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42:おっぱい枕ですやぁ
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ゴンドロフが大量の食料を担いで、同じく大荷物なアキムと一緒に家に帰ると、リリンが元気いっぱいに泣いていた。
リリンを抱っこしたアイナが居間をぐるぐる歩いているので、寝ぐずりだろう。
買ってきたものを片付けて居間に行くと、ちょっと疲れた顔をしたアイナがゴンドロフ達に気づいて、へにゃっと笑った。
「おかえりなさーい」
「ただいまー」
「ただいま。寝ぐずりか?」
「そー。寝ぐずり祭りの真っ最中よー。お兄ちゃん達が出てすぐに泣き始めてー、未だに泣いてるわー。ははは……こっちが泣きたい……」
「えー。俺達が出た後からって結構な時間泣いてるなー。んーー。あっ! ゴンちゃん! 出番っす!」
「あー? どれ。代わるか」
「抱っこもいいかと思うんすけどー、おっぱい枕はどうっすかね!? ゴンちゃんのおっぱいふかふかふにふにだし!」
「それだ! お兄ちゃん天才!」
「いや、おっさんの胸筋だからな? これ」
「アイナのおっぱいはミルクの匂いがして逆に寝なさそうだけど、ゴンちゃんのおっぱいはあったかふかふかふにふにだから寝るかもっす!」
「試してみる価値はあるかもー! だって本当に寝ないんだもーん!!」
「えー。しょうがねぇなぁ。ソファーに寝転がるから、とりあえず胸にのっけてみろよ」
「はぁい! リリーン。ゴンちゃんのおっぱい枕よー」
「胸筋枕な」
ゴンドロフがソファーに仰向けに寝転がると、それはもう元気いっぱいに泣きまくっているリリンを、アイナがそっとゴンドロフの胸筋の上にのせた。暫く大人しくしていると、そのうちリリンの泣き声が小さくなり、ふにゃぁと一声上げた後で、すやぁっと寝落ちた。
「……寝たわね」
「……寝たなー」
「寝たのはいいけど動けねぇんだが」
「ゴンちゃんのおっぱい枕すごいわ!」
「ふふん。ゴンちゃんのおっぱい枕はマジで寝れるからねー」
「なんでお兄ちゃんがドヤ顔してんのよ」
「快適快眠は俺が保証するぜい!」
「なぁ。これ、俺の胸筋から離したらどうなると思う?」
「熟睡してなかったら、起きてまた泣くわねー」
「まぁ、泣くよなー」
「マジかー」
「ゴンちゃん、とりあえず枕になっててくださいよー。重いもんは全部買ったから、あとは細々したもんだけだしー、俺だけでも多分大丈夫なんでー」
「あら。ゴンちゃんが枕になってくれてるなら、私もついていくわ。2人の方が量を買えるし。手分けして買い物したら、そんなに時間もかからないでしょうし」
「んー。じゃあ、2人で買い物行ってこいよ。人が多いから変なのには気をつけろよ。アイナ」
「はぁい。ありがとー。ゴンちゃん。おっぱいは泣き出す前にあげたから、時間にもよるけど、次泣くとしたらおむつかなぁ」
「おー。まぁ、泣いたらそん時はそん時だ。とりあえずこのまま寝かせとくわ」
「はぁい。お願いしまっす!」
「んじゃ! サクッと買い出ししてきまっす! 帰ったら午後のお茶飲みましょうよー」
「あ、帰ったらクラッカー焼かない? ジャムがめちゃくちゃ気になってるのよねー」
「最高! 急ぐぞ! アイナ!」
「えぇ! じゃあ、ゴンちゃん! いってきまーす!」
「いってきまーす!」
「おー。いってらっしゃい」
ゴンドロフは2人が居間から出ていくと、くわぁっと大きな欠伸をした。胸の上のリリンの体温がぽかぽかと温かくて、穏やかな寝息も相まって眠くなってくる。
うっかりリリンを落としたら大変だから寝るつもりはないが、小さな軽い温もりに、なんだかちょっと胸の奥が擽ったい。
自分の子供をもつことは、結婚を諦めた頃から諦めている。今になっては女を抱くのじゃ満足できなくなったし、リリンがいるから別にいいかなって気になっている。
アキムが結婚するまでは居候するつもりだから、それまではリリンを可愛がればいい。
