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10:アキムの望み
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ゴンドロフが再び目覚めると、ベッド横の窓のカーテンの向こうが暗くなっていた。薄暗い室内で壁の時計に目を向ければ、もうすっかり日が落ちている時間帯だ。
ものすごく空腹である。まんこと腰は痛いが動けない程ではないし、身体に残る疲れもマシになっている。
ゴンドロフは煙草が吸いたくなって、チラッと隣で眠っているアキムを見た。家の中はどこも煙草の匂いがしないから、アキムは煙草を吸わないのだろう。
ゴンドロフは静かにベッドから下りると、服を着て、持参していた鞄から煙草の箱と着火具を取り出し、こそーっと庭に出た。
庭の隅っこにしゃがんで煙草に火をつけ、深く煙を吸い込み、細く長く煙を吐き出す。
煙草は好きだが、基本的に街にいる時にしか吸えない。討伐依頼の時は特に、獲物に早々と感づかれないように匂いには気をつけている。
娼婦とセックスした後に吸う煙草が一番美味い気がするのだが、アキムとのセックスでは煙草を吸う余裕もないくらい常に限界ギリギリまで消耗している。
ゴンドロフが口の中に広がる心地いい苦味に目を細めながらのんびり煙草を吸っていると、下だけ服を着ているアキムがやって来た。
「あ、いたいたー。ゴンちゃんって煙草吸う人なんすねー」
「おー。街にいる時限定だけどな」
「ふぅん。俺も一本欲しいっすー」
「いいぞ。ほれ」
「あざーっす」
アキムに煙草の箱と着火具を投げれば、アキムがちゃんと受け止めて、ゴンドロフの隣にしゃがんで煙草を一本取り出し火をつけた。
美味そうに煙草の煙を吐いているアキムに、ゴンドロフは首を傾げた。
「煙草吸う割に家の中は煙草の匂いが全然しねぇな」
「あー。俺、貰い煙草派なんでー。自分で買ってまでは吸わねぇっす。あと、妹が煙草の匂い嫌いだったんすよー」
「ふぅん。腹減った」
「俺もめちゃくちゃ腹減ったっすー。肉焼きましょう。肉。作ってたのは昼間に食い切っちまったし」
「疲れた時には肉だよなー」
「ねー。明日の仕事だりぃっす。はっちゃけ過ぎたー」
「まぁ、お陰で残り25だけどな。一晩でヤると地味にキツいから、あと2回ってとこか。なんか望み考えとけよ。俺ができる範囲限定になっけど」
「望み……望みかぁ。金は特別賞与貰うしー。んーーーー。あっ!」
「あー? なんか思いついたか?」
「街にいる間は俺ん家に住んでくださいよー」
「なんでだよ」
「番犬代わり? やべぇのとは遊ばねぇけど、それでもストーカーみてぇのがたまに湧くんすよ」
「うへぇ。男前も大変だな」
「家事を覚えてくれたら俺も楽になるしー。ゴンちゃんも宿代浮いて貯金とかできるんじゃねぇっすか?」
「あー。それは確かになぁ。貯金なんてねぇけど、そろそろ先のことを考えねぇといけねぇしなぁ」
「やりたいこととかないんすか?」
「特にねぇな。剣を振り回して、酒と煙草と女と博打を楽しめたらそれでいい。……あ、博打はやめたんだった。博打やらねぇと暇になるな……」
「刹那的な生き方してる感じっすねー。博打やめて暇になるんなら、家事覚えてくださいよー」
「んー。まぁいいか。お前が結婚するまでは一緒に住むわ」
「あざーっす。まっ! 結婚する気ねぇんすけどね! 1人に縛られるのだりぃんでー」
「いつか刺されそうだな」
「刺されないための番犬っすよー。A級冒険者にタダで守ってもらえるってめちゃくちゃ贅沢ー」
「明日にでも定宿引き払ってくるわ。女の身体じゃ風呂に入れねぇし」
