2 / 9
2:不運なアルディオ
しおりを挟む
アルディオは客室らしき部屋に押し込められると、震える吐息を吐いた。魔王の姿は非常に恐ろしく、今になって、情けなく身体が震えてくる。
これから自分はどうなるのだろうか。きっと拷問のような目に合わされて、あの恐ろしい魔王に食われて死ぬのだろう。
アルディオはその場にしゃがみこみ、小さく蹲って、震える自分の身体をぎゅっと抱きしめた。
アルディオは人間の国の王族として生まれた。母は8番目の側室で、元は平民だったのだが、お忍びで城下に遊びに出かけた父王に見初められ、側室の1人となった。平民の側室に、他の側室からの当たりは強く、その息子であるアルディオも異母兄弟からキツく当たられて育った。
父王は母を側室にしたが、アルディオが生まれた後くらいから、アルディオの母に興味を無くし、別の側室に入れあげるようになった。母は心を病み、幼いアルディオに頻繁に手を上げ、罵った。『お前が生まれたせいで陛下の心が離れた』と。
アルディオは、母を筆頭に、生まれてはいけなかった存在だと言われて育った。
王位継承権は一応あるが、一番下の方で、アルディオはいてもいなくても構わない、そんな存在だった。
アルディオは沢山の人に疎まれながらも、なんとか自力で生活していけるようにと、必死で勉学に励んだ。その甲斐あって、文官として王城で働いていたのだが、周囲は末席とはいえ王族であるアルディオを遠巻きにした。
アルディオはずっと孤独だった。何度も死のうと思った。だが、死んだら己に負けたことになると思い、どれだけ苦しくても耐えてきた。
数週間前。
父王が魔族の国に生贄を捧げて、人間の国に攻めてこないようにすると言い出した。未婚の側室の子供達が男女含めて全員集められ、籤引を行った。
アルディオは見事にハズレを引き、生贄になることが決まった。己の不運に絶望したくなる。魔王はとても恐ろしい存在だと聞く。生贄になったら、どんな目に合わされるか分かったものではない。逃げたいが、逃げられない。
アルディオは逃げ出さないようにと、その場で利き足である右足の腱を切られた。
魔族の国に輸送されている間から、ずっと腰布しか身に着けることが許されず、裸同然の状態で、アルディオは魔国へと生贄として捧げられた。
初めて見る魔族は、人間に近い姿の者もいたが、人間とはかけ離れた姿の者の方が圧倒的に多く、魔王にいたっては、完全に化物だった。身体は、アルディオの三倍近く大きく、地獄の底から響くような低過ぎる声は恐怖の感情しか呼び起こさない。
完全に意地だけで魔王からの問いに受け答えしたが、今になって、怖くて怖くて堪らず、身体の震えがずっと止まらない。
連れてこられた部屋には、大きなベッドがあった。よくて肉便器扱いになるのだろう。悪ければ、あの鋭い牙が生えていた大きな口で食い殺されるのだろう。
アルディオはのろのろと立ち上がり、右足を引き摺りながら、ベッドに移動して腰掛け、自分の何が悪かったのだろうと考え始めた。
仕事は自分なりに頑張っていた筈だ。末席とはいえ、一応王族なので、言動にも気をつけていたつもりである。
だが、アルディオには誰も近寄ってこない。やはり、生まれてきたのが間違いだってのだろう。結婚もできずに、アルディオはもうすぐ40を迎える。逆に考えると、よくもまぁここまで生にしがみついてきたなと、自分に呆れてしまう。
いっそ死んでしまいたい。これ以上、苦しい思いをしたくない。
生贄の自分が勝手に死んだら、魔王は怒るのだろうか。怒って人間の国に攻め込まれたら困る。王族の連中はどうでもいいが、犠牲になるのは、なんの罪もない善良な民草達だ。
アルディオとて、一応王族の端くれである。民があるから国がある。民なき国など、単なるハリボテだ。民を守ることが王族としての勤めである。アルディオが犠牲になれば、多分すぐには人間の国に魔族達が攻めてくることはないだろう。そう信じたい。
今まで、アルディオにはなんの価値も無かった。だが、アルディオが犠牲になって救われる生命が一つでもあるのなら、アルディオの存在も意味があるものになる。そうなって欲しい。
