふーっ。二人きりの旅は定年後の楽しみにしてるんでー、爺になっても、ずーっと『世界で一番幸せな男だぜ!』って言える自信あるっす」
「ははっ! 俺もだ。いやー、ほんと、人生っておもしれぇもんだな。色んな出会いがあったりよ、この歳で初めて触れるものがあったりで」
「ゴンちゃん、まだまだ若いじゃないっすかー。ちんこも元気いっぱいだしー。硬いもん当たってるっす」
「だっはっは! そりゃお前が全裸でくっついてたら、ちんこも勃つ」
「えへっ。やだー! なんか照れるー! まっ! 俺も勃起してんすけどねー。ゴンちゃん、ゴンちゃん。ペロペロしてー」
「よっしゃ! 任せとけやー。気合入れてペロペロしてやんよー」
「うぇーい。あ、玩具使っていいっすか? 新作のやーつ」
「どんとこいやー! と、言いたいところだが、明日も仕事だから玩具は駄目だ」
「えー! ちょこっとだけ! ちょこっとだけ!」
「新作ってあれだろー? 尿道に入れるやつ。あれやると絶対漏らすから嫌」
「お漏らししてるゴンちゃんも可愛いっすよ?」
「奇特な趣味してんなおい。やるなら休みの前の日にしろー」
「うぃっすー。ゴンちゃん」
「あー?」
「ちょー愛してる」
「なんだ急に」
「言いたくなっただけっすー」
「俺も愛してるよ。爺になってもちんこペロペロしてやんよー」
「あっは! よーろしくー! んじゃ、イチャイチャしますかねー」
「どんとこいやー」
ゴンドロフはアキムと顔を見合わせて笑い、触れるだけのキスをした。
アキムと熱と快感を分け合いながら、やっぱり自分は世界で一番幸せな男だと思い、ゴンドロフはクックッと笑って、ゴンドロフだけの愛おしい幸せの運び手に何度もキスをした。
(おしまい)
323
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(22件)
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
いい加減観念して結婚してください
彩根梨愛
BL
平凡なオメガが成り行きで決まった婚約解消予定のアルファに結婚を迫られる話
元々ショートショートでしたが、続編を書きましたので短編になりました。
2025/05/05時点でBL18位ありがとうございます。
作者自身驚いていますが、お楽しみ頂き光栄です。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~
マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。
王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。
というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。
この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
感想をありがとうございますっ!!
本当に嬉しいです!!
お陰様で無事に完結を迎えることができました!
嬉しすぎるお言葉をくださり、本当に本当にありがとうございますーー!!(泣)
物語はエンドマークをつけましたが、彼らの人生は続いていきます。
大変なことがあったり、楽しいことがあったり、色んなことを家族で経験していきます。
その後の彼らに思いをはせていただけると作者冥利に尽きます!!
お付き合いくださり、本当にありがとうございました!!
感想をありがとうございますっ!!
本当に嬉しいです!
お陰様で無事に完結を迎えることができました!
嬉しすぎるお言葉の数々、本当に本当にありがとうございますーー!!
とっても楽しく執筆いたしましたので、お楽しみいただけたことがなによりも嬉しく、ご褒美であります!!
ゴンドロフとアキムの人生はまだまだ続いていきます。きっとわちゃわちゃしながら、二人なりの幸せな日々を過ごしていくことでしょう。
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!!
感想をありがとうございますっ!!
本当に嬉しいです!!
見事な茶番でございました!(笑)
処女返りならぬ童貞返り……好きです!!(笑)
一笑いしていただけたら、すっごく嬉しいですーー!!
物語はあと少し続きますので、のーんびりお付き合いいただけますと幸いであります!!