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35:なんか物足りない
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ものすごーく楽しかった小旅行から帰って2日。今日からゴンドロフが仕事を再開する。
アキムはいつもの時間に起きて朝の日課をすると、いつもより気合を入れて朝食を作った。
朝からガツガツと美味しそうに食べるゴンドロフを紅茶片手に眺めて、アキムはゴンドロフに話しかけた。
「受ける依頼の目星とかついてんすか?」
「あー? 昨日チラッとギルドを覗いてみたら、割と近場でワーウルフ討伐の依頼があったから、それにすっかなーって思ってっとこ。20日くらいで帰ってこれるんじゃねぇかな?」
「うぃーっす。ゴンちゃんいない間はアイナん家にいよっかなー」
「いいんじゃね? まだリリンに手がかかるし、手伝ってやれよ」
「そうしまーす」
「ふぅ。食ったー。帰る途中に色んな果実酒が売ってる町があっから、適当になんか買ってくるわ」
「あざーーっす!! ちょー楽しみにしとくっす!」
「おー。まぁ、今回は徒歩で行くから、そんなに量は買えねぇけどな」
「負担にならない程度の量で十分っすよー」
「んじゃ。サクッと後片付けして出るか」
「うぃーっす」
アキムはゴンドロフと一緒に後片付けをすると、手分けして洗濯物を干し、出勤準備をした。
2人で家を出てギルドに向かえば、ギルドの入り口の所にデーリがいた。
「よっ。調子はどうだ? デーリ」
「絶好調だね! 昨日見たワーウルフ狩りの仕事でいいんだろ?」
「いいぞー。そんくれぇがちょうど肩慣らしにゃあいいだろ。じゃあな。アキム。いってくる」
「いってらっしゃーい。気をつけてー」
「おー」
鎧を着て大剣を背負ったゴンドロフがひらひらと手を振り、デーリと一緒に足早に去っていった。
アキムは2人の姿が見えなくなると、職員用の出入り口からギルド内に入り、仕事の準備を始めた。
1日の仕事を終えて家に帰ると、手早く泊まり込みの準備をしてから、アイナの家に向かう。家に1人だとなんかちょっと寂しいから、リリンの世話や家事の手伝いをしていた方がずっといい。
アイナの家に向かいながら、アキムはふと思った。なんだか自分が寂しがり屋っぽくて微妙である。ゴンドロフが二か月もずっと一緒にいたから、すっかりゴンドロフがいることに慣れてしまった。
遊んでくれる相手がいないので、ゴンドロフとセックスしまくっていた。完全におっさんとセックスするのに慣れきってしまった感がある。
アキムは深く考えないことにして、アイナの家の玄関の呼び鈴を押した。
義弟マリットが出てきたので、ゴンドロフが帰ってくるまで泊まり込みで手伝いをする旨を伝えると、マリットが申し訳なさそうに頭を下げた。
「いつもすいません。僕がもっと家のことをできたらいいんですけど」
「いやー。気にしなくていいよー。俺が好きでやってることだしー」
「ありがとうございます」
アキムは家の中に入ると、大きな羊のぬいぐるみに乗ってご機嫌なリリンのぷくぷくの頬にキスをしてから、台所へ向かった。
台所では、アイナが夕食を作っていた。アキムに気づいたアイナが、嬉しそうに笑った後で、揶揄うようににまーっと笑った。
「ゴンちゃんいなくて寂しいから来ちゃった感じ?」
「否定はしねぇかなぁ」
「あはは。うちは大歓迎だけどね! お兄ちゃん、晩ご飯まだでしょ? 追加で何を作ろうかしら」
「俺が作るよー。メインは何?」
「鶏肉にチーズ挟んで揚げたやつ。前にゴンちゃんが作ってくれたんだけど、すごく美味しくて気に入ってるの」
「おっ。いいねぇ。んじゃ、豚肉で野菜巻いて焼くかな」
「あら。私それ好きー。人参多めでよろしく!」
「はいはい。ゴンちゃん早く帰ってこねぇかなー」
「今日出たばっかじゃない。どんくらいで帰るの?」
「何事もなければ20日くらい?」
「微妙に長いわねぇ」
「だろー」
「ゴンちゃんいないとなんか寂しいわね」
「まぁねー。ゴンちゃんがいる生活に慣れちまってるわー。なんかやべぇ」
「別にいいじゃない。なんならゴンちゃんと結婚すれば?」
