雨の塔

イフ

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ハジメテ

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次の日午後3時前、私はしゅんたさんを駅の前で待っていた。やっぱり怖い。
「ゆりちゃん?」
「え、あ。えっと、、」
「しゅんたです。写真で見るより、めっちゃ可愛いね。」
「は、はじめまして。今日はお願いします!」
「初々しい感じ好きだよ。こちらこそ、よろしく。さぁ、いこ?」
「は、はい。」
そう言ってしゅんたさんは、私の手を掴み早足で歩いていく。よかった。顔は良い方だし、喋り方も優しい。まだ、少し不安だけど、この人でよかったと思える。
「ここだよ。」
駅から歩いて、5分くらい。ホテルについた。
そこから、部屋に連れていかれ、荷物を置いてすぐに、ベットに押し倒された。
「ゆりちゃん緊張してるでしょ。大丈夫だよ。僕がリードしてあげるから」
そう言うと、彼は私の服の下を触ってくる。あぁ、やられる。お金のためだ。

「ゆりちゃん今日は、ありがとね。はい。5000円でいいんだよね。」
「こちらこそありがとうございました。」
「また、連絡するね。ゆりちゃん気に入っちゃった。ばいばい」
「はい。ばいばいです。」
意外と気持ちいいものだった。しゅんたさんの甘い言葉。慣れた手つき。愛してくれたかは、わからないが、また連絡すると言われたのだ。また会いたいということだ。
「愛された、、、?うれしい。」
嬉しさに浸りながら、家に帰っていると、また通知がきた。しゅんたさんではないようだ。

『こんにちは。僕と一晩どうですか。明日ぐらいに。』
『はい。大丈夫です。』
『料金は、いくらかな。』
『2時間で5000円です。』
『じゃあ、お願いするよ。◯◯ホテルに夜の9時来れる?』
『はい。大丈夫です!』

また、新しい仕事だ。うれしい。誰でもいいからはやく私の身体を。私を愛して。
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