「うぃーっす。吸い終わったし、飯作りましょー」
「おー」
「奮発して牛肉買っときゃよかったっすー。ステーキ食いてぇ。鶏肉の香草焼きで我慢っすねー」
「明日の晩飯、ステーキ食いに行くか? 奢るぞ。がっつり肉食いてぇし」
「マジッすか! あざーっす! ごちになりまーす!」
「今日は気合入れて香草焼き作れー。あ、ベーコンと腸詰め肉も焼いてくれ。卵も食いてぇな。酒あるか?」
「卵……挽肉があるからオムレツにすっかなー。酒は軽いやつしかねぇっす」
「明日にでも火酒を買い込んどくわ」
「好きっすねー」
「うめぇからな」
喋りながら立ち上がり、たらたらと台所へと向かう。アキムに言われるがままに料理を作るのを手伝い、出来上がった料理を居間のテーブルに運んだ。
ちょうどいい焼き加減の鶏肉の香草焼きをがっついて食べていると、アキムが話しかけてきた。
「次の休みは5日後の予定なんでー、次にセックスすんのはその時でいいっすか? まぁ、それまでにしたくなったらしますけどー」
「んー。構わねぇ。女の身体の間は戦闘なしの日帰りの仕事しかしねぇし」
「ゴンちゃんって好きなものはなんすか?」
「酒と煙草と女」
「食い物は?」
「肉? あ、揚げ物も好きだな。あと酒に合うやつ」
「ふーん。俺も肉派っすー。魚は嫌い。骨がだりぃし、生ぐせぇし」
「釣りたての魚を焼いて食うとうめぇぞ」
「ゴンちゃん、釣りできるんすか?」
「おぅ。冒険者なら皆できるんじゃねぇの? 旅してっと食い物に困る時があるしな。長旅になると特に、持てる食料に限りがあるしよ」
「あー。なるほどー。あ」
「あー?」
「洗濯物、昨日から干しっぱなしっす。取り込んで畳むのめんどくせぇー」
「そういや、シーツを洗わねぇとやべぇだろ。つーか、風呂に入りてぇけど、めんどくせぇ。今すぐ寝たい」
「ねー。明日……は普通に出勤だしなー。うーー。シーツは交換だけしてー、明日洗ってー。風呂は朝一で入ってー、洗濯物は取り込んでおいて畳むのは明日でいいやー。まだ疲れてっしー。飯の後片付けだけはやるっすー」
「明日の朝飯は食いに行くか?」
「うぃーっす。たまの贅沢ってことにするっす。朝からやってる店知らないんすけど、いい店あるんすか?」
「おー。安くて美味くて量が多いとこがある」
「へぇー。食いきれなさそうだったら食ってくださいよー」
「いいぞー。ふぅ。満腹。寝たい」
「後片付けまで頑張るっす。あと洗濯物の取り込み」
「洗濯物の取り込みは昼間でいいんじゃねぇか? そんくらいなら1人でできる。もう夜露でしっとりしてんじゃねぇの?」
「えー。じゃあ、お願いしていいっすかー?」
「おぅ。さっさと後片付けして寝るぞ。眠い」
「うぃーっす」
ゴンドロフは、アキムと一緒に使った食器類を洗って拭いて片付けると、欠伸を連発しながら寝室に向かい、汚れたシーツを引っぺがして洗濯済みのものと交換した。
ゴンドロフは街にいる時は、基本的にパンツいっちょで寝る。のろのろと服を脱いで無駄に色っぽいパンツ一枚の姿になると、ベッドに上がって寝転がった。
アキムもパンツ一枚の姿になり、ベッドに上がった途端、横を向いているゴンドロフの無駄にデッカいおっぱいの谷間に顔を埋めた。
「おっぱいぱふぱふ最高ー。こんだけデッカいおっぱいがなくなるのはちょっと残念」
「自分のもんだと邪魔くせぇだけだぞ」
「ほんとにめちゃくちゃデッカいんすけど、直立した時、足元見えてるんすか?」
「見えねぇ。ついでになんかすげぇ肩が凝る」
「わぉ。自分には欲しくねぇなぁ。他人のをぱふぱふもみもみするのが一番っすねー。あーー。落ち着くーー。寝れるーー」
「寝ろ。寝る」
「うぃーっす。おやすみっす。ゴンちゃん」
「おー。おやすみ」