ゴンドロフは寝ているリリンの背中をやんわりと擦りながら、小さな頃に母親が歌ってくれていた子守唄を小さな声で歌った。
アキムとアイナが帰ってきた気配がした。リリンはまだぐっすり寝ている。ゴンドロフが動かずにそのままでいると、アイナが居間に入ってきて、近寄ってきた。
「ただいまー。わー。リリンがまだぐっすりー。よっぽど寝心地いいのね。ゴンちゃんのおっぱい枕」
「胸筋枕な」
「そろそろベッドに移動させるわ」
「おー。頼む。さっきからトイレに行きてぇんだよ」
「あら大変。そーっと動かすわー」
アイナがリリンを抱き上げ、赤ん坊用のベッドに連れて行くと、ゴンドロフは起き上がり、バタバタとトイレに向かった。割と膀胱危機一髪だったので、早めに帰ってきてくれてよかった。
脱衣場の洗面台で手を洗っていると、アキムとアイナが洗面台にやって来た。アキムがニッと笑った。
「リリンの枕あざますっ!! 泣かなかったっすか?」
「いや。ずっと寝てたぞ」
「おー! ゴンちゃんのおっぱい枕すげー。アイナも試してみたら?」
「いやー。流石に私は重いでしょー」
「俺が寝ても大丈夫だから、アイナも余裕っしょー」
「お兄ちゃんもゴンちゃんのおっぱい枕で寝てんの!? ゴンちゃん大丈夫!?」
「あー? 特に問題ねぇな」
「ゴンちゃんすごいね!? えー。じゃあ、私も試してみたーい。おっぱい枕」
「クラッカー食いてぇから、午後のお茶の後な」
「やったー! リリンが寝てる間にちゃちゃっとクラッカー焼いちゃいましょ!」
「そんなにおっさんの胸筋で寝たいか?」
「いやだって。ゴンちゃんのおっぱいほんとにデカいし。あったかふかふかふにふにしてそうなんだもん」
「寝心地のよさは俺が完全保証!」
「だって」
「そっかー。ま、いっか」
ゴンドロフは考えることをやめた。
アキムとアイナが手早くクラッカーを作った。土産のジャムをつけて食べると、サクサクのクラッカーとジャムの相性が絶妙で、素直に美味かった。
お茶を飲み終えた頃にリリンがおむつで泣き始めたのでおむつを替えてやり、リリンが泣きやんでご機嫌になると、ソファーに仰向けに寝転がって、なんだかワクワクしているアイナを身体の上にのっける。
落ちないように手で支えてやると、胸筋に顔をすりすりしたアイナがほぅと息を吐いた。
「やばーい。これは寝れるわー。あったかーい。ふかふかふにふにー。やばーい。ほんとやばーい」
「なー。やべぇだろー。ゴンちゃんのおっぱい枕」
「語彙力死ぬレベルでやばーい。寝れる……寝れる……」
「ちっと昼寝しとけー。枕になっといてやるから」
「ありがとー。ゴンちゃん。あーー。なにこれ最高ーー。ねーれーるーー」
ゴンドロフの胸筋に懐いているアイナがすやぁっと寝落ちた。アキムが楽しそうに笑いながら、抱っこしていたリリンを赤ん坊用のベッドに寝かせて、アイナの身体の上に毛布をかけてやった。
アイナはアキム程重くないので、ゴンドロフも眠くなってくる。が、流石にソファーで寝たら、ちょっと身動ぎするだけでもアイナを落としそうで怖いので、再び寝るのを我慢する。
ご機嫌なリリンを抱っこして、アキムがゴンドロフの顔の側でしゃがんだ。
「ふふーっ。ゴンちゃんのおっぱい枕の魅力にとりつかれた人間が一気に2人増えたっす」
「俺の胸筋すげぇな」
「アイナが寝てる間に、俺はリリンおんぶして晩飯の支度始めとくっすー。今日は冷えるから、鶏肉と南瓜ゴロゴロのシチューがメインっすよー」
「おー。いいな。腸詰め肉も焼いてくれよ」
「いいっすよー。あとは芋のサラダにすっかな?」
「卵とベーコン多めがいい」
「うぃーっす。んじゃ、台所いってきまーす」
「おー」
アキムがぐっすり寝ているアイナの頭をやんわり撫でてから、リリンをおんぶ紐でおんぶして、台所へと向かっていった。
ゴンドロフはアイナの枕になったまま、くわぁっと大きな欠伸をした。
リリンがおっぱいで泣き出すまで、アイナはゴンドロフの胸筋を枕に爆睡していた。
