婚約破棄します!

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息抜きで書いてるので
設定も
何もなく

思いついたまま
書いてます

読みづらくてごめんなさい



*****************

この状況を
なんとかしたかったけど


赤ちゃんできなかったです
そんな話は辞めてぇ~って
泣けば
別室で話すようになって
それでなくても
赤ちゃんなので
質問もできない状態で
情報も少ないので
そんなこともできません

いきなりしゃべに初めても怖いしね

赤ちゃんってすぐに眠くなるのねぇ

そんなわけで



どんどん月日は過ぎていきます
 
悪党どもの
企んでる話は
僕が
片言が話せるようになったら

目の前で話さなくなっちゃいました
いくつか
失言した見たいですね
「あんさつ・・」とつぶやいたら

まわりが
はっとして
ママんが「アレクが汚い言葉を覚えてしまったわ!あなたたちのせいよ!」なんて
ヒステリー起こしちゃったのが理由です




そうそう
僕の

前世の記憶なんだけど
男だったり、女だったり
農家だったり、侍だったり
商人
軍人?サラリーマン?看護婦さん?

記憶がごっちゃごちゃで何だか混じってます
畑耕して、夜はわらじ編んで
あれ?
戦で刀振り回して
ソロバン弾いて台帳に数字を記入して
塹壕掘って銃を撃ってた
ような気もするし?

その中でも一番詳しく思いだすのが

平和な日本で
大学で講義を聴きながら
こっそりスマホいじってた記憶だわ~
ガソリンスドでバイトしてたっけ
平和な日本の記憶はいくつもある
わりと短命で高校生とか大学生が多かったな


他の記憶は
映画とか本で読んだ感じになってて
ああ、そんな記憶もあるのかぁ~って
わりとあやふやでして
しかも
時間軸がめちゃくちゃで
今思うと
高校生の僕がすれ違った大学生が3年後に死んだ僕のうまれかわりとか
謎な事件
その当時は前世の記憶もないので
気が付かないですれ違ったんだよね

記憶があっても
いきなり大学生に「今から3年後に君は××な理由で死んでしまう、え?なんでわかるかって?
実は僕は時代をさかのぼって転生した君なんだよ」
危ない人ですね
しかも 個人情報を言って信じてもらおうとしたら
ストーカーに間違われるかも?
おもいださなくて
正解でした

まぁ 過去の僕のことは済んでしまった過去だから
置いといて

これだけ転生したのだからと
転生チートとかあるかも?なんて
生まれたばかりの時は
夢見たこともありました。


今の状況を何とかできるかもしれない

手段はチートに頼って
すべてをまとめて解決!

イヤイヤ 、、平和な日本でのんべんだらりと生きてきた僕には
そんな解決方法は思いつかないです。
過去に侍だったり兵士だった時もあるだろって?
怖いことは覚えてないんですよね
だから 死因も覚えてない
大学生の時の記憶が一番平和だったから覚えてるんだろうなぁ~って思います
そして
平凡な人生を何回もやりなおして記憶があっても
全部平凡です
天才だった記憶はありません

多分 10歳くらいまでは天才とか言われても
大人になったら凡人になるのは確実ですね


この世界は
魔法はあるけど
僕は王族としての魔力が少なかったです

暇だったので
赤ちゃんの頃から
こっそり訓練しました
かなり増えたと思ってたんだけど

残念ながら

王族としては平均量しか持ってませんでした
魔力がとても少なくて
かなり増えたのに
平均しかないんです

全属性をもってるらしく
とても珍しい!といわれたけど
呪文を使うと魔力切れになります

ほんと、僕の能力低すぎます!

しかも
最悪なことに
こっそり行った魔力を上げる訓練は
かなり
魔力は上がる方法なんだけど

未成年がやると

体が成長するための
体力も使ってしまうそうです



そのせいで

身長がイマイチ伸びませんでした
チビです

いや、
これからの成長に期待です!


4歳になると
第一王子は
お勉強もできて
賢いとか

噂が流れて来てね
それまでは
僕のママんは
可愛いい、可愛いいと
玩具や絵本と欲しいものはなんでも与えてくれて
猫可愛がりしてくれてたけど
ママんが
大慌てに、慌てましたよ
僕に
家庭教師をつけました

*****

  後継者、回避作戦発動!


『バカ王子になろう!』

バカだと後継者からは外されるよね!!!
これで王太子になるのを回避するぞ!

手始めに

机の前に座るのを「いやぁ!!!遊びたいの!!!」
拒否して
癇癪を起こしたあと
泣いてみた

グジュ グジュ、、チロ?
スンスン、チロ??と上目遣いでうかがうと

それをみた
周りが硬直したあと
「可愛い・・」とつぶやいて 
いうことを聞いてくれました
むふふ やった 成功!