「えー。ないない。おっさんと結婚なんて無理ー」
「でも、すっごい仲良しじゃない」
「えー? まぁ、仲はそれなりにいいとは思うけどー」
「まぁ、気長に2人の結婚を待ってるわー。私的には、ぽっと出の変な女と結婚されるより、ゴンちゃんと落ち着いてくれた方が安心だもの」
「そんなもんか? 結婚……結婚なぁ……ぶっちゃけ面倒。独り身の方が気楽でいいわ」
「まぁ、もっと歳をとれば考えも変わるかもね。よし。揚げ物おーわり」
「こっちはあと焼くだけー」
「パンを焼き直しておくわ。市場で葡萄見つけたから買ってきちゃった。デザートにしましょ」
「最高。次の休みに市場に買い出しに行くかー。3日後まで大丈夫か?」
「大丈夫よ。その代わり、3日後の買い物は量が多いけどねー」
「まぁ、なんとなるっしょー。おし。でーきた」
「お土産のワインを出そうかしら」
「いいねー。明日も仕事だから、ちょっとだけマリット君と飲もう」
アキムはアイナと手分けして居間に夕食を運んだ。マリットとワインを飲みつつ美味しい夕食を食べるが、全身で『美味しい!』とガツガツ食べてくれるゴンドロフがいないと、なんか物足りない。
ゴンドロフのことは気に入っているが、恋愛感情で好きなわけではない。そもそも、アキムは恋愛感情というものがよく分かっていない。
ゴンドロフがこの場にいたらもっと楽しいのに、と思いながら、アキムはワインを飲み干した。
ワインは好きだが酒に弱いマリットを先に寝かせ、アイナが風呂に入っている間に、寝ぐずりで泣いているリリンを抱っこして居間をぐるぐる歩いている。赤ちゃんの高めの体温がじわぁっと眠気を誘ってくるが、まずはリリンを寝かせるのが最優先だ。
アイナが風呂から出てきたタイミングでリリンが寝たので、アイナにリリンをそっと渡し、風呂へ行く。
のんびり少し熱めのお湯に浸かりながら、やっぱりなんか物足りないなと思った。
この二か月、毎日ゴンドロフと一緒に風呂に入り、2人じゃ狭い浴槽でみっちみちな感じでお湯に浸かっていたので、1人だとなんか落ち着かない。
アキムはむぅと唇を尖らせた。ゴンドロフがいないと何をするでもなんか物足りない。ふかふかおっぱいを枕に寝ることもできないし、セックスも帰ってくるまでおあずけだ。遊んでくれる相手を探すのも面倒だし、大人しく禁欲生活をするしかない。
風呂から出て、寝間着を着てから居間に向かい、ソファーに寝転がって毛布を被る。
明日も仕事なので寝ようとするが、なんか落ち着かなくて眠れない。ゴンドロフの高めの体温がないと、どうにも物足りない。
アキムは溜め息を吐いて天井を見上げた。
ゴンドロフがアキムの生活にすっかり溶け込んでしまっている。いいのか悪いのか微妙なところだ。番犬代わりに一緒に住んでくれと言ったのはアキムなのだが、こうもゴンドロフがいないと寂しくなるのは誤算であった。
ゴンドロフが帰ってくるまでの20日が長い。何事もなければ、また依頼を受けて仕事に出るだろうし、下手すれば数か月帰ってこないこともあるだろう。
ゴンドロフがいる生活に完全に慣れちゃっているので、ゴンドロフ不在の生活にも慣れていかなくてはいけない。ゴンドロフが冒険者を引退するまでは、こんな感じの生活が続くのだろうか。
アキムがぼんやりとゴンドロフが早く帰ってこないかなぁと思いながら天井を見ていると、泣いているリリンを抱っこしたアイナがやって来た。
アキムが起き上がると、アイナが申し訳なさそうな顔をした。
「あ、ごめん。起こしちゃった? 全然泣きやまないから、ちょっと散歩してくるわ」
「俺も一緒に行くわ」
「明日も仕事でしょ。寝てなよ」
「大丈夫大丈夫。俺まだ若いし」
「んー。じゃあ、お願い」
「んー。コートだけ羽織ればいっか。アイナはコートだけで寒くないか?」
「大丈夫。リリンも温かい格好させたし」
「じゃあ、ちょっと夜の散歩に行こうかね」
「うん」
アキムは、泣いているリリンをそっと受け取り、アイナと一緒に家を出た。聞けば、夜泣きが酷い時は夜の散歩をしているらしい。マリットを起こすといけないし、歩いていたらリリンもそのうち寝るからと。
アキムはアイナと他愛のないお喋りをしながら夜の道を歩き、何気なく空を見上げた。今夜は月が真ん丸だ。ゴンドロフも月を見上げながら野外で寝ているのかもしれない。