アイナが『すっごい寝たー』と嬉しそうに笑っていたので、枕になった甲斐があるというものだ。
ゴンドロフはアイナが起きてリリンにおっぱいをあげ始めると、台所へ行き、アキムの手伝いを始めた。
リリンを抱っこしたアイナが居間をぐるぐる歩いているので、寝ぐずりだろう。
買ってきたものを片付けて居間に行くと、ちょっと疲れた顔をしたアイナがゴンドロフ達に気づいて、へにゃっと笑った。
「おかえりなさーい」
「ただいまー」
「ただいま。寝ぐずりか?」
「そー。寝ぐずり祭りの真っ最中よー。お兄ちゃん達が出てすぐに泣き始めてー、未だに泣いてるわー。ははは……こっちが泣きたい……」
「えー。俺達が出た後からって結構な時間泣いてるなー。んーー。あっ! ゴンちゃん! 出番っす!」
「あー? どれ。代わるか」
「抱っこもいいかと思うんすけどー、おっぱい枕はどうっすかね!? ゴンちゃんのおっぱいふかふかふにふにだし!」
「それだ! お兄ちゃん天才!」
「いや、おっさんの胸筋だからな? これ」
「アイナのおっぱいはミルクの匂いがして逆に寝なさそうだけど、ゴンちゃんのおっぱいはあったかふかふかふにふにだから寝るかもっす!」
「試してみる価値はあるかもー! だって本当に寝ないんだもーん!!」
「えー。しょうがねぇなぁ。ソファーに寝転がるから、とりあえず胸にのっけてみろよ」
「はぁい! リリーン。ゴンちゃんのおっぱい枕よー」
「胸筋枕な」
ゴンドロフがソファーに仰向けに寝転がると、それはもう元気いっぱいに泣きまくっているリリンを、アイナがそっとゴンドロフの胸筋の上にのせた。暫く大人しくしていると、そのうちリリンの泣き声が小さくなり、ふにゃぁと一声上げた後で、すやぁっと寝落ちた。
「……寝たわね」
「……寝たなー」
「寝たのはいいけど動けねぇんだが」
「ゴンちゃんのおっぱい枕すごいわ!」
「ふふん。ゴンちゃんのおっぱい枕はマジで寝れるからねー」
「なんでお兄ちゃんがドヤ顔してんのよ」
「快適快眠は俺が保証するぜい!」
「なぁ。これ、俺の胸筋から離したらどうなると思う?」
「熟睡してなかったら、起きてまた泣くわねー」
「まぁ、泣くよなー」
「マジかー」
「ゴンちゃん、とりあえず枕になっててくださいよー。重いもんは全部買ったから、あとは細々したもんだけだしー、俺だけでも多分大丈夫なんでー」
「あら。ゴンちゃんが枕になってくれてるなら、私もついていくわ。2人の方が量を買えるし。手分けして買い物したら、そんなに時間もかからないでしょうし」
「んー。じゃあ、2人で買い物行ってこいよ。人が多いから変なのには気をつけろよ。アイナ」
「はぁい。ありがとー。ゴンちゃん。おっぱいは泣き出す前にあげたから、時間にもよるけど、次泣くとしたらおむつかなぁ」
「おー。まぁ、泣いたらそん時はそん時だ。とりあえずこのまま寝かせとくわ」
「はぁい。お願いしまっす!」
「んじゃ! サクッと買い出ししてきまっす! 帰ったら午後のお茶飲みましょうよー」
「あ、帰ったらクラッカー焼かない? ジャムがめちゃくちゃ気になってるのよねー」
「最高! 急ぐぞ! アイナ!」
「えぇ! じゃあ、ゴンちゃん! いってきまーす!」
「いってきまーす!」
「おー。いってらっしゃい」
ゴンドロフは2人が居間から出ていくと、くわぁっと大きな欠伸をした。胸の上のリリンの体温がぽかぽかと温かくて、穏やかな寝息も相まって眠くなってくる。
うっかりリリンを落としたら大変だから寝るつもりはないが、小さな軽い温もりに、なんだかちょっと胸の奥が擽ったい。
自分の子供をもつことは、結婚を諦めた頃から諦めている。今になっては女を抱くのじゃ満足できなくなったし、リリンがいるから別にいいかなって気になっている。
アキムが結婚するまでは居候するつもりだから、それまではリリンを可愛がればいい。
ゴンドロフは寝ているリリンの背中をやんわりと擦りながら、小さな頃に母親が歌ってくれていた子守唄を小さな声で歌った。