ゴンドロフのデッカいおっぱいに顔をくっつけたまま、すぐにアキムが規則正しい寝息を立て始めた。
ゴンドロフも大きな欠伸をすると、アキムの寝息に誘われるようにすとんと寝落ちた。
ものすごく空腹である。まんこと腰は痛いが動けない程ではないし、身体に残る疲れもマシになっている。
ゴンドロフは煙草が吸いたくなって、チラッと隣で眠っているアキムを見た。家の中はどこも煙草の匂いがしないから、アキムは煙草を吸わないのだろう。
ゴンドロフは静かにベッドから下りると、服を着て、持参していた鞄から煙草の箱と着火具を取り出し、こそーっと庭に出た。
庭の隅っこにしゃがんで煙草に火をつけ、深く煙を吸い込み、細く長く煙を吐き出す。
煙草は好きだが、基本的に街にいる時にしか吸えない。討伐依頼の時は特に、獲物に早々と感づかれないように匂いには気をつけている。
娼婦とセックスした後に吸う煙草が一番美味い気がするのだが、アキムとのセックスでは煙草を吸う余裕もないくらい常に限界ギリギリまで消耗している。
ゴンドロフが口の中に広がる心地いい苦味に目を細めながらのんびり煙草を吸っていると、下だけ服を着ているアキムがやって来た。
「あ、いたいたー。ゴンちゃんって煙草吸う人なんすねー」
「おー。街にいる時限定だけどな」
「ふぅん。俺も一本欲しいっすー」
「いいぞ。ほれ」
「あざーっす」
アキムに煙草の箱と着火具を投げれば、アキムがちゃんと受け止めて、ゴンドロフの隣にしゃがんで煙草を一本取り出し火をつけた。
美味そうに煙草の煙を吐いているアキムに、ゴンドロフは首を傾げた。
「煙草吸う割に家の中は煙草の匂いが全然しねぇな」
「あー。俺、貰い煙草派なんでー。自分で買ってまでは吸わねぇっす。あと、妹が煙草の匂い嫌いだったんすよー」
「ふぅん。腹減った」
「俺もめちゃくちゃ腹減ったっすー。肉焼きましょう。肉。作ってたのは昼間に食い切っちまったし」
「疲れた時には肉だよなー」
「ねー。明日の仕事だりぃっす。はっちゃけ過ぎたー」
「まぁ、お陰で残り25だけどな。一晩でヤると地味にキツいから、あと2回ってとこか。なんか望み考えとけよ。俺ができる範囲限定になっけど」
「望み……望みかぁ。金は特別賞与貰うしー。んーーーー。あっ!」
「あー? なんか思いついたか?」
「街にいる間は俺ん家に住んでくださいよー」
「なんでだよ」
「番犬代わり? やべぇのとは遊ばねぇけど、それでもストーカーみてぇのがたまに湧くんすよ」
「うへぇ。男前も大変だな」
「家事を覚えてくれたら俺も楽になるしー。ゴンちゃんも宿代浮いて貯金とかできるんじゃねぇっすか?」
「あー。それは確かになぁ。貯金なんてねぇけど、そろそろ先のことを考えねぇといけねぇしなぁ」
「やりたいこととかないんすか?」
「特にねぇな。剣を振り回して、酒と煙草と女と博打を楽しめたらそれでいい。……あ、博打はやめたんだった。博打やらねぇと暇になるな……」
「刹那的な生き方してる感じっすねー。博打やめて暇になるんなら、家事覚えてくださいよー」
「んー。まぁいいか。お前が結婚するまでは一緒に住むわ」
「あざーっす。まっ! 結婚する気ねぇんすけどね! 1人に縛られるのだりぃんでー」
「いつか刺されそうだな」
「刺されないための番犬っすよー。A級冒険者にタダで守ってもらえるってめちゃくちゃ贅沢ー」
「明日にでも定宿引き払ってくるわ。女の身体じゃ風呂に入れねぇし」
「うぃーっす。吸い終わったし、飯作りましょー」
「おー」
「奮発して牛肉買っときゃよかったっすー。ステーキ食いてぇ。鶏肉の香草焼きで我慢っすねー」
「明日の晩飯、ステーキ食いに行くか? 奢るぞ。がっつり肉食いてぇし」