アルディオが生きた証が欲しい。自己満足のもので構わない。生まれてきてはいけなかった自分でも、誰かの為にできることがあると思いたい。たとえ、それがどれだけ苦しい思いをするとしても。
アルディオはのろのろと腰布一枚の姿で布団の中に潜り込んだ。
人間の国を出てから、殆どまともな食事をしていない。酷く空腹だが、食事が運ばれてくる様子はない。薄汚れて垢まみれの身体も洗いたいが、生贄の分際でそんな贅沢は許されないだろう。
できれば苦しまずに死にたい。
アルディオは目を閉じて、朝起きたら自分が死んでいることを祈りながら眠りに落ちた。
------
マオたんはひとしきり泣くと、スッキリしたので夕食を食べることにした。
ミディアムレアなドラゴンステーキを食べながら、ふと思った。
生贄のおっさんに食べさせられるものが魔族の国にあるのか。
人間の国と魔族の国では環境や植生が全然違うし、それぞれの身体のつくりも全然違う。
マオたんは行儀悪くテーブルに肘をついて、切り分けたステーキをフォークに刺してふりふりしながら、側に控えている爺やに声をかけた。
「爺や。人間が食べられるものって、此処にもあるのか?」
「さて。あまり多くはありませんが、一応ございます。我々の普通の食事では魔素が強過ぎて、脆弱な人間では食べただけで死にますが、魔素がとても少ない葉物や獣も一応ありますから、それらを調理すればよろしいかと」
「なるほど。空気中の魔素の濃度も多分人間の国より濃いよな。うーん。どうしよう」
「魔王陛下はあの生贄を生かしておくおつもりでしょうか」
「えー。一応?なんか死なせるのもなー。籤引で生贄って、ちょっと気の毒だし」
「では、エロエロなさいませ」
「何故そこでエロエロが出てくるんだ。爺や」
「エロエロして、魔王陛下の魔力を体液を介して生贄の身体に取り込ませ、生贄を魔族に変えてしまうのです。それが一番手っ取り早いかと。魔素が少ない食べ物は本当に少なく、また、空気中の魔素も、脆弱な人間には毒となりましょう」
「マジか……いや、流石に気の毒だけど、うんこ出す穴にちんこ突っ込むのはちょっと……」
「口で精液を飲ませればよろしいのでは?口ならば性差はございませんよ」
「それだ!よぉし!爺や!ご飯食べ終わってら生贄のおっさんのところに行ってくるわ」
「かしこまりました。存分にエロエロしてきてくださいませ」
「男相手に勃起する自信ないから、エロ本持っていっていいかな」
「よろしいかと。爺やのオススメは魔王陛下最新作の『リザードマンの2本ちんこでアヘ顔ダブルピース!犯される女騎士の絶頂潮吹き祭り!』でございます」
「おー!!流石爺や!目の付け所がいいね!」
「大変エモうございました」
「だろだろー!頑張って描いた甲斐があるぜー!くっ殺し女騎士の連続潮吹き絶頂とか夢があるよなぁ……生贄はプライド高い巨乳の女騎士がよかったなぁ。次の生贄に期待しよ」
マオたんは今生でもエロエロ同人誌をこっそり描いていた。読者は爺や1人だが、爺やとは趣味が合うし、いつもものすごく丁寧に読んで感想を伝えてくれるので、大変楽しくエロエロ同人誌を描くことができている。
マオたんは食事をしながら、爺やと次に描くエロエロ同人誌の話で盛り上がった。
これから自分はどうなるのだろうか。きっと拷問のような目に合わされて、あの恐ろしい魔王に食われて死ぬのだろう。
アルディオはその場にしゃがみこみ、小さく蹲って、震える自分の身体をぎゅっと抱きしめた。
アルディオは人間の国の王族として生まれた。母は8番目の側室で、元は平民だったのだが、お忍びで城下に遊びに出かけた父王に見初められ、側室の1人となった。平民の側室に、他の側室からの当たりは強く、その息子であるアルディオも異母兄弟からキツく当たられて育った。
父王は母を側室にしたが、アルディオが生まれた後くらいから、アルディオの母に興味を無くし、別の側室に入れあげるようになった。母は心を病み、幼いアルディオに頻繁に手を上げ、罵った。『お前が生まれたせいで陛下の心が離れた』と。