アキムとアイナが帰ってきた気配がした。リリンはまだぐっすり寝ている。ゴンドロフが動かずにそのままでいると、アイナが居間に入ってきて、近寄ってきた。
「ただいまー。わー。リリンがまだぐっすりー。よっぽど寝心地いいのね。ゴンちゃんのおっぱい枕」
「胸筋枕な」
「そろそろベッドに移動させるわ」
「おー。頼む。さっきからトイレに行きてぇんだよ」
「あら大変。そーっと動かすわー」
アイナがリリンを抱き上げ、赤ん坊用のベッドに連れて行くと、ゴンドロフは起き上がり、バタバタとトイレに向かった。割と膀胱危機一髪だったので、早めに帰ってきてくれてよかった。
脱衣場の洗面台で手を洗っていると、アキムとアイナが洗面台にやって来た。アキムがニッと笑った。
「リリンの枕あざますっ!! 泣かなかったっすか?」
「いや。ずっと寝てたぞ」
「おー! ゴンちゃんのおっぱい枕すげー。アイナも試してみたら?」
「いやー。流石に私は重いでしょー」
「俺が寝ても大丈夫だから、アイナも余裕っしょー」
「お兄ちゃんもゴンちゃんのおっぱい枕で寝てんの!? ゴンちゃん大丈夫!?」
「あー? 特に問題ねぇな」
「ゴンちゃんすごいね!? えー。じゃあ、私も試してみたーい。おっぱい枕」
「クラッカー食いてぇから、午後のお茶の後な」
「やったー! リリンが寝てる間にちゃちゃっとクラッカー焼いちゃいましょ!」
「そんなにおっさんの胸筋で寝たいか?」
「いやだって。ゴンちゃんのおっぱいほんとにデカいし。あったかふかふかふにふにしてそうなんだもん」
「寝心地のよさは俺が完全保証!」
「だって」
「そっかー。ま、いっか」
ゴンドロフは考えることをやめた。
アキムとアイナが手早くクラッカーを作った。土産のジャムをつけて食べると、サクサクのクラッカーとジャムの相性が絶妙で、素直に美味かった。
お茶を飲み終えた頃にリリンがおむつで泣き始めたのでおむつを替えてやり、リリンが泣きやんでご機嫌になると、ソファーに仰向けに寝転がって、なんだかワクワクしているアイナを身体の上にのっける。
落ちないように手で支えてやると、胸筋に顔をすりすりしたアイナがほぅと息を吐いた。
「やばーい。これは寝れるわー。あったかーい。ふかふかふにふにー。やばーい。ほんとやばーい」
「なー。やべぇだろー。ゴンちゃんのおっぱい枕」
「語彙力死ぬレベルでやばーい。寝れる……寝れる……」
「ちっと昼寝しとけー。枕になっといてやるから」
「ありがとー。ゴンちゃん。あーー。なにこれ最高ーー。ねーれーるーー」
ゴンドロフの胸筋に懐いているアイナがすやぁっと寝落ちた。アキムが楽しそうに笑いながら、抱っこしていたリリンを赤ん坊用のベッドに寝かせて、アイナの身体の上に毛布をかけてやった。
アイナはアキム程重くないので、ゴンドロフも眠くなってくる。が、流石にソファーで寝たら、ちょっと身動ぎするだけでもアイナを落としそうで怖いので、再び寝るのを我慢する。
ご機嫌なリリンを抱っこして、アキムがゴンドロフの顔の側でしゃがんだ。
「ふふーっ。ゴンちゃんのおっぱい枕の魅力にとりつかれた人間が一気に2人増えたっす」
「俺の胸筋すげぇな」
「アイナが寝てる間に、俺はリリンおんぶして晩飯の支度始めとくっすー。今日は冷えるから、鶏肉と南瓜ゴロゴロのシチューがメインっすよー」
「おー。いいな。腸詰め肉も焼いてくれよ」
「いいっすよー。あとは芋のサラダにすっかな?」
「卵とベーコン多めがいい」
「うぃーっす。んじゃ、台所いってきまーす」
「おー」
アキムがぐっすり寝ているアイナの頭をやんわり撫でてから、リリンをおんぶ紐でおんぶして、台所へと向かっていった。
ゴンドロフはアイナの枕になったまま、くわぁっと大きな欠伸をした。
リリンがおっぱいで泣き出すまで、アイナはゴンドロフの胸筋を枕に爆睡していた。
アイナが『すっごい寝たー』と嬉しそうに笑っていたので、枕になった甲斐があるというものだ。
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