「マジッすか! あざーっす! ごちになりまーす!」
「今日は気合入れて香草焼き作れー。あ、ベーコンと腸詰め肉も焼いてくれ。卵も食いてぇな。酒あるか?」
「卵……挽肉があるからオムレツにすっかなー。酒は軽いやつしかねぇっす」
「明日にでも火酒を買い込んどくわ」
「好きっすねー」
「うめぇからな」
喋りながら立ち上がり、たらたらと台所へと向かう。アキムに言われるがままに料理を作るのを手伝い、出来上がった料理を居間のテーブルに運んだ。
ちょうどいい焼き加減の鶏肉の香草焼きをがっついて食べていると、アキムが話しかけてきた。
「次の休みは5日後の予定なんでー、次にセックスすんのはその時でいいっすか? まぁ、それまでにしたくなったらしますけどー」
「んー。構わねぇ。女の身体の間は戦闘なしの日帰りの仕事しかしねぇし」
「ゴンちゃんって好きなものはなんすか?」
「酒と煙草と女」
「食い物は?」
「肉? あ、揚げ物も好きだな。あと酒に合うやつ」
「ふーん。俺も肉派っすー。魚は嫌い。骨がだりぃし、生ぐせぇし」
「釣りたての魚を焼いて食うとうめぇぞ」
「ゴンちゃん、釣りできるんすか?」
「おぅ。冒険者なら皆できるんじゃねぇの? 旅してっと食い物に困る時があるしな。長旅になると特に、持てる食料に限りがあるしよ」
「あー。なるほどー。あ」
「あー?」
「洗濯物、昨日から干しっぱなしっす。取り込んで畳むのめんどくせぇー」
「そういや、シーツを洗わねぇとやべぇだろ。つーか、風呂に入りてぇけど、めんどくせぇ。今すぐ寝たい」
「ねー。明日……は普通に出勤だしなー。うーー。シーツは交換だけしてー、明日洗ってー。風呂は朝一で入ってー、洗濯物は取り込んでおいて畳むのは明日でいいやー。まだ疲れてっしー。飯の後片付けだけはやるっすー」
「明日の朝飯は食いに行くか?」
「うぃーっす。たまの贅沢ってことにするっす。朝からやってる店知らないんすけど、いい店あるんすか?」
「おー。安くて美味くて量が多いとこがある」
「へぇー。食いきれなさそうだったら食ってくださいよー」
「いいぞー。ふぅ。満腹。寝たい」
「後片付けまで頑張るっす。あと洗濯物の取り込み」
「洗濯物の取り込みは昼間でいいんじゃねぇか? そんくらいなら1人でできる。もう夜露でしっとりしてんじゃねぇの?」
「えー。じゃあ、お願いしていいっすかー?」
「おぅ。さっさと後片付けして寝るぞ。眠い」
「うぃーっす」
ゴンドロフは、アキムと一緒に使った食器類を洗って拭いて片付けると、欠伸を連発しながら寝室に向かい、汚れたシーツを引っぺがして洗濯済みのものと交換した。
ゴンドロフは街にいる時は、基本的にパンツいっちょで寝る。のろのろと服を脱いで無駄に色っぽいパンツ一枚の姿になると、ベッドに上がって寝転がった。
アキムもパンツ一枚の姿になり、ベッドに上がった途端、横を向いているゴンドロフの無駄にデッカいおっぱいの谷間に顔を埋めた。
「おっぱいぱふぱふ最高ー。こんだけデッカいおっぱいがなくなるのはちょっと残念」
「自分のもんだと邪魔くせぇだけだぞ」
「ほんとにめちゃくちゃデッカいんすけど、直立した時、足元見えてるんすか?」
「見えねぇ。ついでになんかすげぇ肩が凝る」
「わぉ。自分には欲しくねぇなぁ。他人のをぱふぱふもみもみするのが一番っすねー。あーー。落ち着くーー。寝れるーー」
「寝ろ。寝る」
「うぃーっす。おやすみっす。ゴンちゃん」
「おー。おやすみ」
ゴンドロフのデッカいおっぱいに顔をくっつけたまま、すぐにアキムが規則正しい寝息を立て始めた。
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