お勉強サボって
「絵本読んで!」と言ったら
色々読んでくれます
異世界なので
子供の絵本でも
面白いです

「ご本を読んでもらってる時は
静かに座ってるのよ、なんていい子なのかしら」
ママんが褒めまくってます
親バカですね
お付きの人たちも 生暖かい目で微笑んで
「はい、アレクさまはとても賢いです」と声をそろえていってるよ

反対意見を言える
侍女なんてこのお部屋に出入りはできないよね。
みんな
イエスマンです


「どうして、魔法が出たの?」
「なんで?なんで?なんで?」子供なので
なんで~と聞きまくるのは
よくある事ですよね?質問しまくるのはお約束です
今なら変な事を聞いても大丈夫!
今のうちに
日本での記憶との常識と
この世界の常識をすり合わせて
違いを覚えないとね。

僕は誰にでも懐いて聞きまくります

ママんの系列以外の
使用人に質問すると
「無知で変な質問ばかりしてくるんだ やっぱり
第二王子は馬鹿だよ」そういってうわさをたてられました
ママんがそのうわさを聞いて
切れてます「小さな子が質問しただけで そんなうわさを流すなんて!!
アレクのかわいい質問にこたえることもできない無能どもが!!」
ママん・・僕も一般常識とおもうけど
一応子供だから許されるかなぁ~って思った聞いたこともあるから
そんなに怒らないで~。



時々知らない人が

おやつをくれます

本当はダメなんだけど
珍しい食べものが多くて
ついつい受け取って

「あいがと、あーん」
「キャアアアア!  食べちゃダメです!!!」
食べようとすると
侍女達に叫びながら
全部止められてます

くれた人はそのまま逃げていきます。

お毒味が必要なんだって
アツアツの物が食べれないね
まだ子供だから猫舌だけどね

ぼくの大好きな
甘いジュース!紫色でぶどうジュースのような味だけど
もっと濃厚で香りが高いんです
どうやって作るか聞いたら
一粒がプルーンくらいの大きな蒲萄でした
魔の樹海でとれる
高~い果物だそうです
名前を
クコの実と言うそうです

魔の樹海って何?
西にある 魔物がたくさん居る森だそうです
この世界間のが居るんだ!なにそれ
怖い!
騎士たちが魔の森の国境でしっかり守ってるから
大丈夫だって。

え?クコの実と味も風味もそっくりな
コクリという毒の実があるの?
見た目も同じ??

何それ怖い!
僕が飲む前に小鳥に必ず飲ませて確認してるのは
それが理由?!!!


ある時
混ぜられました

小鳥さん死んじゃった

僕にはジュースくれた人は
新人の侍女さんです

捕まった瞬間に
血を吐いて死んじゃいました
怖かったです

体が熱くなって
体の中の魔力がぐるぐる回り出して
急に匂いも音も感触もどんどん強く感じ始めた

甘い匂いと
鉄の錆びたような血の匂い
周りの人が吐く吐息の音と口臭、、気持ちが悪い!!!
他人の心臓の音まで聞こえてきて
血液の流れる音まで
ドクドク聞こえて
すごくうるさいです

僕は頭を抱えて
そのまま気絶しました

魔力暴走だそうです
第一皇子もやったことがあるらしくて
その時は部屋がめちゃくちゃになったそうだけど

魔力の少ない僕は何も壊しませんでした
「全属性持ちでも あの程度の魔力しかないなんてね」第一皇子の派閥の人が
陰口を言ってます
ママんは「全属性のお前を嫉んでるのよ」そういって抱きしめてくれてます

僕の魔力暴走は
危害を加えられるのが怖くて無意識で
魔力を身体中に巡らせてみたいです
後でわかったけど
身体強化してたんです
全ての能力値が極限まで上がってたんだけど
制御できなくて 
臭いし うるさいしで  倒れた見たいです


魔力の身体強化でクコとコロリの匂いの微妙な違いがわかりました
それ以来
食べる前には
匂いだけ身体強化で嗅ぎ分ける訓練をしてみました

体の全部を身体強化すると
魔力使いすぎで
疲れちゃうけど
制御に気を付けて

体の一部だけ 魔力を循環させて強化させると
魔力の少ない僕でも 何とか倒れないでできました



最近は
第一皇子派閥の人が攻撃を仕掛けてきてて
毎日がスリリングです

階段からつき飛ばされたり
「フニァァァァ!!」
景気よく転がり落ちたけど
 風魔法で風をまとってコロコロ落ちました
最後はエアクッションです
目が回って
倒れた僕を見つけて
侍女たちが大騒ぎしました

お医者さんが
「子供なので体も軽いく
抵抗もせずに綺麗に転がって落ちたからでしょう
不幸中の幸いです」そう言って
小さな擦り傷にペトリと湿布を張ってくれました
「しみるよぉ~」
「これに懲りたら 侍女から逃げて遊びに行くのは控えたほうが良いですよ」
ええ~それしたら
こっそり 隠れて訓練もできないよ~


たくさん狙われたので

毒回避するための
効率の良い魔力の使い方がわったり

うっすらと魔力を循環させるだけで
気配を察知して殺気に気が付いたり
異変が
わかるようになって
回避できるようになりました

当然、逃げ足も速くなりましたよ!
大人になんかまけません
「おい!子のガキすばしっこいぞ」
「くそ ちょこまかと!!」
「ぐぉ!」・・足の間を走り抜けて逃げようとしたら
冠者の股間に頭が思いっきり当たりました
頭が痛い!!
しかし
相手が倒れてくれた
そのまま
護衛の居るところまで
逃げ切ります!



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