婚約破棄します！

婚約破棄後1

卒業式は
僕のせいでグダグダになったけど

第一皇子のお兄たまが
なんとかまとめて
無事に終わったよ
お兄たまに

ずっと「よしよし、アレク、泣かないでホラ、チーン」とされました
色々と手違いはあったけど
やり切った僕は
安心感からボロボロとみっともなく泣いちゃってましたよ

婚約破棄騒動を起こした僕は

卒業式を混乱させた罰で1ヶ月の謹慎になった。
めっちゃさ甘い、甘～いつ処分でした

パパんはそれなりに厳しくしようとしたみたいだけど
兄様が凄い勢いで反対したそうです

兄様！！
王太子となるには
できんぼの僕を見捨てた方がいいだろうに、、優しすぎます

いつも
僕を優先してくれる
優しいおにいさま



友人たちは
それぞれの、親や親族に引きずられていってた。

多分、なんで僕を止めなかったか怒られるだろうなあ～と、

馬鹿な子だけど
学生時代に一緒に過ごしたので
情は有ります
なので
何とかして欲しいとは
兄様に必死にお願いしましたよ！

ビバ！人頼み！　


そんでもって

1ヶ月のあいだグータラできるかな？なんてルンルンしてたら

セドリック兄さんがやさしい顔して
部屋に来た
家庭教師を連れてきたんだけど
家庭教師は鬼でスパルタだったよ！！

タシケテぱぱん！！！
マジ泣きしたい！泣いちゃうよ！泣きながら
パパんの寝室に行こうとしたら
行かせてもらえなかった！
兄様の部屋もいけないよぉ～


出来ないふりはをしたら鞭でおて手をびしりっと叩かれるんだよ
痛いのは無理！！　

前まではママンやおじいタマに言いつけてやる！と言って
逃げれたけど

ママんもおじいタマにも連絡取れなくて
会えないです

ママンの家から来てた侍女たちもお部屋に来てくれません

誰もかばってくれないので
やるしかないです

わざと分からないふりして
間違うと
容赦なく手に鞭が落とされて
とっても痛い

パパんの執事さんを見つけて
泣きついたら
かた眉を上げて面白そうに僕を見つめてきた
ひどい
ひどすぎる

僕を助けてくれる人誰もいない！！！

早々に根をあげて
速攻で全部終わらせて
家庭教師の人に「僕ができた事は秘密にしてください！」泣きつきました
なのに
家庭教師さん
すぐにお兄ちゃまにチクりました！
お兄ちゃまはパパんにチクりました

パパんは「やはりそうか、、しばらくこの事は秘密にしておけ！」
そう　パパンは
にいたまと家庭教師に言ったのだけど

「何故ですか？弟が馬鹿にされた状態をそのままにしろと？」

「旧勢力の力の力をやっとそぎ落としている今この時に
アレクが使える事になってみろ、また混乱が起きる、それとこいつは頭はいいが、
、かなりの馬鹿だ！」

パパんが残念な顔で言います。

セドリック兄さん悔しそうにしながら確かにバカですがとそうですが、、と黙った

え？僕はマジ馬鹿だったの？？？？！！！内緒で勉強してたけどその程度じゃダメだったのか
シクシク泣きたい

家庭教師には
「王族を鞭で殴ったの処分されたくなかったら黙ってた方がいいよね～」っと言ったら
平気な顔で「叩いたことは後悔してませんが　秘密を知ったことは後悔してますね～まぁ　仕方ありません」
よく聞いたら
執事さんのお知り合いだったみたいです
バレちゃったら仕方ないです
謹慎期間中に知りたいことをバスバス聞きまくりましたよ
本ではわからないことを聞けて良かった～
後半は質問されるようになって焦ったけどね

そして
執事だと思ってた人が
実は違ってて
魔術師長だとは・・・威厳ねぇな～　魔力威圧がわからない人には
ただのおっさんだよ
そういったら　
あのおっさん　には魔法の実験で殺されかけました
廃嫡されかかたったけど僕は王子だからね！毒杯もらう予定もないから　
そこんところはパパんにきちっと確認してるから！


その後は
執事改め
魔術師長に
めっちゃお手伝いをさせられました!！
執事さんもとい魔術師長さんの作る
魔道具は
暴発が多すぎです！
「今まで制御できる人物がいなかった！」とか
僕も制御は無理！！！
魔道具に圧縮されて

こめられた魔力をなんとか制御して数発しか発動派無理です
精神的に乱れたら
暴発します！！暴発までの時間と暴発場所に退避してますよ
ドカン!!ひぇ～
死ぬ　死ぬ生活になりました
魔術師長　マッドですね




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そう言えば
「あれからどうなったの？」
後で兄さんに聞きました

婚約破棄のその後はどうなったのでしょう?