アルディオは、母を筆頭に、生まれてはいけなかった存在だと言われて育った。
王位継承権は一応あるが、一番下の方で、アルディオはいてもいなくても構わない、そんな存在だった。
アルディオは沢山の人に疎まれながらも、なんとか自力で生活していけるようにと、必死で勉学に励んだ。その甲斐あって、文官として王城で働いていたのだが、周囲は末席とはいえ王族であるアルディオを遠巻きにした。
アルディオはずっと孤独だった。何度も死のうと思った。だが、死んだら己に負けたことになると思い、どれだけ苦しくても耐えてきた。
数週間前。
父王が魔族の国に生贄を捧げて、人間の国に攻めてこないようにすると言い出した。未婚の側室の子供達が男女含めて全員集められ、籤引を行った。
アルディオは見事にハズレを引き、生贄になることが決まった。己の不運に絶望したくなる。魔王はとても恐ろしい存在だと聞く。生贄になったら、どんな目に合わされるか分かったものではない。逃げたいが、逃げられない。
アルディオは逃げ出さないようにと、その場で利き足である右足の腱を切られた。
魔族の国に輸送されている間から、ずっと腰布しか身に着けることが許されず、裸同然の状態で、アルディオは魔国へと生贄として捧げられた。
初めて見る魔族は、人間に近い姿の者もいたが、人間とはかけ離れた姿の者の方が圧倒的に多く、魔王にいたっては、完全に化物だった。身体は、アルディオの三倍近く大きく、地獄の底から響くような低過ぎる声は恐怖の感情しか呼び起こさない。
完全に意地だけで魔王からの問いに受け答えしたが、今になって、怖くて怖くて堪らず、身体の震えがずっと止まらない。
連れてこられた部屋には、大きなベッドがあった。よくて肉便器扱いになるのだろう。悪ければ、あの鋭い牙が生えていた大きな口で食い殺されるのだろう。
アルディオはのろのろと立ち上がり、右足を引き摺りながら、ベッドに移動して腰掛け、自分の何が悪かったのだろうと考え始めた。
仕事は自分なりに頑張っていた筈だ。末席とはいえ、一応王族なので、言動にも気をつけていたつもりである。
だが、アルディオには誰も近寄ってこない。やはり、生まれてきたのが間違いだってのだろう。結婚もできずに、アルディオはもうすぐ40を迎える。逆に考えると、よくもまぁここまで生にしがみついてきたなと、自分に呆れてしまう。
いっそ死んでしまいたい。これ以上、苦しい思いをしたくない。
生贄の自分が勝手に死んだら、魔王は怒るのだろうか。怒って人間の国に攻め込まれたら困る。王族の連中はどうでもいいが、犠牲になるのは、なんの罪もない善良な民草達だ。
アルディオとて、一応王族の端くれである。民があるから国がある。民なき国など、単なるハリボテだ。民を守ることが王族としての勤めである。アルディオが犠牲になれば、多分すぐには人間の国に魔族達が攻めてくることはないだろう。そう信じたい。
今まで、アルディオにはなんの価値も無かった。だが、アルディオが犠牲になって救われる生命が一つでもあるのなら、アルディオの存在も意味があるものになる。そうなって欲しい。
アルディオが生きた証が欲しい。自己満足のもので構わない。生まれてきてはいけなかった自分でも、誰かの為にできることがあると思いたい。たとえ、それがどれだけ苦しい思いをするとしても。
アルディオはのろのろと腰布一枚の姿で布団の中に潜り込んだ。
人間の国を出てから、殆どまともな食事をしていない。酷く空腹だが、食事が運ばれてくる様子はない。薄汚れて垢まみれの身体も洗いたいが、生贄の分際でそんな贅沢は許されないだろう。
できれば苦しまずに死にたい。
アルディオは目を閉じて、朝起きたら自分が死んでいることを祈りながら眠りに落ちた。
------
マオたんはひとしきり泣くと、スッキリしたので夕食を食べることにした。
ミディアムレアなドラゴンステーキを食べながら、ふと思った。