アキムはリリンが泣き止んで寝るまで、アイナと一緒にのんびりと歩いた。
アキムはいつもの時間に起きて朝の日課をすると、いつもより気合を入れて朝食を作った。
朝からガツガツと美味しそうに食べるゴンドロフを紅茶片手に眺めて、アキムはゴンドロフに話しかけた。
「受ける依頼の目星とかついてんすか?」
「あー? 昨日チラッとギルドを覗いてみたら、割と近場でワーウルフ討伐の依頼があったから、それにすっかなーって思ってっとこ。20日くらいで帰ってこれるんじゃねぇかな?」
「うぃーっす。ゴンちゃんいない間はアイナん家にいよっかなー」
「いいんじゃね? まだリリンに手がかかるし、手伝ってやれよ」
「そうしまーす」
「ふぅ。食ったー。帰る途中に色んな果実酒が売ってる町があっから、適当になんか買ってくるわ」
「あざーーっす!! ちょー楽しみにしとくっす!」
「おー。まぁ、今回は徒歩で行くから、そんなに量は買えねぇけどな」
「負担にならない程度の量で十分っすよー」
「んじゃ。サクッと後片付けして出るか」
「うぃーっす」
アキムはゴンドロフと一緒に後片付けをすると、手分けして洗濯物を干し、出勤準備をした。
2人で家を出てギルドに向かえば、ギルドの入り口の所にデーリがいた。
「よっ。調子はどうだ? デーリ」
「絶好調だね! 昨日見たワーウルフ狩りの仕事でいいんだろ?」
「いいぞー。そんくれぇがちょうど肩慣らしにゃあいいだろ。じゃあな。アキム。いってくる」
「いってらっしゃーい。気をつけてー」
「おー」
鎧を着て大剣を背負ったゴンドロフがひらひらと手を振り、デーリと一緒に足早に去っていった。
アキムは2人の姿が見えなくなると、職員用の出入り口からギルド内に入り、仕事の準備を始めた。
1日の仕事を終えて家に帰ると、手早く泊まり込みの準備をしてから、アイナの家に向かう。家に1人だとなんかちょっと寂しいから、リリンの世話や家事の手伝いをしていた方がずっといい。
アイナの家に向かいながら、アキムはふと思った。なんだか自分が寂しがり屋っぽくて微妙である。ゴンドロフが二か月もずっと一緒にいたから、すっかりゴンドロフがいることに慣れてしまった。
遊んでくれる相手がいないので、ゴンドロフとセックスしまくっていた。完全におっさんとセックスするのに慣れきってしまった感がある。
アキムは深く考えないことにして、アイナの家の玄関の呼び鈴を押した。
義弟マリットが出てきたので、ゴンドロフが帰ってくるまで泊まり込みで手伝いをする旨を伝えると、マリットが申し訳なさそうに頭を下げた。
「いつもすいません。僕がもっと家のことをできたらいいんですけど」
「いやー。気にしなくていいよー。俺が好きでやってることだしー」
「ありがとうございます」
アキムは家の中に入ると、大きな羊のぬいぐるみに乗ってご機嫌なリリンのぷくぷくの頬にキスをしてから、台所へ向かった。
台所では、アイナが夕食を作っていた。アキムに気づいたアイナが、嬉しそうに笑った後で、揶揄うようににまーっと笑った。
「ゴンちゃんいなくて寂しいから来ちゃった感じ?」
「否定はしねぇかなぁ」
「あはは。うちは大歓迎だけどね! お兄ちゃん、晩ご飯まだでしょ? 追加で何を作ろうかしら」
「俺が作るよー。メインは何?」
「鶏肉にチーズ挟んで揚げたやつ。前にゴンちゃんが作ってくれたんだけど、すごく美味しくて気に入ってるの」
「おっ。いいねぇ。んじゃ、豚肉で野菜巻いて焼くかな」
「あら。私それ好きー。人参多めでよろしく!」
「はいはい。ゴンちゃん早く帰ってこねぇかなー」
「今日出たばっかじゃない。どんくらいで帰るの?」
「何事もなければ20日くらい?」
「微妙に長いわねぇ」
「だろー」
「ゴンちゃんいないとなんか寂しいわね」
「まぁねー。ゴンちゃんがいる生活に慣れちまってるわー。なんかやべぇ」
「別にいいじゃない。なんならゴンちゃんと結婚すれば?」
「えー。ないない。おっさんと結婚なんて無理ー」
「でも、すっごい仲良しじゃない」
「えー? まぁ、仲はそれなりにいいとは思うけどー」
「まぁ、気長に2人の結婚を待ってるわー。私的には、ぽっと出の変な女と結婚されるより、ゴンちゃんと落ち着いてくれた方が安心だもの」
「そんなもんか? 結婚……結婚なぁ……ぶっちゃけ面倒。独り身の方が気楽でいいわ」
「まぁ、もっと歳をとれば考えも変わるかもね。よし。揚げ物おーわり」
「こっちはあと焼くだけー」
「パンを焼き直しておくわ。市場で葡萄見つけたから買ってきちゃった。デザートにしましょ」
「最高。次の休みに市場に買い出しに行くかー。3日後まで大丈夫か?」
「大丈夫よ。その代わり、3日後の買い物は量が多いけどねー」
「まぁ、なんとなるっしょー。おし。でーきた」
「お土産のワインを出そうかしら」
「いいねー。明日も仕事だから、ちょっとだけマリット君と飲もう」
アキムはアイナと手分けして居間に夕食を運んだ。マリットとワインを飲みつつ美味しい夕食を食べるが、全身で『美味しい!』とガツガツ食べてくれるゴンドロフがいないと、なんか物足りない。
ゴンドロフのことは気に入っているが、恋愛感情で好きなわけではない。そもそも、アキムは恋愛感情というものがよく分かっていない。
ゴンドロフがこの場にいたらもっと楽しいのに、と思いながら、アキムはワインを飲み干した。
ワインは好きだが酒に弱いマリットを先に寝かせ、アイナが風呂に入っている間に、寝ぐずりで泣いているリリンを抱っこして居間をぐるぐる歩いている。赤ちゃんの高めの体温がじわぁっと眠気を誘ってくるが、まずはリリンを寝かせるのが最優先だ。
アイナが風呂から出てきたタイミングでリリンが寝たので、アイナにリリンをそっと渡し、風呂へ行く。
のんびり少し熱めのお湯に浸かりながら、やっぱりなんか物足りないなと思った。
この二か月、毎日ゴンドロフと一緒に風呂に入り、2人じゃ狭い浴槽でみっちみちな感じでお湯に浸かっていたので、1人だとなんか落ち着かない。
アキムはむぅと唇を尖らせた。ゴンドロフがいないと何をするでもなんか物足りない。ふかふかおっぱいを枕に寝ることもできないし、セックスも帰ってくるまでおあずけだ。遊んでくれる相手を探すのも面倒だし、大人しく禁欲生活をするしかない。
風呂から出て、寝間着を着てから居間に向かい、ソファーに寝転がって毛布を被る。
明日も仕事なので寝ようとするが、なんか落ち着かなくて眠れない。ゴンドロフの高めの体温がないと、どうにも物足りない。
アキムは溜め息を吐いて天井を見上げた。
ゴンドロフがアキムの生活にすっかり溶け込んでしまっている。いいのか悪いのか微妙なところだ。番犬代わりに一緒に住んでくれと言ったのはアキムなのだが、こうもゴンドロフがいないと寂しくなるのは誤算であった。
ゴンドロフが帰ってくるまでの20日が長い。何事もなければ、また依頼を受けて仕事に出るだろうし、下手すれば数か月帰ってこないこともあるだろう。
ゴンドロフがいる生活に完全に慣れちゃっているので、ゴンドロフ不在の生活にも慣れていかなくてはいけない。ゴンドロフが冒険者を引退するまでは、こんな感じの生活が続くのだろうか。
アキムがぼんやりとゴンドロフが早く帰ってこないかなぁと思いながら天井を見ていると、泣いているリリンを抱っこしたアイナがやって来た。
アキムが起き上がると、アイナが申し訳なさそうな顔をした。
「あ、ごめん。起こしちゃった? 全然泣きやまないから、ちょっと散歩してくるわ」
「俺も一緒に行くわ」
「明日も仕事でしょ。寝てなよ」
「大丈夫大丈夫。俺まだ若いし」
「んー。じゃあ、お願い」
「んー。コートだけ羽織ればいっか。アイナはコートだけで寒くないか?」
「大丈夫。リリンも温かい格好させたし」
「じゃあ、ちょっと夜の散歩に行こうかね」
「うん」
アキムは、泣いているリリンをそっと受け取り、アイナと一緒に家を出た。聞けば、夜泣きが酷い時は夜の散歩をしているらしい。マリットを起こすといけないし、歩いていたらリリンもそのうち寝るからと。
アキムはアイナと他愛のないお喋りをしながら夜の道を歩き、何気なく空を見上げた。今夜は月が真ん丸だ。ゴンドロフも月を見上げながら野外で寝ているのかもしれない。
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