悪事を働いてた人は
あらかた
捕まえたそうです
エリザベートのお家は他国に内通してたり
禁止されてた奴隷売買
禁止薬物の販売などなど
そりゃ、お金も儲かるわ！状態だったみたいです
打ち首でした
エリザベートは厳しい修道院に入れられるそうです
もう出てくることもできないそうです

メアリーちゃんは
「淑女として紛らわしい行動をしてはいけません！」
説諭で終わったけど
もう社交界には出れないだろうとのこと

公にはされなかったけど
僕のお付きの3人皆んなと深い仲になってたそうだ
そ、、そうなんだ
僕も実はエッチな事を最後までやっちゃってたの　責任を取るつもりだったよ！
だから
まさかメアリーちゃんが
僕との関係を
セフレのつもりだったとは気がつかなかったよ
そっかぁ～
エッチしたら即結婚相手と思うのは間違ってたんだね
異世界の常識は難しいなぁ・・前世からの童貞もらってくれたので嬉しかったんだけどなぁ～


宰相さんのお家だけど
ここの家も王族と近い血筋で
いきなり２つも大きな貴族を取り潰すのは
混乱が大きいので
領地を減らされる事で決着
そしたら興奮したらしい宰相さんは倒れて
そのままポックリお亡くなりになったてしまったそうだ
本当に興奮しただけでポックリ逝ったのかは
知りません！
知らないったら
知らないです！！絶対に裏情報は知りたくない！！！


今まで王都にずっと勤めていた宰相さんの代わりに
弟さんが領地を代わりに運営してたそうです

領民からの評判も良いらしく
その人が新しい当主になるそうです

その人はまだ結婚してないらしくて
サイ君はその養子になったので
誰も文句は言わない

サイ君は

お父さんが亡くなったのは可哀想だけど
身内がしっかりしてて
しかも
相手は結婚してないので
時期跡継ぎになれると思う

謹慎が明けた時に
挨拶に行ったら

父親がなくなったショックで
布団から置きあがれなくなっていた

僕が声をかけると
前と違って涙目でかすれた声で「助けて・・・」と言ってきたけど
次期当主となる弟さんが横に来ると震えて何も言わなくなってしまった
弟さんが同性愛という話もちらほらと・・・うん
首にあるキスマークは見なかった！
ガンバ！



近衞騎士団長は
太っててやたらと沢山の勲章を付けてた人でした
ガイ君は脳筋だけど
騎士らしい体つきをしてたよ
「似なくて良かったねー」笑い話してたくらいだからね。

「近衞騎士団も現場で訓練したほうが良いよね」
宰相やおじいタマなど
強く言える人がいない状況で
おとうタマが
北の山の冬山行軍練習を指示したらしいよ
死の八甲田山にならなきゃいいけど
ガイドの言う事はきちっと聞こうね。

ガイ君は僕を止めれなかったので近衞には入らずに見習いから入るそうです
北の山の駐屯地に赴任するみたい、あそこは危険だけど、実力主義の部隊です
むっちゃシゴかれるだろうけど
頑張れ！ガイ君。彼は脳筋だけど真面目なのでそのまま突き進んでくだろう





魔術長の息子のガルド君

父お親は
僕が執事と間違ってた人ですね

ガルド君の魔力が必要な研究があるらしくて
研究棟に入ったそうです
あの人やばいよ！

今まで興味も持たれてなくて放置してたらしいけど
子育てはきちっとしようよ
え？自分が育てたらまともに育たないだろうから放置してたけど
失敗したら仕方ない？？？？！！！
、、、、、ねぇ、、ガルド君実験動物にされてないよね？
もしかして一番酷くない？
なんか　新しい宰相さんから男同士で子供ができないかの研究資金をもらってるとか
女で自分の魔力を残すの失敗したからとかブツブツ言ってた！！！
ガルド君～！！！
ガンバ！