生贄のおっさんに食べさせられるものが魔族の国にあるのか。
人間の国と魔族の国では環境や植生が全然違うし、それぞれの身体のつくりも全然違う。
マオたんは行儀悪くテーブルに肘をついて、切り分けたステーキをフォークに刺してふりふりしながら、側に控えている爺やに声をかけた。
「爺や。人間が食べられるものって、此処にもあるのか?」
「さて。あまり多くはありませんが、一応ございます。我々の普通の食事では魔素が強過ぎて、脆弱な人間では食べただけで死にますが、魔素がとても少ない葉物や獣も一応ありますから、それらを調理すればよろしいかと」
「なるほど。空気中の魔素の濃度も多分人間の国より濃いよな。うーん。どうしよう」
「魔王陛下はあの生贄を生かしておくおつもりでしょうか」
「えー。一応?なんか死なせるのもなー。籤引で生贄って、ちょっと気の毒だし」
「では、エロエロなさいませ」
「何故そこでエロエロが出てくるんだ。爺や」
「エロエロして、魔王陛下の魔力を体液を介して生贄の身体に取り込ませ、生贄を魔族に変えてしまうのです。それが一番手っ取り早いかと。魔素が少ない食べ物は本当に少なく、また、空気中の魔素も、脆弱な人間には毒となりましょう」
「マジか……いや、流石に気の毒だけど、うんこ出す穴にちんこ突っ込むのはちょっと……」
「口で精液を飲ませればよろしいのでは?口ならば性差はございませんよ」
「それだ!よぉし!爺や!ご飯食べ終わってら生贄のおっさんのところに行ってくるわ」
「かしこまりました。存分にエロエロしてきてくださいませ」
「男相手に勃起する自信ないから、エロ本持っていっていいかな」
「よろしいかと。爺やのオススメは魔王陛下最新作の『リザードマンの2本ちんこでアヘ顔ダブルピース!犯される女騎士の絶頂潮吹き祭り!』でございます」
「おー!!流石爺や!目の付け所がいいね!」
「大変エモうございました」
「だろだろー!頑張って描いた甲斐があるぜー!くっ殺し女騎士の連続潮吹き絶頂とか夢があるよなぁ……生贄はプライド高い巨乳の女騎士がよかったなぁ。次の生贄に期待しよ」
マオたんは今生でもエロエロ同人誌をこっそり描いていた。読者は爺や1人だが、爺やとは趣味が合うし、いつもものすごく丁寧に読んで感想を伝えてくれるので、大変楽しくエロエロ同人誌を描くことができている。
マオたんは食事をしながら、爺やと次に描くエロエロ同人誌の話で盛り上がった。
21
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
異世界にやってきたら氷の宰相様が毎日お手製の弁当を持たせてくれる
七瀬京
BL
異世界に召喚された大学生ルイは、この世界を救う「巫覡」として、力を失った宝珠を癒やす役目を与えられる。
だが、異界の食べ物を受けつけない身体に苦しみ、倒れてしまう。
そんな彼を救ったのは、“氷の宰相”と呼ばれる美貌の男・ルースア。
唯一ルイが食べられるのは、彼の手で作られた料理だけ――。
優しさに触れるたび、ルイの胸に芽生える感情は“感謝”か、それとも“恋”か。
穏やかな日々の中で、ふたりの距離は静かに溶け合っていく。
――心と身体を癒やす、年の差主従ファンタジーBL。
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
* ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)
インスタ @yuruyu0
Youtube @BL小説動画 です!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
ヴィル×ノィユのお話です。
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけのお話を更新するかもです。
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる